歴史改変能力者は世界の裏を日本に生やしたい 作:無異常世界
一九九〇年代。
最初におかしいと言ったのは、帰ろうとしていた夜勤の男だった。
「今、俺どっから来た?」
資材倉庫の休憩室前で、同僚が笑った。
「何が」
「外、出たよな」
「出てないだろ」
「出たんだよ」
男は、自分が立っている場所を見た。
休憩室。
壁際の自動販売機。
出荷口へ続く通路。
さっきまでいた場所と同じだった。
「いや、出たって」
「疲れてんじゃないの」
「お前、見てたろ」
「何を」
「俺があっちの扉から出るとこ」
同僚は、少しだけ顔をしかめた。
人の出入り口は、休憩室から通路を曲がった先にある。
そこを抜ければ、倉庫の外側へ出る。
駐車場と、夜間搬入口。
扉には小さなガラス窓が付いている。
外では、交代で入る予定だった男が待っていた。
「もう一回行く」
「やめとけよ」
「一回だけ」
二人で扉まで行った。
外の男にも声をかける。
「今から出るから見てて」
「はい」
扉を開ける。
夜の空気が入る。
駐車場の照明が見える。
出られないようには見えない。
男は敷居をまたいだ。
片足。
身体。
もう片方の足。
内側から見ていた同僚には、男が確かに外へ出たように見えた。
扉がゆっくり戻る。
「出た?」
外へ声をかける。
返事がない。
代わりに、背後から靴音がした。
休憩室の方からだった。
振り向く。
出ていったはずの男が、通路の奥から歩いてくる。
本人が一番青い顔をしていた。
「……今度は見たよな」
同僚は返事をしなかった。
外で待っていた男が扉を開ける。
「どうしました?」
「今、こいつ出なかった?」
「誰がですか」
三人とも黙った。
二回目で、試すのをやめた。
* * *
倉庫の夜間責任者は、まず通常の確認をした。
男の体調。
酒を飲んでいないか。
頭を打っていないか。
薬を飲んでいないか。
扉が別の場所とつながっていないか。
通路の見間違いではないか。
外から入った人間が、別人ではないか。
どれも、すぐには異常を証明しなかった。
けれど、もう一度同じことをさせる理由もなかった。
夜勤責任者は出荷を止めた。
「止めるんですか」
運送会社の男が聞いた。
「止める」
「一本だけ積んであるんですけど」
「明日に回してくれ」
「明日じゃ困るって言われますよ」
「俺も言われる」
「じゃあ」
「でも人が出られない方が先だろ」
それで話は終わった。
倉庫の中へ残っていた者を数える。
出られない男を除き、全員を外へ出す。
一人ずつ。
全員、普通に出られた。
中へ戻る必要のある者は戻さない。
出られない男だけを、休憩室へ残す。
一人にはしなかった。
倉庫の内側に一人、外側に一人。
電話をかける。
会社の上司。
建物の管理側。
それから、昔似たような現場で助けてもらった人間から教えられていた番号。
最後の電話だけ、説明が短かった。
『人が出られない?』
「はい」
『扉が開かないんじゃなくて?』
「開きます。他の人は出られます」
『本人だけ?』
「今のところ」
『何回試した』
「二回」
『三回目はやめて』
「もうやってません」
少し間があった。
『そのままにして。中と外、両方に人を残して』
「はい」
『紙、捨てないで』
「紙?」
『今日の出勤表とか、引き継ぎとか、鍵の記録とか。関係なさそうでも』
夜勤責任者は、事務机の上を見た。
出勤簿。
庫内当番の表。
鍵の受け渡し欄。
いつものものだった。
「分かりました」
電話を切る。
出られない男が、休憩室の椅子から聞いた。
「誰です?」
「来るって」
「何の人」
「分からん」
「分からない人呼んだんですか」
「お前が外へ出られないよりはましだろ」
男は黙った。
* * *
来たのは二人だった。
記録を預かる仕事をしている女と、現場へ入る男。
どちらも白衣ではない。
特別な徽章もない。
