今日は疲れた。まあでも、暴れたりする様子はなかったし、ヘラもアルフィアもある程度信用できそうだ。
「......さて、そろそろ寝るか」
コンッ、コンッ、コンッ......
部屋の扉が、遠慮がちに叩かれた。
「どうぞ」
深夜と言ってもいいこの時間に、僕の部屋を訪れる人物は限られている。デメテル様かリヴェリアだ。
ゆっくりとドアノブが回り、僅かに開いた隙間から、美しい翡翠色の髪が覗いた。
「──夜分にすまない、ライ。まだ起きているか?」
「うん、ちょうど寝ようと思ってたとこ。どうしたの?」
扉の向こうから姿を現したのは、露出の少ない薄手の寝巻き姿に着替えたリヴェリアだった。
両腕で自分専用の枕をぎゅっと胸に抱え込んでいる。
その顔はどこか落ち着きがなく、視線が部屋の中をせわしなく泳いでいた。
「いや......その。明日ヘラ・ファミリアの2人...いや、3人に任せる内容について少し確認しておきたいことがあってな」
「それは夕食の時にデメテル様も交えて話した通りだよ。ヘラ様たちには、じゃが丸屋台を任せようかと──」
「あ、ああ、そうだったな!いや、そうではなくて......!」
僕の言葉を遮るように、彼女は少しだけ早口になって一歩部屋の中へと踏み込んだ。
「その......私の部屋の窓が、少し立て付けが悪いというか。隙間風が入ってきて、ひどく冷えるのだ」
「え、本当に?明日、ゴブニュ・ファミリアに修理をお願いしておくね。空き部屋はあるし、別の部屋で寝なよ」
「.....い、今の部屋だと風邪を引いてしまうかもしれず、別の部屋はその.....埃っぽいとと言っているのだ!」
リヴェリアは抱きしめていた枕に顔を半分埋めるようにして、抗議の声を上げた。
その頬が、月明かりの下でもはっきりと分かるほどに朱色に染まっている。どうにもしどろもどろで要領を得ない。
僕は首を傾げながら、彼女の意図を図りかねていた。
「空き部屋が埃っぽいなら、使わないのは仕方ないとして。風邪って......異常無効のスキルがある僕たちは、そう簡単に病気にならないよ?それに、最高級の羽毛布団があるじゃないか。あれを被れば寒くないはずだけど」
「......っ、この、唐変木......!」
「えっ、いきなり悪口!?」
リヴェリアはツンと顔を逸らし、唇を尖らせた。
いつまで経っても本題に入らないが、流石に僕も分かる。
枕を抱えて僕の部屋の前でモジモジしているその姿を見れば、どれだけ鈍感な人間であっても、彼女が何を求めているのかは察しがつく。
「......リヴェリア。もしかして、一緒に寝たいの?」
直球で尋ねると、彼女の肩がビクッと大きく跳ねた。
「なっ......!?ば、馬鹿なことを言うな!私はただ、その.....今の状況では、お前の部屋で一緒に寝るのが合理的だと思っただけだ......!」
顔を真っ赤にして否定するが、その足は僕のベッドの方へとジリジリと近づいてきている。
「僕は構わないんだけど.....旅路や緊急時でもないのに、君と同じ布団で寝たら、他のエルフに殺されちゃうよ」
僕は苦笑しながら、できるだけ優しい声で彼女を宥めるように語りかけた。
「それに、僕の部屋のベッドは一人用よりは大きいけど、二人で寝るにはやっぱり少し手狭だしね」
嫌なわけではない。むしろ、リヴェリアのような美人と一緒に寝ることができるなんて、嬉しいことだ。
僕のその言葉を聞いた瞬間、リヴェリアの瞳からふっと光が揺らぎ、代わりにどこか悲しげで、切迫したような色が浮かび上がった。
「......っ、ライの馬鹿」
彼女は枕を抱きしめる力をさらに強め、ぽつり、と呟いた。
「リヴェリア......?」
「私は......あの硬い地面の上で、小さなテントの中で、君と背中を合わせて眠るあの時間が......何よりも安心できたのだ」
