誰が為の否定者   作:咎煮

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携帯なのか知らないけどやたらとJavaスクリプトやcookieをオンにして読み込み直せ(訳)エラーが出るの何とかならんのか……地味にうぜぇ。

それはそれとして遂に彼女達の名前等が明らかになりますよ。


各国責任者対話

 思い思いの時間を過ごしていた少女達だったが、急に示し合わせたかのように片膝をついて頭を下げた。それはまるでこれから自分達よりも上の人が来るといってるようだが……

 

「……これは」

 

それを見ていたトウヤは自分もするべきかと思い、行動をしようとした時……

 

ーーテメエが媚びる必要はねえ。

 

先程のとはまた違う声が聞こえた。するとトウヤはそうするのが当たり前だとばかりに屈みかけていた姿勢から立ち上がる。

 

「……ふむ、なかなか大胆だの」

 

鈴の音が聞こえ、景色が庭園から大広間へ……高座には先程まで居なかった九つの尾を持つ狐の少女が居り、位置的に少女の側仕えとなっているトウヤを何処か面白そうに見ていた。

 

「だが、時期尚早。然るべき位に腰を降ろすがいい」

 

「…………ああ、そうする」

 

顔は見えないが耳がピクピクしてるのを見る限り……レツとケモミミシスターは気が気じゃなさそうだ。他の子達からも立場を弁えろと無言の圧を感じる……それをやはり面白そうに見ていた狐の少女に言葉だけの警告を受けたトウヤはレツの隣に移動して正座をする。

 

「……頭を上げよ。私を含めて顔ぶれが変わっているな……まずは自己紹介から始めようーートミクニを治めし九尾のアヤカシ、イズナだ。先代に恥じぬ行動をしていくので宜しく頼む」

 

狐の少女ーーイズナに言われて頭を上げる。自己紹介を言い出しっぺの法則とばかりにイズナから始めた。

 

「……じゃ、次はおじさんかなぁ。ハジャールを治めるヒトのホシノ。先代にあたるユメ姫様は国家転覆の際に亡くなったから私が代役をしてる……よく言われるけど小さくても強いから」

 

最初はのほほんとしーー急に雰囲気が変わった。何処に持っていたのか根で床を軽く叩き締め括る。トウヤは眼帯をしていない側の目が炎のような熱を放っているように見えて内心で息を呑んだ。

 

「……私、ですか。スノゥプライを治める猫のアヤカシ、マリーと言います……先代は、不在です。邪念を祓う為と言って国を発ち行方知れず……」

 

どんより、と言った感じの陰りを幻視したのは恐らくトウヤだけではないだろう……その証拠に先程啖呵を切ったホシノが何処か哀れむような表情を浮かべているし、周りもうわぁ……といった感じの空気だ。マリーの周りだけ暗いし、何だか目に光が無いような気もする……

 

「……どうするんだこれ」

 

「ボクに聞かれても……そうだ、こういう時こそトウヤ君が慰めれば」

 

「いや、出会って間もないのに慰めようがないだろ……それにああいうのは下手に慰めれば依存するぞ」

 

「……猫といってたし、上手くやればフロゥリアに亡命させられるかも」

 

「悪どいなおい……」

 

慰める過程でフロゥリア側に引き込もうと企むレツにトウヤはドン引きしていた……

 

「ーーウォルトガを治める鼠のアヤカシ、オウガ……先代は訳あって来れなかったから代わりにね……ま、宜しく……後、先に言っとくけどオレは男だ」

 

見た目からオラオラ系かと思ってたら意外と普通だった。いや、こんな状況でも普通で自己紹介出来るだけ普通じゃないロリ否ショタか……とトウヤは判断した。

 

「私はスィーリアを治める竜のアヤカシ、レーナだよ。先代も今代も変わらず私だね? え、若いって? 脱皮したからねー」

 

何が可笑しいのか笑うレーナ、トウヤは何となくこの子は芸達者な気がしていた。

 

「……最後は余か。ヤマトを治めてる鬼のアヤカシ、アヤメ……先代は先の戦で討死故に……」

 

ヤマト、と聞いた途端明らかにざわつくのを感じた。殺意とまではいかないが敵意だ。見た感じ優しいマリーでさえ臨戦態勢な所を見るとトウヤは里での自分と似た者同士かとシンパシーを感じていた。

 

「……思うところがあるかもしれないけど抑えて、抑えて。最後にフロゥリアを治めてる猫のアヤカシがボク……レツで此方がヒトのトウヤ君」

 

柏手を打ち、注目を集めたレツは心なしか張り切って自己紹介をする。ついでとばかりにトウヤを小突いて紹介する……十中八九小突いたのは先の立場を弁えなかったからだろう。

 

「……どうもご紹介にあずかりましたトウヤです。目付きが悪く時には言葉より先に手を出してしまう、記憶喪失でありチョーカーにドッグタグを好んでつけてる変わり者だが……宜しくしてくれると助かる。後、茄子田楽が好物だから恵んでくれたら尻尾振って寝返る事も辞さない」

 

「まさかの国家転覆宣言!?」

 

冗談にしてはマジトーンだった為、レツが目に見えて狼狽える。だがレツの心労を犠牲にしたおかげで周りの空気が少し和んだ気がした。

 

此処で改めて纏めておこう。

 

トミクニを治めるのは金髪の和装ロリで九尾のアヤカシ、イズナ。

 

ハジャールを治めるのは桜髪を肩口で切り揃えた右目に眼帯を付けており外套の下は初めて会ったときのラウラに似た衣装。ロリでヒトのホシノ。

 

スノゥプライを治めるのは栗色の長髪に黒の法衣にベールを身に付けた何処か幸が薄そうなロリで猫のアヤカシ、マリー。

 

ウォルトガを治めるのは所々刺々しい金髪だがシルバーアクセは身に付けていないチャラ男になりそうでならないよく分からないショタで鼠のアヤカシ、オウガ。

 

スィーリアを治めるのは何処かで見た気がする青髪に水を彷彿とさせるドレスを身に纏ったロリで竜のアヤカシ、レーナ。

 

ヤマトを治めるのは赤いメッシュが入った薄桃の長髪、巫女服に見えなくもない衣装を身に纏ったロリで鬼のアヤカシ、アヤメ。

 

そしてフロゥリアを治める性別レツこと猫のアヤカシに記憶喪失のヒト、トウヤ。これが各国責任者(トウヤ以外)の顔ぶれである。

 




前話の後書き追加と本文の一部を修正してます。

分かると思うけど……

レツ、イズナ、リン→あやラブ
ホシノ、マリー、ユメ→ブルアカ
レーナ、ラウラ→あいミス
オウガ、トウヤ→オリキャラ
(過去作品からのリメイクキャラ)
アヤメ→ホロライブ

※ブルアカキャラはヘイロー無いので撃たれたら普通に死にます。
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