まあ説明回だからってのもあるが。
試験開始前の準備
青い空は見ることができても、透き通った広い海という高度育成高等学校にいる間は見ることの出来ない景色が目の前に広がっている。
終業式が終わり、既に7月20日。
大抵の学生であれば、8月の末まで長い夏休みが幕を開けている頃だが、高育の生徒はその大抵から外れてしまう。
目の前に広がるのは人の手が加えられているとはいえ、全校生徒が上陸しても余りある無人島。
船上にいても伝わってくる熱気は、灼熱に照りつける太陽が砂浜を焦がしている故のものだろう。
そんな砂浜の近くには整備された港があり、昨年のように島の周りを回ることなく港へと直行していく。
「ここにいたんだ」
部屋や船の中にはいずに、太陽照りつける甲板で外の景色を眺めていると、僕を探していたらしい一之瀬さんがやってくる。
「先生たちの言う通り、1年前の無人島よりも大きい島だね」
おかげで殺虫剤を撒くのに随分と時間がかかった。
幸いにして、人の手が入っているためか小さな虫は蚊や小バエくらいで、あとはセミと地面を這うダンゴムシやミミズ、ムカデとポピュラーというか、僕でもまだ見慣れている虫ばかりだった。
高円寺とあの島で2週間も一緒にいることになるが、今のところ懸念すべきことはない。
今回はあの忌まわしきGPS付き腕時計への対策も考えてあるため、自宅のベッドでぐっすり眠ることができるはずだ。
「えっと、暑くない? あ、船酔いは大丈夫?」
まるで母さんのようなことを言ってくる一之瀬さんに大丈夫だと伝えつつ、逆にそちらは大丈夫なのかと訊いてみる。
普通に日向にいるため、女子なら日焼けやら紫外線と気にすることがあるはず。
「にゃはは、大丈夫大丈夫。ちゃんと日焼け止めは塗ってきたから」
安心してよと笑顔を浮かべている。
何の問題もないのは確かだが、何と返せばいいのか分からない。
学校側もこの炎天下の中で昨年のように島の砂浜での説明は問題になると判断したのか、昨日に学年ごとに船の中にある映画館で試験の説明を受けた。
スクリーンの前に立っていたのは真嶋先生だった。
こういうのはAクラスの教師がするという訳ではないらしく、星之宮先生は説明の補助のために真嶋先生の少し後ろで待機していた。
「ではこれより無人島における特別試験のルールを説明したいと思う」
説明の内容は事前に学校で告知されていたものの確認から始まった。
無人島に滞在する期間は2週間で、昨年と同じく生徒たち自身で自由に生活を行ってもらうことが基本となる。
試験期間中に続行不能な怪我や体調不良に陥る、もしくは重大なルール違反を犯した場合は学校側が試験続行不可能と判断して強制リタイアの形を取る。
2年生は特別試験開始後に、ある条件のもとに最大3人までの小グループ同士が集まり、最大6人、増員カードを持っている生徒がいれば7人を作ることができるようになる。
自身の所属するグループが全員リタイアした場合は失格となり、順位がその時点で確定する。
ここまでが事前に知らされていたルールだ。
ただ肝心の順位を確定させるためのルールが公示されていなかった。
「各グループには順位を決めるための得点を集める戦いを行ってもらう」
無人島サバイバル試験は全グループで2週間、得点を集め競い合う。
試験中、リタイアによりグループ全員が離脱した場合は、集めた得点はすべて無効となり、その時点で順位が確定し、強制的に下位5組の中に入れられてしまう。
沢山の得点を集めたとしてもグループ全員がリタイアすれば全てが無駄になってしまうため、得点を集めることに目を向けて体調不良や大怪我をしては元も子もないということだ。
「得点の集め方は2通り存在する」
真嶋先生がそう説明し始めると、スクリーンに無人島の地図が表示される。
縦横に線が入っており、細かく均等にマスわけがされていた。
「1つ目は全部で100に分けられた特定のマス内に、一定時間ごとに向かうように指示が出される基本移動のルールから得る方法」
スタート地点は港があるD9エリアになり、移動先としてC8エリアが指定されたら、その指定エリアにたどり着くのが早かったグループには着順報酬が与えられる。
1位には10点、2位には5点、3位には3点、それ以下でも指定時間内に辿りつけば全員に等しく到着ボーナスとして1点が必ず与えられる。
つまりは3人グループが1位を取れば着順報酬で10点、到着ボーナスで3点の合計13点が貰える。
