「そういえば、怪人同士の殺しはいいのかね」
「んだよ、どうした急に?」
怪人協会に加入してからもう一月経った。
俺は、怪人協会アジトの俺に与えられた一室でくつろいだり、怪人同士でちょっと交流したり、日課のトレーニングをしながら過ごしている。
一緒にいることが多いのは黒い精子だな。
俺から話しかけに行ったのもあるが、幹部の中だと比較的常識人寄りだから話しやすいのだ。お互いに。
ブサイク大総統は卑屈すぎるし喧嘩っぱやい。ホームレス帝はナチュラルに全方位見下してくる。ムカデ長老は自分の掘った穴を移動してるからアジト内で会わない。ゴウケツは比較的喋るが、基本一人で鍛錬だしな。
だから今も黒い精子と一緒にいる。
「キリサキングとかいうやつが入ったろ」
「ああ、あいつな。確かに雑魚を殺りまくってたが」
最近怪人協会にたくさんの怪人が加入し始めた。といっても、大半は雑魚ばかりだ。
ヒーローから隠れるために寄り集まっていた雑魚集団にギョロギョロが声をかけ始めたらしい。
だが、たまにレベル鬼の怪人も来る。
キリサキングもその一人だな。だが、その素行が問題だった。稀代の快楽殺人狂で、血に飢えているんだと。
まあ原作でもガロウの成長イベントに欠かせない奴として印象には残っているが、積極的に関わる価値はないと思う。
「別にいいだろ。やられる奴が雑魚だったってだけだ。ってか、お前だって今ボリボリ食ってんじゃねぇか」
「それはこいつ舐めた口きくから。でも、それもそうか・・・」
俺が今手にしているのは俺と黒い精子を舐めて突っかかってきたレベル鬼の怪人だ。
名前は聞いてすらないが、妙にでかくてごつくて強そうな見た目してたな。
殴りかかってきた瞬間に俺に上半身を食いちぎられて死んだ。
下半身だけ残ったので、ダラダラしながら食おうと思って自室に持ってきたのだった。
幹部は見た目だけなら弱そうなやつが多いから、こういうことも起こる。
レベル鬼の方が見た目は強そうだしな。
あんまり怪人を減らさないようにギョロギョロから言われてはいるが、向こうから挑んできた場合はその限りではないのだ。
幹部が舐められることの方がよほど問題だ。
黒い精子、俺、ホームレス帝とかは特にそうだな。
ブサイク大総統はなんだかんだ威圧感あるし、体もでかい。
けど俺は見た目がキモイゆるキャラだからな。原作のハグキは不気味な威圧感があるが、俺は喋っちゃうのでそれが薄れるのだ。
黒い精子は見た目だけならただの雑魚怪人だし、ホームレス帝も見た目はただの人間だ。
ホームレス帝は雰囲気あるし、光弾でいつも只者じゃない感じを出しているから俺や黒い精子と比べると舐められ度は小さいが。
ま、そもそも喧嘩売られようと問題にならないから幹部なんだがな。
怪人同士の殺し合いも、ただ話題に出してみただけで特に思うところはない。
やりすぎならギョロギョロが止めるだろうし、そもそもレベル鬼未満の怪人なんて基本何の役にも立たないからな。
「暇だなー早くヒーロー来ねえかなー」
「気が早いにもほどがあんだろ。最近幹部になれそうな怪人を見つけたってギョロギョロが言ってたろ。事を起こすならそいつも加えてからでもいいんじゃねーの?」
俺が早く怪人協会編が始まらないかと思ってそんなことを言うと、黒い精子がたしなめてきた。
この時点だと細胞ストック万全のフルスペックのはずだから慢心してても良さそうなもんだけど、やはり理性的な部分が強い怪人だな。
今は戦力集めのフェーズだが、正直オロチと黒い精子がいる時点でヒーロー協会(サイタマ、ブラストなし)なら勝てそうなもんだ。
