問題児に紛れてピンクの人形が来るそうですよ? 作::Supiritus
書き溜め出たものが全て吹っ飛びやるきを無くしていました…
また少しずつ頑張っていきます
*久しぶりなので表現が変わってしまうかもしれません。
ですので少し設定を。
地の文でのみんなの名前の呼び方は基本、全員名前呼びにする。
カービィのみんなの呼び方は、名前に「くん」か「ちゃん」をつける。
十六夜がカービィを呼ぶ時は、そのまま「カービィ」、飛鳥と耀は「カーくん」、黒うさぎは「カービィさん」にします。
カービィの一人称を「僕」にし、ジンのは「ボク」にする予定(時々間違えるかも)
とりあえずはこのぐらいです!
それでは、久々の本編へどうぞ!
「よし!あの店いくぺぽ!」
「いい加減にしてくださーい!!」
バシんっ!!
カービィはハリセンによって思いっきり叩かれた。
「い、いたい…なにするんだー!」
「なにするんだではありません!これでこのやり取り何回目だと思っているんですか!」
「17回目!」
「だまらっしゃい!」
そう。カービィはあの店行きたい、この店行きたい、と何度も言っているため、黒うさぎも我慢の限界となりハリセンを使うようになった。
「いいですか!もうじっとしててくださいね!」
最終的に縄で縛られるのであった
♢ ♢ ♢
「此処が我々のコミュニティの本拠でございます。
しかし、我々の活動する本館まではしばらく歩かなければなりませんが御了承下さい。
……この辺りはまだ戦いの名残が残っていますので……」
「そうか。わかっt「そーい!」…」
十六夜の言葉を遮り、カービィの飛び蹴りが綺麗に門に決まり、ドアが開けられた。
「ってなにしちゃってるんですか!このおバカ様!!」
「な、何てひどい惨状なんだ…!!」
「話を聞いてください!というよりひどいのはカービィさんの参上の仕方ですよ!!」
うまい
「にしてもこれはひどいな…おい黒ウサギ……その魔王つう奴とのギフトゲームがあったのは今から何年前の……いや、何百年前の話だ……?」
「……僅か三年前でございます……」
「ハッ……それは面白いな、いや、マジで……本気で面白いぞ……。
この風化しきった街並みが三年で出来上がっただと?
……軽く見積もっても二百年以上は経過してる筈なんだがな……
……三百年前の間違いじゃないのか?」
「いいえ、この状況は三年前に襲来した魔王の力による惨状で間違いありません……」
「ありえない…」
あまりの状況に飛鳥も口を開く
「…どんな力がぶつかったとしても、こんな壊れ方はありえねぇ……
……断言できる、木造の崩れ方なんて自然崩壊したとしか思えないぞ……」
「ベランダにテーブルとティーセットがそのまま出てるわ……
……これじゃまるで生活していた人間が突然『消えた』みたいじゃない……」
「動物の気配も感じない……
こんな廃墟なのに動物が寄って来ないなんて……
まさか……土地が死んでるの……?」
「食べ物の匂いが…ない…」
「「「「おいっ」」」」
4人はそれぞれの感想を言った。
ここまで酷い状況が僅か3年で作れるなんて絶対に普通じゃありえない事だ。
これだけで、魔王がどれほど恐ろしいものかはみんな痛感したであろう。
「……魔王とのゲームはそれほど未知数の戦い だったのでございます……。
……彼らがこの土地を取り上げなかったのは【魔王】としての力の誇示と一種の見せしめでしょう。
……彼らは力を持つ人間が現れると遊び心でゲームを挑み、二度と逆らえないように屈服させま す。
その証拠に僅かに残っていた仲間も心を折られ、 コミュニティを去りました……」
黒うさぎはさっきまでのカービィへのツッコミの勢いは完全に消えており、とても暗く語る。
「へぇ…これが魔王の力か…いいぜ!おもしれぇなおい!」
「ふふっ。これほどまでの惨状を見てしまったのに、何故かやる気しか出てこないわ!」
