問題児に紛れてピンクの人形が来るそうですよ? 作::Supiritus
それとまたかなり遅れました!
〜十六夜様御一行〜
ゲーム当日、"フォレス・ガロ"の居住区前にて。
「・・・・」
"フォレス・ガロ"についたみんなは黙り切ってしまった。
そして、少ししてから十六夜が口を開いた
「おいおい・・・・この目の前に広がるこのジャングルはどういうことだよ?」
十六夜の言うとおり、"フォレス・ガロ"の居住区画はうっそうと木々が生い茂っているのだから。
「"フォレス・ガロ"の居住区画はもっと普通だったはずなのに・・・・・(それに・・・・この木々は)」
ジンは近くの木の枝を手で触れ、訝しげに見つめた。
「・・・・ジンくんこっち。"契約書類ギアスロール"よ」
飛鳥は外壁に貼られていた契約書類ギアスロールを手にとってジンに渡した。
『【ギフトゲーム名『ハンティング』】
・プレイヤー
久遠飛鳥
春日部耀
ジン=ラッセル
・クリア条件
ホストの本拠内に潜むガルド=ガスパーの討伐
・クリア方法
ゲーム内に配置された指定武具でのみ討伐可能
指定武具以外によって傷つけることは"契約ギアスによって不可能
・敗北条件
降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合
・宣誓
上記を尊重し、誇りと御旗の下"ノーネーム"はギフトゲームに参加します』
そして、新ノーネームの最初のギフトゲームが開催された。
♢ ♢ ♢
〜ガービィ様ぼっち旅〜
「はぁ…白夜叉ちゃんのところに行くのめんどくさいぺぽ…」
カービィはワープスターにのって、上空を飛んでいた。
なんで上空を通るかって?
そりゃあ1人で人形が街中を歩いてたら街の人々は怖がるからだ。
少しカット
「てん……ちゃー…!!」
「あれ?今なんか名前を呼ばれた気が…」
箒を持って店前を掃除していた店員は誰かに呼ばれたような気がして辺りを見渡す。
名前がもう店員なのか…?
「てんいんちゃーん!!」
また名前(?)が呼ばれた。
意識を集中していたことにより今度ははっきりと声を聞くとが出来た。
だがどこから声が聞こえてきているのかがわからない。
「???」
疑問符をたくさん浮かべていると
「白夜叉ちゃんに呼ばれてるからお邪魔しまーす!」
直後、ドッガーーーンっと大きな音が店から聞こえてきた。
「え…?きゃぁぁぁぁ!!」
突然の爆風でつい叫んでしまう。
何事かと思い店の方を見ると
「な…!?」
絶句した。
店の天井に星型の大きな穴が空いているのだから
「ちょ!誰ですか!こんなテロのような登場をしてきたのは!!」
慌てて店の中に入り白夜叉の私室にいくと地面とキスをしている白夜叉がいた。
「な!何やってるんですか!!ってあなたは昨日のカービィさん!」
「あ、お邪魔してまーす!」
「お邪魔してまーす!じゃありません!どうしてくれるんですかこの天井!!!」
「僕を呼び出した白夜叉ちゃんがわるいぺぽー」
口をくちぱっちの口のような形にして答える。
「だからってなんで玄関から通らないんですか!」
「だって店員ちゃん通してくれないじゃん…」
「そ、それは…だからって店を破壊するのはおかしいでしょ!!」
2人で口論している
「おんし…そろそろどいてくれないか…?」
すると今までずっとワープスターの下敷きにされていた白夜叉はようやく口を開く。
「あ、ごめんごめん。まさか直撃するとは思ってなかった!」
「こっちもまさか天井から入店してくる輩がいるとは思ってなかったわい…」
白夜叉は頭におっきなたんこぶを作ったまま起き上がる。
「だ!大丈夫ですか!白夜叉様!すぐに救急箱を…」
「よいよい。これぐらいすぐに治るから平気じゃ。おんしはもう下がって良いぞ」
「わ、わかりました。では失礼します」
そう言うと店員さんは白夜叉の私室から出て行った。
「ふう。全く、こんな大きな穴を作りおって…今回は特別に私が直しておこう…」
