高度育成高等学校としては初めての試みとなる文化祭が11月13日の土曜日に行われることになった。
空は青く澄んで……ない真っ青だな。
まぁまだ陽も昇って間もないし仕方がない。
開始時刻は朝の9時であるため、8時半までに登校することが義務付けられているが、準備が必要である生徒は午前6時から学校の門が開けられているため登校することができる。
僕は昨日帰りのホームルーム前に変身を解いて、両親の前ではいつも通りの姿でいたため、この準備時間に変身しておかなければならない。
そのためまたもや僕の学校に行けるとウキウキの両親を尻目に朝の6時に寮に戻ってきた僕は部屋を出てエレベーターで下に降りると綾小路と堀北さんがいた。
本番に不都合があってはならないと、事前の最終確認のために待ち合わせをしていたようだ。
「……おはよう、斉木(ダメだな、昨日の姿が脳に焼き付いていて違和感がすごいな)」
「おはよう。あなたも朝から準備?」
2人に挨拶をされて僕はそれに一礼する。
綾小路の手にはダンボールがあり、見るつもりはなかったが透視で中を見ると「茶柱用」と書かれた紙とともにメイド服とビラ配り用のチラシが入っていた。
こいつ担任にもメイド服を着せるつもりなのか。
それだけ綾小路としてはこの文化祭に懸けているものがあるのかと感心しつつ、僕は寮のロビーを出る。
何故か2人も僕に続いてくるが一緒に行く理由は特にないが、進行方向は一緒なので仕方がない。
2人は松下さんが体調を崩した話をしており、僕がいる意味はあまりない。
そう思っていると僕たち以外にも早朝から登校している1年生たちを見て、綾小路が堀北さんに問いかける。
「そういえば、生徒会はどうなんだ?」
「何? 藪から棒に……別に後輩たちと絡む機会は増えたけどそこの女装癖の人ほどじゃないわ」
「あれは良かった……(出来ればオレも客としてサービスを受けたかった)」
「は?」
「良かったというのは斉木の後輩の絡みの話だ」
急に矛先が僕に向いたかと思ったらしっかりと綾小路へと戻っていった。
少し普通の男子高校生らしくなってきたと思うが、それでもホワイトルームという抑圧された環境で育ったせいか綾小路の性癖がおかしな事になりつつあるな。
軽井沢さんに「ショートヘアメガネ女子いい……いいよね」とか多くは語らないプロにならないうちに是正した方がいいんじゃないだろうか。
生徒会の方は一之瀬さんや葛城から聞いた話だと1年生から八神含めて3人ほど採用されていた。
2年生は僕が推した3人のままであり、南雲世代が3人のため、南雲たちが抜ければ6人と大きく数を減らしてしまう。
しかし、一之瀬さん、堀北さん、葛城と2年生の中でも優秀なメンバーが集まっているし、数を減らしたところでそこまで大きな問題にはならないだろう。
生徒会の話が続くものかと思えば、僕の女装の話が出たため堀北さんが「そうだ」と僕に声をかけてくる。
「斉木くん、卒業してから兄さんの前ではあの格好はしないように。絶対よ(兄さんは斉木くんのことを気に入っていたようだし、それにクラスの男子たちみたいにおかしくされたら困るわ)」
しねぇよ。
卒業したら顔くらいは見せるつもりではあるが、流石に何のイベントでもないのに女装した姿を見せるつもりはない。
僕の女装姿が見れるのは昨日か今日が最初で最後になる。
「なら、いいけれど(ただ女性の目から見ても似合っているのよね。骨格も違って見えたせいで斉木くんと分からなかったと高円寺くんと綾小路くんも言っていたけど)」
堀北さんは納得していないという様子だが、僕にする理由はないし、それにすぐにできるというものでもない。
堀北さんの心配は杞憂に終わるだろう。
1度教室に寄って手持ちの荷物を置くという2人とは別れて、僕はトイレに入ると変身能力を使う。
一之瀬さんたちにはこちらの準備に時間がかかるから最終確認や手伝いは出来ないということは伝えてあるため、変身が終わり次第、男女逆転喫茶へと向かうことになっている。
