東方平行録   作:鳩稲葉

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第3話

 

 

 

「……さて、軽く自己紹介も済んだし、とりあえずあなたの腕前が見たいわ」

 

「へ?今?急すぎるでしょ……」

 

「つべこべ言わないの!ほら、準備!」

 

「は?なんの準備よなにすんの」

 

「決まってるでしょ!弾幕ごっこよ!」

 

「……いや、なにそれ

そんな当たり前のように言われてもわからん……」

 

「…………はいぃ……?

 

……あのさ、ちなみにどこから来たの?あなたたち」

 

「……天界?的な?」

 

「もういいわ……つまりあなたは弾幕作ることすら出来ないのね?」

 

「ははは……」

 

「……このままじゃ埒があかないわね

 

いいわ、私がこの世界で生きるための術を教えてあげるわよ」

 

「いいよ別に、なんとかなるっしょ」

 

「いいから!黙って私に指導されなさい!ほら、これに着替えて!」

 

「えぇ~……」

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「さぁ、準備は出来たわね

じゃあまず……」

「はいストップちょっとまって!?

まずは質問!」

 

「なによ?早くしてよ」

 

「……この服何?」

 

「何って、軍服よ」

 

「これに着替えさせられた意図がわからないんですけど!?絶対動きづらいよね!?」

 

「まーまー、その格好が後で役立つから文句言わないの

て言うか、もういい?」

 

「はぁ……もういいよ……」

 

「よし、まずは弾幕ごっこについて説明するわね」

そう言って、霊夢はホワイトボードを持ってきた

 

「はい、プレイヤーがいます」

(プ) (プ)

 

「弾幕作ります」

(プ)弾 (プ)

 

「当てます」

(プ) =弾(プ)

 

「以上」

「はい!?」

「以上!」

「聞こえてるよ!?」

 

 

「……あの、これだけ?」

 

「そうよ、これだけ」

 

「弾幕作って当てるだけ?」

 

「そう、それが全て」

 

「……もうなんも言えないね…

 

で、その弾幕?ってどう作るの?」

 

「あぁ、そんなの簡単よ

見本見せるから見てなさい…」

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「よし、じゃあいくわよー」

そういうと彼女は、手を前にかざして目を瞑った

 

次の瞬間、彼女の手に小さな光球が出来ていた!

 

「ーーーーっっっ!!??」

 

「これが弾幕の元よ、作ってみなさい」

 

「いやいやいやいや!むりでしょ!こんなのできるわけないじゃん!」

 

「なにいってるの、簡単よ

真似してやってみなさいな」

 

「うぅん……」

渋々手を前にかざし、集中する

 

……

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

…………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……出来ないじゃん!!」

 

「なんでそんなに下手くそなの!?他の人はもっと上手くできてたわよ!」

 

「他の人って誰!」

 

「あ…………と、とにかく!もう一回やりなさい!

こういうのは想像力とかイメージが大事よ」

 

「想像つってもなぁ……」

はぁ……と溜息をつき、下を向くと……

 

 

「……あ」

 

「どうしたの?」

 

「いやちょっと……

 

あの光の玉だすときってさ、構えなんでもいいの?」

 

「えぇ、やりやすいようにどうぞ」

 

「よし……」

今度は手を銃の形にして、前にかざす

指の先から玉が出るのをイメージして……集中

 

出ろ……出ろ………出ろ!

 

 

……ヴィン

 

「お」

「おおおおおおおお?!!?!」

 

「ほー、出たわねぇ」

 

「出た!本当に出たぁぁぁぁ!どうすんの!?これどうすんのぅ!?」

 

「落ち着きなさいよ!!

 

……とりあえずそれ撃っちゃいなさい」

 

「り、了解!!」

 

今度は撃ち込むイメージで……

こう……指から玉が勢いよくバンっ!と離れて……

 

バンッ!

 

「おうっ!?」

玉が飛んでった……

 

「おぉー、撃ち込みも出来るなんて……すごいわね、もう弾幕展開させるだけじゃないの」

 

「あっ!まだこれ元なのか……」

 

「……まあ、この分ならすぐ出来るわよ」

 

「頑張りまーす……」

 

 

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