IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園   作:麒麟

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今季のアニメはみたいのが多すぎる!
ソーマにガイル、旦那何にD×D、銀魂にFateなどなど!
ニコニコで見たソーマ1話目のコメント欄で爆笑した!
他にもBBCPEが発売とか艦これの春イベとかで時間が足りない!!
まあそんななかでもちょこちょこ書いていこうと思います、はい。
あと今回長めです。


第53話 「現実は厳しいね」

選抜戦から数日後。ようやく実際にISを使った授業がスタートした。

 

「ではこれよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑、天道、オルコット。試しに飛んで見せろ」

 

織斑先生がそう言った。ISを使った授業はほとんど織斑先生が仕切っている。

 

それ見せるのに3人も必要ですかね?正直眠いからやりたくないんだけど。

 

因みに今は1限である。前日に夜更かしをしていたので俺の眠気はMAXである。

 

バシンッ

 

「痛っ!!」

 

織斑先生に出席簿で頭を殴られる。

 

「早くしろ。熟練したIS操縦者は展開まで1秒とかからないぞ」

 

俺の頭を叩くと織斑先生はそう言った。勿論叩かれたことに納得がいかない俺は抗議する。

 

「何で俺だけ叩くんすか!?」

 

「眠そうにしていたから喝を入れてやった。おかげで目が覚めただろう?」

 

涼しい顔をして織斑先生はそう答える。

 

それでも叩くなよ!確かに目は覚めたけどさ!

 

不満に思いながらも俺はISを展開する。織斑とオルコットは既に展開していた。

 

「よし、飛べ」

 

俺らが展開し終わったのを確認すると、織斑先生はそう言った。

 

いや、「お手」みたいに言うなし。

 

そんなことを考えつつも飛ばないとまた叩かれそうなので飛ぶ。速さの順番はオルコット、織斑、俺の順だが、俺と織斑はほとんどスピードに差はない。

 

まあ他が専用機なのに対して俺はまだラファールだからな。そりゃスピードでは勝てねえよな。

 

そう、まだ俺は専用機をもらっていない。専用機が届くまでラファールを貸してくれるらしいので、実質ラファールが俺の専用機になったようなものだ。なお、いつ俺の専用機が完成するのかは不明である。

 

にしても俺の専用機はいつになったら来るんかね?完成してなくてもどんな装備を作ってるのかとか教えてくれてもいいだろうよ。てかまだ完成してないとかどんだけすごい装備作ってんだよ?振るうと衝撃波が出る黒い刀とか、楯無先輩の水みたいに自由に操れる砂とか、エネルギー系の攻撃を受けると吸収して自分のエネルギーにできるボディとかか?うは、夢が広がるな!!

 

「勝!」

 

「うお!?びっくりした!!なんだよ織斑、いきなり大声出して」

 

俺が専用機について考えていると織斑がいきなり大声で俺のことを呼んだ。因みに考え事をしていてもしっかりと飛行は続けている。

 

「さっきから呼んでたけど返事しないからだろ!」

 

どうやら考え事に集中しすぎていたようだ。

 

「そうか。そりゃ悪かったな。んで?なんだよ?」

 

「だから勝は何をイメージして飛んでるんだ?」

 

「武空術」

 

「・・・は?」

 

「だから武空術」

 

俺は織斑の質問に簡潔に答える。

 

「ぶ、武空術って、ドラゴンボールのあれか?」

 

「そう、それ」

 

織斑が驚いた顔で確認してきた。

 

「・・・何で武空術なんだ?」

 

「何でもなにも、人が空を飛ぶ姿をイメージしたらドラゴンボールが真っ先に思い浮かんだからだよ。ISの形はどれかというとガンダムに近いけど、俺ガンダムよく知らないからなー」

 

「そ、そうか・・・」

 

「逆にお前は何イメージして飛んでんだよ?」

 

織斑が何やら考え込むような反応をしたので聞いてみる。

 

「・・・なんとなく?」

 

「なんだそりゃ」

 

「しょうがないだろ。飛ぶことをイメージしろって言われても、実際に飛んだことなんてなかったから何をイメージすればいいのかわかんないんだから。でも勝が言ったみたいにドラゴンボールとかガンダムとかならイメージしやすそうだな。サンキュー勝!」