「まだまだ私は弱いって事がよくわかった。でも、絶対に強くなってコミュニティを復活させたい」
「正直これほどまでとは思っていなかったんだよね。でも、ノーネームの全員が死んだわけではない。まだ負けていないんだ。絶対にここまでの状況に追い込んだ魔王を倒してみせる…!!」
この惨状を見ても、怖気づいた者は誰一人としていなかった。
むしろやる気に満ち溢れていたのであった。
それからまたしばらく歩いたらジンが立っていた
「あ、みなさん!水路と貯水池の準備は整っています!」
「ご苦労様ですジン坊ちゃん♪みんなもちゃんと手伝ってましたか?」
ワイワイと騒ぐ子供達が黒ウサギの元に群がる。
「黒ウサのおねーちゃんお帰り!」
「ねえねえ、新しい人たちって誰!?」
「強いの!?格好いいの!?」
「YES!とても強くて可愛い人たちですよ!皆に紹介するから一列に並んでくださいね!」
パチン、と黒ウサギが指を鳴らせば一糸乱れぬ動きで横一列に並ぶ子供達。
数は20人前後だろう、中には猫耳や狐耳の少年少女もいた。
「(マジでガキばっかだな、半分は人間以外のガキか?)」
「(じ、実際に目の当たりにする想像以上に多いわ。これで6分の1ですって?)」
「(………私、子供嫌いなのに大丈夫かなあ)」
「(なんか僕への視線がすごいんだけど…!!)」
4人全員が違った感想を抱いた。
カービィに至っては仕方あるまい。
だって人間じゃないもの。
コホン、と仰々しく咳き込んだ黒ウサギは4人を紹介する。
「右から逆廻十六夜さん、久遠飛鳥さん、春日部耀さん、カービィさんです。みなさん知っての通り、コミュニティを支えるのは強力なギフトを持つプレイヤー達です。ギフトゲームに参加できないものはギフトゲームプレイヤーの私生活を支え、励まし、時に彼らのために身を粉にして尽くさねばなりません」
「あら、別にそんなの必要ないわよ?私はフランクにしてくれても…」
「駄目です、それでは組織は成り立ちません」
飛鳥の申し出を黒うさぎはキッパリと断った。
「コミュニティはプレイヤー達がギフトゲームに参加し、彼らの齎す恩恵で初めて成り立つのでございます。これは箱庭の世界で生きていく以上、避けることが出来ない掟、子供のうちから甘やかせばこの子達の将来のためになりません」
「………そう」
黒うさぎの気迫があまりにもすごかったため、飛鳥は何も言い返す事ができなかった。それだけ、これは大事な事なんだろう。
「ココに居るのは子供達の年長組です、ゲームには出られませんが見ての通り獣のギフトを持っている子もいますから何か用事を言いつけるときにはこの子達を使ってください。みんなもそれでいいですね?」
「「「「「「「よろしくお願いします!」」」」」」」
キーンと耳鳴りがするほどの大声で20人前後の子供達が叫ぶ。
その凄まじい音量にまるで音波兵器のような感覚を受けた4人だった。
「ハハ、元気がよくていいじゃねえか」
「そ、そうね…」
「(本当にやっていけるのかな、私)」
「みんな元気だね〜」
2名は愉快そうに思い。もう2名は心配そうな顔をしていた。
「さて、自己紹介も終りましたし水樹を植えましょう!」
さっそく水樹を植えるためにみんなが動き出した。
「にしても意外と綺麗だね〜」
「はいな、最後に使ったのは3年前ですが、一応毎日綺麗にしていたのですよ。」
「最後に使ったのが3年前って事は、3年前にも水樹があったのかしら?」
「いえ。少し違いますね。元々は龍の瞳を加工したギフトが貯水池の台座に設置してあったのですがそれも魔王に取り上げられてしまいました」
黒ウサギの言葉に十六夜が首をかしげる。
「龍の瞳?それは龍本人のものなのか?それとも神具の類をそう呼んでいるのか?もし龍本人だとしたらソイツは水の属性に当て嵌まる奴なのか?それとも」
