男の娘で行く!学マスアイドル道!!! 旧 女装男子でも世界はとれますか? 作:如月トッポ
この作品は学生の私が暇潰し程度に書いている作品ですので、おかしいところや誤字、不定期更新など色々ありますが、皆様が楽しんでくれたり、暇潰しにでもなれば幸いです!
あっ、要らない情報だと自分はゲームはお姉ちゃんこと崎(ガラクタ)ではHIF1位のS4とってるくらいです
タイトル 男の娘で行く!学マスアイドル道!!! 旧 女装男子でも世界はとれますか?
女装男子始めました!!!
第一話 Welcome to hell(訳 地獄へようこそ)
「どうしてこうなった........」
辺りに楽し気な、希望に満ちたような明るい声と共に、まるでアニメかのように桜の舞い散るなんとも幻想的な門の下に俺は一人絶望して立ち尽くしていた......。
なぜこのような状況になったのかは現在から4ヵ月程遡り......。
4ヵ月前の冬........。
「はぁ...、普通受験生に買い物頼むかねぇ、まぁ勉強どころか進路すら決まってないけど」
寒空の下、そんなことを呟きながらエコバック片手に道を歩く。
「.....寒」
いくら都内とはいえ寒いものは寒い、もはや痛いとも感じられる程の冬風と長すぎて完全に入らなかったネギが俺の体をなでていく。
「(なんか視線が刺さるな.....独り言大きすぎたかな.....)」
少し気まずくなり早足になりながらイヤホンを耳につけ音楽を流す、悪目立ちしてようが視線に気づかなければそんなものないも同義だもんね!シュレーディンガーの視線とでも名づけようか....。
※現実逃避
「(やっぱ米津様好きなんよなぁ)」
米津様のプレイリストを音もれしない程度に結構な音量で流し、幾分か機嫌も治り帰り道を歩いていく....。
「!?、あの子なら...!」
少し離れた所で大学生辺りであろう青年がそう思わず声をあげ主人公に近づいていく、最も音楽に全て意識がいっている彼には気づく訳もないが。
※危ない
「(帰ったら少ししたらまた道場行かないと....、てかなんでこんな季節まで俺は習い事してるんだ....、普通受験生はやめるだろ.....)」
「すみません少し良いですか?」
青年が距離を詰め終わりそう声をかける.......が。
「(てか普通にもうやめたいな....痛いの嫌いだし.....)」
「え?無視?聞こえてないだけ??」
無駄...本人はそもそもこの青年の存在にすら気づいて無いという、そのため普通に無反応で素通りして行ってしまう。
「(流石に最低限はもう出来るようになったし辞めてもいいよな......)」
「すみません、お時間よろしいですか?」
「(はぁ....てかホント進路どしよ......)」
「あの...すみません」
青年の手が肩に置かれる。
「(ひっ!?何!!?!不審者!?!?!?!?)」
反射的にその手を掴み.....
「え.......ぐへぁ!!?」
淀みのない動きで背負い投げをした、そしてイヤホンを外す。
「いきなりなんですか!!?」
「ゲホッ......さっきから....声...かけて........」
「え?」
その時ふと、先ほど外したイヤホンから流れ出る音楽が耳に入る。
「(あ.....俺.......音楽聞いてて...)」
一気に頭が冷め、現状が理解出来ていく......全身から変な汗が出てくる、背筋が冷たくなるどころじゃない。
「.......すみませんでしたぁぁ!!!!」
俺はマジの土下座をした、いくら相手が不審者だったとしても手を出してしまった時点でこちらも悪いしね.....。
因みに人生二回目の土下座だった、一回目は小6の時の学級レクで親とマイムマイム踊りたくなさすぎて休ませてくださいと土下座した、本当に嫌な思い出......。
その後、人目が集まり過ぎたので公園に移動し、しばらく平謝り合戦が続き。
「本当に申し訳ありませんでした.......」
「いえ、こちらこそ声をかけてしまい申し訳ありません、」
「ところでどちら様でしょうか.......」
「申し遅れました、私はこのような者です、」
丁寧に差し出された名刺を受け取り確認する。
「初星学園プロデューサー科一年......」
「初星学園、(アイドルとかを全く知らない俺でも知ってる、世界的なアイドルを多く排出してるアイドル界の名門.、そういえばクラスメイトも入りたいとか言ってたな...無理って一蹴されていたが)」
「すみません、初星学園の方でしたか、存じ上げております、」
「光栄です、そして知っているのなら話が早い」
「貴方をプロデュースさせていただけないでしょうか!!」
「.........え?」
聞き間違いだろうか?え?俺...スカウトされたん???いや、まぁそりゃそれしかないシチュエーションだったが.....実際に言われるのとでは話が全く違う......。
「きっと突然で困ってると思います、返事は後日でも構わないので検討してくださると」
「あの .......自分男...なんですけれど」
空気が凍った。
「.............構いません!!」
「いや構ってくれません!!?!」
空気が凍ったのは気のせいだったようだ.....。
「え?よく知らないですけど初星学園に男子の科は無いですよね?聞いたことないですし」
いや、早とちりの可能性がある、勝手に女子だけかと思っていたが男性アイドルの科がある可能性も.......