最大の難敵はタツマキだが、オロチなら互角に戦えると俺は見ているし、原作で万全ならタツマキが倒せるとされた黄金精子だが村田版では強化個体である白金精子がいることで勝敗は分からなくなったと思う。細胞ストックの数も増えてたしな。
雑兵をかき集めるだけの時間を無駄に感じるのも仕方ないと思う。
まあ、ギョロギョロはS級ヒーロー以上の駒を警戒してたし、戦力を少しでも増やしておくのは正しい判断だろう。実際サイタマというイレギュラーがいる以上その警戒は正しいんだが、どうせ敵わないことが分かっている身からすればさっさと始めてほしいものである。
怪人協会は暇なのだ。
あ、でも今はポチがいねぇのか。
じゃあだめだ。ポチがいないとサイタマに取り入る取っ掛かりがなくなりかねない。
確かにポチが加入するまでは戦争を始めるわけにはいかない。
今ギョロギョロが勧誘してる幹部候補がおそらくポチかニャーンだろうし、吉報を待つか。
「ま、戦力が増えるならそれはそれでいいけどさー。でも黒い精子、自信がないわけじゃないだろ」
「当たり前だろ。これはどこまで一方的な蹂躙にできるかって話だ」
ま、そういう感じだよね。
黒い精子の戦力評価もあながち間違ってはいないだろう。
実際、幹部戦でS級ヒーローはボロボロにやられたわけだし。サイタマやガロウの介入がなければ、ヒーロー協会VS怪人協会は怪人協会の勝利で終わっただろう。
幹部にも多少に犠牲は出ただろうけど、タツマキ以外のS級ヒーローはエビル天然水や黒い精子をどうにかできないだろうからな。
ポチも描写を考えるとタツマキ以外が相手できるか怪しい強い怪人だ。
そーいや、ポチは中身はただの犬だけど、ギョロギョロはどーやって勧誘したのだろうか。
テレパシーで連れてきたり出来るのか?
そんなことを考えていると、そのギョロギョロからテレパシーが来た。
『黒い精子、ハグキ。ちょっと来てほしい』
「お?」
「あん?」
俺と黒い精子は顔を見合わせて、ギョロギョロの部屋へと向かった。
部屋につくと、瞑想しているギョロギョロの姿。
「なんだよ急に呼び出しやがって」
黒い精子が要件を尋ねると、ギョロギョロは忌々しそうに答えた。
「勧誘していた怪人だが、どうも理性がないようだ。私の分身体が消し飛ばされた」
お、これはポチだな間違いなく。ニャーンは消し飛ばすような攻撃はしないはずだ。理性がないのも犬のポチだからだろう。
「はっ、そうかよ。それで俺たちにどうしてほしいんだ?」
黒い精子が要件をせかす。
「お前たち二体に、勧誘を任せようと思う。おそらくあの怪人、『育ち過ぎたポチ』をこちらに引き入れるには実力を示す必要がありそうだ。その点、お前たちなら申し分ないからな。私の本体が出向こうかと思ったが、もう一匹幹部になれそうな怪人の噂を聞いたので、そちらに集中したい」
やっぱりポチか。これはテンションあがるぞ。ポチは可愛いからな。
もう一匹はニャーンかな。
俺はぜひポチの勧誘に行きたいところだ。俺の強さを試すいい機会にもなるしな。
「俺はいいよ。暇だし」
俺があっさり承諾すると、黒い精子が横で苦言を呈する。
「ちょ、お前そんな簡単に・・・まあいいぜ。確かに暇してたとこだしな」
しかし、結局行くことにしたようだ。黒い精子なら大抵の状況はどうにかできるだろうから、リスクやデメリットとか深く考えなくてもいいもんな。
「助かるよ。場所を案内しよう」
ギョロギョロの案内に従って、ポチのもとへ向かうことになった。
そして、今。
俺の目線の先には、黒くてデカい六眼の犬、そうとしか形容できない怪人(怪犬?)が居眠りしている。
