で、味は?   作:色々残念

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以前から書くと決めていた話を、ようやくこうして書くことができました
そこまで長くは続かない話になりますが、よろしくお願いします


ネイキッド・スネーク(偽)トリコ世界に

目覚めると森の中に居た俺は、何故か着たこともない迷彩服を着込んだ状態だったが、とにかく腹が減っていた。

 

何か食えるものがないかと、森の中を探し回ってみたが、発見したのはバナナのようなきゅうりであり、そう言えばトリコという漫画にこんな食材が出てきたな、と思いながらバナナのようなきゅうりを食べてみた俺。

 

味わいとしてはバナナのようにまろやかな甘みがありながら、きゅうりのようにさっぱりとした後味なので、幾らでも食べれそうであり、結構いけるなって感じな味だ。

 

実っていたバナナのようなきゅうりをひたすら貪り喰らい、満腹になったかと思えば、また腹が減ってくる。

 

終わらない空腹に突き動かされるように、更なる食材を求めて森の中をさ迷うと、今度は葉っぱのように木から生えているベーコンのようなものを発見。

 

これもトリコに出てきたベーコンの葉という食材にそっくりだな、と考えながらも、食欲に突き動かされてベーコンのような葉に喰らいついた俺。

 

上質なベーコンを食べているような味だが、動物性ではなく植物性の脂肪分であるかのような味わいがあって、悪くないな、という感じな味ではあった。

 

ベーコンのような葉も全て喰い尽くし、流石にこれで空腹も落ち着いたか、と思っていたんだが、再び腹が減ってくる俺の身体。

 

また腹を空かせたまま森の中を歩き回ると、チェリーとリンゴが組み合わさったかのような香りがする果実を見つけることができた。

 

これもトリコに出てきたチェリンゴという果物だった筈で、調理することなく食べられる食材であったと思う。

 

堪えきれない空腹を満たす為に、チェリンゴを一口でほうばり、果肉を噛み締めると、口内に広がるのはリンゴの酸味と上品なチェリーの甘み、高級なサクランボよりもずっと美味しいチェリンゴの味は「美味すぎる!」と思わず叫んでしまう程に美味い。

 

「美味すぎる!」と叫んだ俺の声が、ネイキッド・スネークにそっくりだったりもしたので、今の自分の顔を確認する為に水場を探してみたが、やっと見付けた川の水面に映る俺の顔は、バンダナと眼帯をする前のネイキッド・スネークにそっくりだった。

 

何で俺がトリコの世界みたいな場所でネイキッド・スネークの外見になっているのかは解らないが、胃が強そうなネイキッド・スネークになっていたことは良いことだと思っておくとしよう。

 

この身体にどれだけの身体能力があるかの確認を試しに行ってみると、ネイキッド・スネークというよりも、メタルギアライジングのサイボーグな雷電みたいなパワーとスピードをこの身体が持っていることが確認できた。

 

身体能力の確認が終わった後は、手持ちの装備を確認してみることにしたが、何故かナイフしか持っていないネイキッド・スネークな俺。

 

使えるかどうかはともかくとして、遠距離武器位は持っていてほしかったが、ナイフだけでも持っていたことは喜んでおくとするかな。

 

その後、森の中で出会ったワニは足が4本以上あるガララワニだったが、ナイフだけでガララワニを倒すことが可能だった俺は、ガララワニの肉をナイフで切り分けると、そのまま喰らう。

 

血の滴るような生のワニ肉を噛み千切り、肉を喰っていったが、味わいとしては上質な牛肉よりも数段上の霜降肉を食べているようで、舌の上で蕩けるような肉の脂が旨味を口内に広げていった。

 

「もっと喰わせろ!」

 

そんな言葉が自然と口から出る位には美味かったガララワニの肉。

 

巨大なワニであるガララワニ1頭の肉を丸ごと生で貪り喰らい、ようやく心地いい満腹感を得ることができたこの身体。

 

ガララワニという命を喰らうことで、ようやく空腹が満たされたが、やはりそれなりに喰いでがあるものでなければ、俺の飢えは満たされないらしい。

 

森の中でサバイバル生活を行っていくことになったが、食い物があれば生きてはいける俺は、獲物を狩っては、生で貪り喰らうということを毎日繰り返していた。

 

読み切り版のトリコに登場したバロバイソンや、象熊という猛獣などにも遭遇し、それらも狩って喰らった俺にはグルメ細胞も宿っていたのか、より強靭に変わっていく俺の身体。

 

喰って、喰って、喰いまくっていた内に、猛獣と言える存在は森から消えており、全て俺が喰い尽くしてしまったようだ。

 

喰える猛獣が居なくなったなら森を出ようと考えた俺は、バナナきゅうりのベーコンの葉巻きを喰ってから森を出ると、美味そうな香りがする方向へと向かうことにして、森で採取した食材を喰いながら歩く。

 

道中で遭遇した猛獣を逃がさず喰らい、血肉を残さず喰らい尽くしていくと、グルメ細胞が進化していったのか、更に力強くなる俺の肉体。

 

どうやら俺の適合食材は血と生肉であるようで、調理せずに血肉を喰らうことが、特に適しているようである。

 

焼かずに生肉を喰らっても腹を壊すことがない俺の身体は、かなりワイルドな食生活にも対応しているみたいだ。

 

まあ、何喰っても大丈夫な身体であるのは、悪くはないな。




バロバイソンは、一番最初の読み切り版トリコに登場した食材になりますね
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