今回のΨ難の被害者です
文化祭が始まって2時間ほどが経ち、お昼前を迎えたこともあって喫茶店の集中する特別棟には客の入りが増えており、メイド喫茶は予定通り、いやそれ以上に売上を伸ばしつつあった。
隣の男女逆転喫茶では女装男子相手ではあるが、安価で女子高生みたいな男子高校生と触れ合えるサービスがあるということで人気を博しており、上の階の和装メイド喫茶では和菓子や落ち着いた雰囲気が好みな客が集まっている。
そして、うちのメイド喫茶は女子のレベルが非常に高く、櫛田、波瑠加、愛里、佐藤、みーちゃんの5人が人気メイドとなってやってくれている。
見た目は悪くないが愛想はなく可愛げもない堀北は表で客の呼び込みをやってもらっているが、その必要もないくらいには盛況である。
大量に仕入れたフィルムも順調に消耗しており、インスタントカメラと撮影係の俺は忙しく教室のあちこちを飛び回っている。
愛里から可愛い写真の撮れるポイントを教えてもらったこともあり、どんどん慣れてきたオレは写真撮影のミスも少なくなってきた。
しかし、1つ問題が発生している点があるとすれば隣の男女逆転喫茶から来た客がこちらに過剰なサービスを求めてくることくらいか。
「え〜? あっちにいたピンク髪の子は腕を組んでくれたんだけど……」
「あぁ斉……栗子ちゃんですね。見た目は女の子ですけど、本当は男の子ですから」
「いやあれは絶対女の子だって、胸の感触とかあったし」
なんだそのけしからんサービスは。
櫛田が上手く取りなしてくれて今のところは事なきを得ているが、斉木のやつは栗子になってから割と好き放題だ。
いやあの店のサービスなどを考えたのは女子側なのだろうが、こちらにも悪影響が出始めているのは問題視すべきことのはず。
斉木こと栗子の女装の完成度は尋常ではなく、龍園と橋本はともかく、オレと高円寺の目すら欺くあの変装術には舌を巻かずにはいられない。
元々肌ツヤは良かったからあの変なヘアピンとメガネをやめて、少し化粧を……してないんだよなあれ。
櫛田が言うには完全にノーメイクらしく、愛里や佐藤も頷くほどであった。
一体何を持ちえないのだ斉木楠雄とクラスではざわめきが起きたが、あいつの可愛さにやられてほとんどの男子は撃沈した。
墜ちなかったのは平田くらいで、彼女持ちの池や、真面目な啓誠や明人も写真を撮ってもらうか悩むほどだったからな。
それにしても、政治関係者が多いこの文化祭は、あの男にとっては絶好の機会のはず。
周囲に人が多かろうと、何らかの策を講じて仕掛けてくるかもしれない。
体育祭では何もしてこなかったが、今回の文化祭は違うと坂柳理事長も言っていた。
ところが、正午が近づいてくる時間になっても何ら変化が起きる様子はない。
「綾小路くん、どうしようダージリンが切れちゃったみたいです!」
あの男にして怠慢が過ぎると考えていると慌てた様子でみーちゃんが駆け込んできたため、思考を中断する。
ひとまずは目の前の問題に注力することにしよう。
本番当日にダージリンを今から買い足すことは不可能なため、在庫を復活させることは出来ない。
みーちゃんにはメニュー表と看板に売り切れシールを貼るように指示を出し、オレもまたお店の入口のメニューに書かれた看板を訂正する。
大好評につき完売の文字を強調して、メイド喫茶が人気であることをアピールする形になるだろうと唸っているとオレの左側、男女逆転喫茶に入った男の姿にオレは目を見開く。
「なぜあの男が……」
最後に会ったのは去年の12月。
二度とここで会うことは無いと言っていたはずだが、なぜあいつが直接ここに?
それだけでも不思議だと言うのに、オレのいるメイド喫茶の方ではなく、男女逆転喫茶の方に入るんだ?
