歴史改変能力者は世界の裏を日本に生やしたい 作:無異常世界
一九九〇年代。
「仮運用手順」の表紙に、赤い鉛筆で一本の線が引かれていた。
その横に、短い書き込みがある。
旧手順の改訂として扱えるか、要確認。
記録を預かっていた女は、その一文をしばらく見た。
向かいの現場担当の男が、紙を覗き込む。
「来たね」
「来ましたね」
「どうする」
「確認します」
「改訂版でいいんじゃないの」
女は顔を上げた。
「何を根拠に?」
「似てるから」
「どこが?」
「戻る時に人を残す。位置を見る。声を切らさない。変だったら一つ前へ戻る」
「古い資料の全部にあります?」
男が黙る。
「……ない」
「今の手順の全部が古い資料にあります?」
「ない」
「じゃあ、似てるところがある、までです」
男は椅子へ座り直した。
「相変わらずだな」
「前よりましです」
「どこが」
「前は、分からないことしか増えてませんでした」
女は新しい束をめくった。
試験回数。
中止した回。
戻れた回。
戻れたが、途中の認識が一致しなかった回。
記録者を変えた回。
入る人間を変えた回。
同じ建物で条件を変えた回。
古い配置に近づけた回。
そのどれにも、結果が残っている。
古い紙にはなかった種類の記録だった。
「今は少なくとも、今の手順については増えてます」
「古い方は?」
「増えてません」
「今日増えるかもよ」
男が言った。
女は、机の横に置かれた来訪予定表を見た。
午後。
昔、その帰路手順を実際に使ったことがあるという人が来る。
前に電話で話した老人とは別だった。
現役ではない。
長く現場から離れている。
それでも、自分は知っている、と言っている。
「増えるなら、増やします」
女は答えた。
「ただし、今日聞けたことを昔からの全部にはしません」
* * *
来た男は、古い束を見るなり顔をしかめた。
「こんなに残ってないのか」
女が聞く。
「もっとありました?」
「紙は知らん。やってる人間はいた」
「何人くらいですか」
「知らん」
「どこで?」
「何ヶ所か」
「具体的には」
男は一つ答えた。
もう一つ答えた。
三つ目で止まった。
「昔のことだぞ」
「はい」
「そこまで覚えてねえよ」
「分かりました」
女は、答えた二つだけを書いた。
男が不満そうに見る。
「疑ってるのか」
「疑ってません」
「じゃあ何で全部書かない」
「言ってないことは書けないので」
「面倒だな」
現場担当の男が横で咳払いした。
女は古い束を開いた。
「この中で、見覚えのあるものはありますか」
男は一枚ずつ見た。
最初の図には首を振った。
二枚目で手を止めた。
「これ、近い」
「何が?」
「人の置き方」
「この丸が人ですか」
「たぶんな」
女は鉛筆を止める。
男が気づいた。
「何だよ」
「今、たぶんって言いました」
「言ったよ」
「そのまま書きます」
「好きにしろ」
三枚目。
男は紙を回した。
「これは違う」
「何が違います?」
「こんな順番じゃない」
「正しい順番は?」
男は指で机を叩いた。
一つ。
二つ。
少し間を置いて、三つ。
「最初に一人残る。次が奥へ行く。戻ったら、残った方が動く」
女は書く。
「戻ったら、の確認は?」
「見れば分かる」
「何を見ます?」
「人だよ」
女は顔を上げた。
前の電話でも、同じ言葉を聞いた。
人。
図面ではなく。
距離でもなく。
人の組み合わせで覚えていた。
「人の、何を見ます?」
男は少し苛立った。
「戻ってきたかどうかだ」
「姿が見えたら?」
「それだけじゃない」
「声?」
「声だけでもない」
「じゃあ何ですか」
男は答えかけて、止まった。
「……やれば分かる」
現場担当の男が、女を見る。
女は頷いた。
「浅い範囲で、お願いします」
* * *
試験に使う場所は、前と同じだった。
奥までは行かない。
入口から、最初の曲がり。
その先の確認可能な範囲まで。
昔の手順を再現する試験ではない。
来た男が、自分の記憶にある動きをどこまで実行できるかを見る。
最初に、そのことを確認した。
「昔の手順そのものが再現できた、とは扱いません」
男が腕を組む。
「戻れたら?」
「あなたが覚えているやり方で、今回は戻れた、と記録します」
「同じだろ」
「違います」
「細けえな」
「そこを細かくしに来てもらいました」
男は笑わなかった。
それでも帰りはしなかった。
入口に一人。
最初の曲がりに一人。
その先へ一人。
来た男は、自分で入口に立った。
「俺はここ」
現場担当の男へ指を向ける。
「お前、そこ」
「ここ?」
「もう半歩奥」
男が動く。
「そこ」
奥へ入る人間にも位置を決める。
「行っていいですか」
「まだ」
来た男が周囲を見る。
灯り。
角。
人の位置。
それから、何かを待つ。
女は外側で記録していた。
