フェイト育成計画   作:ヴィヴィオ

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フェイトの魔改造2

 

 

 

 

 

 フェイトと暮らし始めて一ヶ月。一言で片付けるならフェイトは天才だった。ひょっとしたら巻き込まれた時にアルハザードや真理でも垣間見たのかと思えるほどに天才だった。魔力量が減っている? それがどうしたというレベルだった。先ずアニメを見てから一週間で超電磁砲が使えるようになった。その後、電磁誘導技術を使った自身の加速までやってのけた。全身に火傷を負ってしまったが、それすらも自身で回復魔法ヒールを使って治してしまった。その後、一緒に考えて自分の周りに障壁を展開する事で肉体へのダメージを減らす事に成功した。これにより、雷とはいかないまでも、それに近い速度でフェイトが行動するようになった。それもどこぞのもっと、もっと速く! のお兄さんのように速度を求めている。もっともスピードを扱えきれずに怪我をする事が多い。それすらも遂に昨日、克服してしまった。全部を把握してしまえばいいではないかという強引な手段で。そう、フェイトは眼を良くしたのだ。どこぞの憤怒さんや白眼の体術使いみたく。

 

「水樹奈々ワールドか」

「どうしたの?」

「なんでもない。それより来い」

「うん」

 

 掻き消えるフェイト。背後から蹴りが来る――と見せかけて横から来るが、足を掴んで放り投げる。フェイトは空中で瞬時に消える。電磁誘導技術の弱点は某ジャックが言っていたように移動先が感知しやすい事だ。まあ、並みの奴では対応すら出来んだろうが。

 

「その程度か?」

「まだまだ行くよ!」

 

 360度から放たれて来る超電磁砲を避けもせずに受け止める。威力的にはAランクだが、既に受けた。本命は……上か。

 

「御許に仕えることを許したまえ。響け壮麗の……あ、間違っちゃった。しっぱいしっぱい。あれ?」

 

 足元に広大な魔法陣が展開され、空から無数の光の光線が降ってくる。そういえば、コレットも水樹奈々がOVAでやってたな。流石にこれは不味いか。即死はしないが3発も貰えば危険だ。一発だけ貰って後は叩き潰す。

 

「ぐっ」

 

 エレミアの神髄、イレイザーを射殺す百頭(ナインライブズ)による9連撃を行い、逆に粉砕する。自らの身体を弓にし、魔力によって形成された矢を打ち出す。

 

「きゃっ!?」

 

 急いで回避するフェイト。そのまま加速して消滅の魔力が宿った蹴りを入れて来るがデコピンを与えてやる。なにげにイレイザー扱いの物を使ってきていたのでこちらも同じようにして打ち消す。

 

「いったぁぁぁぃっ」

 

 ゴロゴロと転がって倒れたが、限界が来たようで大量の汗を書いて動かなくなった。

 

「ほら、風呂に行くぞ」

「おんぶ」

「ほら」

 

 フェイトを担ぎ上げて風呂に向かう。戦闘能力からいえば既に英霊に片足を突っ込んでいるが、如何せん実戦経験が足りん。だが、高町なのはでは既に勝てないだろう。いや、奴も田村ゆかりワールドを展開したらどうなるかわからないが。

 

 

 

 風呂に入った後、アルピーノの下にフェイトを送っていき、俺は仕事に入る。転送ゲートを取って管理外世界の中で封印してい世界へと向かう。

 

「少将、お願いします!」

「俺達じゃ持ちません!」

「お前達は下がれ」

「「「はっ」」

 

 進んで行き、戦線をどうにか維持しているゼストと変わる。

 

「交代だ。あとは任せろ」

「頼む。後退するぞ!」

 

 部下を引き連れて下がるゼスト達。それを追うように迫り来る無数の触手を掴んでハンマー替わりにして敵の大群にぶつける。相手は18メートルから19メートル。間違いではない数字だ。鋭い爪とあばら骨のようなパーツで作られたアインストクノッヘン。本来はモビルスーツやスーパーロボットで戦う相手なのだが、生身で相手をせねばならない。相手の武装は特殊武器のエナジードレインに相当するゲヴィンネンエネルギー。触手に捕らえられたら終わりだ。無数の爪を発射するオフェンハール。胸部から生えた2本の角を連結させブーメランのように発射するシックナーゲル。爪を巨大化させておこなうキューンアルム。どれも喰らえば一般の局員では即死する。アルカンシェルによる惑星ごとの殲滅も、連中は宇宙空間でも平気で存在するためにこちらが不利になるだけだった。宇宙空間における艦隊戦など管理局では想定していないのだ。それならば地表で戦った方がまだ有利といえる。

 

「ふん。面白い。懐かしい気分にさせてくれる」

 

 たった一人で駆け抜ける数多の戦場の記憶は遥か昔より何も変わらない。視界に移る動くものは全て敵。ただ、ただ全ての命を刈り取る。

 

「黒のエレミアの前にあらゆる命は無価値だ」

 

 それが巨人の群れだろうとエレミアに関係なし。黒の魔力を纏う拳でアインストクノッヘンを殴りつける。それだけで消滅する。

 

「射殺す百頭(ナインライブズ)」

 

 魔力で作った極太の矢というよりレーザーが大軍を喰らい尽くす。同時に俺のスイッチも入れ変わり、ただ虐殺を繰り返す機械となる。ただ、ただ、殺戮を繰り返す。こういう時こそ記憶と現状が似ている為、より腕が磨かれていく。敵の攻撃など喰らわずに効率的な殲滅行動を行っていく。例え食らってもダメージは無い。保有スキルの心眼と勇猛、戦闘継続を有効にして暴虐の限りを尽くす。全ての敵を刈り取るまで。

 

 

 

 




水樹奈々繋がりで色々とやってみたw
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