IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園   作:麒麟

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一夏VSオルコットは飛ばします。
気になる方は原作を読んでください。


第43話 「感謝感謝です」

情報交換をしてから数日後。とうとうオルコットとの試合の日がやってきた。これは3日間ある内の2日目だ。因みに試合の日取りは1日目が織斑VSオルコット、2日目が俺VSオルコット、3日目が俺VS織斑だ1日目はオルコットの勝ちだが織斑が善戦したらしい。らしいというのは俺が試合を見れないため、話を人伝に聞いたからだ。もちろん試合の内容を聞くのは不正行為になるので聞いていない。俺は今、第3アリーナのAピットにいる。

 

今回は絶対に勝たなきゃな。

 

俺は今日1日の激励を思い出した。

 

 

 

試合前最後の朝のトレーニングが終わると楯無先輩から

 

「やれるだけのことはやったわ。後は自分を信じて頑張りなさい!」

 

と激励をもらった。

 

「はい、本当にありがとうございました!絶対勝ってきます!!」

 

俺は楯無先輩にお礼を言ってそう宣言した。

 

「うん、結果報告楽しみにしてるわね!」

 

そしていつも通り学校へ行き昼食の時間。

 

「今日の試合、頑張ってください。応援してます」

 

「いい記事を書ければいいと思ってたけど私も協力したんだから、絶対に勝ってきてね!」

 

虚先輩と黛先輩に激励を貰う。黛先輩には取材との交換条件とはいえ協力してもらったし、虚先輩は試合をすることになってから今日まで、俺に訓練を集中させるために仕事を代わりにやってもらっていた。

 

「はい!今までありがとうございました!絶対に勝ってきます!!」

 

二人にも感謝を述べて宣言した。そしてあれから時間が経ち放課後。織斑に教室を出るときに激励を貰った。

 

「俺はその試合見れないけど買ってこいよ!応援してるぜ!!」

 

「おう、当たり前だ」

 

こいつ結構いいやつなんだな。

 

今俺は第3アリーナのAピットにいる。因みに本音たちは観客席にいる。本音たちと別れるときに

 

「頑張ってね、天道君!」

 

「私たちは応援してるから!」

 

「がんばれ~、てんてん~」

 

と激励を貰った。

 

「サンキュー!んじゃちょっと勝ってくるわ!!」

 

俺は誰に応援されても「勝ってくる」と返した。これは慢心でも油断でもなく、自分を奮い立たせるためだ。試合の前から勝つつもりでいかなければ勝てるものも勝てない。相手が代表候補生ならなおさらだ。もちろん奮い立たせるためだけではなく勝算もある。

 

俺はいろんな人に助けてもらってここまで来た。楯無先輩に訓練をしてもらって、その訓練の時間を虚先輩に作ってもらって、黛先輩にオルコットの情報を集めてもらって、本音たちは俺がクラスで孤立しないようにしてくれた。

 

そう。オルコットとの喧嘩の後、本音たちは俺をフォローしてくれたらしい。でなければクラスメイトにもっと避けられていただろう。

 

 

 

最初はただの喧嘩だったはずなのになんか俺にとって大きな試合になっちまったな。試合で結果残さなきゃいけなくなっちまったし。でもこれだけいろいろしてもらったんだ。せめて勝つことで恩返ししたい!

 

「天道」

 

俺が改めて決意を固めていると織斑先生に声をかけられる。

 

「お前の専用機だが、やはり間に合わなかった。すまないが訓練機で戦ってもらうことになる。打鉄とラファール、どっちがいい?」

 

そう言った織斑先生の後ろには打鉄とラファールが鎮座している。

 

「ラファールでお願いします」

 

俺は迷わずラファールを選ぶ。ずっとラファールで訓練をしていたのだから当然だ。

 

「わかった。ではもう少しで試合が始まる。準備をしろ」

 

「はい」

 

俺はラファールに乗り、準備をする。

 

「天道、私との約束を覚えているか?」

 

「はい」

 

「ならいい。訓練の成果、楽しみにしているぞ」

 

「! はい!!」

 

今のは織斑先生なりの激励・・・なのか?

 

「そろそろ試合開始の時間です。私は教師という立場なのでどちらか一方の応援はできませんが、悔いのない試合にしてください!」

 

「はい!!」

 

山田先生が笑顔で言った。

 

この人、普段頼りないけどやっぱり教師なんだな。

 

ゲートが開く。

 

・・・よし。

 

「行くか!」

 

俺はゲートの外に飛び出した。

 

 

 

「来ましたわね」

 

アリーナにはすでにオルコットがいた。

 

「試合の前にまずあなたに言っておきたいことがありますの」

 

「悪いけどんなもん言わなくていいし、聞きたくもねーよ。今更お前との会話が成り立つなんて思ってねーしな。それにどうせ今から試合するんだ。どうしても言いたいなら勝ってから言えよ」

 

俺は即答する。

 

どうせ今のうちに謝れば手加減してやるとかそんなことだろうしな。

 

「!!・・・そうですわね。ではあなたに勝って聞いていただきますわ!!」

 

俺とオルコットが構えて睨み合う。

 

『試合開始まで3,2,1、始め!!』

 

開始の合図とともにオルコットがビットを展開して、俺はマシンガンを展開しながら右に飛ぶ。俺がマシンガンを展開し終える前にオルコットがレーザーで攻撃してくる。

 

!?展開が早い!流石は代表候補生ってとこか!!

 

レーザーを避けながら俺はビットにマシンガンを撃つが、避けられてしまう。

 

やっぱこの程度じゃ簡単に避けられるな。まあこれは当たればラッキーくらいだったしな。そろそろ作戦通りにいくか!

 

8つしかないグレネードの内1つを展開してオルコットの方に投げる。オルコットが避けている間にビットにマシンガンを連射。1機撃ち落とすことができたが、それに気づいたオルコットがすぐにライフルで狙撃がしてくる。慌てて避けるが掠ってしまったのかエネルギーが減る。

 

チッ。完璧に避けるのは無理だったか!しかも1機だけかよ!

 

「あなた、最初からわたくしではなくブルー・ティアーズを・・・!」

 

やっぱ気付かれるか。まあ初見でビット狙えばそうなるよな。グレネードは残り7個。今のでもう1機は落としたかったな。後潰さなきゃいけないのはビットが3にミサイル2、ライフル1か。7個で足りるか?

 

「でも、そうとわかれば問題ありませんわ!」

 

そう言ってオルコットがライフルで狙撃しようとしてくる。

 

させるかよ!

 

俺はマシンガンをビットに連射する。

 

「くっ!?」

 

オルコットは慌ててビットを避けさせる。その間ライフルでの狙撃はなかった。

 

よし!克服してるかもしれないって危険性もあったけど、あの様子だとまだライフルを撃ちながらビットは動かせないな!!

 

「あなた!!一夏さんに試合の内容を聞きましたわね!?」

 

は?一夏さん?いつから名前で?いや、今はどうでもいい!

 

「ハッ!んなこと聞かなくたっててめーの弱点くらい見りゃ分かんだよ!!」

 

嘘をついた。調べたことをわかれば俺がミサイルのことを知っていると悟られかねない。オルコットのミサイルを破壊するには、俺が知らないと思わせておいた方がやりやすい。

 

さて、次の手いくか!

 

勝負はまだ始まったばかりだ。




実質初めての戦闘模写ですがいかがだったでしょうか?
作者としては物足りない感じがしたのですが今の作者にはこれが精いっぱいです。

あとは前半のくだりがいらなかったかな?
なんか最終決戦みたいな空気になってる。
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