「ないですが............それでもです!!!」
「そこ食い下がりますかね!?!?」
はい、淡い希望ぶっ壊しRTA終了タイマーストップです、いやどゆこと???この人は何をしたいん????
「あ、ところで学年のほどは、」
「え?あ、中3です、(急に冷静になった......こわ...)」
「ならなんとか押し込めます!!てか押し込みます!!」
「なんでそうなるんですか!?」
その後しばらく熱烈な勧誘(言い争い)が続き少し落ち着いて、
「えっと、なぜそこまで自分に執着するのですかね、」
「私の理想のアイドル像に限りなく近いからです」
「男ですみませんでしたね」
なんで俺が謝ってるんだか。
「ところで、どんなのが理想のアイドル像なんですか?」
「身長高くてスタイルよくて美人で一見クール系の綺麗系だけど意外と親しみやすかったりツッコミ役だったりとか苦労人のお母さん属性で意外と可愛いところとかあってギャップとかでファンの脳を焼くタイプのアイドルです、あと良くアイドル同士のカップリングでてぇてぇされたりとか、」
「凄い具体的ですね!?!?」
どうやら俺は触れてはいけないところに触れてしまったようである。
「あとこうして喋っててツッコミ役で苦労人属性がありそうで更に理想に近いので」
「貴方の前では誰でもツッコミ役になりそうですけどね......」
「そもそもその熱量はどこから来るんですか......」
「プロデューサーの大体のスカウトやプロデュースの理由は自分の好みですよ」
「んな身も蓋もない、」
まぁ、実際そうなんだろうな、俺もそうするだろうし、よほど堅実な人でもない限り自分の好みで選ぶだろうな。
「というか仮に受けたとしてですよ、目を輝かせないで下さい、仮です、仮」
「チッ」
「あんまこういうこと言いたくないですけど、一応貴方お願いしてる立場ですよね?」
「今は仮の話で妥協します、」
「それより人選を妥協してほし」
「無理です」
滅茶苦茶食い気味に返された、この人は多分自分の信念持ってるタイプの人間なのだろう、そして俺はこういう人間が簡単に折れるところを見たことがない。
「......話を戻しますが仮にアイドルになれたとしてバレたら自分どころか貴方もやばいですよね?」
「いえ、話してるところ喉仏も全く目立ってませんし声の高さも少し低い女子って感じで通せるラインです、中3なら声変わりは終わってるでしょう?」
なんか凄い論点をずらされてる気が......。
「まぁ、はい」
「それに自分が信じた人と共にならこの人生が終わろうとも結構です」
「貴方が結構でも自分は人生終わらせたくないんですけどね......」
人はいきなり心中宣言されるとそれ相応の恐怖を感じるようである、背筋ぞわっとしたよ
「そこは絶対なんとかします!!私は今まで約束事を78%守ってきてるので!!」
「そこは100%って言ってほしかった......てか結構確率低い」
「ソシャゲなら滅茶苦茶高いですよ?」
「ソシャゲだったらそうですけど人生に天井とかリセマラとか無いんですよ、」
ここまでいかれた発言に食らいつけてる自分を凄い褒めたたえたい衝動にかられるが我慢して冷静を保つ。
「というかそもそも学校側はどうするんですか、認めないでしょう」
「もし貴方が了承していただければすぐに学校に入学させるメリットや計画を持っていって黙らせます」
「..........結構権力強かったりします?」
「いえ、ただの一年生ですが」
「....ソウデスカ」
「他に聞きたいことはありますか?」