用心深いのは変わらずだが、変に目立つことは避けるためボディーガードは1人だけ連れて、もう1人は教室前に待機させている。
「どうしたの綾小路くん」
すぐに戻ってこないオレを気にしてか平田が教室から出てくる。
「悪い、来賓に知り合いが見えた気がして」
「そうなの? それなら、次はこっちに来てくれるかもね」
「ああ……」
分からない。
あの男の考えていることが……わざわざ直接出向くような真似をあいつがするだろうか。
「見に行ってくる?」
「いいのか?」
「今の体制で回っているし、屋台の方は須藤くんたちが頑張ってくれてるから5分くらいなら大丈夫だと思うよ」
「助かる」
お言葉に甘えてオレは男女逆転喫茶の方へと向かうと、開け放たれている出口側の扉から教室の中を覗き見た。
すると、運良く出口に近い席にあの男とSPが通されたようで会話を拾える位置にいた。
「私はコーラとバナナクレープで構わない。この者は都合があって食事は出来ない」
『ワンドリンク、ワンフーズ制』
「聞こえなかったのか? この者は都合があって食事はできないと言っているんだ」
自分の都合を押し付ける独善的な態度を崩さない男の接客は栗子がしているらしい。
『ワンドリンク、ワンフーズ制と看板に書かれていたはず。店の中に入るということはそれを承知してのことのはず。日本語、読めない?』
「…………何か頼め」
しかし栗子はそんな男の要求は不当だと突っぱね、男もまた看板に書かれていたことは把握していたためか素直に受け入れる。
SPはフルーツヨーグルトとお茶を頼み、注文を聞き終えた栗子は伝達係であろう神崎にそれを伝える。
なんであの男がこっちの店を選んだのか、まさかオレの知らない間にそっちの方に目覚めてしまったのかと様子を窺っていると男は店内を見渡し携帯を取り出してどこかにかけ始める。
「私だ……ピンク髪でメガネの女はいるが、緑の色付きメガネをかけていて棒付き飴のようなヘアピンをしている男は見当たらないぞ…………。この文化祭では実力を見ることは出来ずとも姿だけは見ておこうと思ったに過ぎない。…………いや、兄の方には会わないでおく。余計な警戒をされたくないからな。10分もすれば出る」
まさか探しているのは斉木か……?
あの特徴はどう考えても斉木だ。
しかし、ここは男女逆転喫茶。
普段の姿をしているのは神崎のみで、従業員は全員普段の性別と逆の格好をしている。
斉木に至っては本当に性別が変わったのではないかと疑うレベルで変化を成し遂げている。
初見で他人からの情報だけで会おうとすれば今回の変化に気づくことは難しいだろう。
体育祭での活躍をホワイトルームの教官たちから聞いてその姿を見に来たというのが妥当なところか。
目当てがオレではないという可能性は捨てきれないが、配車をしたということはあと10分で本当に帰るはず。
そう思っていると教室の外にいた黒服がこちらへ近づいてきて2つ折りにした白い紙を渡してくる。
紙を開けば「迎えに来た。どうするかは自分自身で決めろ。正門で待つ」と書かれている。
電話番号も添えられているがどうにも腑に落ちない。
本気で選択肢を与えているつもりなのだろうか。
オレは紙を渡してきた黒服へと返すと、2年Aクラスの使う教室から離れる。
これを拒否の反応と受け取ってSPはあの男に伝えてくれることだろう。
やはりあの男はオレを連れ戻す気はないのでは。
そんな疑念は強まる一方であり、奥底にある目的が見えぬままオレは自分の仕事に戻って行った。
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文化祭が始まってから3時間経ち、朝一番に学校へと足を運んだ家族と入れ替わるように、新しい来賓がやってきた頃、偵察に出ていた池たちからの報告を受けてオレは玄関近くまで足を運んでいた。
見れば龍園クラスの女子たち数人が声を張り上げて2年Cクラスと2年Dクラスとコンセプトカフェで売上を競い合っており、2年Cクラス側が負けると誰かが責任を負って退学させられるかもしれないと悲痛な表情で訴えかけていた。