「基本移動における移動先エリアの告知は試験の初日と最終日は3回のみだが、それ以外の12日間は日に4回。ゴール時間は午前7時から午前9時、午前9時から午前11時。2時間の休憩を挟んだ後、午後1時から午後3時、午後3時から午後5時までの間となる」
午後5時までなのは日照時間が長い夏とはいえ、暗闇の中に生徒たちを送り込まないための配慮によるものなのだろう。
「気をつけておかなければならないのは、指定エリアの移動を3回連続でスルーしてしまうとグループごとに1点減少してしまう点だ。さらに4連続なら1度に2点、5連続なら1度に3点とスルー回数を重ねるごとにペナルティも1点ずつ重くなる。ただし1度でもスルーを止めれば累積値はゼロに戻って、再び3連続のスルーをした時から1点の減少が始まる」
着順報酬を意識するあまり体力を使い果たして身動きが取れなくなると、向かうべきエリアに辿り着けなくなり、集めた得点を失うリスクも出てくる。
逆に一切の無理をせずにスタート地点にキャンプを張り、そこから近い範囲にだけ出現した指定エリアから得点を集め2週間を手堅く過ごすといったことをやろうとしても得点はほぼ集まらないだろう。
試験中にリタイアするグループが5つ以上現れなければ、何もしないまま最下位に沈んでしまい退学とクラスペナルティを受けてしまう。
このスルーに関して真嶋先生から補足が入り、エリア内にグループの誰かが辿り着いた時点でセーフ。
つまりはグループ内全員が必ずしも辿り着く必要はないということだ。
もちろん得られる到着ボーナスは指定されたエリアに辿り着いた人数分だけとなってしまう。
この説明を受けると同時にほぼ全員が少しざわめいた。
このルールだと、3人が所属するグループのうち1人だけが指定エリアに辿り着けば、グループには到着ボーナス1点が与えられると同時に、スルーの対象とはならない。
単独や2人グループで参加する者たちは、同じようにクリアし続けても強制的に得点を引き離れてしまうが、グループ決めの前に3人グループの方が有利という言及はされていたから驚くことでもない。
「しかし1つだけ注意事項がある。1位から3位に与えられる着順報酬に関しては、リタイアした人間の発生していないグループかつ、グループの全員が指定エリアに到達している場合のみ発生する。そしてグループ内で最後に到達した生徒の記録を順位として参照する」
妥当なルールだな。
1人で到達しても着順報酬が発生するとしたら、体力のある者だけが指定エリアを巡るなどのパワープレイも可能だ。
高円寺が1人ならやっていたことなんじゃないだろうか。
ただ、やはり人数が多い方が圧倒的に有利であることに違いはない。
「地図上では明らかにエリア指定が不可能な場所もある。たとえばBIやCI、F10やG10などは完全に海の上であり、こういった場所が指定エリアに選ばれることはない」
スクリーン上の地図から、到達不可能な一部のエリアが赤く塗りつぶされ除外される。
形式上存在してしまったエリアなのだろう。
「この指定エリアには一定の法則があり、1日4回のうち3回は最後に指定されたエリアを中心に前後左右2マス内、斜めは1マス内に再指定される」
前後左右2マスと斜め1マスであれば移動はさして難しくなさそうだが、無人島は高低差が激しい。
左右2マスとはいえ、場所によっては山登りを求められることとあるだろう。
持ち時間は2時間と十分にあるため、かなり余裕を持った移動は出来るかもしれないが、そこは運次第でもある。
もう1つ気をつける点があるとすれば、1日に行われる指定エリアの設定は4回であり、残り1回はその法則に当てはまらないということ。
「1日のうちいずれか1回だけは今の法則は当てはまらず例外となり、どの地点に指定エリアが設置されるかは分からない。D2にエリア指定された後、D9に配置されるようなことも起こりうるということだ」
ただしランダム指定が2度続けて起こることはないと言う。
1日の最後である4回目にランダム指定され、次の日の1回目にまたランダム指定が来るといったケースは起こらないようになっているとは言うが、どこに指定されるか分からないとなると大ごとだ。
最北から最南に移動となると、普通の生徒では2時間では辿り着けない。
体力があろうと否応なしに指定エリアに振り切られることになってしまう。