彼女の声が、微かに震えていた。
「オラリオに来てから、私たちはそれぞれ別の部屋を与えられた。当然のことだ。男女が同室で寝起きするなど、一般的に考えれば異常なことなのだから。......頭では分かっている。だが、広い部屋で一人で目を覚ますたび、私は......あの頃が恋しくて仕方ない」
リヴェリアが一歩、また一歩と僕に近づき、ついにその手が僕の服の袖を弱々しく掴んだ。
「......雨の日も風の日も、どれだけ危険なことがあったた夜も、手を伸ばせば必ず君の体温があった。昔のように眠るだけなのが、そんなに問題か...?」
その声には隠しきれない寂しさが滲み出している。
そして、彼女は今日一日、ずっと心の中に溜め込んでいたであろう『本当の理由』を口にした。
「それに......今日、君はあの女に......アルフィアに、ひどく無防備に近づきすぎた」
「あ、いや......あれは農具の使い方を教えるために仕方なく......!」
「分かっている!分かってはいるのだ......君に他意がないことなど。だが......!」
リヴェリアは顔を上げ、潤んだ瞳で僕を真っ直ぐに睨みつけた。
「彼女はLv.7だ。それに、見惚れるほどの美貌を持っている」
「アルフィアさんも美人だけど、リヴェリアだってすごく綺麗だよ」
「慰めなどいらない......私は、怖かったのだ。お前が私以外の異性と、あのように親しげに会話する姿を見て......いつか、私の近くから去って、遠くへ行ってしまうのではないかと....!」
オラリオという都市の中で、僕がどんどん他の人々と関わりを持ち、自分の手の届かない場所へ行ってしまうような錯覚。
リヴェリアはそんな風に寂しさを感じてしまっていたのかもしれない。であれば、それは僕の配慮が足りていなかったからに違いない。
「......私は、お前がいないと駄目なのだ、ライ」
袖を掴む彼女の手に、ぎゅっと力が込められた。
「一人でベッドに入ると......今日見た光景が頭をよぎって、胸が苦しくて、どうしても眠れなくなるのだ」
ポロリ、と。
彼女の目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
「だから......お願いだ、ライ。今日だけでいい。私の我が儘を許してくれ......君の隣で、寝かせてほしい」
必死に僕にすがりつくような彼女の姿を見て、僕は深く、長いため息を吐いた。
......僕は、本当に馬鹿だ。最も頼りになる相棒の悩みにさえ気がついていなかったのだから。
「......ごめん、リヴェリア。僕の配慮が足りていなかった」
そっと手を伸ばし、涙で濡れた彼女の頬を優しく親指で拭った。
「今日だけなんて言わずに、これから毎日でもいいじゃないか。ああ、デメテル様と3人で一緒に寝るのもありなんじゃない」
「......本当か?」
「君がそれを望むのなら、僕がそれを拒む理由はないよ。おいで、リヴェリア」
僕の言葉を聞いて、リヴェリアの瞳が揺れ、やがて安堵したようにふにゃりと細められた。
「......なら、一緒に寝てもいいのだな?」
「君が望むなら、ね」
ベッドの掛け布団をめくってスペースを作ると、リヴェリアは嬉しそうな顔をして、枕を抱えたままベッドに潜り込んできた。
少し大きめのベッドとはいえ、二人の大人が横たわれば、当然のことながら肩と肩が触れ合う距離になる。
僕も明かりを消し、彼女の隣に横になった。
シーツ擦れる微かな音の直後、リヴェリアがそっと僕の方へと身体を寄せ、その腕を僕の腰に回してきた。
「......ライの匂いがする」
彼女は僕の胸元に顔を埋め、深く、安心したようなため息を漏らした。
彼女の髪から、甘く清涼な石鹸の香りが漂ってくる。密着した身体から伝わってくる、柔らかな熱。
「狭くない?苦しかったら少し離れるけど」
