鋼鉄の灯火は深淵を照らす—超古代の厄災と、メカオタクの生存戦略—— 作:カノープス・ギア
――第25話時点・主要人物編――
※本紹介は第25話までに公開されている情報をもとにしています。
今後の展開・人物関係・未公開設定に関わる部分は伏せています。
今回は、本作を支える主要オリジナルキャラクター5人をご紹介します。
物語も25話を迎え、最初は1人で動いていた灯の周囲にも、少しずつ「一緒に考え、一緒に作り、一緒に止めてくれる人たち」が増えてきました。
名前を覚える際の参考にしていただければ幸いです。
鈴木 灯《すずき・ともる》
画像:中央
本作の主人公。
機械とプログラム、そしてロボットアニメをこよなく愛する大学生。
前世の記憶を持ったまま幼少期へと巻き戻り、ある出来事をきっかけに、本人にしか見えない謎の《システム》を手にすることになります。
システムから得られる知識は規格外。
しかし、知識を得ただけでは機械は完成しません。
図面を引き、材料を探し、加工し、失敗し、壊れた原因を調べる。
そうやって「フィクションの技術を、この世界で本当に作れるものへ変える」ことに挑み続けています。
頭は回る一方で、危険なことほど1人で抱え込もうとする悪癖あり。
本人としては周囲を巻き込みたくないだけなのですが、そのせいで仲間から怒られることもしばしば。
「間に合わせたい」
その気持ちが、彼を前へ進ませています。
相沢 剛《あいざわ・ごう》
画像:左
灯の大学の友人。
明るく豪快で、考えるより先に身体が動くタイプ。
実家は町工場《相沢製作所》。
機械加工の現場で育ってきたため、灯が持ち込む突拍子もない設計についても、
「で、これ実際どうやって作るんだ?」
という、現場側の視点から向き合います。
灯が危険なことを1人で抱え込むのを、誰より嫌っている人物でもあります。
難しい理屈を全部理解してから動くタイプではありません。
それでも、
「友達が危ないなら放っておけない」
という部分では、一切迷わない男です。
灯の設計を「現実の鉄」へ変えるうえで、欠かせない相棒になりつつあります。
柏木 澄人《かしわぎ・すみと》
画像:右上
灯とゴウの友人。
情報工学を得意とする、冷静な検証派。
超古代文明。
未知の金属。
説明のつかない現象。
普通なら「信じるか、信じないか」という話になりそうなものでも、澄人は少し違います。
彼が見るのは、
「その話を裏付ける事実があるか」
という一点。
本人も、
「信じるとも信じないとも言わない。検証する」
という姿勢を崩しません。
だからこそ、一度「調べる価値がある」と判断すると非常に頼もしい存在。
大量の資料から共通点を探し、データを整理し、灯の見落とした部分へ冷静に突っ込みを入れる。
勢いのゴウとは対照的ですが、2人とも違う方法で灯を支えています。
神宮寺 清《じんぐうじ・きよし》
画像:上中央
灯が所属する研究室の教授。
超古代文明やオーパーツ、未知のエネルギー現象などを長年研究してきた人物です。
世間から見れば「変わり者の研究者」。
しかし本人は、笑われても否定されても、自分が見つけた記録と観測結果を手放しませんでした。
飄々としているようで、研究に対しては非常に真摯。
灯が普通では説明できないものを持ち込んでも、頭ごなしに否定せず、
「では、何が分かっていて、何が分からないのか」
から考えてくれる大人です。
一方で、灯が無茶をしたときにはきちんと叱ります。
自身もまた、過去から続くある事情を抱えながら、超古代の謎を追い続けています。
灯にとっては教授であり、研究者としての師であり――
少しずつ、同じ謎を追う仲間にもなってきた人物です。
白石 奏《しらいし・かなで》
画像:右下
医療分野を学ぶ女性。
物静かで柔らかな雰囲気ですが、必要なときには相手が誰であっても「駄目です」と言える芯の強さを持っています。
特に、人が無理をしていることへの察しが非常に鋭く、
無茶を重ねる灯に対しては、かなり厳しめ。
ただし――。
人の無理にはすぐ気づくのに、自分自身の無理は後回しにしてしまうところがあります。
また、ときおり本人にも上手く説明できない「違和感」を捉えることがあり、第25話では未知の黒い破片を前に、他の人物とは少し異なる反応を見せています。
それが単なる勘なのか。
それとも――。
現時点では、まだ分かりません。
灯とは少しずつ接点が増えていますが、2人の関係が今後どうなっていくのかも含めて、見守っていただければと思います。
5人を一言で表すなら
鈴木 灯
「作る人。そして、間に合わせようとする人」
相沢 剛
「一緒に背負う人。そして、現実の鉄へ変える人」
柏木 澄人
「疑う人。そして、確かめる人」
神宮寺 清
「信じ続けた人。そして、次の世代へ託す人」
白石 奏
「気づく人。そして、無茶を止める人」
まだ、この5人は完成されたチームではありません。
それぞれ専門も、考え方も、抱えているものも違います。
けれど。
灯1人では作れなかったものが、少しずつ「みんなで作るもの」へ変わり始めています。
第25話現在。
彼らが見つめているのは――
光の届かない、深い海の底。
この先も、彼らの歩みを見守っていただければ嬉しいです。