遠方の指定エリアを無理に追いかければ、スタミナ切れや移動が不可能になるようなアクシデントが生じる可能性もあるだろう。
無茶な移動を繰り返して指定エリアを踏み続けてポイントを得るか、時には危険を避けるためにポイントを失ってでもスルーを覚悟で移動するといった臨機応変な対応が各グループの能力に応じて求められる。
「また立て続けに同じエリアが指定されることは無い。だが、D2が指定され、次にD3が指定され、その次に再びD2が指定されるといったケースは可能性として起こりうる。更に指定エリアが発表された時点でそのエリアに足を踏み入れていた場合は1人1点を得ることは出来るが着順報酬を得ることは出来なくなるため注意するように」
次の着順報酬を狙うためには、最終指定エリア内に留まるか、いっそのこと前後左右2マス斜め1マスの範囲を出てしまうしかないということだが、後者の場合はランダム指定で踏んでしまうリスクはどうしても避けられないな。
「以上が1つ目の得点を得るための方法の基本移動だ」
1つ目の時点で長すぎる。
小説だとこの時点で3000字くらい書かされてるんじゃないだろうか。
スクリーン上に概要を表示してくれているが、これだけで良かったのではないだろうか。
「もう1つの得点を得る方法を説明をする前に、これを見てもらいたい」
真嶋先生は後ろで待機していた星之宮先生からデジタル型の腕時計を受け取る。
やはりあったか、GPS付き腕時計。
「試験開始から試験終了時まで、生徒全員にはこの腕時計を身につけてもらう。その他に腕時計と連動するタブレットも支給されることになるが、その説明は後で行う」
腕時計が拡大されたものと、詳細な機能がスクリーンに表示されていく。
「この腕時計は時刻の確認だけでなく、得点を得るために必須の道具でもある。基本移動の得点などは全てこの腕時計を元に集計されるからだ。また時間内に指定エリアに入るとその旨の通達が来るなど便利な機能も備わっている。多少タイムラグが発生することも考えられるので、時間ギリギリであったり即座にエリア外に出てしまうなどすると無効となる可能性があることに注意して欲しい。得点が入ったかどうか、必ず腕時計の通知を確認してもらいたい」
試験において必須のアイテムということだが、去年と同じくあの腕時計には身に着けた生徒の体温、心拍数、血圧、血中酸素、睡眠時間やストレスレベルなどを学校側が常時モニタリング出来るようになっているようだ。
何らかの項目が規定ラインを越えた場合には警告アラートが鳴り、1度目は5秒経つと鳴り止み、10分後も規定を超えた状態が続くと1度目よりも音が高いアラートが鳴る。
それから更に5分、異常の状態が続けば今まで1番高い音が鳴り、緊急アラートに切り替わる。
この状態になった場合は24時間以内にスタート地点でメディカルチェックを受ける義務が発生するが、無視あるいはたどり着けないという場合は状況次第でリタイアなどのペナルティを受けることになる。
緊急アラートは手動で切らない限りは鳴り続ける仕組みで、身動きの取れない大怪我や意識を失うような状態に陥って5分間停止されなかった場合は教職員と医療班がGPSを元にしてその場に駆けつけるようだ。
腕時計を取り付けたり、取り外すには特殊な工具が必要となり、これは試験中不正が出来ないようにするための処置であることが告げられる。
強引に取り外したりすれば、自動的に得点を得る機能もストップとなる。
破損した場合や、機器の不具合や異常が出た場合は得点機能がオフになるため、スタート地点に戻って交換対応が必要になる。
長々とした腕時計の説明が終わり、腕時計には12通りのテーブル、それぞれのグループが目指すべき指定エリアが組み込まれていることも説明される。
「次に得点を得る方法の2つ目である課題について説明する。これは無人島の至る所に設置される課題をこなすことで得点を得るというものだ」
課題は午前7時から午後5時まで随時各所で行われる。
100ヶ所に分けられたエリアだが、同一のエリア内の違う場所で2つ同時に課題が発生することもある。
例えばC3の南側で学力の課題がある一方で東側では身体能力の課題が設置されていることもある。
「タブレット上でのみ確認できる赤い点に、課題が設置されている。この課題の有無を示す赤い点はいつ出現するか、どこに出現するか、どんな課題であるかは生徒には予測できない。出現してから初めて知ることができる」
