どうしてこうなったの?
もう一度聞こう。どうしてこうなったのかな?
ティフィーを分からせるはずだったのに……どうしてボクは一緒にお風呂に入っているんだろう?
いやまぁ、こうなった原因はボクにあるんだけどね?
言い訳をさせてもらうと、一緒にお風呂に入ろうっていうのは、反射で言っちゃっただけなの。
「どうしたんだ、カラク?せっかくのお風呂なんだから、もう少し気を休めてはどうなんだ?」
そうだけどさぁ!!
ボクもそうしたいけどさぁ!!
そんなの無理でしょ!!
背中に当たってるの!!
なにが当たってるのかは言わない、言えないけどさ……気を休めれるはずがないじゃんか!!
「耳がすごく赤くなっているぞ。もしかして恥ずかしいのかい、カラク。」
そうだよ、恥ずかしいよ!!
だってティフィーのむ、むむ胸が思いっきり押し付けられてるんだもん!!
「ふふっ。やはりカラクは可愛いな。」
可愛い言うなぁ!!
くっ、どうにかして反撃をしなければなら────
「ひゃん!!」
えっ、ちょっ…ティフィーってば、どこ触ってんの!?
「ククッ…ひゃん、か。実に可愛らしい悲鳴だな。太ももをなぞられたのがそんなくすぐったかったか?」
「や、やめ…。耳に息をかけないでぇ!!」
なんか変な、変な感じになるからぁ!!
「ほらほら、ここが気持ちいいのか?それともここか?」
身体の至るところを、ボクは抵抗すらも許されずに蹂躙された。
い、嫌…なんかきちゃう。きちゃうのぉ!!
ビクビクと身体を大きく痙攣させられる。
身体が火照って、なんだか頭が上手く回らない。
だけど…これだけは言ってやらなければ気がすまないや。
「す、すまない。少しやり過ぎてしまっ────」
「ううっ…ティフィーの、いじわる。」
首をひねり、ティフィーの海の如き瞳を見つめて、ボクはそう言った。
そして、プイとティフィーから顔を背ける。
ボク、おこってるから。
いじわるばっかするティフィーなんてきらいだもん。
プルプルとティフィーは身体を震わせている。
すこし、いいすぎちゃったかな?
いやなことをいっちゃったのなら、あやまらないと…。
「カラクは私に食べられたいのか?いや、食べられたいのだろう?じゃないとこんなにひどいことをするはずがない。」
ティフィー、なんかおかしくなっちゃった。
もしかして、おこってるのかな?
「もう我慢できない。騎士らしくないことは百も承知だが、ぜんぶお前が悪いのだぞ…カラク。こんなにも私をもてあそんだお前が、な。」
そこからのことを、ボクははっきりと覚えていない。
ぼんやりと記憶に残っているのは、ティフィーの瞳が獣のようにギラついていたこと。
抗うことのできない快楽とともに、貪り食われてしまったこと。
そして、何時間もぶっ通しでナニをしたことくらいである。