「よ!ふとっぱら!」
「やかましい!次回からはちゃんと入り口から来ないと、修理代を請求するぞ!」
「りょーかーいぺぽ」
「まったく…本当にわかっているのか…」
ため息を吐きながらカービィの返事に反応する…
「さて!ではそろそろ本題と行こうではないか!」
「あ、僕もうおやつの時間なのでお家に帰ります〜」
「自由すぎるじゃろおんし!!てかまだ3時じゃないし!!」
「僕にとってはいつもおやつの時間!」
クルッと一回転してキメポーズをとるカービィ
「それじゃあ、いつでも帰るって言い出すつもりか!!」
「え…?何当たり前のこと行ってきてんの…?」
「私が悪いのか!!なあ!私が悪いのか!!」
「そろそろ本題はいろ〜」
「おんしのせいで本題にはいれなかったんじゃないかぁぁぁぁぁぁーーー!!」
白夜叉の絶叫が辺り一帯に響いたのであった。
〜少し経って〜
「はぁ…はぁ…」
「落ち着いた?」
「あぁ…やっと落ち着いたとも…」
白夜叉はカービィのせいで酷く疲れて見える
「コホンッ!では本題に入るぞ」
「待ってました〜」
「だったら最初っから素直に聞かんかい…」
「てれるぺぽ〜!」
「褒めてないし!はっ!?このままじゃまた話を始められなくなってしまう…」
ようやっと白夜叉は落ち着きを取り戻した。
「今回おんしを呼んだ理由は、ギフトネーム"真の勇者"について説明するためだ」
どうやらそのギフトについて説明をしてくれるらしい
「ぷぺ?何か知ってるの?」
「当たり前だ。知らなかったら昨日あそこまで驚かんだろーに」
確かに昨日の白夜叉の態度の変わりようは驚きであった。
「そのギフトはな、昔とある男が持っていたギフトと全く同じ、いや、正確には同じだった」
「だった?それはどういうこと?」
「そのギフトは名前を変えて違うものに進化した。つまりはまだおんしのギフトはまだ原石ということじゃ」
「ふーん。そうなのかぁ」
「して、その進化したギフトを使っていた男はまさに最強だった。どんな不利なゲーム、つまりは魔王との戦い全てに勝ち、たくさんの魔王を隷属させたやつだった」
「そんなに強いなら今はどうしてるの?」
「亡くなった…」
白夜叉は本当に残念な顔で言った。
「ど、どうして?!」
「やつはとある呪いにより不治の病にかかってしまった。そしてその時丁度タイミング悪く魔王が現れた。治すこともままならずその状態で魔王とのギフトゲームに参加した。結果はいつも通りの力を発揮できずに…」
「…そっか」
「まあ私が言いたかったのは、その力は、今後のノーネームを復興させていくのにとても重要な力だという事だ」
「わかった。出来る限りのことはするよ!」
「良い返事じゃ。話はこれで終わりだ。ノーネームとフォレス・ガロのギフトゲームの結末を見にいくが良い」
「分かった!それじゃあまたね!」
近くに置いたままのワープスターにのっかる。
「飛べ!ワープスター!」
そういうとワープスターは少し浮き上がり、その後一気の急上昇した。
ドッシャァァァーン
「人の部屋をさらに壊していくんじゃなぁぁぁぁぁーーーい!!!!!!」
屋根に星の形をした2つの穴の下で、白夜叉は全力で叫んだのであった。
♢ ♢ ♢
「何このジャングル。。。」
カービィはフォレス・ガロの本拠についたつもりだったが、ただのジャングルであった。
「----」
なんだか声が聞こえる。聞いたことのある声だったからそっちに近寄っていく。
「俺たち見に行ったら不味いのか?
【審判権限】とそのお付きってことでよ」
そう十六夜が訪ねていた。
「黒ウサギの素敵耳はここからでも大まかな状況は分かってしまいます。
ですから、最初の【契約書類】にないかぎり見学は許されません」
と、黒うさぎは答えている。
十六夜はこの言葉にたいして、ため息をひとつつくと、わざわざ聞こえるような声で不満を露にした。
「……黒ウサギ……マジ使えね……」
「聞こえないように言って下さいっ!!
