今回はチェンの関話になります。
評価ありがとうございます(ㅅ´꒳` )
予約投稿がズレてましたので15分に投稿しました。
風蝕の谷での死闘から数日が過ぎた。帝江号の内部は、協約核心から送られてくるデータを基にした新たな生産ラインの構築準備で、活気に満ち溢れていた。
ペリカは休む間もなくコンソールと向き合い、レーヴァテインは資材の管理と警備計画の立案に追われ、そして管理人は、全体の指揮を執りながら、各部署間の調整に奔走していた。
誰もが、新生エンドフィールド工業の本格的な始動に向けて、自分の役割を全力で果たしていた。
そんな喧噪から少し離れた、チェンの自室。
彼女の部屋は、帝江号の居住区画の中でも、特に広く設計されていた。
それは、彼女の戦闘スタイルと、日々の鍛錬への情熱を考慮した、ペリカによる特別な計らいだった。
部屋は二つのエリアに分かれている。一つは、ベッドや机が置かれた、ごく普通の生活スペース。
そしてもう一つは、その奥に広がる、強化壁と衝撃吸収マットで覆われた、広大な訓練用のスペースだ。
その日も、チェンは一人、訓練スペースで汗を流していた。身体のラインがはっきりとわかる、伸縮性の高い黒のスポーツタンクトップと、足の動きを妨げないショートスパッツ。
それは、彼女が鍛錬に集中するための、機能性のみを追求した服装だった。
彼女は、目を閉じ、精神を統一させると、ゆっくりと剣の型をなぞり始めた。
二本の剣を携えているかのように、空を切る両腕の動きはしなやかで、かつ鋭い。
それは、宏山の談剣堂の剣術の基礎であり、彼女の強さの根幹をなすものだった。
一通り型の確認を終えると、彼女は壁際に設置されたバーを使って、入念に柔軟運動を始めた。開脚、伸脚、ブリッジ。
彼女の身体は、まるでゴムのようにしなやかだった。常人なら悲鳴を上げるような角度まで関節を曲げても、彼女の表情は涼しいままだ。
最後に、広い部屋の端から端まで、軽いランニングを繰り返す。じわりと額に滲んだ汗が、首筋を伝ってタンクトップに吸い込まれていく。その時だった。
――コン、コン。
控えめなノックの音が、静かな部屋に響いた。
「ん? はーい!」
こんな時間に誰だろう、と首を傾げながら、チェンは動きを止め、生活スペースとの間にあるドアを少し開けた。そこに立っていたのは、少し意外な人物だった。
「よう、チェン。今、大丈夫か?」
ドアの向こうには、少し気まずそうな、それでいて穏やかな笑みを浮かべた管理人が立っていた。
「か、管理人! どうしたの、こんな時間に?」
チェンは、一瞬、自分の格好を見て、はっとした。
いつもは制服か、動きやすい私服でいることが多い。こんな、ほとんど肌着のような姿を、異性である管理人に見られるのは、さすがに少し恥ずかしい。
彼女の頬が、ほんのりと赤く染まる。だが、すぐに彼女は思い直した。
(…ま、いっか。管理人だし)
彼とは、共に死線を潜り抜けてきた仲間だ。それに、彼にはどこか、性別を感じさせないような不思議な雰囲気がある。
彼女は、えへへ、と少し照れくさそうに笑いながら、管理人を部屋の中へと招き入れた。
「どうぞどうぞ! ちょっと散らかってるけど…あ、訓練してたから、汗臭いかも! ごめんね!」
慌ててタオルで汗を拭きながら、チェンは管理人を促す。管理人は、苦笑しながら部屋に入ると、興味深そうに訓練スペースを見回した。
「いや、気にしないでくれ。すごいな、ここ。ちょっとした体育館みたいだ」
「でしょー! ペリカが、特別に用意してくれたんだ。ここでなら、周りを気にせず、思いっきり訓練できるから、すっごく助かってるんだ!」
