瑠璃色の君に赤いバラを   作:桜紅月音

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8.学校案内

 

「まずはここ!蓮ノ空スクールアイドルクラブの部室だよ!」

 

「おっけー!覚えた!」

 

まず案内されたのは、スクールアイドルクラブの部室。

もしかしたら来ることになるかもしれないから、覚えておいても損はないかな。

 

そして、次に案内されたのは外に出て

 

「この子が、カワウソちゃん。みんなに餌もらっているから、ぽてぽてしてるんだよ」

 

「きゃわいい!ナデナデしていい!?」

 

「るーちゃん…野生なんだから…程ほどにね…」

 

「大丈夫だよー人慣れしてるし」

 

「えぇ…」

 

山に居たカワウソちゃん。

これは、覚えておくべきなんだろうか。いや…日野下さんが頑張って案内してくれているんだし、覚えておこう。うん

 

「ここは、大倉庫…クラブの伝統の品は、だいたいここに保管されているんだけど…ほんっとに迷っちゃうから、ひとりで入っちゃだめだからね!?」

 

日野下さんの言う通り、確かに広いし、迷ってしまうかも

 

「えーなにここ、お化け屋敷みたいー!たのしー!」

 

すると。るーちゃんは走り出す。

そうだった、るーちゃんってこういう系統の物が平気だった。

 

「あっ、瑠璃乃ちゃん!奥行っちゃだめだよ!お昼休み中に帰ってこれないよー!?」

 

そして、次に案内されたのは_

 

「そ、そしてここが…わあ!こんなところにスクールアイドルクラブの部室がー!蓮ノ空でいちばん楽しくて、いちばんかっこよくて、いちばんすごくところだね!」

 

分かりやす過ぎる。

るーちゃんの事を本気で勧誘したいんだろうな

 

「花帆さん、勧誘が露骨です!」

 

村野さんにも突っ込まれてるよ日野下さん。

 

「あははっ!」

 

そして、僕達の教室に戻ってきた。

 

「僕の知らない場所もあって良かった。ありがと日野下さん」

 

「うんうん!ってわけでね、いろいろ紹介したけど、すっごく伝統を大事にしているのが、この蓮ノ空学院なんだよ」

 

「伝統かぁー。正直、あんまわかんないっていうか、伝統よりお砂糖のほうが好きと、ルリ思う。ゆえに、ルリあり」

 

「うっ、そ、それはあたしもそうかも!」

 

「日本に帰ってきて、コンビニスイーツがおいしいのなんのって…」

 

「わかる!でもカロリーやばいんだよー!」

 

「なにをゆーか!向こうの鬼カロリーえっぐいかんね!?毎朝のランニングが趣味からノルマに変わっちゃったんだから!」

 

確かに海外の食べ物はカロリーが高そうなイメージがある。

 

「ひえー!?」

 

るーちゃんの言葉に、日野下さんは悲鳴を上げる。

 

「…なんだがこのふたり、似た匂いを感じますね。なんというか、すごくかしましいと言いますか…」

 

「なにか言った?さやかちゃん」

 

「あ、いえ、おふたりとも、まるで昔からのお友達みたいだなって思っただけです」

 

「えへへ、なんか瑠璃乃ちゃん、すっごく話しやすくて」

 

「ルリもルリも!やっぱあれかなー!毎晩がんばって花帆ちゃんの夢に出たかいがあったかなー!」

 

「それ生霊ってこと!?」

 

「すっかり仲良しさんですね。ふふふ」

 

「るーちゃんが馴染めそうで良かった」

 

「いえーすいえす!あいむふぁいんせんきゅー!べすとふれんど!いえーい!」

 

「わわっ、開いた?さやかちゃん!本場の英語だよ!帰国子女の英語、すごいね!」

 

「その割には、とてつもなく聞き取れたような…」

 

村野さんが言う通り、英語が出来る程度なんだよね。

これでも成長した方だと思う。うん

 

 

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