龍園らしい手であり、先んじられたことに対してやられたという気持ちと中々やるなという気持ちが交わる。
あちらがその気ならとオレたちもビラ配りをするまでだと持ってきたダンボールからビラを取り出す。
「オレも必要なら来賓たちを駆り立てるチラシを撒く計画だった。向こうに先手を打たれてしまったが効果は十分発揮出来るはずだ」
堀北クラスと龍園クラスが用意したチラシは、瞬く間に学校内を駆け巡っていき、オレたちが一騎打ちをしていることが学校中に知れ渡る。
この対決を知れば、どちらのクラスも似たような条件を背負っていると錯覚してくれるため、オレがクラスメイトを脅す必要性は生まれない。
「これから手の空いてる女子を召集して、一斉にチラシをばら撒いてもらおう」
「わ、わかった! すぐに知らせる!」
直接足を使ってもらい、本堂と池たちからクラスメイトに伝達してもらいつつ、予め決めていたビラ配りのポイント以外にも屋台の出し物を運営する明人たちにも対決していることを通達させる。
そうすれば何の関係もない一般生徒の耳にも、一騎打ちの話が届いていくことだろう。
「オレは戻る。また何かあったら知らせてくれ」
食事の宅配をしている池たちなら、常に状況の変化に気づけるため、その辺のことは任せて特別棟に戻ろうとして、周囲で別のざわつきが起きたためそちらを振り向く。
『もぐもぐ。ふぅふぅ、もぐもぐ……』
「栗子……?」
誰から借りたのかは知らないが接客時と変わらない女子の制服姿でたい焼きを食べながら廊下を歩いている栗子の姿がそこにあった。
肩と背中には自クラスの宣伝ポスターを貼り付けており、宣伝のために練り歩いているようだった。
「何、してるんだ……?」
『宣伝』
声も出さずにポスターを貼り付けてたい焼きを食べているだけで宣伝になるのかはさておき、周囲の目線を奪っていることから効果はあるらしい。
「あの子可愛いな……」
「男女逆転喫茶って……え? あの子男なの!?」
普段の姿を知らない来賓たちから見ても栗子が男子とは信じられないようで興味深そうに栗子のことを見ては「メイド喫茶も近いみたいだし行ってみるか」と口々に漏らしては特別棟へと向かっていく。
王道であるメイド喫茶が2つと異端とも言える男女逆転喫茶のある特別棟はオレと龍園の用意したビラと栗子の練り歩きによって爆発的に客数を増やしており、客が多すぎるというトラブルを起こしていた。
列に並んでくれていた客は痺れを切らして、まだ空きのあるという男女逆転喫茶へと流れていくという黄色信号が点灯する。
それを解決してくれたのが櫛田であり、お土産用に用意していた手作りクッキーを並んでいるお客さんたちに「お待たせしてごめんなさい」と配り始める。
少しでも小腹を満たしてもらう狙いもあるだろうが、それだけではなく1度見返りを受け取ってしまうとその場から離れることに罪悪感が生まれることを理解しているのだろう。
列から離れようとしていた老夫婦の旦那さんを見かけた櫛田はすぐさまその夫婦の前へと行き、クッキーを手渡す。
「はい、どうぞ」
「あら、ありがとうね。ほら、あなた、クッキーもらったわよ。食べないの?」
「ふん、何が入ってるか分かったもんじゃないわい。わしはやっぱり栗子と……」
「あなたはもうポイント使い切ったんだから無理よ」
栗子?
そういえば開始1時間で栗子に全額貢いだ客がいると聞いたがあの人なのか。
「ポイント使い切っちゃったんですか?」
「そうなのよ、この人。孫の女装姿が可愛いからって……」
「孫? えっ? お2人って斉……く、楠雄くんの……?」
「あら? 楠雄ちゃんの知り合い? あらヤダ可愛いわね〜。帆波ちゃんと有栖ちゃん、あとはひよりちゃんだったかしら。みんなとっても可愛かったけど、あなたも可愛いわ〜。あ、私たち楠雄ちゃんと、あと空助ちゃんもいるのよね? 2人のおばあちゃんとおじいちゃんなの〜」