チェンは、自分の城を自慢するように、胸を張った。管理人は、そんな彼女の様子に微笑みながら、ふと、彼女の服装に目をやった。
そして、次に自分の服装――執務室で着ていた、比較的ラフだが、それでも長袖のシャツとスラックス――を見下ろした。
「そっか。…なあ、チェン。一つ、聞いてもいいか?」
「うん? なあに?」
「その格好…寒くないのか? 俺は、この船の中、結構涼しいと思うんだが…」
管理人は、純粋な疑問として尋ねた。彼の体感では、帝江号の空調は常に快適な温度に保たれているが、それはあくまで静かに座っている人間の感覚だ。激しい運動をする彼女にとっては問題ないと言う。
管理人の純粋な問いに、チェンは一瞬きょとんとした顔をし、それから
「あー!」
と納得したように声を上げた。
「ううん、全然! これくらいじゃないと、すぐ汗だくになっちゃうから! 管理人こそ、そんなに着込んでて、暑くないの?」
彼女は、管理人の長袖シャツとスラックスを指さして、不思議そうに首を傾げる。
「俺は…まあ、慣れてるからな」
そう言って曖昧に笑う管理人に、チェンは何かを思いついたように目を輝かせた。
「ねえ、管理人! せっかくだから、一緒に訓練しない? 身体、なまってるんじゃない?」
「え?」
「風蝕の谷で見たよ! 管理人、すっごく強かった! でも、なんだか危なっかしいっていうか…見ててハラハラしたんだ。私でよかったら、手合わせしよ! 剣の使い方、もっと教えてあげる!」
悪意のない、太陽のような笑顔。風蝕の谷で見せた、彼の『異質さ』への純粋な興味と、仲間を思う善意からの申し出だった。
管理人は少し考え込む。確かに、ヴォルフガングとの戦いで無理やり身体を動かしたせいで、筋肉の節々がまだ悲鳴を上げている。
本格的な戦闘は無理でも、軽い調整は必要かもしれない。何より、チェンの申し出を無下にしたくなかった。
「…そうだな。じゃあ、少しだけ、付き合ってもらおうかな。着替えてくるから、少し待っててくれ」
「やったー! うん、待ってる!」
管理人は一度自室に戻り、動きやすいトレーニングウェアに着替えると、再びチェンの訓練室へと向かった。
彼が戻ると、チェンはすでに二本の木剣を手に、わくわくした様子で待ち構えていた。
「おっかえりー! よーし、じゃあ早速始めよう! まずは、準備運動からね!」
チェンの指導のもと、入念なストレッチと軽いランニングで身体を温める。チェンの動きは、一つ一つに無駄がなく、洗練されていた。
宏山の談剣堂で、どれだけの時間を鍛錬に費やしてきたかが窺える。
一通り身体が温まったところで、チェンは管理人に木剣の一本を手渡した。
「管理人は、ナイフとか短い武器が得意みたいだから、剣の扱いは慣れないかもしれないけど…。まずは、私が攻めるから、それを捌いてみて!」
「ああ。手加減は無用で頼む」
「うん! 行くよ!」
チェンはそう言うと、一瞬で表情を引き締め、鋭い踏み込みと共に管理人の懐へと飛び込んできた。
二本の木剣が、それぞれ異なる軌道を描き、管理人の上半身と下半身を同時に狙う。速く、重い一撃。
管理人は、最小限の動きでそれをバックステップで躱す。
カン、カン! と木剣が打ち合う小気味の良い音が部屋に響く。数合打ち合っただけで、管理人はチェンの剣術のレベルの高さを改めて実感した。
ただ力任せに振るっているのではない。一撃一撃に明確な意図があり、次の攻撃へと繋がる布石が打たれている。
(正面から打ち合うのは得策じゃないな…)
管理人は、攻め立てるチェンの猛攻を捌きながら、冷静に分析する。
彼の本領は、正々堂々とした剣戟ではなく、敵の意識の外から、必殺の一撃を叩き込む暗殺術にある。
