IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園 作:麒麟
「んー」
仕事を教えてもらい終わって体を伸ばす。
「お疲れ様」
「お疲れ様です」
「お疲れ~」
「はい、お疲れ様でした」
あまり書類がない上に覚えることが少なかったので割と簡単だった。
仕事の内容は簡単だったけど結構時間かかったな。まあ慣れなんだろうけどさ。
時計を見ると作業開始から大体1時間半かかっている。
あ、ゲリラの時間だ。今日なんだったっけ?
俺はポケットからスマホを出してパズドラを起動する。
「あ、勝君ボックス見せて」
楯無先輩が俺のスマホを取る。
ちょ、まだいいって言ってないんだけど・・・。まあ別にみられて困るもんじゃないし良いんだけどさ。
「へ~、結構やってるのね」
「まあ俺らの間で流行ってますから」
人気だよねパズドラ。しょっちゅうダウロードイベやるし。
「ね~てんてん~、艦これってやつ見せて~」
げ、そういや見せるって約束したな。でも残念だったな!
「あれ、スマホじゃできないから無理」
「パソコンでやるゲームだっけ?」
楯無先輩がボックスを見ながら言う。
本当に詳しいなこの人。実はやってるんじゃねーの?
「パソコンならありますよ」
ちょ、虚先輩!持ってこなくていいから!!
「見せて見せて~」
「私も見てみたいな~」
「私も気になります」
俺に逃げ場はないらしい。
「・・・わかりました。じゃあつけるんでちょっと待ってください」
俺は諦めて艦これを開く。その際にIDとパスワードを見られてしまったが問題ないだろう。
「へ~、これが艦これか~」
「ねえ、他にはどんなキャラがいるの?」
いちいち編成で見せるのも面倒なので図鑑を見せる。
「これはよくできてますね。忠実にそっていますし。男の子はこういうのが好きなんですか?」
や、まじめに分析するのやめてもらっていいですか?
「勝君、出撃してみてよ」
「わかりました・・・」
今更拒否しても仕方ないので出撃する。
中破、大破の絵は見せたくないから1-1でいいか。
「敵は女の子じゃないのね」
もっと強いところ行くとちゃんと女の子だけどね!!行けって言われるから言わないけど。
「もっと難しいところ行ってよ~」
「いや、それはちょっと・・・」
絶対やだ。
「え~、良いじゃない」
「ぶーぶー」
楯無先輩と本音が抗議してくる。
「つ、続きは自分でやってみてのお楽しみってことで」
そう言って俺はさっさとログアウトする。
「じ、じゃあ俺そろそろ部屋に戻りますね。お疲れ様でした!」
俺は逃げるようにその場を去った。だが俺は気付くべきだった。楯無先輩の口が笑っていたことを。
話が進まない。
どうしたものか。