「何を待ってます?」
「揃うのを」
「何が?」
「だから、やれば分かる」
少しして、男が言った。
「行け」
奥側が進む。
一つ目の確認。
戻る。
来た男が現場担当の男へ言う。
「まだ動くな」
「戻ってますよ」
「まだ」
数秒。
「今」
現場担当の男が位置を変える。
女はそこへ線を引いた。
「今、何を確認しました?」
男が振り向く。
「戻った」
「さっきも戻ってました」
「違う」
「何が?」
男は答えない。
もう一度やる。
今度は途中側を別の人へ替えた。
同じ場所。
同じ距離。
同じ灯り。
同じ順番。
新しく入った人間が、前の人と同じ位置へ立つ。
来た男がすぐ言った。
「違う」
「位置?」
「立ち方」
「どこが」
男は自分で近づいた。
肩を少し向ける。
足を半歩ずらす。
「こう」
「これで?」
「たぶん」
また、たぶん。
女は書いた。
試験を始める。
奥側が進む。
戻る。
途中側が待つ。
来た男が手を上げた。
「違う。止めろ」
全員が止まった。
女が聞く。
「何が違いました?」
「早い」
「何が?」
「戻りが」
「奥側の歩く速度?」
「そうじゃない」
「途中側が動くのが?」
「まだ動いてないだろ」
「では?」
男が黙った。
奥側が困った顔をする。
「俺、何か間違えました?」
「いや」
「じゃあ続けます?」
女が答える前に、来た男が言った。
「やめろ」
その声だけは迷わなかった。
試験を終える。
全員を入口へ戻す。
位置を確認する。
人数を確認する。
体調を確認する。
何も起きていない。
ただ、二回目は進めなかった。
* * *
建物を出たあと、来た男は煙草を出しかけて、周囲を見てやめた。
「昔はできたんだよ」
女は記録用紙を閉じた。
「はい」
「信じてない顔してるな」
「信じてます」
「じゃあ、できるだろ」
「あなたが昔できたことと、私たちが今できることは別です」
男の眉が寄る。
「俺が教えりゃいい」
「今、教えてもらいました」
「一回で分かるわけないだろ」
「何回あれば分かります?」
「そんなもん決まってねえ」
「誰でも覚えられますか」
「向いてないやつは無理だ」
「向いてるかどうかは?」
「やれば分かる」
女は少し黙った。
来た男も、自分が同じ言葉を繰り返していることに気づいたらしい。
「……昔は、それでやってた」
「そうなんだと思います」
「何年も一緒にやるんだよ。こいつは早い。こいつは声が小さい。あいつは戻った時に一回止まる。そういうのを覚える」
「はい」
「紙で全部できると思うな」
「思ってません」
「じゃあ何が気に入らない」
女は首を振った。
「気に入らないんじゃないです」
「なら」
「今、同じ人たちがいません」
男が黙る。
「あなたと一緒に何年もやった人は?」
一人。
もう現場へ出ない。
もう一人。
連絡がつかない。
別の一人。
亡くなっている。
男は、名前を挙げるたび少しずつ声を落とした。
女は、名前そのものより、その人たちが今どうしているかを聞いた。
今回必要なのは、継承の状態だった。
「新しい人を何年も付ければいい」
男が言う。
「できますか」
「何が」
「あなたが、今から何年も現場に出て教えること」
男は答えなかった。
できる、と簡単に言わないことだけは誠実だった。
「俺が覚えてる」
しばらくして、男が言った。
「はい」
「なら、なくなってないだろ」
女は返事を急がなかった。
「あなたの中には残ってます」
「同じだ」
「同じじゃないです」
「何で」
「次の人へ渡せる形になってないからです」
男の顔が固くなる。
「俺が死んだら終わりって言いたいのか」
「終わらせないために、今日聞いたことを残します」
「でも、使わないんだろ」
「現場では」
「それじゃ死んだのと同じだ」
「違います」
今度は女がすぐ答えた。
「残っていたことまで、なかったことにはしません」
男は何も言わなかった。
* * *
新しい手順の試験は、その日の午後にも行った。
来た男は帰らなかった。
見ていく、と言った。
入口側。
途中側。
奥側。
それぞれが別の記録を持つ。
位置。
見えているもの。
確認できた相手。
最後に全員が一致した地点。
違いが出た時は、誰か一人の記憶で押し切らない。
一つ前に全員で確認できた状態を探す。
見えているものを増やす。
一致しないなら進まない。
昔のやり方と似ている部分はある。
人を置く。
声を使う。
一つ前を意識する。
けれど、同じではなかった。
途中側を、さっきとは別の人へ替える。
事前に紙を読む。
確認項目を声に出す。
分からないところを聞く。
それから入る。
一回目。
問題なし。
二回目。
奥側が止まった。
「柱、見えてない」
途中側が答える。
「こっちは、次の位置なら柱が見える記録です」
「じゃあ一個手前?」
