石の世界で農業チートしてたら比べ物にならん程のチートがワラワラ湧いてきた件 作:史上最強のラーメン
あれから数日。コハク達が毎日捜索してくれているが、石油は一向に見つかる気配が無かった。
そこで、千空は空から石油を探すことを思いつく。大量の麻を集め、全員で協力して布にした。究極の地道作業で苦労したが、1ヶ月後、このストーンワールドに気球が誕生し、千空、龍水、クロムの3人は拠点とする元司帝国領からもう1つの拠点である石神村へと飛び立って行った。
更に数日後、スイショウは最近の日課となっている小麦畑の手入れをしていると、石神村で活動中の千空から連絡があった。
『保存食のパンを作るっつうことで、スイショウ先生の力をお借りしてぇ。今から村まで来れっか?』
「行けるよ〜。ただ走っても2日くらいかかるけど」
電話越しに千空にそう伝えると、スイショウの肩に大きな手が置かれた。振り向くと、司がいた。
「うん、なら俺が送ろう。その方が速いし安全だからね」
特に準備するものは無かったので、早速出発した。司の背中におぶさって、村に向かう。
「速ぇぇぇーーー!!」
霊長類最強の名は伊達ではなかった。本来2日はかかる所を、1日あまりで村に到着してしまった。
「送ってくれてありがとう司!」
「あぁ、美味しいパンを期待しているよ」
すぐに司は帰っていった。なんでも、売店にいる未来の仕事を手伝う約束をしているらしい。 霊長類最強の威圧感がどのように売上を左右するか気になるところだが、何はともあれ素晴らしい兄妹仲である。
「フゥン、聞いたぞスイショウ。貴様が村に農耕を普及させ、数々の料理を作り出し食文化を大きく発展させたのだとな!その幼さで素晴らしい実績だ。欲しいぞ、その才能が!」
「そんなに褒められると照れるな〜!俺は天才です!神童です!麒麟児です!」
村に到着して早々の熱烈な大絶賛に、スイショウは頬を緩めて頭をかいた。更に、胸を張り満面の笑みでふんぞり返る。
「良い自信だ!そんな天才の貴様に仕事があるぞ」
「任せろ!」
「貴様は作れるか?ブリオッシュやパン・オ・ショコラといった美味なるパン達を!」
「作れるか分からん!けどいいな、それ食べたい!どんなパンか知らんけど名前がもう美味そうだし!」
「はっはー!スイショウ、貴様も中々の欲しがりだな!その溢れんばかりの欲を原動力に、共に作り上げるぞ!3700年前の美食達を!」
「おー!」
「保存食だっつってんだろ物欲の化身共。乾パンだ乾パン」
千空のツッコミなど耳に入らないかのように、2人は固い握手を交わして盛り上がり続けていた。
その様子を遠巻きに眺めていたクロムが、コハクに声をかける。
「なぁコハク、薄々気づいちゃいたがよ、あの2人組ませるとヤバくねーか?」
「あぁ。もはや龍水とリトル龍水だな、あれは。2人ともめっぽう有能が故に、先走り過ぎても自力でなんとかしてしまいそうな所がタチが悪い」
そして、保存食のパン製作がスタートした。はじめに、龍水にパンの絵を描いてもらったが、どれもこれもどうやって作ればいいのか分からない複雑な形状のパンばかり。取り敢えず、シンプルに現在流通しているパンを保存食仕様にすることとなった。
「保存が効くパンってやっぱり水分を極限まで抜けばいいの?」
「そうすっとアホほど硬ぇパンになっちまう。だから抜くのは自由水だけだ」
「自由水?」
「そもそも食い物が傷むのは、空気中の微生物が悪さすんのが原因だ。んで、食い物の中には微生物が繁殖しまくる自由水と繁殖できねぇ結合水っつうのがあってな」
「自由水を無くして結合水を増やせばいいのか」
「無くすんじゃねぇ、自由水を結合水に変えんだよ。砂糖やバターを入れまくってな」
「バター?牛乳無いから作るのは難しいよ」