わりと本気で凹みますからっ!!」
「いたいた〜今どんな感じ?」
言い争っていたところにカービィが降り立つ。
「おお、カービィか。今は黒うさぎが使えないってとこだ!」
「それはどういう事ですか!?意味が通じませんよ!!」
「なるほど…よくわかったぺぽ!」
「だまらっしゃい!本当はわかってないくせに!!」
憤怒の黒ウサギである。
「え?なんか獣の叫び声が聞こえたから、十六夜にどうなってるか尋ねられた。けど、黒ウサギは耳で全部わかるため観戦に行けず、黒ウサギ使えない。ってことでしょ?」
「どうしてあの一文でそこまで分かるんですか!!本当はかなり前から近くにいたのでは!?きっとそうです!」
「それだったら、僕の気配に気付けなかった。つまり結果的に黒ウサギ使えないってことだね!」
黒うさぎは、くるり、と1回転して決めポーズをとりながら反論するカービィに何も言い返せず、ただただ項垂れるしかなかった。
こんなやりとりをしていると、辺りがいきなり明るくなった。
「あっ……十六夜さん!カービィさん!!」
「……一気に明るくなったな」
「ゲームが終わったのかな?」
そう呟くと、門についていた【契約書類】が消え去った。
この様子だと、やはり飛鳥たちが勝ったのだろうと分かる。
そして、黒ウサギに飛鳥たちの所へ案内して貰おうと2人で顔を向けると、そこには血の気が抜けたような顔をした黒ウサギがいた。
「……黒ウサギ?一体どうしたの?」
「た、大変なのですよっ!!
耀さんが耀さんがっ!!!」
ウサギ耳を激しく動かし慌て始めた黒ウサギ。
「落ち着いて黒ウサギ!耀ちゃんが…どうしたの…?」
慌てる黒うさぎに対し、カービィは冷静にゆっくりと何が起こったのかを尋ねる。
「は、はい……実は先のギフトゲームで耀さんが怪我をしたようなんです……」
「チッ……!最悪の予想が的中しちまったな……」
十六夜はそう呟くと猛スピードで跳んでいった。
カービィも、十六夜に続いて行く。
耀は案外早く見つけることが出来た。
ジン君が傍に居り、叫んで自らの場所に呼んだのだ。
「大丈夫?!耀ちゃん!?」
「あぁ…カーくん…大丈夫って言いたいけど……正直もう泣きそう……」
既に最低限の応急処置はしているのだが明らかに耀の顔色は悪い。
「すぐコミュニティの工房に運びます!……あそこなら治療器具が揃っていますし」
黒うさぎがそう提案する。
「でもこの怪我じゃ助かるか微妙だから。。。こんな時には、マキシマムトマトー!」
それに対しカービィはトマトをドラえもんの口調で取り出す。
「カービィさん!!こんな時にふざけてる場合ですか!!?」
黒うさぎは怒鳴る。まあ当然だろう、一刻も争う時にトマトを出されたら。
「まあいいからいいから!耀ちゃん!これ食べて!!」
耀は戸惑いながらもトマトをカービィに食べさせてもらう。
すると、みるみるうちに傷が治っていく。
「う、うそ!?」
「信じらんねぇ…」
「ありえない…」
それぞれが思った言葉をそのまま口に出す。
「これで傷や体力は治ったと思うけど、血は回復してないと思うから、輸血してあげてね!」
自慢気にえっへん!とカービィはしてる。
「ありがとうございます…!!カービィさん!!」
黒うさぎは耀を抱えて急いで飛び去っていく。
この後、【名】と【旗印】を返還、【打倒魔王】宣言が終わり【ノーネーム】に帰ったのであった。
なんかいつもやってた後書きのコーナー、正直なところ、私だったら飛ばすのでいらないかな。と思い今回書きません!
書いて欲しい人が1人でもいたら書きます〜
最後は、特に原作と変えたいところもなかったから結局カット!
そして、カービィと名前が入るだけでシリアスブレイクされてる気がする。