「え、えーっと…その辺りは私にはよくわからないのですが…少なくとも龍ご本人様から頂いたもののはずです」
そうこう話していると台座の準備が出来ていた。
「それでは十六夜さん!水樹をあの台座の上にお願いします!」
「りょーかい」
そう言うと、十六夜はひとっ飛びで台座まで行き、水樹を置いた。
「ってオイコラまて!さすがにもう濡れたくねーぞ!!」
水樹から溢れ出す水の勢いで十六夜は流された。
どんぶらこ〜どんぶらこ〜
「くっそ、また濡れちまったじゃねぇか」
「十六夜って水遊びが好きだったんだね!」
「この状況を見てどうしてそう思える…!!」
「仕方ない!乾かしてあげる!コピー能力"ファイアー"、火だるま地獄!!」
「あっつ!!火力高すぎだわ!!」
あ、十六夜の髪が燃えかけてる。
「凄い…これなら生活以外にも水が使える。ギフトゲームに参加しなくても、着実にコミュニティを大きくしていける…!」
びしょ濡れになり、一瞬で乾いた服を着て騒いでる十六夜をよそに、ジンは呟いていたとさ。
♢ ♢ ♢
「コミュニティの伝統では、ギフトゲームに参加できる者には序列を与え、上位から最上階に住むことになっておりますが今は好きなところを使っていただいて結構でございますよ」
とかなんとか説明はあったけど、結局はお風呂に入ろう!に決まった。
が、しかし
「……」
すごく汚いのである
「す、すぐに綺麗にしますので少々お待ちください!!」
カット!
「ゆ、湯殿の用意ができました!女性様方からどうぞ!」
「ありがと。先に入らせてもらうわよ、十六夜君、カーくん」
「俺は二番風呂が好きだから別に気にしないぜ」
「2番風呂の方が寿命が縮まないぺぽ」
女性陣は風呂場へと進んでいく
「さて……それじゃ、外の奴らと話しをつけておくか。いくぞカービィ」
「え?!なに!もしかして十六夜くんってあっち系?何もないのにとりあえずでまかせを言ってその気になるっていう…!」
「ちげーよ!てか最初にあった黒うさぎの存在に気付いてた時点でお前だって分かってるだろ!」
「ばれたか…」
「わかったら早く行くぞ」
「はーい」
〜十六夜&カービィ移動中〜
外に到着(屋根)
「おーい、そろそろ決めてくれねぇと俺が風呂に入れねえだろうが……」
「こちとら巻き添いくらっておこってるぺぽよ!」
十六夜は仁王立ちカービィは座って足をバタバタさせている。
「ここを襲うのか?それとも襲わねえのか?やるならいい加減出てきてかかってこいよ」
「でてこいよー」
カービィ…それじゃあチンピラや…
あきれたように手の中で弄っていた石を木陰に向かって軽く投石、するのではなく、ストーン状態にすぐさま早変わりしたカービィを投げつけた。
「おらぁ!」
ドガシャァァァァァーーン
木影が吹き飛んだ。
「やべ…生きてるよな…?」
あまりの大きさの音に別館からなにごとかと慌てて出てきたジンが十六夜に問う。
「ど、どうしたんですか!?」
「侵入者だな、〝フォレス・ガロ〟の連中だろ」
舞った土が徐々に薄れていくストーンをといたカービィと侵入者の姿が露わになる。
「な、なんてデタラメな力………! 蛇神を倒したというのは本当だったのか!」
「ああ……これならガルドとのゲーム、勝てるかもしれない………!」
「…ほぉ」
「待って。さっきから隣にいる僕は無視ですか!?」
侵入者の視線に敵意は感じられない。
それに気づいた十六夜は侵入者をみて驚きとまではいかないが興味深そうに小さく声を漏らした。
カービィは不貞腐れている
「恥を忍んで頼む! ガルドのコミュニティ、〝フォレス・ガロ〟を完膚なきまでに叩き潰してほしい!!」
「嫌だね」
即答だった
一瞬で断られた侵入者たちは固まる。
「な、なんで嫌なんだ!!」
「だってあれだろ?お前らもガルドに人質取られてる連中だろ。ここに来たのはガルドの命令で仕方なくってところか?」