「......駄目だ。離れないでくれ。これがいいのだ」
僕の胸に顔を押し付けたまま、彼女は甘えるように首を振った。
「こうしていると......本当に、君が私のものだと実感できる。誰にも渡したくない......君のすべては、私のものだ」
その言葉に、僕は思わず頬が熱くなるのを感じた。普段の厳格な彼女からは想像もつかないほど、今のリヴェリアは可愛らしい。
ああ、もちろん、普段から可愛らしいんだけどね。
「分かったよ。僕はどこにも行かない。ずっと君の隣にいる」
僕は彼女の背中に腕を回し、その艶やかな髪をゆっくりと撫でた。
「それにしても、リヴェリアがこんなに寂しがり屋だったなんてね」
「......っ、この唐変木め......」
僕の胸元でモゴモゴと話す彼女の声は、すでに微かな眠気を帯びていた。
「こらこら、こんなに優しくしてる僕に、そんな悪口を言うもんじゃないよ」
「.....バカめ」
不満げに悪口を呟きながらも、リヴェリアの身体の力が徐々に抜けていくのがわかる。
僕の心臓の音を子守唄にするかのように、彼女の呼吸が深く、規則正しいものへと変わっていく。
月明かりに照らされた彼女の寝顔は、穏やかで幸せそうなものだった。
「おやすみ、リヴェリア。良い夢を」
僕は彼女の頭をそっと撫で、目を閉じた。
目を覚ますと、視界のすぐ近くにライの無防備な寝顔があった。
「......っ」
私は思わず息を呑み、硬直した。
カーテンの隙間から、朝の穏やかな光が差し込む部屋の中で、私は状況を理解するまでに数秒を要した。
彼と一つのベッドで、至近距離で横になっている。私の腕は彼の腰に回され、彼の腕もまた、私の背中を優しく包み込むように置かれている。
温かい。彼の体温が、服越しに直接伝わってくる。
昨夜の記憶が、鮮明に脳裏に蘇った。
『もしかして、一緒に寝たいの?』
『誰にも渡したくない......君のすべては、私のものだ』
「あ、ああ......ああああっ......!!」
私は顔を真っ赤にして、声にならない悲鳴を上げながら、自身の顔を両手で覆い隠した。
なんてことをしてしまったのだ、私は。
王族としての矜持を捨ててまで、枕を抱きしめながら彼の部屋に押し掛け、あまつさえこのような真似をしてしまうなんて。
しかも、その理由が『アルフィアへの嫉妬』であったことを、半ば自白するような形で彼に伝えてしまったではないか。
「私としたことが......いくらなんでも、あんなにあからさまな態度をとるなど......っ」
顔が火のように熱い。
今すぐこの場から消え去りたい衝動に駆られるが、彼の腕が私の身体をホールドしているため、安易に動くこともできない。
冷静になれ、リヴェリア・リヨス・アールヴ。
昨夜の私は、確かに正気ではなかった。
過酷な旅路と死線を共に潜り抜け、互いの背中を預け合ってきた彼。テントの中で身を寄せ合い、寒さを凌ぎながら眠りについた日々。
それがオラリオという安全な都市に辿り着き、それぞれの部屋を与えられたことで、急速に私の中で『ライが遠くに行ってしまうのではないか』という焦燥感が膨らみ始めていたのだ。
そこに、昨日の昼間の一件が重なった。
あの傲慢で冷徹であると名高い【静寂】のアルフィアが、ライの指導に一瞬頬を染め、戸惑い、明らかな動揺を見せていた姿。
同性である私には分かった。あの瞬間、アルフィアの中で何かが決定的に変わったことを。
彼女の視線がライに向ける熱が、それまでとは全く違う種類のものになっていたことを。
それに気づいた瞬間、私の中で渦巻いたのは、激しい嫉妬と独占欲だった。
「......ああ、そうか」
私は、自分の胸の奥底で燻っていた感情の正体を、今更ながらに明確に理解した。
相棒としての信頼。家族のような親愛。
それだけではない。私はずっと前から、ライ・フェンネルという少年に──恋をしているのだ。
