歴史改変能力者は世界の裏を日本に生やしたい   作:無異常世界

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第二十七話

一九八八年。

 

夜から続いた雨は、朝になっても細く残っていた。

 

山沿いの作業場で壁が崩れたのは、始業の少し前だった。

 

最初に聞こえたのは、破裂するような音だった。

次に、地面の下から押し上げるような震え。

最後に、古い建物の一部が内側へ沈んだ。

 

現場にいた男は、何が起きたのか分からないまま外へ走った。

 

「全員出ろ!」

 

誰かが叫ぶ。

 

雨で濡れた地面へ、人が次々と出てくる。

作業着。

長靴。

手袋を片方だけつけたままの者。

 

建物の奥では、まだ何かが落ちる音がしていた。

 

男は振り返った。

 

平屋の作業棟の端が沈んでいる。

裏手の斜面から流れた土と、崩れた壁材が、搬入口の一つを半分塞いでいた。

 

「中、誰かいるか!」

 

返事が飛ぶ。

 

いる。

いない。

さっき見た。

休憩室へ行ったはずだ。

いや、資材の方だ。

 

話が合わない。

 

始業前だった。

外にいた者もいる。

先に入っていた者もいる。

荷物を置いただけの者もいる。

 

男は濡れた名簿を押さえた。

 

「待て。順番に言え」

 

「そんな場合か!」

 

「だから合わせるんだよ!」

 

声を荒らげる。

 

中へ戻ろうとした若い作業員を、別の男が腕で止めた。

 

「入るな。まだ落ちてる」

 

「でも――」

 

「お前まで数に足したくない」

 

その言葉で、若い作業員が止まった。

 

誰が外にいるか。

誰がまだ見つからないか。

 

まず、それを合わせる。

 

救急と消防が来るまでの時間が、ひどく長く感じた。

 

* * *

 

現場へ人が増えるほど、分からないことも増えた。

 

崩れたのは建物だけではなかった。

裏手の土が一部入り込み、古い増築部分の壁を押している。

 

図面はある。

ただし、図面の通りではない場所がある。

 

「ここ、昔は通れたんです」

 

作業場の男が、濡れないようビニールを掛けた図面を指した。

 

「今は?」

 

「棚を入れて塞いでます。壁は残ってる」

 

「壁の向こうは」

 

「細い通路です。その先が倉庫」

 

「今使ってる?」

 

「ほとんど」

 

現場を仕切っている隊員が顔を上げた。

 

「ほとんど、じゃ困る」

 

「朝、たまに通る奴がいる」

 

「誰」

 

男は答えようとして、止まった。

 

誰が今日そこを通ったかまでは分からない。

 

建物の内側へ声を掛ける。

返事はない。

 

棒で壁を叩く。

向こうから叩き返す音もない。

 

別の場所では、救助に入った隊員が、崩れた棚の隙間から一人を外へ出した。

 

意識はある。

 

それで全員ではなかった。

 

「まだ合わない」

 

名簿を持った男が言った。

 

「誰が」

 

「分からない。外に出たのに誰かが見てないだけかもしれない」

 

「家へ帰った奴は」

 

「連絡回してる」

 

「中かもしれない奴は」

 

「いる」

 

答えた自分で、男は嫌になった。

 

いる。

 

その言葉が、何の情報にもなっていない。

 

隊員が建物を見る。

 

「予定してた人は?」

 

別の職員が腕時計を見た。

 

「向かってる」

 

「どれくらい」

 

「今、下の道に入ったって」

 

作業場の男が聞いた。

 

「誰が来るんです」

 

職員は一瞬だけ迷った。

 

「探すのが得意な人です」

 

「犬?」

 

「人」

 

男は顔をしかめた。

 

聞き返す前に、また建物の中で何かが落ちた。

 

全員がそちらを見た。

 

* * *

 

来た人は、指揮車へ挨拶をした後、すぐ建物へ近づかなかった。

 

最初に見たのは図面だった。

 

次に、外へ出ている人間の位置。

 

「ここにいる人、少し離してもらえますか」

 

隊員が聞く。

 

「どこまで」

 

「建物の際だけでいいです。中に入っている人は、そのまま」

 

「救助隊が邪魔になる?」

 

「外にいる人の位置を先に確かめたいです。中の人と取り違えたくない」

 

短いやり取りだった。

 

すぐ人が動く。

 

作業場の男も下がらされた。

 

「何するんだ」

 

隣の若い作業員が小声で聞いた。

 

「知らん」

 

「探すのが得意って」

 

「俺に聞くな」

 

その人は建物の正面に立った。

 

目を閉じるわけでもない。

手をかざすわけでもない。

 

ただ、少し黙った。

 

雨粒がヘルメットや屋根を叩いている。

発電機が回っている。

無線が鳴る。

 