「牛乳に関しちゃ問題はねぇ。ククク、テメーが泣いてお喜びになるプレゼントを用意してやったぜ……!」
千空の後をついて村の外の畑へと向かう。馴染みのある畑の一角に、新たに囲いが建造されていた。
「こ、これは!?」
囲いの中には、なんとヤギがいた。千空達が石油探しをしている最中に野生のヤギを発見したようで、数匹捕獲し村で飼育をはじめたらしい。
「羽京が群れを発見してくれたんだって!?ありがとう、これでもっと美味しいものが作れる!」
「あはは、どういたしまして。でも僕だけの力じゃ見つけられなかったよ。気球のおかげだね」
ヤギのミルクをビンに詰め、コハクが高速でシェイクすることで、この石の世界にバターが爆誕した。
千空の言う通りに水の量を少なくし、少なくした分をバターに変えてパンを焼いてみた。
数時間後、試作品第1号が完成する。全員で味見をした。
「うん、普通にうめぇ」
「あぁ、美味いな」
「う〜ん、普通の反応って割と傷つくんだよなぁ」
普段と違う材料だったからか微妙に焼き過ぎてしまったらしく、焼き上がったパンはパサパサしており少し固い。バターの風味が失敗を誤魔化してくれたようだ。
「パン焼くの苦手なんだよ。難しいんだよね、発酵とか焼き時間とか調整するの」
「そこはトライアンドエラーするしかねぇが、別にこれでも充分だろ」
「いいや、充分ではないぞ千空。食事は船乗りのモチベーションに直結する。より美味い食事を用意することこそ、長期の航海を成功させる要だ。違うか?」
「そりゃそうだが、あんま時間はかけらんねぇぞ?」
「俺に良い考えがある。スイショウ、貴様にも分かるだろう」
不敵な笑みを浮かべた龍水が、パチンと小気味よい音を立てて指を鳴らし、スイショウへと問いかけた。
「あぁ、パン職人が欲しい!ブリオッシュとか作ってくれる系の凄腕が!」
「はっはー!!ならばいい人材を知っているぞ。フランソワだ!フランソワを起こすぞ!」
「フランソワ?龍水、テメーの執事か?」
「執事兼シェフだな。奴はパン以外の全ての料理にも精通するプロフェッショナルだ!」
「金持ち専属のシェフって情報だけで腕は信用できるな」
フランソワは、龍水が石化した際に一緒にいたらしい。元司帝国領にいるゲンに連絡をし、以前龍水を復活させた島に向かってもらった。
「失礼、龍水様皆様。まずはパンの完成品を拝見します」
「バイヤ〜!ほぼ2日ノンストップ……」
2日後、フランソワとゲンが村に到着する。フランソワは仕事が早く、即座にパン作りに取りかかってくれた。
「『ヤギの恵みのシュトーレン』でございます」
『うめぇぇぇー!!!』
しっとり柔らかな食感は、至極の噛み心地だ。バターのコクと、フルーツの凝縮された甘味が脳に快楽を送り、頭の中に、ヤギが草原を楽しそうに駆けまわる牧歌的な風景が浮かぶ。このシュトーレンという名のパンからは、ついそんな空想に夢中になってしまうような幸せの味がした。
「こんなに美味いのに保存食なのか……!めちゃくちゃ凄いな、3700年前のシェフ……!」
我に帰り、スイショウは驚愕した。保存性に重点を置いた上でこの味だ。もし味だけを追求した場合、どんな美食を作るのだろうか。スイショウは気になって仕方がなく、フランソワにあるお願いをする。
「俺と料理勝負してくれ、フランソワ!」
フランソワが作ったパンを食べて、その料理の腕を尊敬すると共に試してみたくなった。自分の料理がどこまで通用するのかを。
「あ゛ぁ?んなことやってる時間は───」
「はっはー!!面白い!受けてやれフランソワ!」
「ヤベー!めちゃくちゃ唆る展開じゃねぇか!」
「スイショウ対フランソワか……!確かに気になる戦いだな!」