「は、はい。我々は人質を取られている身分、ガルドに逆らうことが出来ず」
「ああ、その人質はもうこの世にいねえから。はい、この話題終了」
「―――……なっ!?」
「十六夜さん!!」
包み隠さず話す十六夜にジンはつい声を荒げてしまう。
「隠す必要があるのか?明日のギフトゲームに勝てば全て知れ渡るだろ」
「そ、それにしたって言い方というものが」
「気を使えってか?冗談だろ!よく考えてみろ、殺された人質を攫ってきたのは誰だ?他でもないコイツらだろうが!」
どうやら十六夜も頭にきているらしい。
怒っているのがよく伝わる。
「ほ、本当に人質は…」
「………はい。ガルドは人質を攫ったその日に……殺していたそうです」
「そんな………!」
侵入者は全員その場でうなだれる
それもそうだろう
今まで捕らえられていた人質の為に悪い事を続けてきていたのに、その人質は連れ去られたその日に殺されていたんだから。
「おまえらの気持ちはよくわかった!」
ここで突然、いい事考えた!って顔をした十六夜が侵入者の1人の肩をポンと叩き言う。
「お前達、ガルドが憎いだろう、〝フォレス・ガロ〟が憎いだろう、その背後にいる魔王が憎くてたまらないだろう」
「あ、あぁ…」
困惑したように、それでも十六夜に惹きつけられるようにジッと視線を向ける。
ソレを見て効果はあると判断し、ジンの肩を抱き寄せると
「このジン坊ちゃんが魔王を倒すためのコミュニティを作る!」
「なっ!?」
侵入者もジンも驚いた
「魔王を倒すためのコミュニティ?そ、それはいったい?」
「言葉通りさ。俺たちは魔王のコミュニティ、俺たちは魔王のコミュニティ、その傘下含め全てのコミュニティを魔王の脅威から守る。守られたコミュニティは口を揃えてこう言ってくれ。〝押し売り・勧誘・魔王関係お断り。まずはジン=ラッセルの元にお問い合わせください〟」
「うっ!うs「本当か!!?」
ジンが「嘘でしょ!?」と言いかけたが侵入者の声によって被せられ、その声は届かない
「人質は残念だったが。だが安心して良い、明日ジン=ラッセル率いるメンバーが仇をとってくれる!その後の心配もしなくていい!なぜなら、俺達のジン=ラッセルが魔王を倒すために立ち上がったのだから!」
「おお………!」
大仰な口調で語る十六夜に、希望を見る侵入者一同。
「さあ、コミュニティに帰るんだ!そして仲間に言いふらせ!俺達のジン=ラッセルが〝魔王〟を倒してくれると!」
「わ、わかった!明日は頑張ってくれ、ジン坊ちゃん!」
「ま………待っ―――」
ジンの叫びも届かず、あっという間に走り去る侵入者。
腕を解かれたジンは茫然自失になって膝を折るのだった。
♢ ♢ ♢
「な、何てことを言ってくれちゃってるんですか!!」
「〝打倒魔王〟が〝打倒全ての魔王とその関係者〟に変わっただけだろ?〝魔王にお困りの方、ジン=ラッセルまでご連絡ください〟……キャッチフレーズはこんなもんか?」
「全然笑えません!魔王の力はコミュニティの入り口を見て理解できたでしょう!?」
「ああ、十分なほど理解できたとも」
「ならなんd「あのぉ…そろそろ参加していい?」
「あ!カービィ!すっかり忘れていたぜ!」
「すっかり忘れていたぜ!じゃないよ!なにあれ!僕空気じゃん!自分でもなんで居るのかがわかんなくなって、侵入者と一緒に帰っていきそうだったじゃないか!」
ヤハハハと十六夜は笑う
「ま、まあいいや…それよりジンくん。僕も十六夜くんの考えには賛成だよ」
「な、なんでですか!!」
「じゃあ逆に聞くけど、どうやってコミュニティを復興させていこうと考えていたの?」
「そ、それは…ギフトゲームで勝利を積み重ね、十分な実力を手に入れてから…」