女は倉庫へ入る前に、外側で話を聞いた。
「最初からお願いします」
夜勤責任者が、起きた順に話す。
一回目。
本人しか気づかなかった。
二回目。
内側の同僚は、本人が外へ出たのを見た。
外側の交代要員は、本人が出てくるところを見ていない。
本人は、休憩室側の通路へ戻っていた。
「二回目、本人が戻ってきたところは誰が見ました?」
「俺です」
内側に残っていた同僚が答える。
「どこから?」
「休憩室の方」
「扉は?」
「開いてないです。あっちの通路から歩いてきた」
「本人は?」
出られない男が手を上げる。
「俺は外へ出たつもりです」
「外を見ました?」
「見ました。駐車場まで」
「足元は?」
「敷居を越えた」
「その後」
「一歩か二歩、歩いたと思ったら、休憩室の前にいました」
女はそこへ線を引いた。
「思ったら、ですね」
「はい」
「時間が飛んだ感じは?」
「分からない」
「音は?」
「分からないです」
「気持ち悪さ、痛み、めまい」
「ないです」
現場担当の男が聞く。
「扉、使っていいですか」
夜勤責任者が頷いた。
「どうぞ」
「本人以外で」
「はい」
現場担当の男が、外から中へ入る。
普通に入る。
中から外へ出る。
普通に出る。
もう一人。
同じ。
扉そのものが全員を返しているわけではない。
女は、出られない男へ聞いた。
「今日は何の担当ですか」
「庫内です」
「いつまで」
「もう終わりです」
「終わった扱いになってます?」
男が夜勤責任者を見る。
夜勤責任者も、事務机を見る。
「……表は替えた」
「何の表?」
「庫内当番」
「他には?」
「鍵」
そこで止まった。
女が聞く。
「鍵は?」
出られない男が、腰のポーチを触った。
小さな鍵束が出てきた。
「まだ持ってます」
夜勤責任者が顔をしかめる。
「何で返してない」
「交代のやつ来た時、電話鳴ったじゃないですか」
「ああ」
「表だけ替えて、後で渡そうと思って」
外側にいた交代要員が言う。
「俺も、まだ受け取ってません」
女が紙を見る。
鍵の受け渡し欄。
そこだけ空いている。
「いつも、どうやって交代します?」
夜勤責任者が答える。
「表替えて、鍵渡して。あと中のこと言って」
「中のこと?」
「残ってる荷物とか、冷房切る場所とか」
「決まった言い方があります?」
「決まってるってほどじゃない」
出られない男が言った。
「『中、頼む』とか」
交代要員が続ける。
「『受けました』とか」
現場担当の男が二人を見る。
「毎回?」
「だいたい」
「誰が聞いてる?」
「責任者」
夜勤責任者が頷く。
「俺か、その日の代わり」
女は書いた。
表。
鍵。
口頭。
立会い。
「今日、どこまでやりました?」
夜勤責任者が指で追う。
「表は替えた」
「はい」
「鍵はまだ」
「はい」
「口頭は」
二人が顔を見合わせる。
「してないです」
「立会いは?」
「俺はいた」
夜勤責任者が言う。
「でも電話してた」
「内容を聞いてない?」
「聞いてない」
女は紙から顔を上げた。
「これだけで原因とは決めません」
夜勤責任者が聞く。
「でも怪しい?」
「怪しいです」
出られない男が、鍵束を見る。
「じゃあ渡せば出られる?」
「分かりません」
「試すんですよね」
「順番を決めてからです」
* * *
最初に、何もしない確認をした。
本人は休憩室にいる。
交代要員は外にいる。
扉は開けない。
鍵束の本数。
庫内当番表の書き換え時刻。
出勤簿。
搬入記録。
電話が鳴った時刻。
その場にいた人間。
全部、分かる範囲だけ揃える。
現場担当の男が言った。
「鍵だけ外へ出してみる?」
女が首を振る。
「先に、物だけで変わるか見たい気持ちは分かります」
「でも?」
「本人の状態が分からないのに、条件をばらばら動かしたくない」
出られない男が苦笑した。
「俺、条件なんですね」
「今は一番大事な観測対象です」