「じゃあ俺が実況やっちゃうね!」
「あ、うん。もういいや。勝手に戦いやがれ」
千空が完全に匙を投げ、場は完全に熱狂に包まれる。皆の期待するような視線がフランソワに集まった。
「畏まりました。ではスイショウ様、お題はいかがなさいますか?」
「メイン食材は卵で!調理時間は3時間!」
実況はゲン。審査員は龍水、コハク、羽京の3人だ。食材を用意し、スイショウとフランソワは厨房に立つ。
今回の勝負ポイントは、いかに卵の味を全面に押し出すか。
衛生管理の行き届いていない野鳥の卵のため、当然生と半熟はNG。限られた調理法の中で卵を活かす、料理人の腕と発想力が問われる。
「スイショウちゃん対フランソワちゃん!ストーンワールドの料理人No. 1を決める熱き戦いが今始まる!それでは─── 調理開始ィ!!!」
合図と共に調理に取りかかる。今回、スイショウはパンケーキを作ろうとしていた。しかし、普段とは調理の仕方が異なっていた。
いつもは卵白も一緒に混ぜているが、今回は卵黄と卵白を別の容器に分ける。
まず、卵黄が入った容器に小麦粉、重曹、みりん、マヨネーズを入れてダマがなくなるまで混ぜる。
次に、卵白が入った容器に砂糖と酢を追加し、全力で泡立てる。
「おーっと!スイショウちゃんが必死の形相でボウルをかき混ぜている!ジーマーで辛そうだ!」
電動泡立て器無しのメレンゲ作り。これが非常にキツい。そこそこ鍛えているとはいえ、スイショウの未成熟の腕では完成させることは厳しかった。
「ふぅー……疲れた。コハク姉ちゃん、俺がヨシって言うまでかき混ぜて」
「む?私は問題ないのだが、良いのか?審査員が手伝ってしまっても」
「ん〜、対戦相手のフランソワちゃん次第じゃない?」
「構いませんよ」
フランソワからの許可も下りたため、コハクにかき混ぜてもらってメレンゲの完成。
「千空、電動泡立て器作って」
「ククク、フランソワに勝てたら作ってやるよ」
「よしキタ!絶対に勝つ!!」
卵黄の容器にメレンゲを2回に分けて投入する。1回目は全体に行き渡るように、2回目はふわっと大まかに混ぜる。
最後に、薄く油を引いたフライパンで蒸し焼きにする。火加減はずっと弱火だ。6分経ったらひっくり返して同じように蒸し焼きにする。火が通ったら皿に盛り付けて完成。
「『卵を味わうスフレパンケーキ』!おあがりよ!」
積み重ねられたパンケーキの上には固形のバターが置かれ、粉糖と大量の蜂蜜がかけられている。見ているだけで脳が快楽物質を分泌してしまいそうな糖の塊がそこにあった。
「まさか卵がテーマでパンケーキが出てくるとはね……!」
「なんと可愛らしい見た目だ!食べるのが勿体なく感じてしまうな」
料理の見た目は大事だ。見た目が良い料理ほど評判が良くなる傾向にあること、スイショウは経験から理解していた。
「ビジュアルもいいが、問題は味だ。実食といくぞ」
審査員の3人は、パンケーキをフォークとナイフで切り分けて、慎重に口へ運んだ。
「めっぽうふわふわだ!殆ど噛む必要がない、飲めるぞこのパンケーキは!」
「昔食べた味を思い出すね。でも、こっちの方が濃厚だ。蜂蜜の甘味と、なにより卵が味覚を支配してくる!」
暴力的なまでの濃厚さと雲の様に軽やかな食感に、コハクは天を仰ぎながら、羽京は涙を流しながら幸せそうに味わっていた。
「卵を味の中心にするために、敢えてトッピングをバターと蜂蜜のみにしたのだな!見事だ。現代のパンケーキに勝るとも劣らない美味だったぞ」
トッピングを極限まで削ぎ落とし、素材の味を活かすことだけにフォーカスしたスイショウの潔さに、龍水は豪快な笑みを浮かべて深く頷いていた。
「だがフランソワの腕前は更に上を行く!真打の登場だ!」
