ん?AFO?ああ、あの顔面が金◯みたいな奴のこと? 作:猫川立人
ありがとうございます。
やって来ましたー!雄英高校ー!!
……の、一年A組教室前でございます!!
いやー来たね。ついに。ここ一ヶ月は本当にやばかった。母親よ本当にヒーロー活動はどうしたんだ。滞在しすぎだろ。パッパがロシアに帰ってからも居たじゃねぇか。びっくりだよ本当。
酔った時は本当にヤバかった。パッパが酒豪だからって無理して飲むなよ。「親愛なるジャック〜」だか「敬愛するヒロエモン〜」だか意味のわからんこと言いやがって。そのテンションのまま鎌振ってくんな。怖ぇよ。
閑話休題。
流石に朝早いからか、今の所教室には一人しかいないようだ。そして俺はその一人が何者かを知っている。ので、話しかける。
「ハァイ、
「……!霧切か。良かった、知ってるやつが同じクラスで。燈矢兄もお陰様で元気だよ」
「そら良かった。まあ時々ニュースで見るから元気なのは知ってたけどな」
昔俺が筋肉に対してさほど目覚めていない頃、駄目なことだとは分かりつつも"個性"を試し撃ちしたいという欲求のまま訪れた山で、俺は彼の兄である「轟燈矢」と出会った。というか、彼の炎と出会った。
あの時は本当にびっくりしたね。『そういや炎って切れるんかな!』と思ってやってみたら出力間違って全部消火したんだよね。燈矢君もしばらくするまで"個性"が使えなかったらしい。まあその期間中にちゃんと自分の思いの丈を家族に伝えられたから後で良いことしたわー、と思ったけど。
そういやあの時あまりにも焦凍の父親がカスすぎてバレないように強制肉離れ起こして一緒に仲良く入院させたんだっけ。燈矢君に最近……といっても数ヶ月前だけど、その事を打ち明けたら『今度もう一回やろうぜ』って言われたんだっけ。やらねぇよ。
「しばらく会えてなかったからな。燈矢兄がめちゃくちゃ会いたがってる。近いうちに家に来ないか?」
「あーマジ?でもまあ雄英での生活に慣れたらになるかなー。お前も俺以外にちゃんと話できる奴作れよ?」
「ああ、分かった」
本当にこの天然紅白饅頭は分かったのだろうか?推薦受けるって言うから面接練習した時、『好きなものを教えると人と仲良くなれるぞ』と俺が言ったのを覚えていたからなのか、出身中学と名前言った後に曇りなき眼で『好きな食べ物は蕎麦です』って言ったからなこいつ。この感じだと本当に一言話すだけで満足しそうだ。
「お、続々来たな。それじゃあ話しかけに……ッ!」
「どうした?」
「すまん焦凍、やること出来たからちょっと待ってな。というか他の奴と話してろ」
「…?分かった」
すまんな焦凍。ちょっと俺はやることが出来ちまった。ちょっと話したい人がいたもんでな……
「よう、久しぶり。俺のこと覚えてる?」
「…え、何でナンパ…って」
「やっぱりな!会えて嬉しいよスーパーキュートガール!受かってたんだな、いやー良かった良かった」
「入試の時の…!あ、あの時は、助けてくれてありがとう」
「いやいやいいって!いやー、本当良かったー!ちなみに君、名前は?」
「あ、ウチは耳郎響香。よろしくね」
「俺は霧切勝斗。よろしく!」
待ってました!スーパーキュートガール!!
いや本当、この為だけに雄英に来たと言っても…それは過言。
でもまあ本当に、自分の合否の次にこの子の合否を気にしていた。入試で会っただけだけどもう既に俺はこの子の事が好きだ。貧乳はステータスだ。
「…霧切、知り合いか?」
「ああ、入試の時一緒になったとっても可愛い耳郎響香さんだ」
「かわっ…!」
「そうなのか。俺は轟焦凍。よろしく頼む」
「あ、うん、よろしく…」
こりゃあ未来に期待大だなぁ!素晴らしいぞぉ雄英高校!!ありがとう!!感謝ッ!!
・タグに耳郎響香を追加した
霧切勝斗 は 恋におちた!
耳郎響香 は 可愛いと言われて 少し喜んでいる!
またしても 何も知らない 轟焦凍くん (15)