あの話し方は確かに斉木の母親に近しいものがある。
あと服装が若々しいのにやたら似合っていると感じるのもあの人の遺伝とすると、母方の祖父祖母というやつか。
てことはあの堅そうにしつつも、クッキーはしっかり受け取っているのが祖父か。
言われてみると斉木と顔立ちは似ているように思う。
「櫛田桔梗です。楠雄くんにはお世話になっていて」
「あらそうなの〜? 桔梗ねぇ〜可愛い名前だわ。貴方にピッタリ。それにしても、へー……ふふふっ、楠雄ちゃんも隅に置けないわねっ」
ノリも若いな。そして、斉木の察しがいいのはおばあちゃん譲りか。
「あ、接客中なのにごめんなさいね。この人もうポイントないんだけど、入っても大丈夫かしら?」
「はい、大丈夫ですよ。楠雄くんのおじいちゃんなら……ね?」
そう言ってオレが見ていることに気付いてる櫛田は合図を送ってくる。
まあうちのクラスは何かと斉木に世話になっているし、平田や堀北も悪い顔はしないだろう。
それにおばあちゃんの方がおじいちゃんの方の料理も頼むだろうし、売上は倍になるため悪いことでは無い。
親指を立てて了承すると櫛田が「大丈夫なのでこのまま少し待っててください」と櫛田はおじいちゃんの手を握る。
「ま、まぁ……そこまで言うなら仕方ないの。楠雄のが、ガールフレンドにそこまで言われたら、メンツもあるしな……」
「が、ガールフレンドだなんてそんな、違いますよ……」
「あらあら、うふふ、照れちゃって可愛いわ。あとで写真撮りましょうね」
おじいさんからはそこはかとなく斉木みを感じるな。
なんだろう、斉木がやれやれって言う時の感じ……そうだ、ツンデレってやつに似てるな。
そういえば斉木の両親は来ていないのだろうか。
体育祭の時は恵とご飯を食べたから話せず終いに終わっている。
今日こそはと思ったんだが、接客担当ではないオレには接触が難しい。
祖父祖母のように店に入ってくれれば話す機会も生まれるかもしれないんだが。
「ごめん、綾小路くん、そろそろ戻って来てくれないかな」
「ああ」
店の外は櫛田に任せていれば問題なさそうだ。
オレは店内へと戻ってカメラを引っ張り回す。
それから20分程で斉木の祖父母が入店する。
櫛田のおかげか列から離れずに済んだようだ。
加えて、おばあちゃんの方に気に入られたのか櫛田に接客してもらいたいと指名があり、みーちゃんと担当を代わっていた。
櫛田が人気なのは言わずもがなで、先に入店した客から写真撮影をしたいという声も出ている。
波瑠加や愛里も人気であるのだが、廊下で配ったクッキー効果もあってか櫛田の人気が再燃してきた。
みーちゃんや佐藤も不慣れながらも頑張る姿が可愛いと好印象を受けている。
松下もいればさらに磐石となっていたのだろうが、いないものは頼れないためピンチヒッターとして石倉、そしてビラ配り専門で井の頭を起用している。
堀北はホールが忙しくなったら中に入ってもらっていたが、待機列の相手をさせるには愛想が無さすぎるためホールに移ってもらった。
栗子と同じくクール系であるはずなのだが、どこで差が出てしまったのか。
「あ、綾小路く〜ん」
そう考えていると再びみーちゃんが焦った声でオレに声をかけてくる。
またトラブル発生か? と近づいていくと先程の焦りようとは異なる様子だった。
「えっと、多分、斉木くんのご両親が来てるんだけど……」
また斉木か。
「何かあったのか?」
「その、どこから持ってきたのか分からないけどお母さんの方がメイド服着ようとしてて」
「は?」
どういうことだ?
オレが茶柱用に用意したのはまだ控え室にあったし、うちのということはないが。
しかし、友達の母親のメイド服姿か。
見たいような見たくないような……。
そう唸っていると櫛田が顔を出す。
「あぁ、それならさっき貸してあげたよ」
「えっ!? な、なんで……」
「え? 久瑠美さんが着てみた〜いって言うし、栗子ちゃんは青い顔してたけどお父さんとおばあちゃんも乗り気だったしいいかなって」
栗子も来てるのか!?