「(まぁ、ここまでやってくれてるのってそれぐらい俺に期待してるってことなんだよな、断りづらい......)」
そうである、実際、一人の人間が自分の人生を捧げる程に自分に期待してくれているのだ、嬉しくないわけではない。
「(自分もつくづく安い人間だよなぁ...)」
「わかりました、また目を輝かせないで下さい、まだ確定ではありません、上から目線になってしまい嫌ですが条件を出させてもらい」
「ありがとうございます!!何でも受け入れます!!」
「(食いつきエグ、)」
ここまで分かりやすい人間が他にいるのか.......、その正直さに若干引きながらも言葉を続ける。
「で、条件とは」
「1つ目は自分の家族と初星学園の方を納得させること、それとこれは質問なのですが、」
「なんでも答えますよ、」
「貴方は俺という一人の人間の人生を背負う覚悟はありますか?」
「勿論です、絶対に後悔はさせません」
食い気味とまではいかなくともノータイムでそう答えられてしまった、覚悟が決まってるというのもあるがそれ以上の自信が見受けられる。
「(即答て、)......わかりました、では条件がクリアできたならお受けさせていただきます(まぁ流石にどっちかで突っぱねられるでしょ、親だって自分の子の人生だし、初星学園だってブランドや世間の目があるだろうし)」
「ありがとうございます!!その条件甘んじて受けさせてもらいます!!」
「それはそうと一つ、」
「何でしょうか?」
「名前をまだ伺ってないので」
「あぁ、すみません、如月トアです」
そういえば名乗っていなかった、自分は速攻聞いたというのに、申し訳ないし恥ずかしい。
「如月トアさんですか、良いお名前ですね、ではこれからよろしくお願いします、」
「これからも続く付き合いかは貴方次第ですが.....」
で、再び帰路につき
「で、なんでついてきてるのですか?」
「?、トアさんのご両親を説得しなければなので」
「あれは解散する流れでしょ、というか名前呼びだし、そもそも今から自分の親を説得しに行くんですか........もう頭痛くなってきた、」
「これからご両親に会うのに苗字で呼ぶわけにもいきませんし、それに思い立った日が吉日です、」
「投資などでは時期やタイミングは大事なのですが、」
「それとこれとは話が別でしょう、」
「貴方には言われたくないです、」
たまに正気に戻るの切実にやめてほしい、温度差で風邪ひきそうになるわ。
そして数十分歩き
「(あそこの家、最早屋敷だな、どれだけ稼いでるんだ........)」
「つきました、」
俺は家の門の前で足を止め、通り過ぎようとしていたプロデューサーさんを呼び止める。
「え、」
「どうしました?」
「ここが、家、ですか?」
「あぁ、はい、言い忘れてましたが世間一般で見たらいいとこの家なんですよね、正直親の七光り全開で嫌ですが、」
そういえば伝え忘れていた、まぁこれで諦めてくれたら楽なのだが。
「(.........いや、関係ない、やれることを精一杯やるだけだ)」
「(凄いなこの人、狼狽えたりせず平静を保ってる...)」
それはそうと学Pは少し冷や汗をかいていた。
家...というか屋敷に入りトアが説明して両親を集め......
「・・・・・という感じです(どういう反応をするか、)」
「ん〜〜、まぁ良いんじゃない?好きなことをやれば」
「そうだなぁ」
「え?」
二人の間抜けな声が重なった。
「いやいやいやいや!ちょっと待って!?そんなすんなり!?」
「え?トアが連れてきたんでしょ」
「いやそうだけどね?」
そうだけどそうじゃないだろ!!?!え?話聞いてた?目開けながら寝てたのかこいつらは!?!?