普通なら、その全部が邪魔に思える。

 

その人は図面へ指を置いた。

 

「ここ」

 

隊員が覗き込む。

 

「この壁の奥?」

 

「奥です。距離は、図面で合わせてください。私は壁の厚さまでは出せない」

 

「一人?」

 

「一つ、はっきりいます」

 

作業場の男の背筋が伸びた。

 

隊員はすぐ無線を取った。

 

「北側、確認。中の隊、今どこだ」

 

返事が来る。

 

壁の反対側には隊員はいない。

 

「人ですか」

 

誰かが聞いた。

 

探索役は首を横へ振った。

 

「生きているものがいる。誰かまでは分からない」

 

「怪我は」

 

「分からない」

 

「動けるか」

 

「それも」

 

言い切ってから、もう一度建物を見る。

 

「いることしか分かりません」

 

作業場の男は図面を見た。

 

指された場所は、使っていないはずの細い通路の先だった。

 

「そこ、さっき言ってた所か」

 

隊員に聞かれる。

 

「そうです。でも、入口はこっちじゃない」

 

「どこだ」

 

男は建物の端を指した。

 

「昔の搬入口が裏にある。今は板を打ってる」

 

「崩れた側だろ」

 

「正面から壁を抜くよりは、柱を触らないで入れるかもしれない」

 

隊員は別の人間を呼んだ。

 

建物の傾き。

梁。

土の入り方。

 

数人が同時に話す。

 

探索役は口を挟まなかった。

 

「こっちから行く」

 

最後に現場側が決めた。

 

「裏を開ける。中の隊は正面を触るな」

 

作業場の男も呼ばれた。

 

「昔の入口、位置分かるな」

 

「分かります」

 

「案内だけ。勝手に入るな」

 

「はい」

 

さっきまで何もできなかった男の足が動いた。

 

* * *

 

板を外すと、その奥には人一人が身体を横にして通れるほどの隙間が残っていた。

 

空気が埃っぽい。

 

中へ入るのは隊員だけだった。

 

作業場の男は外から古い配置を伝える。

 

「三歩くらいで右です。昔の戸が残ってる」

 

『見えた』

 

無線が返る。

 

「その先、床が一段下がる」

 

『了解』

 

少しして、音が途切れた。

 

外にいる全員が無線を見る。

 

やがて声が来た。

 

『いた』

 

作業場の男は息を吐いた。

 

『意識あり。挟まれてる。救出準備』

 

若い作業員が顔を伏せた。

 

「誰です」

 

すぐ横から聞こえた。

 

家族らしい女が、規制の手前まで来ていた。

 

「誰なんですか」

 

誰もまだ答えられない。

 

名前が分かるまで、少し時間が掛かった。

 

女が泣いた。

 

作業場の男は、やっと一人分だけ名簿へ印をつけた。

 

それでも、まだ合わなかった。

 

* * *

 

「もう一回お願いします」

 

現場を仕切る隊員が言った。

 

探索役は頷いた。

 

今度は建物の横へ回った。

 

近くにいる隊員を一度下げる。

中にいる救助隊の位置を無線で確認する。

 

「今、内側にいるのはここまで?」

 

「そう」

 

「分かりました」

 

しばらくして、図面の別の場所へ指が落ちた。

 

「ここにもいます」

 

作業場の男が見た。

 

「そこはない」

 

反射的に言っていた。

 

探索役が男を見る。

 

「何がですか」

 

「人が入る所じゃない。資材置き場の下だ」

 

「私は、入れる場所かどうかは分かりません」

 

「でも、そこは――」

 

男は途中で止まった。

 

古い増築をする前、その辺りに浅い点検穴があった。

 

今は上から床を張っている。

 

「待って」

 

男は図面をひっくり返した。

 

新しい図面にはない。

 

「昔、下に空間があった」

 

「今もある?」

 

「埋めたはずです」

 

「はず?」

 

また、その言葉だった。

 

男は唇を噛んだ。

 

「全部は見てない」

 

隊員が聞く。

 

「外から入れるか」

 

「床を開けるしか――いや」

 

男は建物の反対側へ視線を向けた。

 

「排水の点検口がある。狭いけど、下へ繋がってた」

 

「今も?」

 

「分からない」

 

「確認する」

 

すぐ二人が走った。

 

若い作業員が、探索役を見た。

 

「本当にいるんですか」

 

「います」

 

「誰が」

 

「それは分かりません」

 

「さっきから、そればっかりですね」

 

少し刺のある声だった。

 

探索役は怒らなかった。

 

「分からないことを分かったと言うと、探す場所を間違えるから」

 

若い作業員は黙った。

 

探索役は続けた。

 

「私が今言えるのは、あの辺りに生きているものがいることだけです」

 

「じゃあ、先にそっちを助ければいいんですよね」

 