龍水が指を鳴らすと同時に、辺り一帯を濃厚な甘い香りが支配した。石神村の穏やかな空気が、一瞬にして格式高い製菓店へと塗り替えられたかのような錯覚さえ覚える。
その場にいた全員の喉がゴクリと鳴ってしまうほどの強烈な旨味の香りだった。
「どうぞお召し上がりください。『パステル・デ・ナタ 野苺のソースを添えて』でございます」
中央には、香ばしい焦げ目のついた黄金色のタルトが2つ、並んでいる。そして皿の空いたスペースには、フレンチの絵画さながらに、鮮やかな深紅の野苺ソースが綺麗な曲線を描いて添えられていた。
「これは、エッグタルトだっけ?デパートに行くと売ってたりするよね」
「パステル・デ・ナタは、エッグタルトの元になったポルトガル発祥の伝統菓子でございます、羽京様。相違点といたしましては、パステル・デ・ナタがパイ生地を、エッグタルトがタルト生地を使用しております」
「へぇ。エッグタルトよりもサクサクしているってことなんだね」
「これも中々に可愛らしいが、見た目に関しては、先程の品の方が目を惹くな」
コハクがそう呟きながら、まずはソースを付けずに一口、口に運んだ。サクッ、という軽快な音が響き渡る。
─── 直後、審査員たちの全思考がプツンと消し飛んだ。
「なっ……!」
いつの間にか審査員全員の皿が空になっていた。スイショウが瞬きをしたその一瞬で無くなってしまったのだ。
「つい夢中になって、味わう間もなく食べてしまった……!」
ただ1つ、とてつもなく美味いということだけは分かるが、これでは正確な審査ができない。審査員達が物欲しそうにしていると、フランソワがオーブンの元へ向かい、
「このような流れもあろうかと!既に追加分が焼き上がっております。石神村の皆様も是非お召し上がりください」
『フランソワーーー!!!』
大量の焼き立てのタルトが運び出され、全員から喝采の声が上がった。
「はっはー!流石だな、フランソワ!では改めてテイスティングといくぞ!」
皆、今度は味わって食べている。先程のシュトーレン以上の好反応だった。
「外はサクサク、中はとろりと。パイ生地とカスタードがそれぞれ異なる食感を生んでいて、食べてて心地良いね!」
「あぁ。それに不思議だ。ここまで濃厚な味なのに全く飽きがこないのだ」
「この爽やかだが確かに感じる旨味……フランソワ、これはチーズだな?」
「3700年経っても衰えぬ慧眼、お見事です龍水様。此度のメニューには、リコッタチーズを隠し味に入れております」
石神村出身の者達はチーズを知らないので不思議そうにしていたが、現代人組は衝撃を受けていた。
「チーズってそんな簡単に作れるの?何ヶ月も発酵とかさせなきゃいけないんじゃないの?」
「大半のチーズは数ヶ月、長い物では数年の発酵を要しますが、作ろうと思えばご自宅でも簡単に作れるのですよ」
「ジーマーで!?」
フランソワがチーズの作り方を解説する。チーズの作り方は、
『牛乳を混ぜながら、沸騰する直前まで温める。牛乳の温度が90°くらいになったら火を止めて、塩と酢を入れて更に混ぜる。しばらく放置すると、上澄みにチーズが溜まるので、布を被せたザルに掬ってやれば完成』
なんだそうだ。温度さえしっかりと管理できれば、少ない材料で本当に簡単に作ることができるらしい。
「長い期間を経て出来上がったチーズは極めて濃厚な味となりますが、此度のメニューでは、くどくなってしまうため不向きです。その点、この即席チーズは、卵の濃厚さに僅かな爽やかさを加え、野鳥の卵特有の生臭さも軽減してくれるのです」
「生臭さか……確かに、こうして食べ比べてみると分かる。スイショウの料理には僅かに雑味があるね」
「あぁ、言われるまで気がつかないほどの微細なものだがな」
羽京とコハクは、2つの皿を交互に味わいながらそう述べた。
