Little Witch Academia Marauder Witches 作:ww12
✦マローダーウィッチーズ
「如何なる理由が有ろうとも、ルーナノヴァに牙を剥き、ブライトンベリーの平穏を脅かす輩は、マローダーウィッチーズが殲滅する。」
・概要
ルーナノヴァ魔法学校を拠点とする生徒達で構成された、ホルブルック校長公認のギャングチーム。通称『マローダー』。
学校やブライトンベリーの街に仇なす敵対勢力を殲滅する事を目的としており、警察すら介入しない・出来ない裏社会の案件にも積極的に取り組む。
歴史:19世紀の産業革命期に結成。当時は全盛期を誇った。その後、科学の発達や二度に渡る世界大戦後の価値観の変化により衰退の一途を辿るが、現在に至るまで一度も解散する事なくその血脈を保ち続けている。
構成:リーダーを中心に、複数人の幹部がそれぞれ「隊」を率いるピラミッド型の組織体系。所属メンバーは不良魔女だけでなく、真っ当な志を持つ魔女も少なからず存在する。
公認の理由:現代のルーナノヴァ一般生徒の多くが「しきたりや嗜み」として魔法を習うなど目的意識が希薄であるのに対し、彼女達は「学校や街を守りたい」という強固で明確な目的意識を持っている為、校長から活動を公認されている。
・規模と部隊編成
物語開始時点では約200名の中規模組織だったが、スペイン遠征からの帰還後、新入生が大量に加入したことで総勢約440名の巨大組織へと急拡大した。所属する主要(ネームド)キャラクターは、全員アッコ達と同じ2年生。
1番隊~10番隊(初期編成):スペイン遠征を戦い抜いた精鋭達。1つの隊につき最大30名で構成され、総勢約200名。
11番隊~18番隊(新設編成):ルーナノヴァ帰還後、新学期に伴い入学してきた後輩(1年生)達の内、240名がマローダーの志に共鳴して新たに加入し増設された部隊。
引退制度と過去の規模:3年生になると卒業後の進路を考える時期に入る為、大半のメンバーは3年進級と同時に引退する。ちなみに現在3年生(去年の2年生)の代は、ルーナノヴァに残っていたものの、わずか70人しか存在しなかった。
・服装と腕章
実践用の魔女ローブ、魔女帽、ブーツは「街中で目立ち過ぎる」という理由から着用せず、基本的にルーナノヴァの一般制服で活動している。
基本服装:白いブラウス、杖を括り付ける腰巻付きの紺色ベスト、紺色スカート、ハイソックス、ローファー。
腕章:ブラウスやその上に纏う上着の左袖に着用。出身国の国旗と隊番号が描かれている。メンバーの多くが「旧イギリス領国」や「イギリスと友好・交流関係にある国」の出身者で占められているのが特徴。
◦階級別の腕章デザイン
リーダー:【出身国旗 + ルーナノヴァ校章】
幹部:【出身国旗 + 隊番号 + ルーナノヴァ校章】
通常メンバー:【出身国旗 + 隊番号】(※通常メンバーは平時の際は腕章を外している)
・戦闘スタイル
学校指定の杖から放つ魔法と、空いている手足を駆使した「喧嘩殺法」を融合させた独自の総合格闘術。
魔力の節約:杖の魔力消耗を最小限に抑える為の戦術。これにより、魔導石の魔力供給範囲外であっても、長時間の連続戦闘を可能にしている。
身体能力:制服に隠れて一見分かり辛いが、この過酷な喧嘩殺法を日常的に行う為、メンバーのほとんどがアスリート並みに引き締まった驚異的な肉体美を誇る。
・マローダーの鉄の掟:7箇条
チームの規律と誇りを守る為、以下の7つの厳格な掟が定められている。
1.ルーナノヴァの同志を傷付けるな。
2.壊した備品はすぐに直せ。
3.チームの力に溺れるな。
4.リーダー、幹部、教師の命令は絶対。
5.独自の行動を取りたい場合はリーダーや幹部に必ず申請する。
6.敵は完膚なまでに叩きのめせ。ただし人間は殺すな。(※魔物の場合は容赦なく屠る)
7.博打、薬物、殺人に手を染めた場合は即刻除名。
・世間からの評価・ボランティア活動
彼女達は自らを「ギャング」と自称しているが、その実態は地域密着型の自警団に近い。
ブライトンベリーの街:街の見回りや治安維持、抗争で破損した建物・器物の魔法修理、壁の落書き消し、迷子探し、老人介護といったボランティア活動を積極的に行っているため、住民たちからは非常に慕われ、深く信頼されている。
エイプルトン校:魔女嫌いで有名なエイプルトン校の生徒・関係者からは極めて嫌悪されており、「ブライトンベリーのカラス」という蔑称で呼ばれ、忌み嫌われている。