「もっと嫌だな」
「すみません」
「謝られると余計怖いです」
夜勤責任者が言った。
「笑えるなら平気だ」
「帰れたらもっと平気です」
少しだけ空気が戻った。
女は、普段の交代をそのまま再現する案を出した。
ただし、本人を扉へ近づけない。
交代要員も中へ入れない。
境目をまたぐのは、引き継ぎが終わった後だけ。
「いつも、どこで鍵を渡します?」
「この扉の内側です」
夜勤責任者が答える。
「交代のやつは一回中に入ってくる」
「今日は?」
「外で待たせてた」
「何で」
「電話してたから。荷物もまだ動いてたし」
女はまた書く。
普段と違う。
それだけ。
意味はまだ付けない。
「今日は中へ入れません」
交代要員が頷いた。
「はい」
「鍵は扉を開けた状態で、手渡しだけします。受け取ったら、すぐ一歩下がってください」
「分かりました」
現場担当の男が扉の横へ立つ。
外側にも一人置く。
中側にも一人。
女は記録位置から動かない。
「何か変だったら、渡す前にやめます」
「はい」
出られない男が鍵束を持って扉まで来た。
扉を開ける。
外の空気。
交代要員が見える。
さっき二度、越えられなかった境目が目の前にある。
男の足が止まった。
「怖いです?」
女が聞く。
「普通に怖いですよ」
「渡すだけでいいです。出なくていい」
男が頷く。
鍵束を差し出す。
交代要員が受け取る。
何も起きない。
「下がって」
交代要員が一歩下がる。
扉を閉める。
女が確認する。
「鍵、受け取りました?」
外から声が返る。
「受け取りました」
「中側、鍵なし?」
出られない男が腰回りを見せる。
「なし」
「表は?」
夜勤責任者が指す。
すでに交代要員の名前へ替わっている。
「口頭だけ、まだですね」
出られない男が言った。
女は頷いた。
「いつも通りで」
「いつも通りって言われると急に分かんなくなるな」
夜勤責任者が笑った。
「普段言ってるだろ」
男は扉越しに言った。
「中、頼む」
外から返る。
「受けました」
夜勤責任者が、反射的に言った。
「よし」
女の鉛筆が止まった。
「今の『よし』も、いつも言います?」
「言うかも」
「毎回?」
「分からん」
「分からないで残します」
「はい」
そこまでやっても、何かが見えるわけではなかった。
音もない。
灯りも変わらない。
扉も普通の扉のままだった。
現場担当の男が、出られない男を見る。
「どう?」
「分かりません」
「変な感じは」
「ないです」
女は、すぐに出さなかった。
今度は記録を揃える。
鍵の受け渡し欄へ、交代要員の受領を記入する。
夜勤責任者が確認する。
出られない男の庫内担当を終了扱いにする。
交代要員の欄は、今夜の作業中止と一緒に斜線を引いた。
「これで、今夜の庫内担当は?」
女が聞く。
夜勤責任者が答える。
「なし」
外の交代要員も言う。
「なしです」
出られない男が少し遅れて言った。
「なし」
「中側」
「なし」
「外側」
「なし」
全員で同じ答えを確認した。
それから初めて、扉を開けた。
* * *
「一歩だけ」
女が言った。
出られない男が、扉の前に立つ。
外側には交代要員。
横には現場担当。
内側には同僚。
夜勤責任者は少し離れて見ている。
「嫌ならやめていいです」
「やります」
「走らないで」
「はい」
「外へ出たら止まる」
「はい」
男が足を出した。
敷居を越える。
片足。
身体。
もう片方。
外へ出た。
そこで止まる。
誰も声を出さない。
内側の同僚が、扉の向こうに男の背中を見ている。
外側の交代要員が、目の前にいる男を見る。
男本人が、駐車場の白線を見る。
一秒。
二秒。
三秒。
休憩室へ戻らない。
「……出た」
本人が言った。
女がすぐ返す。
「そのまま」
「まだ?」
「まだ」
「外なのに?」
「今度は外で確認します」
外側の人間が、本人の肩へ触れる。