今度は別の男だった。

 

探索役は現場を仕切る隊員へ視線を向けた。

 

「それは私に決めさせないでください」

 

「何で」

 

「入れるかも、崩れるかも、他に誰がいるかも、私は分からないからです」

 

隊員が代わりに言った。

 

「場所が分かっただけでも十分だ。出し方はこっちで決める」

 

それから図面を指す。

 

「今の救出を続ける。点検口が生きてるなら別隊を回す。無理なら順番を変える」

 

誰も、能力の強さだけで現場を一つにしなかった。

 

それでも、さっきまで探す候補にすら入っていなかった場所が、今は全員の頭に入っていた。

 

* * *

 

排水側の点検口は残っていた。

 

蓋は錆びていたが、開いた。

 

中へ入った隊員から、すぐには返事が来なかった。

 

雨音が強くなる。

 

探索役は建物から少し離れたまま待っている。

 

作業場の男は何度も名簿を見る。

 

印をつけた名前。

まだ印のない名前。

外にいるのに、最初に確認できなかった人間。

 

一つずつ電話の返事も戻ってくる。

 

今日は休みだった。

別の現場へ直行した。

外の車で寝ていた。

 

それだけで、最初に思っていた「中にいる人数」が変わっていく。

 

能力で全部を数えれば早い。

 

そんな考えが、一瞬だけ浮かんだ。

 

けれど、すぐ違うと分かった。

 

外にいる人間も生きている。

建物の反対側で救助している隊員も生きている。

誰が誰かは分からない。

 

名簿は名簿で必要だった。

 

図面は図面で必要だった。

 

その時、無線が鳴った。

 

『下に空間あり』

 

全員が黙る。

 

『人、確認』

 

続けて、荒い息。

 

『生きてる。担架入らない。出口広げる』

 

作業場の男は、持っていた鉛筆を落とした。

 

拾う手が震えた。

 

誰だったかは、まだ分からない。

 

けれど、本当にいた。

 

床の下。

図面から消えた空間。

誰も最初は探すつもりのなかった場所に。

 

探索役は、それを見ていなかった。

 

壁も床も土も、そのままそこにあった。

 

それでも、向こうに生きているものがいることだけは分かった。

 

作業場の男は、急にその事実が気味悪くなるほど大きく感じた。

 

殴って壊したわけではない。

重い物を持ち上げたわけでもない。

火を消したわけでもない。

 

ただ、誰も見えないところにいる人間を、いると言った。

 

その一言で、人が走った。

図面が開かれた。

古い点検口が思い出された。

救助隊が進む向きを変えた。

 

それだけで、一人が見つかった。

 

* * *

 

救助が続いている間、探索役は何度も同じことを聞かれた。

 

「こっちにはいないんですか」

 

「今は拾えていません」

 

「じゃあ、いない?」

 

「同じ意味にしないでください」

 

「でも」

 

「私が拾えていない場所を、空だと決めないで」

 

現場を仕切る隊員も、それを繰り返した。

 

能力で反応が出ない。

だから通常の確認を切る。

 

そういう使い方はしなかった。

 

崩れがひどい場所。

救助隊が近くにいて判別しにくい場所。

建物の外からでは位置が重なる場所。

 

そこは、これまで通りに呼びかけ、覗き、図面を合わせ、順に確認した。

 

一方で、探索役が「いる」と言った場所は、後回しにされなかった。

 

両方をやった。

 

時間が掛かる。

 

それでも、現場の誰も「能力があるなら普通の捜索はいらない」とは言わなかった。

 

逆に、能力を使った意味が薄れたわけでもなかった。

 

床下の一人が外へ出された時、そのことを口にする者はいなかった。

 

言う必要がなかった。

 

担架が出てくる。

 

家族が駆け寄る。

 

救急の人間が止める。

 

「今は触らないで」

 

泣きながら頷く。

 

探索役は、その横を通ってまた図面の前へ戻った。

 

「休まなくていいんですか」

 

作業場の男が聞いた。

 

「まだ終わってないので」

 

「ずっと分かるんですか」

 

「必要な場所を順に見ます」

 

それ以上は言わなかった。

 

何をどう感じているのか。

男には分からない。

 

聞いても、今は仕方がないと思った。

 

知りたいのは、残っている人間がいるかどうかだった。

 

* * *

 

昼を過ぎる頃、名簿と連絡先と現場確認がようやく噛み合った。

 

外へ出た人。

最初から来ていなかった人。

救助された人。

 

一つずつ確認する。

 

作業場の男が最後の線を引いた。

 

「合った」

 

声にすると、急に力が抜けた。

 

「本当に?」

 

「全員、行き先まで確認した」

 

現場を仕切る隊員が頷いた。

 

「じゃあ、救助捜索はここで切る。建物はまだ入るな」

 