洋式トイレの蓋を閉めて、その上で胡座をかきながら変身が終わるのを待つこと2時間、ようやく斉木栗子へと変身を終わらせる。
8時半には間に合うなとトイレを出て男女逆転喫茶へと向かう。
その途中で準備をしている1、3年生たちとすれ違うがどいつもこいつも僕の顔を見てくる。
池や橋本といった女子の容姿に興味やこだわりのようなものがある男子曰く、この学校の女子は見た目のレベルが高いらしいため女体化した僕くらいの容姿であれば見慣れたものであるはずだが。
そう怪訝に思いながら歩いていると行く手を阻まれる。
「よォ、あんた随分と可愛いじゃねぇか。一之瀬先輩といい勝負だぜ(まぁ胸のデカさや可憐さはあっちの方が上だな)」
わざわざ絡まないように配慮してやっているというのに宝泉の方から近づいてくるとは。
しかも斉木楠雄とは気づいていない様子だ。
あと、こいつ一之瀬さんに興味があるんだな。
「2年では見なかったから3年か? なんでもいいがまた今度飯でもどうだ。奢るぜ?」
そういうのいいんでとCV戸松遥の声で躱そうとすると「待てよ」とその身体で道を塞ぐように仁王立ちする。
面倒だな、変身したばかりで力の調節が上手くいくか分からないから手荒なことはしたくないんだがと思っていると騒ぎを聞きつけた七瀬がやって来てくれる。
「宝泉くんやめてください。明らかに嫌がっているじゃないですか」
「ンだよ七瀬……チッ、まぁいい。そうだ、名前だけ聞かせてくれや。それくらいならいいだろ?」
聞いて驚くなよ。
『斉木栗子だ』
「あ? 斉木……? 斉木!? ッ!? ぉっ!? ぁぁぁ……っ!!?」
斉木という苗字に過敏に反応するかのように宝泉は壁に手をついて、荒い息を吐き始めた。
なんだこれはと見ていると七瀬が説明してくれる。
「すみません、宝泉くんは2年生の斉木楠雄先輩に入学してからボコボコにされていて、それでこの前体育祭でもボコボコにされて、挙句にそのことで担任の斉木空助先生にもいじられて斉木という苗字がトラウマになってきているようで」
前半は僕が悪いが、後半は何やってんだあのドS。
「何となく雰囲気も似ているので余計に恐ろしいんじゃないでしょうか(というか、2年Aクラスは男女逆転喫茶という男子は女装、女子は男装するカフェと聞いているのでもしかするとこの方は女装した斉木先輩なのでは?)」
流石の思考力だな。
正解発表して文化祭前に宝泉が壊れるのも可哀想だし、詫び代わりにサービスしておいてやるか。
『大丈夫? こんなことしかしてあげられないけど、元気だしてね』
僕はポケットに入っていたハンカチを差し出して、宇宙人の王女のような声で母さんが言いそうなことを言ってやってからその場を離れる。
「あれは誰だ……? メシアか……?」
「………………そうかもしれませんね(女装した斉木先輩ということは言わない方がいいですね)」
その方がいいだろうな、今後の宝泉の学校生活を考えるならば。
余計な時間を取られたなと特別棟へと歩いていると今度は南雲に遭遇する。
生徒会長でクラスのリーダーのくせにサボっているのかと思いきや、南雲は髪をかきあげながら言う。
「昨日から1年にめちゃくちゃ可愛い女子がいるって聞いたが、お前がそうだな。一目でわかったぜ(俺の好みじゃないが、確かに悪くはないな)」
ある程度の改心はしていたが南雲はこういうやつだったのを忘れていた。
「どうだ? お前さえ良ければ文化祭が終わってから……」
こいつといい、さっきの宝泉といい、龍園といい……口説いている相手が僕だと知ったらどうする気なんだ?
普段敵視していたり乗り越えたいと思っている相手に甘い言葉を囁いてしまったら僕なら死を選ぶと思うが。
『ごめんなさい無理です』
「え」
急いでいるので端的に伝えて、呆然と立ち尽くす南雲を置いて特別棟へと歩いていく。
(な、なんだあの女! この俺のことを見向きもしなかった! 目に入らなかったとでも言うのか! ふざけやがって……!)
