IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園 作:麒麟
わかるかな?
空腹で目が覚めると時刻は10時45分。更識先輩はいない。
これまた中途半端な時間に起きたな。昼食の時間まであと1時間ちょっとあるのか・・・。それまで何してっかなー。パズドラは天元でゼロのスキラゲくらいしかやることないからなー。あ、資材溜まってんじゃね?
そう思って確認すると案の定資材は自然回復の上限を超えていた。
大型回してデイリーと演習やれば時間的にはちょうどいいな。
予想通りそれらが終わったのは11時58分。食堂に行ったらちょうどいい時間だ。因みに大型は大和レシピを回して出てきたのは霧島で、哀しみを背負ったのは言うまでもない。
「勝君起きてる?」
更識先輩が帰ってきたようだ。
「あ、ちゃんと起きてるわね。一緒にお昼食べましょ?紹介したい人がいるの」
「はい、別にかまいませんけど・・・」
断っても無理やり連れて行かれそうなので了承する。
紹介したい人って誰だ?
「じゃあ行きましょ」
俺と更識先輩は食堂へ向かった
食堂に着いて食券を買って食べ物と交換して更識先輩についていくと、眼鏡をかけた真面目そうな女性と、ダボダボの着ぐるみを着た見るからにおっとりした感じの女子がいた。女性と女子とで使い分けたのはオーラが大人と子供ぐらいの差があったからだ。
「おまたせ」
「いえ、私たちも今来たところです。・・・それでそちらの方が噂の?」
「ええ、天道勝君よ」
「・・・どうも」
一応挨拶はしておく。
「初めまして、天道君。私は布仏虚といいます。それでこっらが妹の本音です。よろしくお願いします」
「よろしくね~」
「はあ、よろしくお願いします」
「因みに虚ちゃんは3年生で本音ちゃんが1年生よ」
へー、俺以外にも1年生で今からいる人っているんだな
「じゃあ、自己紹介も済んだところで食べましょうか」
「「「「いただきます」」」」
それぞれ自分の頼んだものを食べ始める。俺が今日頼んだのはカツカレーだ。
「いきなりだけど勝君、生徒会に入ってくれないかな?」
「はい?」
俺はいったん食べるのをやめる。
は?生徒会?
「今日虚ちゃんと本音ちゃんを紹介したのはこのためなの。今の生徒会は人手不足でね、ここにいる3人で全員なのよ。だから少しでも人手が欲しいの」
いや、だからって俺を誘うことはないだろ。俺より優秀な奴はたくさんいるし、そもそも今の俺にそんな余裕はない。
「これは勝君にとっても悪い話じゃないのよ?虚ちゃんは整備課のなかでもトップクラスの人材だからISで困ったことがあれば聞けばいいし、本音ちゃんは勝君と同学年だから何か困ったことがあっても気軽に相談できるでしょ?」
いや、でしょ?じゃなくてさ・・・。
「さらに言うと君はコミュニケーション能力がなさすぎるわ。それは昨日のやり取りだけでも十分わかった。このままじゃ知り合いを作るどころか、敵を増やしかねない。だから私たちをパイプにして他の生徒と仲良くなればいいのよ。虚ちゃんが3年生、私が2年生、そして本音ちゃんが1年生。ほら、全学年の生徒と仲良くなれるわよ♪」
そんな簡単に誰とでも仲良くなれたら誰も苦労しねーって。
「生徒会の仕事はISに関わる仕事も多いから自然と知識が身に着くからすごくいい話だと思うんだけど」
確かに生徒会の仕事が勉強につながるなら悪い話じゃないな。でもここまでうますぎる話をされると逆に怪しいんだよな。
「仕事の量が多いってだけよ」
また心読まれた!?
「どのみち私が生徒会の仕事をしている間はISの訓練できないわけだし、ね?」
「私からもお願いします、天道君。本音がやると逆に仕事が増えてしまうので、生徒会は実質私と会長だけなんです」
「あ~、おね~ちゃんひど~い」
頬を膨らませて布仏先輩に布仏妹が抗議する。
なんか雰囲気だけで仕事を増やすところが簡単に想像できるんだが・・・。まあ確かに更識先輩の仕事が終わらないと俺のISの訓練も行えないわけだし、ISついて学ぶ幅が増えるのは悪い話じゃない。生徒会の仕事はそこはかとなくめんどくさそうだけど・・・
「わかりました、やります」
俺にとってはこれ以上にない話なのかもしれない。
「よかったー!これからよろしくね♪」
「よろしくお願いします」
「てんてんよろしく~」
てんてん!?俺は飛び道具そこまでうまく使えないぞ!?
「あ、本音は人にあだ名をつける癖があるので気にしないでください」
「あ、そうなんですか。では改めまして、至らない点もございますが皆さんよろしくお願いします」
俺は生徒会に入ると同時に仲間?ができた。
てなわけで正解は布仏姉妹でした!
ふと気になったんだけど虚と本音の間にもう一人いたらなんてつける気だったんだろう?
あと毎回思うけどこの世界の人のネーミングセンスはおかしいと思う。
簪はともかく箒と刀奈は娘につける名前じゃないと思うんだ。