スペイン遠征の裏事情:ホルブルック校長から「来年の入学式までに戻らなければ全員退学」という厳しい条件(脅し)を突きつけられていた為、イギリス進出を目論むスペインのストリートギャングを殲滅する遠征は、常に時間との極限の勝負でもあった。
✦ノースエイプルトン分校
「荒れ狂う STREET WE GON' FACE OFF!!正気じゃいられない TAKE IT TO THE TOP!!」
・概要
名門「エイプルトン校」の分校でありながら、その実態はイギリス各地を退学になった問題児達が行き着く最果ての「不良校」。本作の第1部「エイプ騒乱編」におけるメインヴィラン勢力。校章に猿の顔が描かれている事から、周囲からは『エイプ校』と蔑称されている。
所在地:スコットランド・サーソー。ペントランド海峡を見渡せる荒涼とした地に佇む。
規模・形態:創立5年の中高一貫のマンモス校。男子校の本校とは異なり、こちらは全寮制の男女共学(男女比は五分五分)。
校内治安:本校のエリート空間とは対極に位置する「最悪」の無法地帯。ただし、意外にも敷地内全域が完全禁煙であり、生徒達は煙草の代わりにバナナを貪っている。
・歪んだ学校運営と正体
その実態は、イギリス進出を目論むカモッラ系列のイタリアマフィア【アンジェルッチファミリー】のフロント企業(兵隊育成機関)である。
乗っ取りの経緯:元々は本校と同じ清廉な校風になる予定だった。しかし、アンジェルッチファミリーが法に触れないグレーな手法で運営権を強奪。本来の学園長になる予定だった男を賄賂で買収して手を引かせ、学校そのものを乗っ取った。
現・学園長:アンジェルッチファミリーの幹部が務める。生徒達に犯罪行為を行わせ、それを自身の裏社会のコネや、買収した政治家達を使って裏から揉み消している。
教育の皆無:校名を冠しているものの、まともな授業は一切行われない。生徒たちの卒業後の進路は、自動的に「アンジェルッチファミリーの構成員」へと固定されている。
・狂気の入学試験
間違って「堅気の人間」が入学してしまわないよう、明確な境界線を敷くために考案された異常な試験内容。
試験内容:過去に犯罪、またはそれに近しい行為をしたかどうかを「はい」か「いいえ」で答えるアンケート形式。
合格基準:「はい」の回答が問いの半数を超えると合格となる。
・服装と戦闘スタイル
崩壊した制服:本来の制服はブレザーにチェック柄のズボン・スカートだが、色は【青・水色・緑・深緑・橙色・赤】と全く統一されていない。更に購買で校章入りの様々な私服が販売されている為、まともに制服を着ている生徒は皆無に近い。
非魔法の喧嘩特化:様々な一般学校からの退学者が集まっている為、生徒の大半は魔法が使えない「純粋な人間」である。
武器・戦術:素手、または鉄パイプや金属バットなどの凶器を躊躇なく用いる。
集団鼓舞:大規模な抗争を控えた際、全員で激しく足踏みをしながら猿の鳴き声を模した掛け声を上げ、凄まじい威圧感で自軍を鼓舞しつつ敵勢力を威嚇する。
・5大派閥
校内は衣服の色彩や特徴によって分かれた5つの巨大派閥と、それ以外の有象無象で構成されている。
◦派閥名及び主な服装・スタイルの特徴・性質
ナーズ:緑の制服姿、眼鏡着用。痩せ型、または肥満体型。肉体は非力だが、悪知恵と脳が異常に冴え渡っている狂人集団。
プレッピーズ:水色の制服(ベストやセーターは水色×青の斜めチェック)。親の権力と財力を容赦なく振り翳す、上流階級生まれの不良達。
グリーサーズ:レザージャケット、デニムジャケット。時代遅れの化石と嘲笑われながらも、古き良き不良の魂を燃やす硬派。
ジョックス:青の制服、青のレターマンジャケット、体操着、ジャージ、チア服。体力と肉体美、圧倒的なパワー自慢が集まる武闘派スポーツ系集団。
アウトサイダー:橙色の制服、または多種多様な私服。イギリス以外の国から流れ着いた、ハングリー精神旺盛な外国人集団。
その他(無派閥):深緑や赤の制服、様々な色彩の私服を纏い、上記のどの大派閥にも属さない生徒達も大勢埋もれている。
・学校行事と裏社会への影響
モンキーフェスティバル:年に一度、夜間に開催される校内最大の一大イベント。会場は巨大なナイトクラブさながらの大盛り上がりを見せる。イベント内では各派閥の出席確認が行われるが、「アウトサイダー」と「その他大勢の無派閥」は点呼を省略される扱いを受けている。
不良界のパワーバランス:この学校の存在自体が、イギリス中の他の不良校やギャングチームに対する強力な「牽制」として機能している。皮肉にも彼らがいる事でイギリス不良界の力の均衡が保たれており、ノースエイプルトン分校の壊滅は、その後の「戦国時代」の到来を意味する。