彼が他の女に触れるのを見たくない。
彼が私以外の誰かに優しく微笑みかけるのを見たくない。
彼の瞳に映る一番の存在であり続けたい。
その想いが限界に達し、昨夜のあの恥ずかしい暴挙へと繋がってしまったのだ。
「......馬鹿な女だ、私は」
自嘲気味に呟きながらも、私はそっと指の隙間から彼の寝顔を覗き込んだ。
いつもは少し大人びた表情を見せる彼だが、眠っている時は昔のような幼さと無防備さがある。
ドクン、ドクンと、私の心臓が早鐘のように鳴り始める。
どうせ彼のことだ。昨夜の私の言葉も『家族としての甘え』か何かと都合よく解釈し、深くは考えていないだろう。
『君のすべては私のものだ』と言った時でさえ、少し照れただけで、本質的な意味『私が彼を男として独占したいという狂おしいほどの執着』には全く気づいていない様子だった。
この究極の朴念仁め。お前がその鈍感さで無自覚に優しさを振りまくから、私のような面倒な女を狂わせるのだ。
そして、アルフィアのような女までも惹きつけてしまう。
「......少しだけ、お返しだ」
私は誰に言い訳するでもなく小さく呟くと、恐る恐る、ビクビクと緊張しながらゆっくりと身体を起こした。
彼を起こさないように細心の注意を払いながら、自身の顔を彼の顔へとゆっくりと近づけていく。
顔と顔の距離が数センチにまで縮まり、彼の息遣いが直接肌に触れる。
心臓の音がうるさい。彼に聞こえてしまうのではないかと思うほどに。私は目をギュッと閉じ、震える唇を、彼の額にそっと押し当てた。
ちゅ、という微かな感触。
ほんの一瞬の出来事だった。だが、私の全身の血液が沸騰するような、凄まじい熱と高揚感が駆け抜けた。
「......っはぁ」
私は息を吐き出し、ゆっくりと身体を離そうとした。
その瞬間。
「......んぅ......リヴェリア......?」
「ヒャッ!?」
突然、ライが微かに目を開け、眠たげな声で私の名前を呼んだのだ。
パチリと目が合う。
彼の瞳にはまだはっきりとした焦点が合っていないようだったが、間違いなく、私が彼に至近距離で顔を近づけている姿を捉えていた。
「......えっと。リヴェリア......?おはよう。今、顔がすごく近かったような......」
ライが目を擦りながら、不思議そうに首を傾げる。
「な、な、ななな何もしていないぞ!!!」
私は声が裏返るのを止められなかった。
「ちょっとお前の顔に虫が止まっていたから、息を吹きかけて追い払ってやろうとしただけだ!断じて、寝込みを襲って額にキスをしようなどと考えていたわけではない!!」
「えっ?キス......?今、キスって言った?」
完全に墓穴を掘った。
ライの目がパッチリと見開き、驚きと戸惑いが入り混じった表情で私を見つめている。
「ち、違う!言っていない!お前の聞き間違いだ、たわけ!」
「まさか、寝起きでたわけ呼ばわりされるなんて......というか、リヴェリア、顔が真っ赤だけど熱でもあるの......?」
ライが心配そうに手を伸ばしてこようとするのを、私は全力で振り払った。
これ以上彼に触れられたら、私の理性が完全に吹き飛んでしまう。
「私は健康だ!異常無効スキルがあるから風邪など引かんと言ったのはお前だろう!とにかく、私はこれで失礼する!朝の鍛錬があるからな!」
「えっ、でもまだ朝の5時だよ......?」
「エルフの朝は早いのだ!それではな!!」
私は自分の枕をひったくるように抱え込み、逃げるようにベッドから転がり出た。
「待って、リヴェリア!窓の修理の件、今日の何時頃だったら問題ないかだけ教えて!?」
「窓の修理など必要ない!今のままで十分だ!」
私はもはや自分が何を言っているのかも分からず、ただひたすらに扉へと向かって突進した。
ガチャリ、バタンッ!!