スクリーンに課題の一例が表示されていく。
学力試験や身体能力、釣りといったものがあり、課題出現から何分以内にエントリーかつ登録人数が10人を超えたら締め切り、勝利条件と報酬はそれぞれバラバラだ。
基本的に得点を獲得できるのと課題によっては食料や景品、おそらくはこれが大グループを結成するアイテムや報酬が用意されているようだ。
「課題で必要とされる能力は学力4割、身体能力3割、その他3割で構成されている。その他というのは、細かい技術が必要なものから単純に運だけが必要なものなど多岐に渡ると覚えておいてくれ。もちろん、同じ課題が複数回行われることもある」
課題を行う箇所には必ず教員か試験を管理するスタッフが待機しており、受付を希望することで腕時計とタブレットを介してエントリーが行われる。
基本移動にせよ課題にせよ、やはり人数が少ないほど厳しいルール性は共通しているようだ。
「タブレット上ではどの地点に課題があるかを始め、今スクリーンに表示されている参加条件などの情報は全て閲覧可能となっている。それと課題の実施が終了を迎えた段階で、タブレット上からその課題の情報が消えることになっている点を忘れないようにしてもらいたい」
課題実施中はまだタブレット上に参加可能として表示されており、苦労して課題の場所に着いても人数が揃ってしまっていて参加できなかった、といった事態も有りうる。
色々と気にしたり考えたりするべきことが多い中でも、真嶋先生は説明を続ける。
「4日目から、この課題の報酬の中にグループ人数の最大数を開放するものも行われる」
やっぱりな。
1位を取れば最大上限3人の開放となり、2位は2人、3位は1人開放されるらしい。
現時点で単独グループの者が6人の大グループを作る場合、最低でも1位と2位を1回ずつ、3人グループの場合は1回1位を取る必要がある。
また最大上限を6人にまで開放したグループは以後この課題に挑戦することは不可能となるようだ。
課題の参加条件、人数、勝利条件、報酬は確認できるため、6人の大グループが完成したグループはこの課題を避けていく必要がある。
課題の条件を満たして、グループの最人数を増やせるようになった場合、引き入れたいグループ側から腕時計の機能を使いメインリンクを起動させる。
その後に合流する別グループがペアリンクを起動し、メインリンク受け入れ中の腕時計に接触させる。
リンク承認には10秒ほどかかり、その間であればキャンセルも可能のようだ。
晴れて大グループを結成すれば、同じテーブルに書き換わるものの、グループ人数の最大上限を開放する課題はそう多くは用意されておらず、この権利を得られるグループは全体を通しても2割から3割程度に留まると言う。
「以上の基本移動と課題、2つの方法で得点を集めていき、総合順位を全学年で競ってもらう。また合流が発生した場合、双方の所持している得点を平均化してリスタートとなる」
課題に関する概要もスクリーンに表示されるが、やることは誰よりも早く駆け抜ける。
課題を繰り返しクリアして得点を積み重ねていく。
シンプルで分かりやすいルールだ。
このあと、月城から生徒同士の小競り合いはある程度認めるという方針が打ち出されるが、悪質だと判断したものは遠慮なく学校側から介入するという文言が付け足された。
略奪行為、同意なき相手の所持品の窃盗や使用は即時リタイア、場合によっては退学してもらうことになると理事長代理らしく圧をかける。
月城の話も終わり、ようやく無人島で生活をするにあたって必要不可欠となる食料や物資、道具の説明が始まる。
事前にここで買っておけば安く済み、試験中スタート地点の港でも買うことができるが現地購入する際の値段は2倍になる。
スタート地点には無償で使用できるシャワー室、2日目以降はその場でのみ水分補給ができる場所を設けること、歯ブラシや下着、シャツなどのアメニティもスタート地点で無料で配布してくれるようだ。
配布されたマニュアルを確認し、僕はお目当ての商品があるかを見ていく。
テントから釣竿、トランシーバー、食料に水、去年よりも購入できるリストが格段に増えているらしいが僕の欲しかった物資はしっかりと記載されていた。
必要なポイントも少なく、これなら2週間問題なく過ごすことができそうだ。
(あっ、水着のレンタルとかあるんだ)
(ボールに浮き輪もあるということは、遊んで過ごすことも視野に入れているのか?)