「良いじゃないか、お前の顔なら行けるだろ」
「放任主義にも程がない!?」
そこじゃないだろう!!!気づけMy father!!!おかしいことに気づけ!!!?問題点はそこじゃねぇだろうよ!
「人聞きが悪いな、子供ファーストと言ってくれ」
「だとしてもよ!一応自分ひとり息子だよ!?箱入り息子だよ!?」
「都合のいいときだけそんなこと言って、親のおかげとかなんてやだ!!っていって小学生の、いつだったけ、確か中学年ぐらいから必要以上にに干渉させてくれなかったのに、なんなら一番自立してたんじゃない?」
「必要程度はさせてたでしょうよ!!なに当然のように必要以上に干渉しようとしてんだ!!?!」
だめだ、両親詰んだ、こんな人間だったっけ....。
「なんだ?それとも家業を継いでくれる気にもなったか?」
「絶対にやだ!!血とか無理!見れない!!」
「失礼ですが家業は何をなさってるんですか?」
「あぁ、病院の医院長をやってるんです、で妻は投資を、」
「なる....ほど」
「聞いてくださよ、この子医者位ならなれるくらい頭も良いのにやりたいことはないけど医者だけは忙しいからやだっていうんですよぉ、だから投資の本を少し買い与えたんですがそれですぐに上達しちゃって」
「今しなきゃかな!?その話!!そして突然自分のでもない自慢話を語るのやめて!!?」
「というか良いの!?俺女装させられんだよ!?!?さっきまだ言ってなかったけどさぁ!!」
「え?」
やっとすこし不穏な感じの言葉が出た....、てかやっぱ話聞いてなかったのかよ!!!
「(流石に厳しいか...)」
「悩んでるならすぐに言いなさいよ、今は多様性の時代だから、」
「私達はいつでもお前の味方だからな、」
「ありがとうね!?凄く良い親なのを再認識したけどそうじゃないんよ!!!なんでそうなるかな!?」
「うちのとこなら性転換手術もできるから、嫌だろうから私がしないでいい医師を」
「だから違うって!!!なんで俺が不利になってんの!?!?」
「(言ったらあれだけど、トアさん良くこの親御さんに育ててもらってここまで常識人になったな、)」
学Pも上手く行き過ぎて逆に引いていた。
そしてその日は終わり一週間後の休日
「(胡蝶の夢ってこれだったんだ....倫理の勉強意外とおもろいな...)」
と、その時、着信音が俺の部屋を反響した。
「チッ、誰だよ人が気持ちよく勉強してるときに電話かけてくる馬鹿はよぉ!!!」
※高校受験で倫理なんて使わない
スマホを見てみると不在着信、なんだろうか、めんどくさい営業とかは基本既に着拒してるからでないはずだが....。
「(なんだろうか)もしもし」
応答ボタンに指をかけ、スピーカーにする、こっちの方が喋りやすいからね。
「トアさん、今から住所を送るので来れますか?」
「え?あ、はい」
聞こえてきた声は覚えがあるというか忘れられないような人物のものであった、それはそうとなんか怪しいこと言ってきたのに反射的にOKしてしまった。
「では、よろしくお願いします。」
電話が切られた。
「.......人使いの荒さよ」
俺は最低限の準備を済ませ、送られた住所を頼りに家を出た。
そんなこんなで徒歩30分後
「遠…」
なんの嫌がらせだろうか、人が暖かい部屋で勉強してる時にいきなり電話で呼び出し寒空の中30分間歩かせる、俺のこと嫌いか?
あれ?てかなんで俺の電話番号を知って...