本人が名前を答える。
体調。
異常なし。
時計。
大きなずれなし。
中側から見えているか。
見えている。
外側から中が見えるか。
見える。
「もう扉から離れていいです」
男が三歩下がった。
その瞬間、力が抜けたようにしゃがみ込んだ。
「大丈夫?」
「大丈夫です」
「座ります?」
「今、外ですよね」
交代要員が言った。
「外です」
「ほんとに?」
「俺の目の前です」
男は笑った。
笑ったまま、しばらく立てなかった。
夜勤責任者が倉庫の中から大きな声を出した。
「今日は終わり! 誰も入るな!」
運送会社の男が遠くから聞く。
「荷物は?」
「明日!」
「怒られますよ!」
「俺も怒られる!」
今度は何人かが笑った。
それでようやく、現場の緊張が少し切れた。
* * *
その夜のうちに、原因は確定しなかった。
鍵を渡したから出られたのか。
口頭の引き継ぎが必要だったのか。
責任者の確認が必要だったのか。
紙の記録を揃えたことが効いたのか。
「庫内担当なし」と全員で確認したことが効いたのか。
その全部だったのか。
たまたま三回目なら普通に出られたのか。
分からない。
女は、成功した手順へ丸を付けなかった。
代わりに、実施したことを順番に書いた。
鍵移管。
口頭引継ぎ。
立会確認。
記録整合。
当夜作業中止。
担当者なしを複数者で確認。
退出。
退出確認。
その横へ。
再現性未確認。
単独要素の効果未確認。
「またそれ書くんだ」
現場担当の男が言った。
「またです」
「今日は出られたのに」
「出られました」
「成功じゃないの」
「本人の退出は成功です」
「手順は?」
「まだ分かりません」
夜勤責任者が、事務机の向こうから聞いた。
「明日どうすればいいです?」
女は答える前に、現場担当の男を見た。
男が言う。
「少なくとも、今まで通りの引き継ぎはしない方がいい」
「仕事止めっぱなし?」
「朝、外側で引き継ぎを完了させてから入る。中に入った後で担当を渡さない」
女が付け足す。
「鍵、表、口頭、立会いを途中状態のままにしない」
「全部揃える?」
「今回、全部揃えた後に出られました。どれが必要かは分かりません。だから、分かるまでは崩さない」
夜勤責任者が頭をかいた。
「面倒になったな」
出られた男が、外から言う。
「俺は賛成です」
「お前はそうだろうな」
「二回帰れなかったんですよ」
「帰ってはきたろ」
「休憩室にです」
「それも帰るって言うんじゃないのか」
「言いません」
また笑いが起きた。
女は、その会話は記録しなかった。
ただ、翌朝までの暫定条件だけを書いた。
担当交代は境界の外で完了。
不一致があれば入場しない。
作業途中で担当を替えない。
例外が必要なら、その場で勝手に省略しない。
短い。
現場で読める量にした。
理屈は書かなかった。
理屈がまだないからだった。
* * *
翌朝。
夜勤責任者は、昨日の件を知らない昼の作業者をいきなり中へ入れなかった。
外で説明する。
「昨日、人が出られなくなった」
最初は冗談だと思われた。
「鍵閉じ込め?」
「違う」
「扉故障?」
「違う」
「じゃあ何」
「分からん」
「それで仕事するの?」
「だからやり方変える」
紙を見せる。
担当を決める。
鍵を渡す。
表を書く。
全員で確認する。
それから中へ入る。
初回は、必要最小限の人数だけ。
出入口の外に一人残す。
中へ入った者は、すぐに戻る。
一人目。
出る。
二人目。
出る。
三人目。
出る。
何も起きない。
昨日の異常が消えたのか。
条件が揃っているから起きないのか。
そもそも昨日だけだったのか。
まだ分からない。
それでも、作業は再開できた。
夜勤責任者は、いつもの出荷予定を一枚ずつ戻していった。
止めた荷物も動かす。
運送会社へ電話する。
「昨日の一本、今日出せる」
『何だったんです?』
「説明できん」