管理人は、チェンが右の剣を振りかぶった瞬間を狙った。
(ここだ)
彼は、手にした木剣をわざとらしく見せつけるように前に突き出し、チェンの意識をそちらに誘導する。
チェンの視線が、一瞬、木剣の先端に吸い寄せられた。その刹那――。
管理人は、通常のフットワークとは全く異なる、滑るような斜め前のステップ――スラント・ステップで、チェンの振り下ろす剣の軌道から外れ、一気に彼女の右腕の外側、死角へと潜り込んだ。
「えっ…!?」
突然視界から消えた管理人に、チェンが驚きの声を上げる。だが、彼女の反応は速かった。
即座に左手の剣で、がら空きになった胴体を薙ごうとする。しかし、それよりも早く、管理人の空いている左手が、彼女の右肘の裏側を鷲掴みにし、強く押し込んでいた。
「うっ…!」
肘の関節を逆方向に極められ、チェンは思わず呻き声を漏らした。
右腕の力が抜け、持っていた木剣がカランと床に落ちる。それだけでは終わらない。
管理人は、制圧した彼女の右腕をそのまま盾にするように、彼女自身の胸元へと強く押し付けた。
パッキングと呼ばれる相手の関節を極めて制圧する技術である。
これにより、チェンが振るおうとしていた左手の剣は、自らの右腕に阻まれ、管理人に届く前に動きを止められてしまった。一瞬にして、二本の剣というアドバンテージを無力化され、完全に動きを封じられてしまったのだ。
「う、動けない…! なにこれ、どうなってるの!?」
混乱するチェンを意にも介さず、管理人は足を止めない。彼女の背後へと回り込むように、滑らかな円を描きながら動き続ける。
密着状態を維持し、決して彼女の左手の剣が届く範囲に、自分の身体を置かないためだ。
「これが、俺のやり方の一つだ。剣と剣で正面から打ち合うだけが戦いじゃない。相手の武器を、逆に利用する」
背後から、管理人の静かな声が響く。その声には、一切の感情が乗っていない。ただ、淡々と事実を告げているだけだ。
その温度のない声と、身体に伝わってくる確かな拘束の感触に、チェンは背筋に冷たいものを感じた。
これは、いつもの優しい管理人じゃない。風蝕の谷で見た、あの冷徹な『戦士』の顔だ。
「二刀流は強力だが、二本の腕の連携を断ち切られ、一本を無力化されると、もう一本も機能しなくなることがある。
特に、懐に潜り込まれた場合はな」
管理人は、チェンの背後で言うと、拘束を解き、静かに後ろへ下がった。
自由になったチェンは、はぁ、はぁ、と荒い息をつきながら、管理人を振り返った。彼女の目には、驚きと、恐怖と、そしてそれ以上に強い、未知の技術への好奇心の色が浮かんでいた。
「…すごい。全然、見えなかった…。もう一回! もう一回、今のやってみて!」
恐怖よりも、強くなることへの渇望が勝る。それが、チェンという少女だった。
彼女は、落ちていた木剣を拾い上げ、再び構え直す。その瞳は、先ほどよりもずっと真剣な光を宿していた。
「…いいだろう。だが、今度はもっと速くやる。目で追うんじゃない。気配で感じろ」
管理人は、再び木剣を構える。その佇まいは、先ほどとは打って変わって、隙のないものになっていた。
二人の間の空気が、再びピンと張り詰める。それはもはや、単なる訓練ではなかった。互いの技術の粋を集めた、真剣勝負の様相を呈し始めていた。
管理人は、再びチェンが踏み込んでくるのを待った。
今度は、ただ待つだけではない。彼の意識は、部屋全体の空間にまで広がっていた。
床の材質、空気の流れ、チェンの呼吸のリズム、筋肉の微細な動き。その全てを情報として取り込み、最適な一手を導き出す。
チェンの二撃目が、唸りを上げて管理人に迫る。