「あっ、トアさん、来ましたね」
そんな声が聞こえ顔を上げる、どうやら考え事をしている内に着いてしまっていたようだ。
「トアさん、そんなに深く考え事しながら歩くのは危ないですよ」
「はは...気をつけます(考え事及び悩みの種が言うな!!!!!)」
こいつは自分を客観視するということができるのだろうか......。
「で、どうしたんですか?」
「車に乗ってもらえませんか?連れて行きたいところがあるので」
「……誰に会うかは既に親に伝えたので誘拐なら無駄ですよ?それに自分自身鍛えられてるので、」
「違いますよ、初星学園に行くんです……(信用はまだ勝ち取れて無いか…まぁ当たり前か)」
「あ、なるほど」
いやそりゃ普通警戒するでしょう、一応知り合いとは言え、大人の車になんの警戒も持たずに乗り込むほど馬鹿でもない。
「え?それはそうと行きたくないです」
「条件を提示したのはトアさんですよ」
「………まぁ、行きますよ」
過去の自分を非常に殴りたい、初めて自分を殴るためだけにタイムマシンが欲しくなった。
「というか車ならもう少し近くに来てくれても良かったんじゃ」
「家に近かったらトアさん逃げるでしょう?」
「(信用されてない……)」
※お互い様
そこから車を走らせ、
「つきましたよ、ついて来て下さい」
「わかりました、」
大きな校舎が見える駐車場に車が止まり、そう促される。
「(流石に立派だな....)」
そしてどんどん中に入っていくと学Pが一つの扉の前で立ち止まりノックした
「失礼します」
「(なんか絶対重役の部屋じゃん…てか俺恰好滅茶苦茶ラフなんだけど?????)」
木製で装飾がたくさんある高級そうな扉が開く
「トアさん、入って下さい」
「あっ、はい、失礼します」
俺が中に入ると少し奥で豪華な机と椅子に座った高齢の男性がいた、明らかに偉そうな感じ、というかなんか風格がある。
「良く来たの、あんなことを提案してきたときは本当にびっくりしたぞ、」
「すみませんでした、ですがそれほどする価値があるのです、」
「で、それが彼と、」
「はい、」
トア「え?あ、如月トアです、」
俺はとりあえず自己紹介して頭をなるべく深く下げる、というかこの人敬語使えるのか...。
「ふむ、礼儀正しいな、お主、わしのことは伝えておるのか?」
「(なんか喋り方も威厳あるぅ....怖い.......)」
どうしてこうなったのか、ただただ空気がなんとなく重いしストレスか緊張か、胃酸がせりあがってきそうである。
「あっ……」
「(ねぇ!!あっ....ってなに!!!あっ....ってなに!!?!)」
「自己紹介をするかの、わしは十王邦夫じゃ、」
十王邦夫、その名前を聞いて全力で頭を回してこころ当たりを探す、けれど、思い当たるに時間はかからなかった。
「(十王…邦夫って.........学園長じゃねぇか!!!!?!)」
「(プロデューサー後で絶対しばく)」
そんな俺の内心なんて置いてけぼりに話は無情にも進んでいく。
「それでどうでしょうか、」
「期待の1年生のお主がそこまで惚れ込む理由がわかった、まぁいいじゃろ」
「(え?良いって?入学が?え?そんなあっさり?というか俺の人生決まったん?)」
「ありがとうございます」
「一応試験は受けてもらうが、まぁ結果はわしの裁量だがの、楽しみにしてるぞ、」
「は、はい、(俺の平和な生活無いなった、)」
拝啓両親へ、どうやら俺は男というのを隠してキャピキャピアイドルするのが確定したようです、貴方達のせいでもありますクソが。
そしてその後軽い質問や世間話をして終わり帰りの車にて。
「私の勝ちですね」
「………そう…ですね、」
「ここまでしといてなんですが、本当に大丈夫ですか?」
初めてこの人の声色が変わり、そんなことを問いかけてきた、最低限というか、普通に両親はあるようだ、学園長への態度といい、普通にちゃんとしなきゃいけない時の常識はあるようでよかった。
「………まぁ、やりたいことも無い人生でしたし、少し位はやってやりますよ」
「大丈夫なら良いのですが、」
「分かってますよ、やる気が無いなら上は目指せない、そんなところでしょう?」
「まぁ、そうですね」
「不本意ですがやることになったらやりますよ……如月の名前に泥は塗りたくないですし、それに、」
「それに?」
「中途半端で帰ってきたら医院を継がせるって言われたんで、」
「なるほど、」
「多分あの人達は一番以外は中途半端判定だと思うので、」
「……厳しいですね」
だよね、厳しいよね、俺はこれで普通に育ってきたけどやっぱ厳しいよね?