スイショウは失念していたのだ。確かに今回使った卵は、どんな餌を食べているかも分からない野鳥の卵。獣臭さがあると想定して然るべきだった。例え僅かな臭みであれ、極上の一皿と比較されてしまえば、その欠点は嫌というほど目立ってしまう。
フランソワとスイショウの間には、歴然とした経験の差があった。
「フランソワ、俺も食べていい?」
「はい、勿論でございます」
スイショウは、フランソワの品を1つ受け取り、半分ほど齧った。
パンケーキも卵の濃厚さを活かした料理だったが、このパステル・デ・ナタという料理は濃厚さが桁違いだった。恐らく、卵黄のみを使用したのだろう。
そして、僅かに感じるさっぱりとした味が恐らくチーズだ。ただ、このチーズは味にアクセントを加えているだけではない。卵の濃厚さを1段階引き上げつつ、飽きという欠点をカバーしているのだ。
この野苺のソースも王道の組み合わせで、味変にこれ以上の最適解はないだろう。
噛み締める度に、自身の未熟さと、この極上の一皿を生み出した料理人への敬意を感じる。
今まで経験したことがないほどの美味が、スイショウの味覚と細胞を活性化させ身体中からエネルギーを溢れさせた。
「うまーーーい!!!」
『服ーーー!!!』
スイショウの筋肉が膨張し、上着が弾け飛んだ。
「フゥン、これは決まりだな。ゲン!結果を発表しろ!」
「第1回、ストーンワールド料理対決!勝者は─── フランソワちゃん!」
「欲しい=正義です」
勝負は決した。惜敗ですらない完敗だった。ここまでの差があるといっそ清々しく感じられるほどだ。
「完敗だ、フランソワ」
スイショウは大の字に倒れながら、フランソワへと声をかけた。
「失礼。スイショウ様のお品物をいただいてもよろしいでしょうか?」
「あぁ、是非食べてくれ。フランソワの意見が聞きたい」
フランソワは一口サイズに切り分け、優雅な所作で口へと運んだ。静かに咀嚼し、目を閉じてその味を的確に分析し始めた。
「火入れの時間が長く、せっかくのふわふわ感が損なわれております。火入れをあと30秒ほど短くした方がよろしいかと」
「はい……」
「また、卵を活かすならばトッピングの蜂蜜の量を少々抑えるべきかと存じます」
フランソワは仕事人だった。足りない部分を淡々と指摘され、スイショウはぐうの音も出ない。
「ですが───」
フランソワは、笑みを浮かべて更に言葉を続けた。
「大変美味しうございました。スイショウ様のこれまでの研鑽の日々が思い浮かぶ、そんな一皿でした」
「フランソワ……」
「新参者ではございますが、科学王国の食を預かる身として、これより全力を尽くす所存です。共に皆様の食卓を豊かに彩って参りましょう、スイショウ様」
差し出されたフランソワの手を、スイショウは力強く握り返した。スイショウの瞳は、新しい料理への好奇心をギラギラと燃やしている。
「沢山学ばせてもらうから、これからよろしく!フランソワ!」
「えぇ、よろしくお願いいたします。どのようなことでもお気軽にお尋ねください」
その夜、フランソワを歓迎する宴が開催された。主賓であるはずのフランソワが料理を作っていたが、皆を魅了する美食の数々に、宴は大盛況を見せるのだった。
こうして、最高の腕前を持つシェフ───フランソワが科学王国の仲間になった。
なんか宴エンド多くない?ワンピースか?
ちなみに翌日、千空は電動泡立て器を作ってくれました。
いつも感想、評価、お気に入りに登録、誤字報告等ありがとうございます!
料理シーンはかなり長いですが、今後も描写してもよろしいでしょうか?
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