T市の外れ、人間の生活圏から少し離れた場所にそいつはいた。
「おい、ホントにアイツなのかよ?ただのでけぇ犬じゃねぇか。確かに、多少は強いみたいだが」
黒い精子は宙に浮かぶギョロギョロの分身体にやれやれと言った感じで声を飛ばした。
「ああ、そうだ。気をつけろ、高威力の焦熱弾を吐いてくる」
それを聞いた黒い精子は、眉を顰め、ちょっと警戒度を挙げたようだった。タンパク質にとって高熱は弱点だからな。黒い精子の分裂には相性が悪い相手なのかもしれない。それでも最終的には物量で勝てるだろうがな。
「まあ、俺たちの実力を見せれば大人しく従うだろ。もしくは、死ぬかだな」
黒い精子は鼻で笑いながら育ち過ぎたポチを見る。
確かに、ポチの実力を知らなければただの数合わせにしか見えないのかもな。
「ハグキ、どうするよ?まずは俺が数で圧倒してやろうか?」
そう言って黒い精子は変形しようとするが、俺はそれを制する。
ここで黒い精子に任せてもいいが、細胞ストックが減っちゃうだろうしな。
それに、俺も体を動かしたいと思ってたところだ。
怪人でも屈指の肉体を持つ育ち過ぎたポチ、それ相手にどこまでやれるかというのは今の俺の強さを確かめるうえで良い指標になる。
「俺がやるよ。ヒーローと戦う前のいい準備運動になりそうだ」
カチンッと歯を鳴らして跳躍し、ポチの目の前に降り立つ。
ポチも俺の気配に気づいたようで、目を覚ます。
と同時に、巨大な焦熱弾を撃ってきた。
「うおっ⁉」
黒い精子の驚く声が聞こえる。ポチの巨大な体を考慮したとしても、なお巨大すぎる焦熱弾だ。
「でけぇけど。いただきまーす!」
俺は、それを、丸呑みにした。腹の中で威力が暴れるが、特訓によって強化された俺の胃壁は頑強だ。
消化液によってすぐに消化されエネルギーとして俺のものになる。
「ゲェップ。悪くない威力だな」
口から煙を吐き出しながら俺がポチを見ると、ポチは飛び上がって回り込みながら連続で焦熱弾を放ってきた。
威力、大きさともにさっきのと遜色ないな。
俺が口で焦熱弾を防いだから、回り込もうとする判断もナイスだ。普通に相手するなら手ごわい相手だろう。
こちらに向かって飛んでくる焦熱弾を食べながら、俺も動き回るポチに向かって跳躍する。
一方的に撃たれ続けるだけじゃあいつか負けるし、しつけもできないからな。
だがポチも素早い。なかなか捉えられないし、焦熱弾をすべて防ぐのもなかなか至難の業だ。
あっ、食い損ねた。
「あイテッ」
派手な爆発音とともに俺は爆炎に包まれる。大したダメージじゃないが、肌がちょっと焦げ付くのを感じる。
こんなダメージはすぐに再生するが、脚が止まってしまった。
ポチはその隙を見逃さず、更に強力な焦熱弾を多数打ち込んでくる。
全部食らうのはまずい。
仕方なく口を巨大化させ、吸い込みを使う。
焦熱弾はすべて吸い寄せられ、俺の口の中に入りすべてが一気に爆発する。
ぐぬぅ、ちょっと胃もたれしそうだ。
流石はポチ。戦闘IQも高いとは。
吸い込みでポチを引き寄せようと踏ん張るが、ポチは足を止めて踏ん張りながら連続焦熱弾というべきか、熱線を吐き続ける。
そのせいでずっと熱線を吸い込み続ける胃がキツイ上に、吸い込みの吸引がポチの熱線の逆噴射で邪魔されて上手く間合いを詰められない。
吸い込みは割と上位の切り札のつもりだったが、レベル竜は何かしらで耐えてくるな。
自信無くすぜ。
ポチが熱線を吐き終えるのと、俺の吸い込みが終わるのは同時だった。
互いにちょっと疲れたそぶりを見せつつ、まだまだやれるとポチが咆哮を上げる。