だが、管理人はすでにそこにはいなかった。まるで幻影のようにその場から消え、再びチェンの死角に滑り込む。
しかし、今度はチェンも食い下がる。管理人の動きを予測し、身体を捻って左の剣で迎撃しようと試みる。
だが、その動きすらも、管理人は読んでいた。彼は、チェンの剣の軌道を、木剣で軽く受け流しパリィをする。
力を込めて打ち合うのではない。ほんの数センチ、刃の軌道をずらすだけ。
それだけで、チェンの攻撃は空を切り、彼女の体勢は大きく崩れた。
体勢を崩したチェンは、完全に無防備だった。管理人は、その首筋に、冷たい木剣の切っ先を寸止めで突きつけた。
「…終わりだな」
静寂が、部屋を支配する。チェンは、首筋に当てられた木剣の感触に、身動き一つ取れなかった。
額から、大粒の汗が流れ落ちる。完全に、負けていた。手も足も出なかった。
「…ま、参りました…」
絞り出すような声で、チェンが降参を告げる。
管理人は、ゆっくりと木剣を離し、穏やかな管理人の表情に戻った。
「お疲れ様、チェン。いい動きだった」
「ぜ、全然良くないよ! 管理人、強すぎ! なんなの今の動き! 魔法みたい!」
興奮冷めやらぬといった様子で、チェンは管理人に詰め寄った。
その瞳は、まるで新しいおもちゃを見つけた子供のように、キラキラと輝いている。
先ほどまでの真剣な表情はどこへやら、好奇心と尊敬の念が入り混じった、いつもの彼女に戻っていた。
「魔法なんかじゃない。ただの技術だよ。相手の意識を操って、死角を作り出し、最小限の力で最大限の効果を生むための…まあ、ちょっと特殊な体術みたいなものだ」
管理人は、少し困ったように笑いながら、自分の手のひらを見つめた。
この手に染み付いた技術は、本来、こんな風に人に教えたり、見せたりする類のものではない。
生きるか死ぬかの瀬戸際で、敵を確実に葬るためだけに磨き上げられた、血塗られた業(わざ)だ。
しかし、チェンの純粋な眼差しを見ていると、そんな暗い過去も、少しだけ浄化されるような気がした。
彼女は、この技術を『殺人術』としてではなく、純粋な『強さ』として捉えている。
その曇りのない視線が、管理人にとっては何よりも救いだった。
「特殊な体術…! すごい! 私にも教えて! 管理人みたいな動き、できるようになりたい!」
「教える、か…。これは、チェンの剣術とは、根本的に思想が違うからな。むしろ、下手に覚えると、お前の剣筋が鈍るかもしれない」
「えー、そんなことないよ! 強い人の良いところは、どんどん吸収しなくっちゃ! ね、お願い、管理人! 師匠って呼んでもいいから!」
手を合わせて拝むように懇願するチェンに、管理人は苦笑するしかなかった。
『師匠』という言葉が、遠い過去の記憶――祖父との地獄のような訓練の日々を呼び起こし、胸がちくりと痛んだ。
「師匠は勘弁してくれ…。でも、そうだな。俺でよければ、またいつでも付き合うよ。お前の剣術は素晴らしい。
だが、相手の裏をかく動きを覚えれば、もっと強くなれる。例えば…」
管理人は、再び木剣を拾い上げると、先ほどの動きを、今度はゆっくりと分解して見せた。
ステップの踏み方、体重移動、相手の視線を誘導するフェイントの入れ方、そして、ライブハンドで相手の武器を制圧する際の、力の入れ具合。
一つ一つの動きに込められた、緻密な計算と理論。チェンは、食い入るようにその動きを見つめ、時折
「なるほど!」
「そうやるんだ!」
と感嘆の声を上げた。彼女は、ただの戦闘狂ではない。優れた武術家としての、確かな観察眼と理解力を持っていた。
管理人が説明する技術の本質を、驚くべき速さで吸収していく。
「すごい…管理人、本当にすごいよ。ただ強いだけじゃないんだね。すっごく、頭を使ってるんだ…」