あ、あいつ……色んなところに現れるな。
休憩、なんだろうが。
恐る恐ると教室の外を見てみるとそこには人集りができていた。
「いやぁ〜! 可愛い! うん! 櫛田さんも王さんも可愛いかったけど栗子も可愛いぞ! キュート! キューティー、キューティクル!」
「ほんと可愛いわね〜!来てよかったわ〜、ね、あな……し、死んでる!?」
斉木父はパシャパシャとメイド服姿になった息子の写真をオレとは比べ物にならない速さと動きでカメラに収めている。
「今回は充電も予備のメモリも持ってきたからな!ほら、母さんと並んで並んで!」
待機している客も「あの子もいるのか?」「片方はメイドじゃないけど可愛いな」と口々に反応を示している。
メイド服のレンタルか。
確かに女性客向けにやってみてもいいサービスだったなと思いつつ、斉木家族がいい感じに客を集めてくれているので別に止めなくていいかとみーちゃんに指示を出しておく。
「ははは、ほんと斉木くんもだけど、ご家族も楽しそうな人達だね」
「そうだな」
オレの隣で斉木家族の様子を見ていた平田が笑いながら言ってきたので同意してみるが、息子が女装していて、メイド服を着ていても変わらぬ愛を示している家族もまた強者なのかもしれない。
そして、娘と孫に愛情を持っているであろう祖父がその姿を目にした時「ここが極楽浄土じゃあ……」と再び倒れてしまったが、栗子が復帰させていた。
櫛田の提案で家族写真を撮ってやり、斉木の両親から「桔梗ちゃんも撮りましょうよ」「800円くらい安いもんさ! さぁさぁ!」と言われて櫛田もその後3枚ほど一緒に撮っていた。
なんだろう、どこか羨ましいような気がしたが……まぁいいか。
斉木家族が店を出たあと、茶柱先生をメイドとして起用し、午後4時の終了時間まで廊下を用いた公開をしたが、63枚の写真撮影を希望されて、櫛田を超えた1位を獲得し、オレのクラスが文化祭では1位となった。
綾小路パパが来た理由▶︎月城や他の者がそこまで言うなら見ておくかと思って見に来た。息子は連れ戻す気がないので無視。他、ホワイトルーム生の様子は他の奴に任せてる。
対象がいなくて運転手の月城に「おらんかったぞ」と言って、栗子に『どうせこのまま帰るんならチェキ8000円分くらい落として』と言われて仕方なく写真を撮った。悪くない気分だぜ。
綾小路パパと写真を撮る栗子を見た月城「いやこれじゃないですかね……女装喫茶なら……でもここまでノリがいい子かはわかりませんが」(ほぼ全写真真顔ピースだったりSPの人に頼まれて嫌な顔しながら腕組みする栗子の写真見ながら)
他ホワイトルーム生▶︎貴重なデータが取れるとか言ってどっちか連れて帰ろうとしたが栗子が巡回して接触を止めている。代わりに天沢に栗子が絡まれたり、栗子が楠雄と気づいていない八神は(可愛い人だなぁ)と脳を焼かれている。
堀北の件や綾小路への執着が消えているため八神は1年Bクラスの生徒として文化祭を終える
ワンチャン連れて帰られてたけど気まぐれ女に助けられてるのを知らない
天沢は知ってる
龍園▶︎ひよりから栗子が楠雄と聞いて「なわけねぇだろ……」と思いつつも本人から正式にネタバレされてマジかよと絶望し、ナンパしてしまったことが一生の人生の汚点になりつつある。
「でもあれは確実に女だったぜ。一時的に広背筋を切り落としたに違いねぇ。そもそもフェロモンのレベルからしてひよりや鈴音とは比べ物にならなかったぜ。あんなマブい女。遠征中に見つけた青髪ロングの女以来だ」との事。
『そんなにか?目とか大丈夫か?』
認めたくないものだな。自分の若さゆえの過ちというものを。
「中身が分かっちまうと一気に冷めたぜ。二度とするなよクソが」
高円寺▶︎栗子が楠雄と知って「レディを見る目はあると思ったんだがねぇ」と自分の目を疑うことになる。
「しかし楠雄がレディになればあの感じだろうから、それを考えれば私の目は正しいわけだねぇ。楠雄と知らずに声をかけていたのだから。ハーハッハッハッハ!」と上機嫌。
橋本▶︎栗子が楠雄と知って「マジかよ……」と引いてた。自分に。
何ポイント払ったらなってくれるのかを考えつつ、恐ろしい目で見られそうなのでやめた。
南雲▶︎栗子が楠雄と一之瀬から知らされて「バ、馬鹿な……!有り得ないだろ……!」と動揺し、楠雄をナンパしたという事実に苛まれる。
宝泉▶︎ピンク髪のショートヘアメガネっ娘が性癖になる。
くーちゃんがメイド服着た理由は母親が着るよりは……と思ったから
元々ママが着るはずだったのをくーちゃんが着た名残が残っておりましたので修正致しました
またな!