「そこが間違ってるんだよ。そんなことどこのコミュニティでもやってるんだから、このままのやり方で進めていってもずっとノーネームのままだよ?じゃあどうするか。それは簡単。いまのノーネームは売ることのできる旗も名もない。ならあとはリーダーの名前を売るしかないでしょ。」
「そ、それでボクの名前を…!ボクを担ぎ上げて、コミュニティの存在をアピールするおつもりですか!?」
「そう考えるのが妥当じゃない?合ってる?十六夜くん」
今まで黙ってカービィの推測を聞いていた十六夜が口を開く。
「ああ、百点満点だ」
ジンはカービィの言葉に少しだけ黙り込み、頷き覚悟を決めて口を開く。
「1つ条件があります、今度行われる〝サウザンドアイズ〟傘下のコミュニティが開催するギフトゲームに参加してください」
「なんだ?俺の実力でも見せろってか?」
「え…僕も…?」
「それもあります。そしてカービィさん。当たり前ですよ。ですが1番の理由はこのゲームに僕らが取り戻さなければならない大事なものが出品されるんです」
「………昔の仲間か」
「はい、それもただの仲間ではなく元・魔王だった仲間です」
「へえ?元・魔王が昔の仲間か……それが意味するところは大きいぜ?」
「お察しの通り、先代コミュニティは魔王と戦って勝利した経験があります」
「そして魔王を隷属させたコミュニティすら滅ぼせる、仮称・超魔王とも呼べる素敵ネーミングな奴も存在していると」
「そ、そんな呼ばれ方はしていません。魔王にも力関係はありますし、十人十色。白夜叉様も〝主催者権限ホストマスター〟を持っていますが、今はもう魔王とは呼ばれていません」
「とにかく、ゲームに参加するのは構わない。別に相手が誰だろうが何だろうが関係ないし、何より楽しそうじゃねえか」
「まあ仲間が取り返せるんだったら僕も全然オッケーだよ!」
だが、と十六夜が付け加える
「明日のゲーム、負けるなよ?」
「…はい、ありがとうございます」
「それじゃあおちびは明日に備えて早く館に戻れ」
「分かりました」
テクテクと館の方へ走っていく。
完全に姿が見えなくなったらカービィが口を開いた。
「戦う…だね?」
「さすが、よくわかっているじゃないか。白夜叉と戦っているのを見てある程度実力はわかった。だが戦って実際に体験したいんだよ!」
十六夜は楽しそうに答える
「仕方ない。どうせ見逃してくれないんでしょ?」
「当たり前だ!」
「じゃあ簡単にルールを決めよう。体が地面と平行になったら負け。異論はある?」
「ないね」
「それじゃあ僕がこの石を投げるから、この石が地面に着いたらスタートで」
「いいぜ!やってやるよ!」
お互いに少し距離を取る
「コピー能力"ファイター"!それじゃあ行くよ!!」
石を空高く投げた。
そして石が地面につく。
その瞬間二人とも地面を蹴りお互いに右手を構え思いっきり前へと突き出す
「オラァァァ!」
「うおぉぉぉぉ!」
威力は均衡。お互い殴った衝撃で少し後ろに飛ばされる
「ハッ!やるじゃねぇかカービィ!まさか正面から殴り会える相手がいるとはなぁ!!いいぜいいぜいいなオイ!楽しいぞ」
「ほんと十六夜くんは化け物だね!めっちゃ右手が痛いんだけど!」
「そりゃどう、も!!」
十六夜は近くにあった石を拾い全力で石を投げつける。
その速さは第三宇宙速度に匹敵しているだろう
「バルカンジャブ!!」
それをカービィは当たらない石も含めて全て殴って石を地面に落とす
「隙だらけだぜ!!」
石が飛んでくる中、十六夜も一緒に突っ込んできて蹴りの体制をとる。
「勝負あったな!!」
十六夜の全力の回し蹴りが確実にカービィを捉える
が、しかし
「コピー能力"ニンジャ"。変わり身の術」
「なっ!」
蹴り抜いたのはカービィではなく木だった。
後ろから聞こえる声に反応して、十六夜はカービィを殴ろうとする。
しかし、遅かった
「くらえ!!乱れ花吹雪!!」
手に持った扇を振るう事によって花吹雪が十六夜を襲い、体を傷付けながら空に舞ってしまう。