「貴方も目指すは一番でしょう?」
「勿論です」
「利害も一致してますし、ふざけた動機だしふざけた内容ですけど、本気でやってやりますよ、まぁ、目立つのは嫌いですが、」
「(目立つのは嫌いなのにトップアイドルを目指すのか……)」
「自分は貴方...プロデューサーに人生を預けます、ですので、その代わりにあなたのその夢、預かりますので、まぁ、頑張りましょうね」
「え?かっこよ(はい、そうですね)」
「......多分心の声と普通の声逆になってますよ」
なぜこうもかっこよく決めさせてくれないのか、恥ずかしいんだけど......。
「あ、それはそうと後で一発ぶん殴らせて下さい」
危ない危ない、大切なことを忘れるところだった。
「アイドルがそんなこと言っては駄目ですよ」
「まだアイドルじゃないんで今の内にやるんですよ」
「………お手柔らかに、」
翌日、学校にて
トア「あ゛~~」
「どしたん話きこか、うんうんそれは彼氏が悪いわ~、俺だったら絶対そんな思いさせないのに、大丈夫?じゃあ挿れるね」
「死ね!」
俺のこぶしが友達の鳩尾に軽くめり込んだ、いや、これは普通にセクハラしてくる方が悪い、親しき中にも礼儀ありだからね。
※下ネタ苦手
「グハッ……」
「死んだ…」
※友2
「あいつは月曜の朝からセクハラしてくる奴だったよ」
※友3
「死んで然るべきだよホント…」
「てか男が男にセクハラするなよ……気持ち悪いな」
「今は多様性の時代だぞ、その発言はよろしくない」
「分かってるよ、俺が今身に染みて分かってるから、後もう一発殴らせろ」
いやホントにね、まぁまだ多様性で許されてはならないようなことをしてしまうことになりそうだが。
「まじでそろそろ臓器逝くから勘弁して…」
「お前が俺にセクハラしなきゃいい話だろ」
「ていうか進路どうすんの?」
「急すぎるでしょ、」
「いや進路希望提近いじゃん?で、天才さんはどうするのか気になってさ」
「やっぱり東大?」
「当然のように飛び級させんな、そんなに頭良くないわ」
確かに俺は多少頭が良い、それは認める、ただ俺は記憶力が特出していいのであって全部が全部分かるわけでもない、今すぐ受験しろと言われても旧帝大どころかマーチも怪しいだろう。
「で、どこ?」
「……………」
「え?そんな言いたくないことある?俺なんか通信だけど声を大にして言えるよ?」
「なんかしらの理由ある奴はいいけど勉強してないだけのお前は恥じろ」
「そうだそうだー!」
「で、どこ?」
「チッ、話そらせなかった、」
「ちょっとくらい良いじゃん!先っちょだけだから」
「自殺志願者ってことでおけ?」
人間って猿が学習して進化してなったんだろ?なら学習しない人間て猿と同じじゃね???????
