誰が為の否定者   作:咎煮

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スペル間違ってたら教えてください……

ラウラはワタシだったので訂正。


Who are ghost?

 ラウラと別れ、レツ達の家に戻ったトウヤは……

 

「……気にしないようにはしていたが、疲れるな……」

 

引き戸を開け、玄関の式台に腰掛けると脱力して溜め息をつく。

 

「あ、お帰りー」

 

「……ただいま」

 

帰ってきた者を迎える者と迎えられる者。ありふれた光景だが、トウヤは何処か懐かしむように返した。そのまま靴を脱いでレツを連れ添いリビングに向かう。

 

「ーー兄さんの制止を聞かないお前が悪い」

 

リビングに入って開口一番に貶したのはリン。散歩に行くと言ってレツに止められたが振り切って散歩に出たせいで疲弊している=自業自得な事を自覚しているのでトウヤは黙って肩を竦める。

 

「……まあ、兄さんも強く言わないのが悪い」

 

「うっ……」

 

「里の皆がヒトを快く思わない、おのれ殺してやるぞアル!*1な状況なのは分かってたのに……何で散歩はやめとこう、家の方が気楽だよとニートみたいな事を言ったの……」

 

「ううっ……」

 

トウヤから飛び火してぐちぐちと正論を言われて自主的に正座をするレツ……これではどちらが兄(上)で妹(下)なのか分からない……

 

「そういえば……ラウラが言ってたがヒトが過去に起こした事って何なんだ? 今の状況を見るに余程許されない事をしたんだろうが……」

 

「…………ラウラ?」

 

「それって……ケリリ?」

 

正論口撃がピタリと止み、何処か恐る恐るといった感じに訊ねる二人に頷くとトウヤはラウラ・ケリリに会った事を告げる。

 

「え? 何で塩を持ち出すんだレツ? その大量の札は何なんだリン!? おいこらやめろ……そんなものを持って俺に近づくなああァ!?」

 

……何故か大量の塩と札をぶちまけられたトウヤの悲鳴は直ぐに消えた。どうやら塩と札に呑まれたらしい。

 

 

「ぺっぺっ……つまり、ラウラは数年前に亡くなっていて……その亡くなった理由がヒトが過去に起こした事に関わると……」

 

 塩まみれになり、浴室に移動して体を洗う羽目になったトウヤはヒノキで出来た椅子に座り……独り言にしては何処か訊ねるような物言いをする。

 

「んしょ……っ……そう、なんだよ……だから……化けて出たんだろうね……」

 

それに応えるのはレツ。どうやら塩まみれにした罪滅ぼしで体を洗う役目を買って出たらしい。湯浴み着で手にはスポンジを持っている。ちなみにリンは札まみれにしただけだから私は悪くないし……裸の付き合いなら兄さんとすればいいと拒否している。

 

「……そう、か」

 

化けて出た……の発言にトウヤはラウラが急に現れた事と呼んでと言った謎が解けたとばかりに呟く。だがその顔は青い……どうやら幽霊に対する耐性は低いらしい。

 

「……呼び水」

 

「え?」

 

「いや……ラウラに取り返しのつかない事が起きる前に呼んでとも言われてた事を思い出したんだが……本当に呼んで来るのか試した方が良いよなと思ったんだ」

 

「え、呼ぶの? 正気!?」

 

レツが取り乱すが、トウヤはその取り乱す様にレツも幽霊が怖いのかと何処か面白そうに笑みを浮かべる。

 

「俺は何時だって正気だぞ。という事でーーラウラー?」

 

…………名前を呼んだが来なくて浴室内にトウヤの声が虚しく木霊した。

 

「まあ、さっきからラウララウラ言ってたけど来ないし……時と場合を選ぶんじゃn「……呼んだ?」ああぁい!?」

 

ーーレツは逃げ出した!

 

「……本当に来るんだな」

 

「喚ばれたから……でも少しこれは恥ずかしい……」

 

湯舟から姿を現したラウラは顔を赤くしてトウヤから目線を逸らしていた。

 

「……ああ、そういえばレツに体を洗ってもらっていた最中だったな……すまん」

 

「…………じゃあ、ワタシが引き継いであげる」

 

へ?と間抜けな声をあげるトウヤを余所に湯舟からあがるラウラは里で会った格好ではなく場所に合わせたのか水着だった。

 

 

「ら、ラウラ?」

 

「ん? もう少し強くした方がいい?」

 

レツの手により背中は終わっていた為前側を洗う事になるのだが……ラウラの体が密着していてトウヤはいい匂いがするやら、柔らかいやらで目をぐるぐるさせていた。対するラウラはそんな様子に気付かないのか首からお腹といった感じにレツが投げ捨てていったスポンジで洗っていた。

 

「……こ……此処も洗う?」

 

「勘弁してください」

 

残すは男の急所といった所でトウヤとラウラの目が合う。どちらも茹で蛸のように顔が赤く……躊躇いがちに訊ねるラウラにトウヤは何故か敬語で赦しを乞うのだった。何の赦しだか……

 

 

「……そういえばラウラって本当に幽霊なのか?」

 

「ん?」

 

揃って湯舟に浸かり、リラックスしていた時……ラウラの頭がトウヤの右肩に触れた。トウヤは幽霊なら触れないものなんじゃないかと思い出し訊ねる。

 

「いや……レツやリンが言ってたんだが……ラウラって数年前に亡くなってるんだよな?」

 

「そうだね……確かにワタシは数年前に亡くなってーー還ってきた」

 

「か、還ってきた?」

 

「詳しくはまだ言えないけど……ワタシを喚べるのはトウヤだけ……とだけ言っておく……ただ、喚ぶ場所は考えて欲しいけど……あ、別に嫌だった訳じゃない……ただ、最初に喚ぶのが風呂なのは……ね……その、順序が……」

 

言っている内に恥ずかしくなったのか鼻から下まで湯舟に沈めてぶくぶくするラウラにトウヤは自分しか喚べない? という疑問を抱いていたがラウラの恥ずかしがる姿を見て妙な気恥ずかしさに頭から抜けてしまった。

*1
な、ななな何ですってー!?




ちなみにラウラの衣装は里で会った時は原作の『SR:砂漠のシーフキャット』で浴室の時は『SSR:潮風と語らう午睡』です。尚、トウヤが里で見上げようとした時の背中への衝撃は……見上げてたらパンツ見えてたから。ラウラがリュックを持ってる衣装ってズボンだと思ってたら普通にスカートだった……全体的にラウラって下半身のガード緩くない?

……というかバストCなのね。寝室見る限り大きめと思ってたけど……後メッチャ避ける。メンバー壊滅でも一人で避ける避ける。
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