宇宙世紀だなんて聞いてない!!〜U.C,に転生してしまったので、どうにか生き抜こうと思います〜 作:アミノベラ
これを見て、元気になってくれる方がいると嬉しいです。
ホワイトベースにて…
「パオロ艦長!!2機のガンダムに乗っているのは子供です!!」
「なんだと……。」
ブライト・ノアは、正規兵が乗っていたと思われるガンダムに民間人が乗っていることに驚いていた。そして現在、傷を負いベットに横たわっているパオロ艦長に指示を仰ごうとしていた。
「きみ。なぜガンダムに乗っているんだ?」
『子供扱いしないでください!!僕は、16歳ですよ!!』
アムロは、自身を子供扱いしたことに、少し怒っていた。
「アムロ!!大丈夫なのね!!」
フラウ・ボウが、アムロが無事だったことに喜ぶ。
「フラウ!!大丈夫だったのか!!」
アムロも、またフラウが無事なことを喜ぶ。
「もう一人の方は?」
『ライガ・トワです。彼と協力して、ザク2機をやっつけたんですよ。』
「どうします?パオロ艦長。降ろさせますか?」
「いや……、動かせるなら、好都合だ。MSパーツを運搬させろ。」
「了解しました。2人とも、外にあるMSのパーツを集めてくれ。」
ブライトは、パオロ艦長の許可をもらい二人にパーツの運搬をさせる。
『名前、なんていうんですか?』
「ブライト・ノア中尉だ!!」
『了解しました。ブライト・ノア中尉』
こうして、二機のガンダムは、サイド7でパーツを運ぶことになった。
『そういえば、ライガさんってどこに住んでいたんですか?』
アムロは、素朴な疑問を投げかえる。実際アムロは、彼のことを見たことがない。年齢的に学校に通っていてもおかしくない年齢だが……。
『少し離れた所に住んでいただけだ。それに、家族が事故死してしまったから、学校に通っている暇もなかった。』
実際は、家族が死んだ事は本当のことだが、事故死かどうかは分かっていない。学校に通わなかったのは、変に悟られたりしたくなかったし、転生前に義務教育は終了済みだし、ザクの操縦法を学ぶために、日夜工業地に侵入していたから…、というのは、墓まで持っていた方が良さそうだ。
『それは……、すみません。」
アムロにも、家族が居ないという感じはあった。母は地球に残り、父は仕事で忙しく滅多に帰ってこない。寂しさを、ハロといった機械を作って紛らわせていた。
『いいよ。人のことを何も知らなければ、よくない発言もすることもあるさ。』
なんか、いい感じでアムロの失言を受け流す。
さーてそろそろ、ホワイトベースに戻ろっかなーと思った瞬間、大きな爆発音が響く。シャアが攻撃を仕掛けてきたのだろう。
『アムロ!!早く戻るぞ!!』
『でもパーツが……。』
『そんなものは、どうでもいい!!大切なのは命なんだよ!!』
『わかりました…。』
二機のガンダムは、ホワイトベースに戻ろうと走っている最中。
「君は、正規の操舵手じゃないのか?」
「ええぇ、正規の人は先ほどの攻撃で死んでしまわれたので……。」
ホワイトベースを発艦させようとしていたが、正規の操舵手が死んでしまっていることに頭を悩ませていた。
「私が、やりましょうか?」
「君は……、ヤシマ家のものか…。」
「はい。ミライ・ヤシマです。父がお世話になりました。」
「その父は…。」
「はい…、先程の攻撃で…。」
「そうか…、ブライトくん。彼女のようなウェーブが、地球連邦軍にいなかったわけではない。彼女にやらせなさい。」
「了解しました!!パオロ艦長!!」
返事をしたが、正規兵がほとんど居ない中で、ガンダムのパイロットや操舵手を民間人に任せることしかない現状に少し、苛立ちを感じてきた。
「ガンダム。収容しました!!。」
「敵影と思わしき、機体を9時の方向に確認!!ザクと思われますが……。」
「どうした?ザクじゃないのか?」
「そのうちの一機は、通常の3倍のスピードです。そのスピードを出せるザクは存在しません。」
「それは……、赤い彗星だ!!」
「赤い彗星!?」
ブライトは、突然パオロ艦長から放たれた言葉に疑問を抱いていた。
「やつ、一機のために、ルウムで5機の戦艦が破壊された……、逃げろ!!」
パオロ艦長は、かつてのルウム戦役を思い出していた。自身は、当時サラミス級1隻の艦長を勤めていたが、赤いMSが味方艦を一方的に蹂躙していく姿をある戦闘機のパイロットが、「まるで彗星だ。」といったところから、この二つ名がつけられた。
ホワイトベースの正規兵は、ほとんど死に、頼みの綱のガンダムも素人が操縦している。性能では、こちらが勝るが、パイロットセンスでは、あちらが上、MSの性能差は、勝敗を分ける絶対条件ではない。しかし、MSを出さないと、間違いなく狩られる。
「ホワイトベース発艦!!ガンダム2機は、発進の用意をさせろ!!」
アムロとライガは、ガンダムに乗り込み、発進の準備をさせていた。
「1号機は、バズーカ装備。2号機は、ビームライフル装備にしてある。発進の仕方はわかるよね。」
「はい。スキージャンプですよね。マニアルに書いてありましたし。」
「そんなの書いてありましたっけ?」
やっべ…、アムロはマニアル読み込んでたし、ホワイトベースの設計をガンダムのマニアルに書いてあるわけない。前世の記憶が出てしまったな。君の前前前世から僕はー。
「アムロ・レイ。ガンダム行きまーす!!」
「ライガ・トワ。プロトタイプガンダム出撃する!!」
2機のガンダムは、カタパルトから発信した。」
『シャア少佐。木馬から、二機の機体の出撃を確認しました。白い奴と黒い奴だと思われます。』
「了解した。スレンダー!!デニムたちの伴い合戦だ。白と黒いやつを撃破する!!」
『了解しましたシャア少佐。」
「見せてもらおうか…、連邦のMSの性能とやらを!!」
シャアのザクは、バーニアをふかし、二機のガンダムを追撃する。そのスピードは、間違いなく赤い彗星だ。
「では、こちらからも会えて言わせてもらおう。見せてもらおうか!!赤い彗星の実力とやらを!!」
プロトタイプガンダムは、バズーカを発射し、シャアのザクに当てようと試みる。しかし、一瞬で避けられる。
おいおい……、赤い彗星が化け物なのは知っているけれども、まさかバズーカを一瞬で回避するとは……、どうやったら避けれるんだよ!?