扉を乱暴に閉め、廊下に出た瞬間、私はその場にへたり込んだ。
「......はぁっ、はぁっ......」
激しい動悸が収まらない。胸を押さえても、心臓が肋骨を突き破って飛び出してきそうなほど激しく脈打っている。
額にキスをした時の感触が、まだ唇に鮮明に残っていた。
『断じて、寝込みを襲って額にキスをしようなどと考えていたわけではない!!』
「あああああ......死にたい......」
私は廊下の壁に頭をガンガンと打ち付けながら、自らの取り返しのつかない失言に悶絶した。
よりによって、自分からキスのことを口走ってしまうなんて。どれだけ動揺していたのだ、私は。
いや、だが、ライのことだ。きっと『リヴェリアは変わった冗談を言うな』程度にしか受け取っていない可能性も高い。
それはそれで無性に腹が立つのだが。
「......ライの、馬鹿」
私は枕を抱きしめたまま、小さく呟いた。
今すぐ穴があったら入りたい。
ダンジョンに潜って、この恥ずかしさと恥ずかしさと恥ずかしさがなくなるまで魔物を狩り尽くしたい。
アルフィアが彼に惹かれ始めているように、私もまた、彼への想いを抑えきれなくなっている。これも全て、アルフィアのせいだ。やつがいなければ、私は暴走しなかった。
「負けない......私は、絶対に彼を誰にも渡さない」
私は壁に寄りかかりながら、決意を新たに立ち上がった。
王族の誇りにかけて、必ずライ・フェンネルの心を私だけのものにしてみせる。
「──見ていろ、アルフィア。ライの隣は私の特等席だ」
私は誰にも聞こえない声で宣戦布告をすると、燃えるような頬を手で押さえながら、自室へと急ぎ足で戻っていった。
「────夢、だったのか?....まあ、いっか。目が覚めたし、少し早いけど世界樹の世話をするかぁ」
【ギルド内部評価報告書】
ファミリア名:デメテル・ファミリア
ファミリア等級:S
オラリオ内外に複数の拠点を構え、多数の眷属を抱える大規模ファミリア。
生産系ファミリアという枠組みでありながら、その莫大な利益は大手の商業系ファミリアの総収入を大幅に上回っている。
本来であれば、最高等級かつオラリオ随一の高収入ファミリアとして、ギルドからの徴税額も高額になるはずであった。
だが『それほどの税を課すのであれば、一切の農業を放棄し、全団員をダンジョン攻略へ回す』という、デメテル・ファミリア団長の
結果として、当ファミリアの徴税額は永続的に『等級H』と同様の最低税率とする、ギルド史上例を見ない特例契約が結ばれている。
純粋な戦闘力においては、同等の等級であるゼウス・ファミリアやヘラ・ファミリアに及ばない。
しかし、身寄りのない孤児の引き受けや、失業者の巨大な受け皿としての役割を担っている側面があり、当ファミリアの活動方針が大幅に変更される事態は、ギルドとして絶対に避けねばならない。
万が一、デメテル・ファミリアが崩壊、あるいは農業を放棄するようなことがあれば、オラリオの治安は悪化し、かつてない深刻な食料危機に陥ることは間違いない。
もはや彼らは、迷宮都市オラリオの生命線とも言える、なくてはならないファミリアである。
......そのため、彼らのLvが上がる異常なペースや、活動に不審な点があったとしても、ギルド職員がこれを深く追及することは厳に禁ずる。
ギルドは当ファミリアとの強固な友好関係を維持することを優先的に行動するべし。
主神:デメテル
常に朗らかな笑みを絶やさず、慈愛に溢れた女神。
疑う余地もない完全な善神であり、交友関係も極めて広い。彼女と不仲である神は存在しないとされている。
団長:ライ・フェンネル
金の亡者。
ギルドの立場としては決して好ましい人物とは言えないが、ファミリア内での人望は厚く、オラリオの一般住民からの支持も盤石である。
決して悪人ではないものの、手放しで善人であると褒め称えることも出来ない、したたかさを持つ。
直近ではイシュタル・ファミリアの拠点を物理的に破壊するという問題を起こしており、その動向には常に細心の注意を払う必要がある。
副団長:リヴェリア・リヨス・アールヴ
ファミリア内のまとめ役。
王族としての清廉潔白さを持ち合わせたハイエルフであり、生まれながらにして優れた指導者でもある。
ギルドの調査結果においても、団長であるライ・フェンネルとの確執は一切見られず、両者の信頼関係は極めて強固であることが確認されている。
リヴェリア様
リヴェリア様強すぎるやろって....