「ゴルァァァァァ!!」
「こいや~」
俺もあのポチと戦闘できるとなってはテンション爆上がりだ。まだまだやろう。
ガチンガチンガチンと歯を鳴らし、『衝撃歯』を三つ同時に放つ。
さらに口を伸縮させ、裂けた口がぐにゅんと伸びて鞭のようにポチを追う。
俺の口の間合いは数百メートル。しかも素早い。噛みつきの威力は普通にするよりも下だが、それでもレベル鬼程度なら抗うこともできずに即死する威力だ。オロチの角とどっちが厄介かと言われれば微妙だが、張り合える程度には強い技だと自負している。
ポチは素早く一つ目の衝撃歯を避け、二つ目を焦熱弾で相殺した。
二つの攻撃がぶつかり合ったことによる衝撃波が空間を駆け巡る。
だが最後、ポチはしなる口を避けようとしたところで三つ目の衝撃歯に直撃してひっくり返った。
「キャンッ!?」
それでもそんなに傷ついていないのは流石の耐久力だが、動きが止まったことで俺の口がポチの前足に噛みついた。
ポチはすぐに復帰して俺の口を外そうともがくが、俺はポチごと口を引き戻し、近距離戦に持ち込む!
しかし距離が数十メートルになったところで、ポチが俺の口の端を噛んで食いちぎった。
「イテェ!?」
お前も咬合力強いのかポチ。原作でそんな描写なかったから気が付かなかった。
まあ、変形して引き延ばした部位は確かに耐久力下がるけどさ。
それでも俺の口を破壊するなら相当な力が必要だろう。
口の端を千切られたことでポチを引き寄せていたものはなくなったが、この距離なら既に俺の間合いだ。
変形をやめ、元の姿でポチに掴みかかる。口の端から血が噴き出すが、どうせ治るし気にしない。
ポチも後ろ足で立ち上がり、前足で俺の掴みかかりに対応した。
取っ組み合いながら互いに顔を近づけ、再び至近距離での焦熱弾と吸い込みが始まった。
ポチ、力も強いな。今の俺はムカデ長老の馬力にも正面から打ち勝てる自信があるんだが、それにちょっと劣りながらも対抗している。
だが、俺の力の方が強い!
焦熱弾をすべて飲み込みながら、全身の筋肉を隆起させポチの体を持ち上げ、頭から地面に叩きつける!
どでかい爆音が響いた。
ポチという硬い物体が猛烈な速度と威力で地面にぶつかったことで、地面に大きなクレーターができる。
ポチは少しの間のびていたが、すぐに目を覚ますと起き上がる。
が、もう遅い。俺はぶちかましの準備を既に済ませた。
ムカデ長老の突進を相殺したときに、俺の硬い歯を前面に出してぶちかましができれば最強なんじゃと思い、突進力も鍛えていたのだ。
原作でクロビカリがガロウにやったように、圧倒的パワーと図体によるぶちかましはどんな相手にもある程度有効だろう。
突進のためにある程度タメが必要だが、その分威力は絶大だ。
その名も『歯茎突撃』。
「お・す・わ・り!」
寝起きのポチの脳天に俺のぶちかましが直撃する。
俺の攻撃を食らったポチは、今度は周囲の地形をめちゃくちゃに破壊しながら派手にぶっ飛んで気絶した。
よし、勝利ィ!
「勝ったぜ~」
俺が両手を挙げて勝利を喜んでいると、黒い精子とギョロギョロが近づいてきた。
「やっぱバケモンだなお前。けど、今の攻撃を食らってのびてるだけのアイツもなかなか・・・」
「『育ち過ぎたポチ』。幹部に相応しい実力だな。ぜひ戦力として欲しいところだ」
やっぱりこいつらから見てもポチは化け物か。原作でも強い扱いされてたしな。
そして、俺はそれに勝利できた。これは大きな進歩だ。
多分原作のハグキなら負けるんじゃないか?実際のところはわからないが、多分そうだ。
つまり、俺は着実に強くなっている!
