ん?AFO?ああ、あの顔面が金◯みたいな奴のこと? 作:猫川立人
前回のあらすじ⭐︎
目の前に顔面金玉の厨二病があらわれた!以上!説明終わり!
いやぁ…本当どうしようかな…逃げてえ…突然オールマイト目の前に現れねえかなぁ…
「大丈夫。ただちょっと"個性"を渡してもらうだけだからね。抵抗しないのなら悪いようにはしないさ」
え?待って?今"個性"貰うって言った?言ったよな。うん言った。あれ?こいつもしかしてもう手遅れな厨二病?
……はぁ。いい加減現実逃避をやめるか。自称魔王は現在俺に手を伸ばしてきてる。なんか余裕ぶっこいてて草ァ。いや草じゃないが。
でもまぁ、手が媒介ならどうにでもなるな…手段を選んではいられないし…もういっか!切っちゃお!
「キャー!オールフォーワンさんのえっち!《シザー》!!」
「……!?ハサミ…ッ!?」
「《カット》」
「な…っ!!」
「ぶった切れろ」
俺が指でハサミの形…ジャンケンのチョキの形を作ると、突如何もないところから黒塗りの「ハサミ」が生まれる。そして、刃の間にAFOの腕が入った瞬間───
───シャキン!!
目の前まで来ていた腕が切れ、ポトリと地面に落ちた。周りの地面は少しずつ赤色に染まっていく。ああ、掃除が面倒臭そうだ…
「これは…ッ!腕が『再生』しない…!!」
「ふーん、再生能力持ちなんだ…でもまぁ、早く手術した方がいいですよ?でないとそれが『正しい状態』だと体が完全に認識しちゃうので。俺の"個性"はちょっと特殊なんでね…ほら帰った帰った」
「……ッ!!必ず、この決断を後悔する事に」
「あぁうん、そっか!帰れ!これ以上俺を面倒ごとに巻き込むな!!」
「ぐっ…本当に、残念だ…君を今ここで殺し切れないことが…。だが、覚えたよ…ふふふ…霧切勝斗…いつか必ず、君を殺して…弟を奪い返す…!君の親も無事で済むと思」
「さっさと帰れぇぇぇ!!!」
「ごえぇ!?」
帰んの遅すぎるだろ!!つい顔面蹴り上げちまったじゃねぇか!!このクソ金玉顔面野郎がよぉ…迷惑だけかけていきやがって…掃除しなきゃ…腕は持ち帰ってくれてるな!ヨシ!!ヨシじゃないが?
なんかもう…どっと疲れた。もう寝ようかな俺…
というかアイツ…俺の親に危害を加えるつもりか?それは…やめて欲しいというか…やめた方がいいと思うなぁ…
だってあの人たち…
本当、馬鹿みたいに強いんだから。しかも海外にいるし。
「まぁ…何はともあれ走りますか!困ったら走れば大体解決する!はずだぁ!!」
───その時はまだ、俺は全く気付かないでいた。彼と出会うのは、これが最後ではないことに…もっと言えば…
───自分が、彼の胃痛の元となっている事に…!!
・霧切 's mom
ロンドンでヒーローとして活動中。
「ロンドン橋落ちた」を歌いながらヴィランを切り刻む。控えめに言って化け物。
・霧切 's father
筋肉の化身みたいな男。ナタを使って相手を武器ごと叩き割る。ロシアで活動中。
酒豪。