『また止まります?』
「止める時は止める」
『困るなあ』
「こっちも困る」
それでも車は来た。
荷物が積まれる。
伝票が渡る。
普通の仕事の中へ、一つだけ昨日までなかった確認が増えた。
それだけで倉庫は別の場所になったようには見えなかった。
外から見れば、いつもの倉庫だった。
中では、誰も昨日の扉を雑にまたがなくなった。
* * *
数日後。
記録を預かる女の机へ、倉庫から封筒が届いた。
中には、修正された引き継ぎ用紙の写しが入っていた。
表の端に、小さな欄が増えている。
担当終了。
鍵返却。
次担当受領。
立会確認。
全部、元からあった仕事だった。
ただ、今までは別々にやっていた。
それを一つの交代としてまとめただけだった。
現場担当の男が横から覗く。
「これ、あの件のため?」
「そうみたいです」
「技法になるかな」
女は首を振った。
「まだ言いません」
「じゃあ何」
「倉庫の引き継ぎです」
「夢がない」
「人が帰れます」
「強いな」
封筒には、別の紙も入っていた。
先週の夜勤。
異常なし。
翌日。
異常なし。
その翌日。
異常なし。
一度だけ、鍵の返却前に次の担当名を書こうとして、責任者が止めた記録。
実施せず。
異常なし。
女はその行を見て少し笑った。
「何」
「昨日までは、誰も止めなかったんだろうなと思って」
「今は止める」
「はい」
「それだけ?」
「今は、それで十分です」
現場担当の男は、自分の机へ戻りかけて止まった。
「そういえば」
「はい」
「今回、最初から最後まで、あの倉庫の人たちが決めてたな」
女が見る。
「何をですか」
「止めるのも。呼ぶのも。翌日どうするかも」
「そうですね」
「俺らが行く前に、もう三回目やめてたし」
「二回でやめてました」
「そうだった」
男は少し考える。
「こういうのでいいのかもな」
「何が?」
「全部、こっちが知ってなくても」
女は封筒を閉じた。
「知ってる人が、その場にいればいいんじゃないですか」
「昨日まで知らなかったぞ、あの人ら」
「昨日、知りました」
男が笑った。
「雑だな」
「でも次の人には渡せます」
棚へ行く。
古い技法の資料。
新しく作られた帰路手順。
その少し離れた場所へ、今回の倉庫の記録を入れる。
同じものではない。
一つの系統でもない。
昔の答えの続きでもない。
ただ、同じ時代に、それぞれの場所で人が困り、それぞれの人間が止め、考え、誰かへ渡している。
棚は一つの物語にならなかった。
その方が、女には自然に見えた。
机へ戻ると、電話が鳴った。
受話器を取る。
「はい」
相手は、聞いたことのない町の人間だった。
最初の言葉は、倉庫の件とはまるで違った。
女は新しい紙を一枚出した。
昨日の記録を閉じる。
今日の話を聞く。
世界のどこかで起きた一件は、誰か一人が見ていなくても始まる。
その場にいた人間が困り、知っていることを持ち寄り、知らないことを残し、それでも必要なところまで決める。
終われば、次の仕事が来る。
そうやって、裏側は少しずつ、自分たちの都合で動き始めていた。
ここまででちゃんと面白いですか?
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面白い寄りの面白い
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面白い寄りの面白くない
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どちらでもない
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面白くない寄りの面白い
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面白くない寄りの面白くない