入っていたから振ってやったんだろ。
南雲もああいうところは変わっていないらしい。
朝比奈さんと鬼龍院さんに言って教育教育教育教育教育死刑死刑死刑にしてもらうか。
そんなこんなでやっと自分の教室に辿り着き、8時半の出席確認を終えて、9時を迎える。
放送室から全校生徒へと文化祭の始まりが告げられると共に来賓たちが正門から足を踏み入れてくる。
母さんと父さんはまだ車なのか駐車場の車の中でイチャついていた。
この分だと来るのは1時間後くらいか。
今回の文化祭では労働基準法に照らし合わせてなのか、文化祭終了までの間に担任に申し出た上で必ず1時間の休憩を挟むことを義務付けられている。
この休憩中は出し物の手伝いや参加を禁じられているため、食事をするか他の学年やクラスの出し物を覗きに行くくらいしかやることがない。
一応、どこの出し物に人が集中していて、どこが閑散ときているかなどを把握するために携帯での連絡を取り合ったりするようだが、わざわざ見に行かなくても校内であればその場で確認できる僕には不要な仕事だ。
そのため、今のところは休憩中のみ僕はこの学校を離れて穏やかに過ごそうと思っているが、いつもの如くそうはいかなさそうな予感がする。
「いらっしゃいませ〜! 御新規1名様で〜す!」
そんなことを思いながら特別棟へとやって来て怖いもの見たさでこの店を選んで入ってきた男性客を女装した渡辺が出迎えた。
とりあえず元気よく愛想良くを目標にしている渡辺は恥ずかしさを堪えながら客を席へと案内する。
テレパシーで拾える声からして相当の客がこちらに流れてきているようだ。
3階でパンフレットを受け取り、2階、1階にある飲食店を回るか本校舎側に戻って遊戯を楽しむか。
今回1人目の客のように子連れでなければこの辺りでコーヒーを飲みつつメイドや執事の接待を受けようと言う考えの客が多いのだろう。
ホワイトルームからの刺客とやらも今回は5人来ており、それぞれ綾小路に2人、天沢、八神に1人ずつ、そしてホワイトルームとは無関係の僕に2人も見張りがつけられている。
ただ僕につけられた見張りは僕がどこにいるか分かっていないようで店内を見渡す不審者と化していた。
『お客様、何かご注文は?』
「え、えっ? あぁ、うんそうだね……(何だこの子無表情で無愛想だけど……しかし可愛いな……)」
「このAセットを貰おうかな。飲み物は紅茶で」
「では私も同じものを」
『わかった』
小橋さんから長門有希とか綾波レイみたいな感じで接客と対応をしてと言われているため、無表情な感じでやっているが、無愛想と思われるとはな。
あの2人はそんな感じしないんだが、少し難しいな。
オーダーを待機している森山に伝えて調理場まで取りに行ってもらう。
そうしたらまた表に出て客からの注文を受けたり、追加サービスの対応をしたりするのがホールの仕事である。
「ごめん、そこの……栗子ちゃんって言うのかな。その、肩を揉んでもらえるかな?」
肩もみと肩叩きは1000ポイントかかるが頼む人間がいるんだなと精一杯加減して揉んでやりたいところだが、危うく肩を壊して茂野吾郎にさせても可哀想なので揉んでる振りをして1日身体を戻してやる。
「お、おぉ! なんだか身体が軽くなったよ!」
オプションは前払い制だから気に入らないと言われても返金の必要はないが無用なトラブルは避けておきたいからな。