女が無線へ入る。
「決めないで」
「了解」
「奥側。壁の継ぎ目」
「ある」
「扉」
「ない」
「途中側、記録」
「継ぎ目あり。扉あり」
「一致してない。その位置から進まない」
来た男が小さく舌打ちした。
「そこで止めるのか」
女は無線から手を離さない。
「止めます」
「まだ戻せる」
「今、どこにいるか一致してません」
「昔なら、もう一つ見た」
「今は昔の手順を使ってません」
男が言葉を止めた。
奥側から声が来る。
「次どうする」
女は紙を見る。
最後に全員が一致した位置。
「一つ前を確認する。今の向きは変えない。左だけ」
確認。
右。
確認。
見える物。
声。
途中側の記録。
入口側の記録。
二つ合う。
まだ一つ違う。
動かさない。
もう一項目。
一致。
「戻る」
一歩。
止まる。
確認。
途中側が言う。
「見えた」
奥側も返す。
「人、見えた」
「そこで止まって」
来た男は、何も言わずに見ていた。
そこから入口まで戻す。
退出。
人数。
体調。
記録。
終わってから、来た男が聞いた。
「今の、誰が決めてる」
女は答える。
「一人では決めません」
「お前が止めた」
「中止は私が言いました。戻れる位置は、三つの記録で決めました」
「責任は?」
「私の分は私です」
「他は?」
「他の人は他の人の記録に責任を持ちます」
男は少し笑った。
「昔と全然違うな」
「はい」
「面倒だ」
現場担当の男が横から言う。
「それ、こっちも最初に言いました」
「だろうな」
「でも戻れなくなるよりましです」
来た男が、そちらを見る。
その言い方は、昔からあった。
少なくとも、もっと前の紙にも。
電話の証言にも。
そして、今の人間も同じことを言う。
けれど、その言葉が残っているからといって、手順まで同じとは限らない。
来た男は少しだけ口元を緩めた。
「そこだけは残ったか」
誰も、何が、とは聞かなかった。
* * *
数週間後。
仮運用手順の束は、別の現場へ貸し出された。
作った時の全員は行かなかった。
記録を預かった女も行かなかった。
現場担当の男も行かなかった。
新しい人間が、紙を読み、分からないところを電話で聞いた。
帰ってきた記録には、何ヶ所か大きく線が引かれていた。
中止。
理由。
位置確認不一致。
再開せず退出。
その下に、短い備考。
手順通りに戻れた。
女はそこを二回読んだ。
成功、と書き換えはしなかった。
けれど、別の紙へ一つ記録を足した。
作成時の担当者不在で運用。
限定範囲。
退出確認。
その次の現場では、別の組が使った。
さらにその次では、最初の版の一部が分かりにくいと言われた。
「一つ前」が、人によって違う。
どの時点を一つ前とするか。
全員一致した地点なのか。
奥側が最後に覚えている地点なのか。
そこで手順を書き直した。
一つ前。
ではなく。
最後に複数記録が一致した確認地点。
言葉が長くなった。
現場担当の男が嫌そうな顔をした。
「呼ぶ時これ全部言うの?」
「言いません」
「じゃあ何て」
「現場で通じる短い言い方は作っていいです」
「正式名は?」
「まだ要りません」
「まだなんだ」
「正式名がないと戻れません?」
「戻れない」
「嘘つかないでください」
男が笑う。
紙の方は笑わない。
古い技法を調べていた時には、書き換えること自体が怖かった。
どこかに本当の正解があり、自分たちがそこから離れるような気がしたからだ。
今は違う。
これは自分たちが作っている。
なら、分かりにくいところは直せる。
失敗した項目は増やせる。
要らない確認は削れる。
ただし、削った理由を残す。
次の人間が、また同じところから考え直せるように。
その自由は、古いものを復元しているつもりの時にはなかった。
* * *
古い束の扱いを決める日が来た。
捨てる話ではない。
むしろ逆だった。
残すために、何として残すかを決める。
机の上には二つの束が置かれた。
古い方。
新しい方。
来た男も、もう一度呼ばれていた。
紙の上には、いくつかの項目がある。
現場で使用するか。
教育に使用するか。
来歴資料として保存するか。
現役の継承者を確認できるか。
完全な手順を確認できるか。
別手順との関係をどう記すか。
女が一つずつ読み上げる。
古い方。
現場で使用しない。
教育では、昔のやり方の一例として扱う。
来歴資料として保存する。
現役の継承者。
確認できず。
完全な手順。
確認できず。
来た男がそこで口を挟んだ。
「俺は?」
女は答える。
「実施経験者として残します」
「継承者じゃないのか」
「今の現場へ一式を渡せますか」
男は黙る。
「今日までに聞けた範囲は、全部あなたの証言として残します」
「……全部じゃねえぞ」
「はい」
「まだ思い出すかもしれん」
「その時は追加します」
