IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園   作:麒麟

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E-3がクリアできない・・・。
レベルを落とすべきか?
いや、でもあと1回でクリアだし・・・。
どうしたらいいんだ~!!


第33話 「ボス前のような緊張感だわ」

食事が終わると楯無先輩は

 

「じゃあちょっと虚ちゃんとやらなきゃいけない仕事があるから」

 

と言って虚さんとどこかに行ってしまった。織斑先生が来るので気を使ってくれたのだろう。俺はひとりで部屋に戻り時間になるまで織斑先生を待つ。

 

さて、時間まで何してようか?あと1時間弱あるしな。そうだ、オルコットの戦闘データみたいなのがネットにあるかもしれないし探すか。あんなのでも一応代表候補生だし探せば出てくるだろ。隠し玉みたいなのがあれば潰せるかもしれないし。

 

そう考えた俺はPCを起動し、検索をする。すると出るわ出るわ情報の山。戦闘の動画やら他国のIS操縦者によるオルコットの戦い方の分析など様々な情報が出てくる。中には家族構成などの個人情報もあった。

 

うわー、こいつ結構有名なんだな。まあ代表候補生だからって言っちまえばそれまでだけどさ。しかもこいつマジもんのお嬢様かよ。あの口調といい高飛車な態度といい、いろいろと納得だわ。

 

そんなこんなでオルコットの情報をあさっていると

 

コンコンッ

 

「はーい」

 

『私だ』

 

「今開けます」

 

織斑先生が来た。時計を見るとちょうど8時だった。PCを閉じてドアに向かう。

 

やっぱネットに潜ってると時間が経つのが早いな。てか8時丁度って・・・。部屋の前で時間になるまで待ってたとかじゃないだろうな?

 

若干疑問を感じながらドアを開け部屋に入れ、椅子に座ってもらう。今回はちゃんとお茶を出すことを忘れなかった。

 

「さて、天道。私に相談とはなんだ?」

 

いきなり織斑先生が本題に入る。

 

まさかいきなり直球で来るとはもうちょっと心の準備をさせてほしかったんだけど。まあいいか。どうせ言うことは変わんないし。

 

覚悟を決めて俺は口を開く。

 

「・・・織斑の教育係?いや、勉強を見る係?みたいなものを辞めさせてほしいんです。少なくともクラス代表選抜戦が終わるまでは」

 

「ダメだ。これは授業中の居眠りに対する罰だ。簡単にやめさせるわけにはいかないし、最低でも一週間はしてもらう」

 

言ってはみたものの、やはり織斑先生は聞き入れてくれない。

 

まあこの答えは予想通りだ。勝負はここからだ!!

 

「でもそれはオルコットとの試合が決まる前の話ですし、オルコット達との試合を提案したのは織斑先生ですよね?」

 

「あの場で私が提案しなくてもオルコットが提案していただろうし、何よりあの発言の後だ。試合になることは避けられないと思うが?」

 

む、流石織斑先生だ。鋭い返しをしてくる。さて、そろそろ本気で覚悟を決めるか。できればこの人は敵に回したくないんだけどな・・・。

 

俺は改めて覚悟を決めて口を開く。

 

「確かにあの場で俺がああ言わなかったらオルコットと口論になることはありませんでした。でもそもそもの話、織斑先生があの場で止めていたら口論に発展することはなかったんじゃないですか?」

 

「・・・なに?」

 

織斑先生の視線が鋭くなる。正直1対1でこの状況は心臓に悪い。さっさと謝って逃げ出したいが、そんなことをしてもしょうがないので俺は続ける。

 

「だってそうですよね?クラス代表を決める場でオルコットが日本人を侮辱する発言をし、織斑がその発言に侮辱で返したから口論になりました。本来であれば、まず教師がこの口論を止め、オルコットを注意するべきではないのですか?代表候補生はそれなりに発言力がありますから、オルコットの発言がイギリスの発言だと捉えられても不思議ではないですよね?では教師である織斑先生と山田先生はまずオルコットを注意して、その後に売り言葉に買い言葉でイギリスの悪口を言った織斑を注意しなければならなかったんじゃないですか?」

 

「・・・確かに天道の言うことはもっともだ。あの場での我々の対応は教師としてあるまじきものだったかもしれない。しかし、それがお前に対する罰と何の関係がある?」

 

「関係ありますよ。あの場で織斑が俺に『お前からも言ってやれ』と言い、その言葉でオルコットが俺を『自分の意見も碌に言えない情けない男だ』と煽らなければ俺はあの場で発言しませんでしたから。確かに俺にも落ち度はありましたけど、織斑先生にも落ち度がありますよね?」

 

「・・・」

 

「別に罰事態をなくしてくれって言ってるわけじゃないんです。選抜戦で戦う以上、俺自身も訓練する時間がないと困るし、敵に塩を送る形になってしまうので選抜戦が終わるまで期間だけ罰をなくしてくれって言ってるだけなんです。罰は選抜戦が終わった後に必ず受けます」

 

「・・・」

 

織斑先生は何も言わない。

 

言おうと思っていたことは全部言った。あとは織斑先生の結論次第だ。マジで頼む・・・!

 

「・・・わかった。私にも落ち度があったのは確かだから今回は認める。ただお前はオルコットと織斑に勝つために罰をなくしたいと言ったんだ。オルコットと織斑との試合で何の成果もなかったときは覚悟しておけ」

 

「・・・はい」

 

最後にとんでもない約束をしてしまったが意見は通った。

 

うん、代表選抜戦頑張ろう、マジで。じゃなきゃ殺される!!

 

「で、相談はそれだけか?」

 

「あ、はい」

 

「そうか」

 

そう言うと織斑先生はドアの方を行き

 

「では試合、楽しみにしているぞ」

 

と言って部屋を出て行った。

 

「はぁ~・・・」

 

織斑先生が出て行ったことを確認すると俺は大きなため息を吐く。

 

いやー、死ぬかと思った。織斑先生マジ化物!もう1対1なんて二度とやりたくねー!!

 

心の底からそう思った。




艦これのアニメ見ててふと思う。
千冬さんと長門って似てるよね。
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