やれることはきっちりやろう。
浜口や白波さんが外で呼び込みをして客を引き入れており、今のところは盛況のように思えるが、落としていく金額はそこまで多くはない。
男子が女装、女子が男装している姿を1目見ておこうというくらいの気持ちだろう。
しかし、僕の1日戻しマッサージが思いのほか好評であり、それがリピーターを作り、新たな客を引っ張ってくる。
ワンドリンク、ワンフーズ制であるため飲食の必要があるにも関わらずマッサージ目当てで来る客はどんどん増えていく。
それに僕でなくても渡辺や呼び込みを柴田と交代した浜口たちでも高評価で、男装女子の方も一之瀬さんを筆頭に女性客の人気を集めている。
コンカフェあるあるなのかはさておき、高校生との際どい思い出を作りたいと思う大人が割といるようで正直少し引く。
そして、その中に自分の身内がいるとなると尚更である。
「全く婆さんのやつ勝手にはぐれおって……」
「大丈夫か、おじいちゃん」
なんでいるんだおじいちゃん。
どうせ空助の仕業だろうが。
祖母と校内ではぐれたのか不機嫌そうにしている祖父には男装した姫野さんがついており、彼女のモチーフは僕らしい。
(ふん、孫がここにおると聞いて来たのに男なのに女みたいな格好したやつや、女なのに男みたいな格好した変な連中ばっかじゃわい)
そういうコンセプトのカフェだからな。
腕を組んで注文の姿勢を取らない姫野さんはじっと祖父を見つめるも、動く気配がなくヘルプのサインを出してくる。
それを見た神崎が僕へと近づいてくる。
「(政府関係者には見えないが、ケヤキモールでも見た事ないなあのおじいさん)頼めるか?」
すごく嫌だが身内だしな。
仕方ないか。
(はぁ、せっかく上京してきたというのに……そもそも楠雄が3年間も牢屋に入るからワシの血圧が上がってしまうことになったんじゃ……)
あんたの血圧が高いのは元からだがな。
それに高いと言っても適正値の上限なだけで普通だぞ。
僕と空助、母さんに会わなければ。
知らない人の方が多いだろうが、僕の祖父は一見して昭和の頑固オヤジのような見た目と雰囲気を出しているがその中身は娘と孫が大好きなことを悟られまいと強気に振る舞うツンデレおじいちゃんである。
去年のお盆と今年の正月とお盆の帰省に僕がいなかっただけで餅が喉を通らなくなるほどの寂しがり屋でもある。
多分、前世はうさぎだったんだろうな。
(あぁ、ここに来れば孫と会えると口車に乗って来たがどこにもおらんじゃないか……神様お願いじゃ……孫に会わしとくれ)
『ご注文は?』
(ん? なんじゃ人が物思いに耽ってる時に……)
そう心で呟きながら祖父は顔をあげる。
(!? 何と……! あまりの会いたさに孫そっくりな女子が出てきたぞ! どことなくワシと久留美に似とる! 間違いない! これは女の子として生まれてきた楠雄の姿じゃ……!)
あんたの想像力ハンパないけど合ってるわ。
(おお……孫よ……!! ワシの変な妄想のせいで女の子になってしまっとるが……妄想でも嬉しいぞ……!! これで触れられでもしたら最高なんじゃが……)
そう言って祖父は手を伸ばしてくるが、流石にお触りは禁止だ。
かと言って止めれば怪我をさせるかもしれないし、顔くらいならいいかと受け入れてやる。
(って、うん? 感触が……?)