(やっぱり大事なのは食料と水だな。食料飲み水の問題は避けては通れない)
僕と同じくマニュアルを確認している生徒からのテレパシーが届く。
僕としては、最小限の購入に留めて残りのポイントは何か役に立つかもしれないものやアポートで実家のものと取り替えるのに使えそうなものにしておくか。
「それから、お前たちには腕時計同様タブレットも全員に支給される。基本情報としてタブレットは必要不可欠になる。スタート地点の他に課題を行っている際に充電をすることもできる」
タブレットは小型で無人島の地図の閲覧や指定エリア、自身の現在地の確認、課題の位置や詳細な条件や報酬の閲覧ができる。
さらに試験4日目から12日終了まで上位、下位10組のグループメンバーと得点が確認できる機能や、6日目以降に1得点を消費して全生徒の現在地を閲覧可能になるGPSサーチ機能が解禁される他、試験に全体影響する問題が起こった際に学校側からメッセージが届く場合もある。
スタート地点や課題を行う場所で充電できるとはいえ、タブレットが使えなくなるのは些かまずいか。
高円寺がどうするかの相談は……面倒だから各々好きにやるか。
モバイルバッテリーの購入も決定していると、最後に真嶋先生が「直接商品を確認するためのサンプル品を置いておくから各自で確認しておくように」と告げてマイクの電源を切る。
前の方の席の生徒からこぞってスクリーン前に集まり、バックパックにどれくらい食料や水が入るか確かめたり、テントの組み立て説明書を読んでいる。
購入は口頭で申請なのが面倒なところではあるが、バックパックと1人用のテント、その他もろもろ必要な物を伝えて僕は一足先に映画館をあとにした。
翌日に迫る本番に向けて身体をしっかり休めるためには1分1秒も無駄にはしていられないというのもあるが、こういった時に何を買えばいいかのアドバイスを求められるのは面倒だからな。
時間は24時間もないが、各々総合的に判断して、必要なものを選んで、悔いのないように試験に臨めることを祈りつつ僕は部屋に戻った。
柴田「どこで寝るんだぁ……?」
神崎「……?そりゃテントだろう。最終的に6人になるかもしれないが男女別の必要があるかもしれないからな。それに必ず課題をクリアして6人になれるとも限らないのであれば……」
柴田「1人用のテントでか?」
神崎「何が言いたいんだ……?」
柴田「(だ、ダメだ神崎にはネタが伝わらない!?)楠雄ーッ!早く来てくれェーッ!」
一之瀬「楠雄くんなら先にテントとかの購入申請して帰っちゃったって姫野さんが言ってたよ?」
柴田「もう終わりだぁ……お終いだぁ……」
小橋「いつもの発作みたいなもんだしほっとこうか」
安藤「う、うん……」
特に話すこともないけどくーちゃんが欲しかったのはアルミホイルです
何に使うんでしょうね
ではまた次回!