時期は夏。六月に入った。
六月に行われる蓮ノ空。三大文化祭りの一つ。撫子祭まで後数日。
そして、先月に行われた中間テストも無事に乗り切った僕は、夏服に身を包んでいた。
「かっこいいじゃん」
「なんでめぐちゃんがいるの?」
「居たらだめなの?」
「そういう訳じゃないけど…」
何故か僕の部屋にめぐちゃんの姿が
「どう?夏服のめぐちゃんは?」
「うん、可愛い」
「流石蒼だねー」
めぐちゃんはそう言って、僕の頭を撫でてくる。
「やめてよめぐちゃん」
「えー可愛い反応するから辞めてあげないよーだ」
そう言って、髪を更にわしゃわしゃとしてくるめぐちゃん。
「なら、僕だってやられてばかりじゃないんだからね。めぐちゃん、いくよ!」
「ええ!?」
僕は、そう言ってめぐちゃんの腕を軽く掴んでやった結果…
「えっと…」
「蒼?//」
めぐちゃんを押し倒す形になってしまった…
「ごめん!!」
と言ってめぐちゃんから離れようとしたのだが、僕の腕を掴んでくるめぐちゃん
「いいよ。蒼なら…私、なんだってするよ?」
めぐちゃんにそう言われたが_僕は_
そして、撫子祭がやってきた。
「音羽君!そっち任せてもいい?」
「オッケーキッチンは任せて!」
クラスメイトの女子にそう言われて、キッチンに入る。
そう、僕達のクラスで出し物に選んだのは。鉄板すぎるけど焼きそばだった。
「出来たから、パックに詰めて回して」
キッチンを回しながら、クラスメイトのみんなに指揮を出す。
キッチンも接客も出来る子には、両方をやってもらいながらなんとか回すことが出来た。
「あおって凄いね」
「夕霧先輩…なんでいるんですか?」
「うん?ここがボクの居場所だから…?
クラスメイトに休憩に行っておいでと言われて、いつもの休憩場所である屋上に行くと。先客が居た。
「そうなんですね。っていうか夕霧先輩こそ、ライブ大丈夫なんですか…?」
「大丈夫だよ。一番最後だから。全然間に合う」
「そうなんですね」
体育館の出し物の順番は確認してなかったなぁ…確認していれば違う所に行く選択肢だって出来たのになぁ
「あ!綴理先輩、ここで何をしてるんですか!ライブ間に合わなくなってしまいますよ!」
良いタイミングなのか。村野さんがやってきてくれた。
「さや、まだ時間大丈夫のはず…」
「リハーサルとか着替えとかあるじゃないですか!もう。行きますよ!」
村野さんはそう言って、夕霧先輩の腕を掴んで引っ張って行った。
「なんだっただろう今の…でも、静かになって良かった」
僕は、誰一人も居なくなった屋上のベンチに横になってスマホを取り出して、スクールアイドルクラブの映像を見て、時間になって体育館に向かうのだった。
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一方、その頃。カルフォルニアでは_
「ようやく…あお君に会える」
瑠璃乃は日本に帰国するために、準備を行っていたのだった。
季節は7月。夏に入っていった。
この作品のタイトルは、チャーミングな花束をから取ってます。
薄々気づいていた方はいるんじゃないですかね。