IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園   作:麒麟

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やっと原作開始です。


第19話 「ここの新入生って実はお笑い芸人目指してるんじゃね?」

あれからなんやかんやで時間がたって俺はIS学園の入学式を迎えた。そして学園長の長い話とともに入学式が終わり、今は教室にいる。因みに俺のクラスは1年1組だ。

 

それにしてもあれかね、偉い人は長い話をしないと気が済まないのかね?にしてもこの視線は相変わらずだな。いや、隠さず堂々と見てる分初めてここに来た時より質悪いな。まあ見られるのは慣れたけどさ。

 

そう、ものすごい数の視線を感じるのだ。俺が初めてIS学園に来たときは春休みで人が少なかったのに加えこんなに堂々と見られることはなかったのだが、今はその時よりも視線を感じる。それでも俺はまだいい方なのだろう。

 

あいつも大変だな。容姿が整ってるってのは良いことだけじゃないらしい。

 

もう一人の男性操縦者は誰が見てもイケメンだというほど容姿が整っている。そのため俺よりもそっちに視線が集まるのだ。因みにもう一人の男性操縦者が中央の列の一番前に座っていて、俺がそこから2つ先の左の列の一番後ろに座っている。

 

クラス別々に分けられなくてラッキーだったな。本音もいるし。

 

そう、本音もこのクラスにいる。これは俺にとって非常にありがたい。なんせ俺は自分から初対面の人に話しかけることが苦手だ。なので知り合いが1人いるかいないかで大分変るのだ。

 

もし本音がいなかったら絶対ぼっちだっただろうな。いや、本音がいるからって新しく知り合いができるかと言ったらそうでもなさそうだけどさ。

 

そんなことを考えているとガラガラとドアが開き、身長が少し低めの女の人が入ってきた。おそらく担任の先生だろう。

 

「全員揃ってますねー。これからSHRを始めます!」

 

元気いいな。中学生みたいだ。

 

「それでは皆さん、改めてご入学おめでとうございます!私は皆さんの副担任の山田真耶と言います。1年間よろしくお願いしますね」

 

「・・・よろしくお願いします」

 

俺だけしか返さなかった。

 

え?こういうのってみんな返すもんじゃないの?うわ、はっず!!めっちゃ恥ずかしい!!

 

「あ、うん、よろしくね!」

 

山田先生が笑顔でそう返してくる。

 

やめて!そこは返さないでスルーして!!ってか結構小っちゃい声で言ったのによく聞こえたな!?

 

「じゃあ廊下側の列の人から自己紹介してもらおうかな。じゃあ1番の相川さんからお願いします」

 

「はい。相川清香です。趣味は―――」

 

こんな感じで自己紹介が始まる。

 

自己紹介って何言えばいいんだ?名前は絶対だろ?年齢は同い年だから言わなくていいし、趣味とか?

 

「織斑一夏くんっ!」

 

「は、はいっ!?」

 

自己紹介についてあれこれ考えていると、いきなり大声が聞こえたので声がする方を見るともうひとりの男性操縦者の前に山田先生が立っていた。

 

え?何?どうしたの?そいつセクハラかなんか言ったの?

 

「あ、あの、お、大声出しちゃってごめんなさい。お、怒ってる?怒ってるかな?ゴメンね、ゴメンね!でもね、あのね、自己紹介、『あ』から始まって今『お』の織斑君なんだよね。だから、ご、ゴメンね?自己紹介してくれるかな?だ、ダメかな?」

 

俺が自己紹介に着いて考えているともう一人の男性操縦者の番になったようだ。

 

いや、山田先生、教師が生徒に自己紹介させるだけでそこまできょどっちゃダメでしょ。そんなんじゃ絶対生徒になめられるって。あと今の言葉って聞き方によっては煽りっぽいよな。ちょっと草生やしてみるか。

 

『大声出してゴメンねww怒ってるww?怒ってるかなww?ゴメンねゴメンねーwwでもねーあのねー、自己紹介、「あ」から始まって今「お」の織斑君なんだよねwwだからごめんねーww?自己紹介してくれるかなーww?ダメかなーww?』

 

うん、これは酷い。完璧に煽りだわ。草生やすだけでここまで酷くなるとは思わんかった。同じ言葉でも言い方次第でこうも変わるのな。

 

「えー・・・えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

くだらないことを考えている間に自己紹介が再開したようだ。

 

へー、こいつ織斑って言うのか。そういえば初めて家に来た先生も名字が織斑だったなー。親族かなんかか?・・・まさかな。

 

織斑の自己紹介が終わっても『え?これで終わりじゃないよね?もっと何かしゃべれよ』みたいな空気が流れる。

 

あれ?俺もこんな感じで自己紹介済ませようと思ってたけどダメっぽい?

 

「・・・・・・」

 

ほらー、織斑困ってんじゃん。この環境でいろいろしゃべらせるとかそんなハードなこと求めんなよ。かわいそうだろ。

 

「・・・すー」

 

織斑が意を決したような顔で息を吸った。

 

え?マジで?マジでなんか言うの?ちょ、俺のハードル上がるからやめてくんない?

 

そんな俺の心の声も虚しく、織斑は口を開いた。

 

「以上です!!」

 

ガタタッ

 

何人かがこける。

 

うん、これは俺もないと思う。いや、別に以上って言うのが悪いって言ってるわけじゃないよ?ただそれ言うだけなら期待させるような行動とっちゃダメだって。てかこけた人達ノリいいね。実は打ち合わせとかしてない?

 

パアンッ

 

そんなことを考えていると教室に小気味のいい音が響き、音のした方を見ると織斑が頭を抱えていて、その前に出席簿を持った織斑先生が立っていた。




今までは思いつきで書くだけだったから結構自由にやってたけど、原作に入るとそれができないから1話書くのに結構時間かかる。
てか他のSS書いてる人って原作キャラのセリフどうしてるんだろう?
因みに私は原作を見ながら書いてます。

あと主人公の席について説明しておくとアニメ版の席を参考にしました。
因みにこれってどういう席順なんですかね?
わかる方教えてください。
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