終わったのは、人を探すことだけだった。

 

崩れた建物は残っている。

原因もまだ分からない。

 

雨も止んでいない。

 

探索役は濡れた図面を見た。

 

赤鉛筆で丸がついている。

 

最初に反応があった壁の奥。

次に反応があった床下。

 

「これ、残します?」

 

作業場の男が聞いた。

 

「現場で使ったなら残した方がいいんじゃないですか」

 

「あなたが見つけたって書く?」

 

探索役は少し考えた。

 

「それは、書く人が必要なように書けば」

 

「適当だな」

 

「私は紙を作る人じゃないので」

 

男は思わず笑った。

 

「じゃあ何する人なんです」

 

探索役も少しだけ笑った。

 

「探す人です」

 

それだけだった。

 

隊員が横から図面を取る。

 

「ただし、ここ」

 

床下の丸を指した。

 

「図面に空間がないのは直した方がいい」

 

作業場の男が頷く。

 

「はい」

 

「次に崩れた時、また私みたいな人が来るとは限らない」

 

「崩れないように直しますよ」

 

「それが一番いい」

 

探索役はそう返した。

 

* * *

 

帰る前、家族の一人が探索役を呼び止めた。

 

「ありがとうございました」

 

深く頭を下げる。

 

探索役は少し困ったように立ち止まった。

 

「掘ったのは救助の人です」

 

「でも、場所を」

 

「場所を言っただけです」

 

「それがなかったら」

 

そこで言葉が詰まった。

 

探索役は否定しなかった。

 

必要以上に受け取ることもしなかった。

 

「見つかってよかったです」

 

それだけ言った。

 

作業場の男は少し離れたところから、そのやり取りを見ていた。

 

朝まで、その人を知らなかった。

 

今も名前をちゃんと覚えたか自信がない。

 

けれど、次に同じような事故が起きた時、思い出すと思った。

 

壁の向こうに人がいるか分からない時。

土の下に人がいるか分からない時。

 

見えないから探せない、で終わらせない人がいる。

 

そういう人間が、本当にいる。

 

* * *

 

翌朝。

 

朝倉燈子は、食卓に置かれた新聞を開いた。

 

大きな記事ではなかった。

 

山沿いの作業場で一部崩落。

作業員が取り残されたが救出。

原因は調査中。

 

写真には、崩れた建物と救急車が写っている。

 

燈子は記事を読み終えてから、母の怜子を見た。

 

「昨日の、これ?」

 

「たぶんそれ」

 

「探索の人が行ったって言ってたやつ」

 

「うん」

 

父の誠司が新聞の向こうから顔を出した。

 

「その話、外でしないでくれよ」

 

「分かってる」

 

燈子はもう一度記事を見る。

 

「この人、前から有名な人でしょ」

 

怜子が味噌汁をよそいながら言う。

 

「有名って言い方も変だけどね。必要な所では知られてる」

 

「壁の向こうでも分かるんだよね」

 

「人がいることはね」

 

「誰かまでは分からない」

 

「そう」

 

「怪我も分からない」

 

「そう聞いてる」

 

燈子は記事の写真を見た。

 

「でも、強いよね」

 

誠司が箸を止めた。

 

「何と比べてだ」

 

「何で比べなきゃいけないの」

 

「強いって言ったからだろ」

 

「壁の向こうの人を見つけられるんだよ」

 

「見つけるのと助けるのは別だぞ」

 

「知ってる」

 

燈子はすぐ返した。

 

「だから救助の人がいるんでしょ」

 

誠司が黙る。

 

怜子が笑った。

 

「何」

 

「いや。あんた、そういうところ本当に好きね」

 

「何が」

 

「能力」

 

「好きだよ」

 

燈子は平然と答えた。

 

新聞の記事には、特別なことは何も書いていない。

 

救助隊が内部を捜索した。

古い図面も確認した。

複数の経路から救出した。

 

どれも間違いではないのだと思う。

 

でも、その途中に。

 

壁の向こうにいる人間を、壁を壊す前に見つけた人がいた。

 

殴るためでもない。

追いかけるためでもない。

誰かを従わせるためでもない。

 

ただ、見えない場所に生きている人間がいると分かる。

 

そのせいで、昨日、生きて帰れた人がいる。

 

燈子は新聞を畳んだ。

 

「一回、仕事してるところ見てみたい」

 

誠司が言う。

 

「見学で災害現場へ行くな」

 

「行かないよ」

 

「今の言い方だと行きそうだった」

 

「行かないって」

 

怜子が笑う。

 

燈子も笑った。

 

けれど、格好いいと思ったことは取り消さなかった。

 

誰より速く走るわけでもない。

何かを壊せるわけでもない。

 

それでも、誰にも見えない場所にいる人間を見つけられる。

 

燈子にとって、それは十分すぎるほど強かった。

 

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