「じゃあ、失くすなよ」
「失くしません」
その返事だけは、迷わなかった。
次。
新しい方。
現場での限定運用を継続。
教育に使用。
記録を継続。
旧資料を参考にした事実は来歴へ残す。
ただし、旧技法の改訂版とは扱わない。
来た男が紙を見る。
「名前も継がないのか」
「どの名前をですか」
男は、一つの呼び方を口にした。
女は古い束を開く。
その呼び方が書かれている紙はある。
別の紙には違う呼び方がある。
さらに古い紙には、名前そのものがない。
「これだけでも三つあります」
「俺たちはそう呼んでた」
「はい。それは残します」
「新しい方に使えばいいだろ」
女は首を振る。
「使いません」
「何で」
「同じものだと受け取られるからです」
「昔の方が上みたいで嫌なのか」
「逆です」
「何が」
「昔の名前を使えば、今の手順に、昔の人たちの実績まで付いてきます」
男は黙った。
「私たちは、その実績を引き継いでません」
「でも参考にはした」
「しました」
「なら少しくらい」
「来歴には書きます」
女は新しい束を指した。
「これが安全かどうかは、これ自身の記録で判断してもらいます」
古い束を指す。
「こっちは、こっちが実際に使われていた記録として残します」
二つを重ねない。
それが、今できる一番正確な残し方だった。
来た男は長い間、何も言わなかった。
やがて、古い束の端を指で押さえた。
「じゃあ、俺らのは終わりか」
女は少し考えた。
「現場で使うものとしては」
「そうか」
「残ります」
「紙でな」
「紙だけじゃないです」
男が見る。
「あなたが話したことも。うまく言葉にできなかったことも、言葉にできなかったと残します」
「そんなの役に立つか」
「次に、同じものを復元できたと思う人が出た時に役に立ちます」
男は鼻で笑った。
「嫌な役立ち方だな」
「そうですね」
「でも、まあ」
古い束から手を離す。
「勝手にできたことにされるよりはましか」
女は頷いた。
「はい」
* * *
棚の表示は変わった。
古い方は、復元待ちの資料ではなくなった。
現場へ戻す予定のある手順でもなくなった。
かつて使われていた。
複数の人間が覚えていた。
一部は記録された。
一部は人と一緒に失われた。
現在は完全に継承できない。
そういうものとして残った。
新しい方は、その隣ではなく、現場で使う手順の棚へ移された。
まだ書き換えられる。
まだ中止例が増える。
まだ失敗する。
作った人間がいなくても使えるかを、これからも試される。
二つは、そこで初めて本当に別れた。
似ているから続きではない。
違うから無関係でもない。
古い方が優れていたのか。
新しい方が優れているのか。
それだけで決める話でもない。
古い方には、今の人間が持っていない経験があった。
新しい方には、昔の人間が持っていなかった記録と道具がある。
ただ、現場で今使えるのはどちらか。
次の人間へ今渡せるのはどちらか。
その問いには答えが出た。
帰り際。
現場担当の男が、新しい棚の前で言った。
「結局、名前つかなかったな」
「困ってます?」
「ちょっとだけ」
「またですか」
「何十年後まで『仮運用手順』だったらどうする」
女は扉を閉めた。
「その頃の人が困ったら、その人たちが付けるんじゃないですか」
「俺らは?」
「戻れる方を先にします」
男が一瞬止まった。
それから笑った。
「それ、昔の人も言ってたな」
「そうなんですか」
「紙にあっただろ」
「似たのは」
「じゃあ、それだけ継承ってことにしとけ」
女は首を振る。
「しません」
「そこまで?」
「そこまでです」
二人で廊下を歩いた。
後ろの棚には、二つの時間が残っていた。
一つは、もう現場へ戻らない。
もう一つは、これから別の人間へ渡っていく。
古い技法は、復元されなかった。
復元されなかったまま、確かに存在していた過去になった。
そして、その空いた場所を埋めるのではなく。
残った人間たちは、別のやり方で帰ることを覚え始めていた。
ここまででちゃんと面白いですか?
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面白い寄りの面白い
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面白い寄りの面白くない
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どちらでもない
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面白くない寄りの面白い
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面白くない寄りの面白くない