「まだ死にとうないです許して下さい」
「で、どこ?」
「はいはい、言えば良いんだろ!」
「で、どこ?」
「(まじでこいつら嫌いになりそう)……学園」
「え?」
「初星学園だよ!どうした!?笑えよ!笑えばいいさ!俺なんかがあんなとこ……もうマジムリ」
「まぁいいんじゃね?お前顔結構美人だし」
「そもそも男だよ」
「格好いい系のアイドル目指せるんじゃね?」
「そもそも男だよ」
「いwいwんwじゃwねw、スタイル良いし女装似合うだろwww」
「死にたいのね?オッケー通信通えると思うなよ」
「でw、なんで入ることになったんww」
「スカウト、そしてどうせ入れないと思って賭けしたら負けた」
「あ~、まぁスカウトまでは本当だとして本当の進路は?」
「まじで初星学園」
トアが清書した進路希望調査書を見せる
「……え?」
友1、2,3改め馬鹿1、2、3の声が重なった。
時は流れ入試前日
「(明日女装するべきか?)」
自分の素の顔面を見るために久しぶりに鏡をしっかりと覗く。
「(ギリばれるよなぁ……というかメイクは良いのか?いや流石に良いか、)」
「(ま、ただ筆記するだけだしバレない程度に中性的な感じで行けばいっか、)」
「(プロデューサーさんも学園長がああ言ってたし大丈夫って言ってたし)」
そして入試当日、
「ここが受験会場か、なんかテーマパークに来たみたいでテンション上がるなぁ(某サラリーマン風」
「(というかやっぱり美人な人多いから目の保養ってやつになるのかな?まぁ俺もそっち側にこれからなるのだが……)」
「あの人滅茶苦茶スタイル良くない?」
「羨ましいなぁ、」
「顔も結構格好可愛い系だし…」
「ああ言う人がトップアイドルになるのかな…」
トアの後ろの方でそんな風な会話が女子生徒間で交わされる。
「(なんかひそひそ話されてる?バレた!?まずくね!?少し急ぐか…)」
※内容は聞こえてない
そしてなんやかんやあり筆記試験を受け終え待機時間
「(アイドルとかに関した内容あるなんて知らんし!!いやまぁ当たり前か!?当たり前だな!?だとしても知らんよ!!)」
「(俺の知識なんて良いとこ保体のボックスダンス位よ!?見たことも無いの解けるかぁ!!あそこらへん絶対落とした……、終わった…………)」
私立高校の洗礼をバチクソに真正面からくらっていた。
「(てか待機時間って何!?まだなんかあんの!?聞いてない!!クソ!あのプロデューサー何が大丈夫だよ!!次あったら絶対文句言う!!)」
※前殴ったときに次会うときはアイドルのため暴力はしないと約束した
(因みに手加減によりプロデューサーは打撲で済んだ)
そしてダンスなどの実技を終え。
「(歌は何とかなった、ダンスは終わった...だって知らないもん……ブレイクダンス位しか出来んて……まぁ落ちてたら落ちてたでいっか!)」
割とボロボロだった
そして一週間後
トア「………嬉しくないような嬉しいような、」
そんなことを呟く俺の手元には合格通知書があった、というか合格発表そんなかんじでするん?????番号じゃないん?????
※特別扱い
「あっ!おめでとう!あんなに落ち込んでたのに結局受かってるじゃん!」
「まぁうん、ありがと」
「これからは寮生活か、向こうでも元気にやるんだぞ」
「まだじゃない?まだ入学まで二週間位あるよ?てか寮入るとも決めてないし」
「じゃあ制服注文しないとね」
「……めんど、」
一週間後
「?、何この荷物、なんか頼んだ?」
「いや?お父さんは?」
「何も?」
「開けるよ?良い?」
辺りに静寂が虚しく響く。
「いや二人に言ってるんだけど」
「え?あ、良いよ」
「いちいち聞かなくていいしょ、」
「はいはい、」
そんな親の返事を受けて、カッターを持ってきてテープを切り、段ボールを開ける
「ん?制服?」
そこにはズボンタイプの初星学園の紋章が入った制服があった。
「おぉ~良いじゃん!」
「俺もこんな格好いい制服を着たかった…」
「折角制服注文しにいったのに……」
※特注のが勝手に来たため注文行かなくてよかった
とかなんだかんだありつつ時は過ぎ。
「はぁ、この場所に来るのも二回目だよぉ、」
桜で彩られている道を歩く、周りには女子生徒達しか居ない…。
歩いていると一つの大きな門の前についた。
桜が祝うように咲き誇りまるでアニメか漫画かのように綺麗で幻想的でありとても絵になっている。
誰もが喜んで幸せそうにその門をくぐる中一人だけ憂鬱そうに呟いた。
「どうしてこうなった、」
こんな長い長い駄文をここまで読んで下って本当にありがとうございます!!!
モチベーション、ひいては更新速度に直結するので!疑問など些細なこと、なんでも良いので是非感想!お気に入り登録!評価やここ好きなどよろしくお願いします!!!
続き書いた方が良い?
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書いた方がいい
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お好きに