「力だけの戦いには、限界がある。特に、自分より大きな相手や、数の多い敵と戦う時はな。
いかに自分の力を温存し、相手の力を利用して、消耗させるか。それが重要になる」
それは、管理人が血と硝煙の中で、嫌というほど学んだ教訓だった。彼の言葉には、机上の空論ではない、経験に裏打ちされた重みがあった。
チェンは、その重みを敏感に感じ取り、神妙な顔で頷いた。
「相手の力を、利用する…」
彼女は、その言葉を反芻するように呟くと、管理人に向き直り、深々と頭を下げた。
「管理人、今日は本当にありがとう! すっごく勉強になった! 私、もっともっと強くなれそうな気がする!」
その満面の笑みを見て、管理人も自然と口元が緩んだ。誰かに何かを教え、それが相手の成長に繋がり、感謝される。
そんな経験は、彼にとって初めてのことだった。
それは、人を殺めるのとは全く違う、温かい達成感を彼の心にもたらした。
「どういたしまして。いつでも声をかけてくれ。…さて、そろそろ腹が減らないか? 訓練はこれくらいにして、何か食べに行こう」
「うん! 行く! 私、お腹ぺこぺこだよ! 今日は、特製ラーメンの気分だなー!」
先ほどまでの真剣な雰囲気は霧散し、訓練室は和やかな空気に包まれた。
二人は木剣を片付け、2人はシャワーを浴びて着替えると、食堂へと向かう。
廊下を歩きながら、チェンは今日の訓練で学んだことを、興奮気味に語り続けた。
その隣で、相槌を打ちながら耳を傾ける管理人の表情は、これまでになく穏やかだった。
過去の技術は、人を殺すためだけのものではない。
仲間を守り、その成長を助ける力にもなりうる。このタロⅡという未知の世界で、管理人は初めて、その可能性に触れた気がした。
祖父から受け継いだこの力は、もはや単なる呪われた宿業ではなかった。どう使うかは、自分次第なのだ。食堂から漏れ聞こえる賑やかな声と、食欲をそそる匂いが、二人を迎えた。
それは、彼らが守るべき「日常」の象徴だった。
「あ、アンジェリーナさんだ! おーい!」
食堂のテーブルで一人、何かを飲んでいたアンジェリーナに、チェンが大きく手を振る。
アンジェリーナはそれに気づくと、少し驚いたように、しかし嬉しそうに手を振り返した。
「チェンさんと…管理人さんも。訓練、お疲れ様です」
二人がテーブルに近づくと、アンジェリーナはにこやかに会釈した。
彼女の前には、色鮮やかなフルーツが浮かんだドリンクが置かれている。
「アンジェリーナも、お疲れ様。それは?」
「えへへ、新作の試作品です。疲労回復に効く薬草と、タロⅡで採れたフルーツをブレンドしてみました。もしよかったら、お二人もどうですか?」
そう言って、彼女はカウンターの方へ視線を送る。管理人は、チェンと顔を見合わせ、頷いた。
「飲む飲む! 運動の後だから、すっぱいのがいいなー!」
管理人は、カウンターでアンジェリーナ特製のドリンクと、チェンが熱望していた特製ラーメン、そして自分の分の食事を注文した。
席に戻ると、チェンは早速ラーメンを勢いよく啜り始め、その食べっぷりの良さに、アンジェリーナも管理人も思わず笑みをこぼした。
穏やかな昼食の時間。それは、厳しい戦いの合間に訪れた、束の間の平和だった。
管理人は、この温かい時間を噛みしめるように、ゆっくりと食事を進めた。
仲間と共に食卓を囲む。かつての自分には、想像もできなかった光景だった。
管理人は彼女の格好について寒そうだな〜くらいしか思っておりません。
本文の長さアンケートです
-
このままでちょうどいい!
-
あのぉもうちょっと短くできませんかねぇ…
-
たまには長くやってもいいのよ。