『久しぶりだな、おじいちゃん』
栗子の声ではなく楠雄の声でそう言ってやると祖父は目と汗腺を開いて叫んだ。
「うわああああ!? ほほ、本物じゃ──!? 楠雄が、楠子になっとる──!? あひゅう」
栗子な。
しかし、気絶してしまったな。
やれやれ……これは無料で治してやるか。
「はふぅっ!? (孫に会えたと思ったら一瞬、父さんと母さんが手を振っていたような……)」
危うく殺すところだったみたいだな。
危ない危ない。
「えっと、栗子ちゃん、大丈夫?」
一之瀬さんが心配で見に来てくれるが、特に問題ないと手を振っておく。
すると、正気を取り戻し始めた祖父が訊いてくる。
「楠雄……どうしたんじゃその格好は……女の子の格好なんてしおって……(全くけしからん。可愛すぎるぅぅぅ! なんじゃあの肌! 今も十分若いが10代の頃の久留美の肌にそっくりじゃ!)」
10代だからな。
「楠雄……? (もしかしてこの人……楠雄くんの……顔立ちとか似てるし……)」
まぁ父さんと母さんが体育祭に来ていれば察しはつくだろうな。
恥ずかしながらうちの祖父だ。
そしてこちらは一之瀬さんだと紹介してやる。
「よろしくお願いします。楠雄くんにはいつもお世話になって……」
「そうか(そりゃそうじゃろう。楠雄は優しくて可愛くてのう。ワシが1人寂しそうにしていると構ってくれる良い子なんじゃ)こちらこそ世話になってるようじゃな」
「いえいえ、そんなことは!」
あんたがツンデレすぎておばあちゃんも母さんも相手にしたがらないからな。
空助は空助でからかって遊ぶしな。
そして、父さんのことを烈火のごとく嫌っていることもあって、祖父の相手をしていたのは僕だった。
一之瀬さんも相手が僕の祖父と分かれば手助けの必要はないと判断したのか持ち場のテーブルへと戻っていく。
「それでこの店はなんじゃ、男が女の格好して……(そのおかげで楠雄が楠子になっとるわけじゃが)」
そういうコンセプトのカフェだからな。
そんなことよりワンフーズ、ワンドリンク制だから何か頼んでくれとメニューを渡す。
「ふむ(色々載っとるがどれも甘ったるそうじゃのう)ほうじ茶とパンケーキでいいわい」
パンケーキはオプションでアイスやフルーツが乗せられるがいいのか?
「いらん。早く持ってきて……(うん? なんじゃそのオプションというのは……ん? な、なんじゃこれは!?)」
ちっ、気付かれたか。
オプションというのは写真撮影や肩たたきなどのマッサージや耳かき、あ〜んさて食べさせると様々だが大体どれも1000ポイントとやや高めの設定にしてある。
しかも一部は女装男子にしか頼めないこともあって、そこまで期待していなかったのだが1万ポイントを持つこの老人にとっては好機だったのかもしれない。
(まさかこれは楠雄が女の子の姿であ〜んや肩たたき、ハンドマッサージ、手繋ぎを500~1000円でやってくれるとな……? ……え? それって……なんでもよいのか……!?)
何でもは良くない。
(やばくね!? 膝枕とか添い寝も!?)
やばいのはあんただ。
クラスメイトの前で何させる気だ。
今は女装してるし絵面的に問題しかないぞ。
「よーし、じゃあ早速奉仕してもらうぞい!!」
奉仕言うな。
「まずはワシのか……か…………肩を揉めい!!」
そこから祖父への奉仕が始まったが使える額が1万ポイントしかないため、約20分も粘られたがどうにかポイントを枯らし全ての要求に応えることができた。
1人の客から1万ポイント搾り取ったわけだが、何かいけないことをして手に入れた気分だ。
「あら、あなたやっぱりここに……」
全てを終えた頃にやってきた祖母が見たのは、変わり果てた祖父の姿だった。
「あなた!? どうしたの!? そんなに若返って!?」
「ははは、上限があって良かったわい……」
「楠雄ちゃ……って楠子ちゃんになってる!? というか、なんであの人あんなに若返ってるの!? 私にも教えて!!」
(あっちは楠雄くんのおばあちゃん……だよね……? 服装といい雰囲気といいすっごく若く見えるけど……)
新しく入ってきた客もとい、僕の家族に一之瀬さんや他のクラスメイト、客もぽかんとしているが、どうせ祖母の相手も僕がしなければならないのだろう。
やれやれ、一難去ってまた一難だな。
(斉木くん/楠雄のおばあちゃん若……)
本当はトイレに行く途中で迷ったところを一之瀬がおじいちゃんを、櫛田がおばあちゃんを見つけて楠雄のところまで案内させるはずだったけど開演すぐに櫛田がフリーになるわけもないと思ってこの形にしました
色付きメガネなしの裸眼でアクセサリーなしのくーちゃんについて原作で誰も触れてないから分かんないけど、まぁ普通にかっこいいよね
一応、この学校でもメガネ外したらイケメンそうランキングに入ってます
特に語ること無さそうなのでまた次回