「とどめだ!イヅナ落とし!!」
宙に浮かぶ十六夜にもはやかわす術はない。
十六夜を1度上に大きく上がってから下に叩きつける。
勝負は決まった。
「カハッ」
十六夜の口から空気が漏れる
「これで僕の勝ちだね」
「ああ…カービィの勝ちだ」
十六夜は素直にカービィから出された右手を掴み立ち上がる。
「一応全部の技を手加減してたから致命傷になる怪我はないはずだよ!」
「なっ」
十六夜はその言葉に耳を疑った。何せ一つ一つの技が全て全力じゃなかったという。
それに対し十六夜は高まる好戦的な感情から一切の手加減などしていない。
よくよく考えればカービィが投げつけられる石を全て叩き落としたのは周りに被害を及ばせないためだろう。
つまり、完全なる敗北をしたのだ
「ハッ!強すぎるぜマジで。これならコミュ二ティ復興も少しは楽になりそうだな」
「え?働きたくないよ」
「いやお前何しにノーネーム入ったんだよ!!」
「ジョークです!(キリッ」
「こっの!」
2人でふざけあっているとお風呂から出た女性陣達とジンがこちらに向かって走ってきている。
「な、なにしちゃってるんですかこのお馬鹿様ーー!!」
スッパァァァァァーーーン!
今日一番のいい音が敷地内に響く。
「何って腕試だよ」
「やめてください!そんな同士で戦いあって傷付くなんて私はみていられません!!」
どうやら黒うさぎにとっては3年前の出来事のせいか、仲間が傷つくのは見るに堪えないらしい。
「わかったよ。悪かった。もう二度としねーよ」
「僕ももうやらないから安心してペポ!」
「絶対ですからね!約束ですからね!!」
黒うさぎは2人に向かってクギを刺す
「にしても二人とも強いわね。本当に人間?ってカーくんは違ったわね」
「うん。すっごい大きな音が聞こえてたし、強いのもよくわかる」
飛鳥と耀はそれぞれ感想をいう。
「んじゃあ俺ら疲れたから風呂入ってくるわ」
この一言でかいさんとなった
~雑談コーナー~
「「いえーい」」
「いやぁ、このコーナーってどんなコーナーだっけ?」
「確か、今回の話の感想と、次回の話の感想とか言ってなかったか?」
「そーだったっけ?忘れちゃった!」
特に細かい事は決めていませんよー
「なら、なんでもいっか!」
いいですよ
「それにしてもカービィ!やっぱりお前って本当に強かったんだな!手も足もでなかったぜ!」
「えっへん!これで僕の強さがしっかりと伝わったんだからもっと敬ってくれていいだよ!いいんだよ!!」
「いやそれはないわ」
そしてしつこい
「しょぼん」
いや口に出すなよ
「んじゃあ今回の話はこれぐらいにして次回の話をしようぜ!」
「まるで未来予知みたいないいかたするぺぽね」
ある意味間違ってはいない
「次回は虎戦とみんな大好き美少女吸血鬼が遊びに来てくれるんだよな!」
「そうそう!あんなに綺麗な少女って本当にいるんだね!」
「だが吸血鬼だしかなり長生きしてそうだよな…」
そこは気にしたらいけないよ
「虎は…どうでもいいね。うん」
「おう。そうだな」
ガルド哀れなりー
「それじゃあ今回はここら辺でおしまいにしよう!」
「そうだね!」
「「次回!"初めてのギフトゲームと次なる目標"!!」」
「ちなみに初めてってのは俺らが招かれてからの"ノーネーム"としてのギフトゲームを表すぜ!」
「今までのギフトゲームは、あまり"ノーネーム"が関わったゲームではなかったからね」
それではまた次回!
「「「読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみにしてくれると嬉しいです!」」」
(そういえば今回の投稿の遅れた理由から、うp主の豆腐メンタルがよくわかったな)
(それいわないで)
追記*未だにルビ振りがきちんと出来ていなかった為修正しました