 

「お、おう?」

 

よくわからないが織斑にお礼を言われた。

 

『止まれ、織斑に天道。いつまで飛んでいるつもりだ。とりあえずオルコットの居るところまで戻れ』

 

通信が入り織斑先生がそう言った。オルコットの方を見ると、オルコットは少し離れた場所で止まっていた。どうやら会話に夢中なりすぎてしまっていたらしい。俺と織斑はオルコットの近くまで行く。

 

『よし、では3人とも急降下と完全停止をやって見せろ。目標は10センチだ』

 

・・・それ初心者の俺にはちときつくないっすかね?

 

織斑先生が要求した急降下と完全停止とは、文字通り急降下をして地面すれすれで停止することだ。目標の10センチとは足と地面の間の距離のことだ。要はチキンレースのようなものである。

 

「了解です。では一夏さん、勝さん、お先に」

 

そう言ってオルコットは急降下していった。

 

・・・勝さん?やっぱりオルコットちょっと変わったか?物言いも以前と比べて喧嘩腰じゃなくなったし、事あるごとに突っかかってこなくなったし。まあそれでも最初の印象が最悪過ぎてあまり関わりたくないけどな。嫌いとまではいかなくなったのは大きな変化なのかな?

 

俺がそんなことを考えていると、オルコットは地面すれすれのところで完全停止をする。

 

「うまいもんだなぁ」

 

オルコットの完全停止を見て織斑がそう言った。

 

確かに。流石は代表候補生だ。細かい動作でも基本的なところはしっかりとマスターしてる。これが素人と熟練者の差か。

 

「んじゃ次俺が行くわ」

 

そう言うと俺は一気に急降下する。地面が見えてくると完全停止をかける。が―――

 

ドンッ、ズザザザザ

 

うまくいかず、躓いて転びはしなかったものの足が3センチほどめり込んでしまった。

 

「う、ぐおおおぉぉぉ」

 

当然振動が足に伝わってくる。

 

い、痛え・・・。

 

「これは悪い見本として参考にするように」

 

俺の有様を見て織斑先生がそう言った。

 

確かに悪い例ではあるけど酷くね!?

 

ズドォォンッ

 

織斑先生に内心で抗議しているとものすごい音が隣から聞こえてきた。見ると織斑が大きな穴を開けて倒れている。どうやらミスして墜落してしまったらしい。

 

穴の中でうつ伏せで倒れてるとヤムチャみたいだな。

 

「・・・大丈夫か?」

 

一応声をかけてみる。

 

「いってえ、死ぬかと思った・・・」

 

そう言って織斑は起き上がった。

 

「馬鹿者。誰が地上に激突しろと言った。グラウンドに穴を開けてどうする」

 

「・・・すみません」

 

地面に大穴を開けるほどの激突を弟が下にも関わらず姉の言葉は辛辣だった。

 

織斑先生って一応織斑の姉だよな?心配とかしないんかな?やっぱり織斑先生は血も涙もない鬼武羅先生ってことなのか?

 

バシンッ

 

「~~~ッ!?」

 

「また何か失礼なことを考えていたな?」

 

織斑先生の出席簿が俺の頭に炸裂した。さっき叩かれた場所と同じ場所を叩かれたため、さっきよりもダメージが大きい。

 

「情けないぞ、一夏!昨日私が教えてやっただろう」

 

篠ノ之が穴の側まで来ると腕を組み、織斑に向かってそう言った。

 

や、織斑好きならちっとは心配しようや。てかそんなんだから気づかれないんじゃないの?

 

「大体だな一夏、お前というやつは昔から―――」

 

「大丈夫ですか、一夏さん!お怪我はなくて?」

 

篠ノ之が説教を始めようとするとオルコットが織斑に近寄ってそう言った。

 

あー、これはオルコットポイント高いわ。男の子はこういう女の子に惹かれるわけですよ、うん。

 

「あ、ああ。大丈夫だけど・・・」

 

「そう。それはなによりですわ」

 

戸惑いながら答える織斑に、その答えに安心して微笑むオルコット。

 

こいつ最初の印象からは考えられないくらい変わったな。てか絶対織斑に惚れてるだろ。恋で人は変わるってか?