『シャア少佐!!私はあの武器を見ていません!!』
「当たらなければ、どうという事はない。援護しろスレンダー!!」
あったったら、終わり定期。あとそれができるのは、お前だけじゃい!!
『打つぞ…、撃つぞぉ!!』
アムロは、まだ一機撃墜しただけ、人殺しに慣れていないのもまだわかる。でもいずれ慣れていくのさ…、自分でもわかる。
「遅い!!」
シャアザクは、ビームを避けて、ガンダムの懐に飛び込んで、蹴りをかます。
「うぁぁぁぁ!!」
「避けろ!!アムロ!!」
プロトタイプガンダムは、バズーカで牽制したのち、落としたビームライフルをとり、シャアに標準を向ける。
「ちぃぃぃ!!」
なんとか避けたが、アムロのガンダムが、ビームライフルを持って突撃してくる。その攻撃は、皮肉にもかつて別世界の自分を葬った攻撃だった。
『シャア少佐ぁ!!』
避けることには、成功したが、スレンダーのザクが撃沈。爆散する。
「えぇぇい!!連邦軍のモビルスーツは化け物か!!」
ザク3機を破壊し、最高のコンビネーションで攻撃を仕掛けてくる。最悪の展開だ。
「当たれ!!!当たれぇ!!」
アムロは、ライガから、渡されたビームライフルを無闇に打つ。
『シャア少佐!!ミサイルで援護します。離脱してください!!』
「敵ムサイから、ミサイル発射!!こちらを狙っています!!」
「何ぃ!!」
ホワイトベースが狙われてると分かると、なんとか回避しようとする。
『大丈夫です!!僕が落とします!!』
ライガは、ブライトたちに通信を入れて、ミサイルを撃沈しようとしている。
「当たれぇぇ!!!!」
ミサイルを2機撃沈する。しかし…。
「まだ一機残っているか!?」
『僕が落とします!!』
アムロのビームライフルの最後の1発がミサイルを撃沈する。しかし、シャアは、もう逃げたあとだった。
ライガたちは、ホワイトベースに帰還した。
「ビームライフルの使い方が甘い!!」
「何を…。」
「君は、ガンダムのパイロットなんだ。自機の使い方を学べ!!」
「言ったな」
「そう言わざるおえないのが、現状だ。それができないのなら、今すぐサイド7に帰るのだな!!」
「ちょっとブライトさん!!」
フラウは、ブライトがアムロをガンダムのパイロットにしたことに、反応した。
「いいんだ。フラウ…、やるとしか言えない、僕がやるしか無いんだ。」
「ガンダムの整備は、君とライガ君中心でしろ!!兵を使っても構わない。」
周りには、カイやハヤトもいて、この様子を見ている。
戦いは、まだ始まったばかりなのだ……。
対決赤い彗星でした!!アムロとライガのMAVを退けるなんて……、やっぱりこいつも化け物ですね。
・小ネタ解説
MSの性能差は、勝敗を分ける絶対条件ではない。:OOのグラハムが言っていた、シャアのセリフのオマージュ。
君の前前世;君の名はのED、前前前世の歌詞の一部。これの公開が、もう10年前……。嘘だ…僕を騙そうとしている…。
嘘だ…、僕を騙そうとしている。:仮面ライダーエクゼイドで有名なセリフ「宝生永夢ゥ!」を言われた主人公宝生永夢の反応。なんで小ネタの紹介でで出てきた小ネタを紹介しているんだ…?(困惑)
会えて言わせてもらおう;こちらも00のグラハムのセリフ。
慣れていくのさ 自分でも分かる。:セイラさんの「慣れていくのね…、自分でも分かる」のパロディ