それに、今回は殺さないようにもっとも強力な攻撃手段である本来の顎での噛みつきを行わなかったしな。今の俺は災害レベル竜上位だといってもうぬぼれとは言われまい。
「ガル?」
ポチがもう起き上がった。血を流してはいるが、耐久力も回復力も群を抜いてるなこいつ。
ポチは俺を見るなり逃げようとするが、それより早く巨大化した黒い精子が行く手をふさいだ。
「おっと待て待て」
流石の反応速度だな。合体してなくても、反応速度だけならしっかりレベル竜クラスなのだ。
「おすわりだ、ポチ」
俺がポチに声をかけると、力の差を理解したのかポチは素直におすわりした。
手を伸ばして頭をなでる。
終わってみれば、ちょっとやりすぎた気がして罪悪感が浮かんだ。あの可愛いポチをマジでボコってしまうとは。
いやまあ、優しく可愛がれるほど実力差が開いてないから、ああいう形になってしまったのも仕方ないとは思うが。
とりあえず、優しくしておこう。
俺はポチと仲良くしたいのだ。
餌とかやって、遊び相手になれば懐いてくれるかなぁ。
「ポチ、俺たちの仲間になれ。悪いようにはしないからさ」
保存用の胃袋から新鮮な肉を取り出してポチにあげると、ポチは露骨に喜んで食いついた。
「ウ”ォウッ!」
勧誘成功・・・かな。餌で釣っただけな気もするが。
「ケケ、現金な奴だな」
黒い精子が笑う。
すると、知らない声が聞こえてきた。
「うわぁ、彼強いね。確かに私が所属するに相応しい組織だ」
「だろう?」
ふと見ると、スラリとした猫型の怪人と俺たちについてきたのとは別のギョロギョロの分身体がいた。
ニャーンか。どうやらギョロギョロは勧誘に成功したらしい。
「私はニャーン。今日から幹部として怪人協会に所属することになった。よろしくニャ」
「あん?てめーが幹部?ギョロギョロ、こいつ本当に強いのかよ?」
黒い精子が小馬鹿にしたように聞くと、ギョロギョロが答えるよりも早くニャーンが黒い精子を細切れにした。
「私は強いよ。君こそ強いのかな?ってもう死んでるか・・・ん!?」
目にもとまらぬ爪による斬撃。伸縮自在の体から放たれる斬撃は、ただ速いだけじゃなく威力もあることが感じ取れる。
災害レベル鬼では到底不可能な動き。ぷりぷりプリズナーを逃がしたり、駆動騎士一人にやられたりと戦績がパッとしないが、やはりニャーンもレベル竜の怪人なのだ。
「ふーん」「まあまあやるじゃん」「確かに幹部でいいかもな」「俺のほうが強いけど」
だが、黒い精子もまた幹部。
細切れにされたはずだが、それらの破片一つ一つが新たな黒い精子となって何事のなかったかのようにそこにいた。
「なるほど。君も幹部なんだね。試して悪かったよ」
ニャーンも黒い精子の底知れなさを認めたのか、にへらと笑って謝罪した。
「黒い精子だ」
「俺はハグキ。で、こっちはさっき仲間になったポチ」
簡単に自己紹介を済ませると、ギョロギョロが口を開いた。
「よし、ではポチとニャーンを連れてアジトへ戻れ。人里から離れているとはいえ、ポチとハグキが暴れすぎたからな。いずれヒーローが嗅ぎ付けてくる」
そうだな、さっさと帰ろう。この面子ならタツマキでも勝てそうではあるが、サイタマに遭遇したら一発アウトだ。
「いくぞ~ポチ。帰ったら旨い肉食わせてやる」
「ヴォウ!」
幹部も全員そろって、本格的に始まりそうだな。楽しみだ。
ポチ書くの楽しいですね