 

いい感じの雰囲気の二人にむすっとした顔の篠ノ之が言った。

 

「・・・ISを装備していて怪我などするわけがないだろう・・・」

 

「あら、篠ノ之さん。他人を気遣うのは当然のこと。それがISを装備していても、ですわ。常識でしてよ?」

 

え?常識とかお前が言っちゃうの?

 

「お前が言うか。この猫かぶりめ」

 

「鬼の皮をかぶっているよりマシですわ」

 

そんな感じで火花を散らす篠ノ之とオルコット。

 

こういう展開って本当にあるのな。マンガとか小説の世界にしかないと思ってたわ。てかお2人さん今はおn・・・織斑先生の授業だぞ?その授業でそんなことしてたら・・・。

 

「おい、馬鹿ども。邪魔だ。端っこでやっていろ」

 

そう言って篠ノ之とオルコットの頭を掴んで引き離す。

 

ほーら、言わんこっちゃ・・・あれ?いつもの出席簿が火を吹くと思ったんだけど?あれは男限定の体罰なの?男女差別はよくないと思いまーす。まあ言ったところで聞かないだろうから言わないけど。

 

「織斑、武装を展開しろ。それくらいは自在にできるようになっただろう」

 

「は、はあ・・・」

 

「返事は『はい』だ」

 

「は、はい」

 

「よし、では始めろ」

 

織斑は横を向くとあのインチキブレードを展開した。

 

「遅い。0.5秒で出せるようになれ」

 

え、そんな早く展開しなきゃダメなの!?

 

「次、天道」

 

「はい」

 

俺は返事をすると何を展開させようか考える。すると真っ先に頭に浮かんできたのは「喝」と言って大爆発をした暁だ。真っ先に浮かんできたのは前日に見ていたからだろう。

 

うん、これにしよう。

 

そこまでの思考は約1秒。そしてグレネードを展開させる。ここまででの速さは1.5秒くらいだ。

 

うん、なかなか早かったのではなかろうか?

 

タイムに若干期待しながら織斑先生を見ると

 

「馬鹿者!!戦闘時以外でグレネードを展開するな!!爆発したらどうするつもりだ!!」

 

「・・・すみません」

 

怒られてしまった。なのですぐにグレネードをしまう。

 

まあ確かに戦闘以外で展開するもんじゃねーな。

 

「だが展開速度はなかなかよかった。この調子で頑張るように」

 

「はい」

 

珍しく織斑先生に褒められた。織斑先生は滅多に人を褒めないので結構嬉しい。

 

「次、オルコット」

 

「はい」

 

オルコットは返事をすると腕を真横に伸ばす。すると瞬時にライフルを展開した。セーフティも外れているので今すぐにでも撃てる状態になっている。

 

「流石だな、代表候補生。ただし、そのポーズはやめろ。横に向かって銃身を展開させて何を撃つ気だ。正面に展開できるようにしろ」

 

「で、ですがこれはわたくしのイメージをまとめるために必要な―――」

 

「直せ。いいな?」

 

「・・・はい」

 

オルコットは渋々といった感じで返事をした。さすがの代表候補生でも鬼神の前では無力らしい。

 

「次に天道は両手に銃を、オルコットは接近武器を展開しろ」

 

「「はい」」

 

俺は返事をするとすぐに銃を両手に展開する。その速度は1秒もかからない。毎日やっていることなので慣れたものだ。

 

「ほう、いい早さだ。ちゃんと教育されているらしい」

 

織斑先生は感心してそう言った。

 

「それで、オルコットはまだ展開できないのか?」

 

「す、すぐです」

 

見るとオルコットはブレードを展開するのに手こずっていた。

 

「ああ、もう!インターセプター!!」

 

オルコットがヤケクソ気味にそう叫ぶとブレードが展開される。因みに武装の名前を言って展開するのは初心者のやり方だ。俺も最初の方はかなりお世話になった。しかし楯無先輩に「戦いの最中にいちいち名前を言ってたら相手に何をしようとしてるかバレちゃうから、名前を言わずに展開できるようになってね」と言われて直されたのだ。

 

それを今でもしてるってことはこいつ相当接近戦が苦手なんだな。

 

「何秒かかっている。お前は実践でも相手に待ってもらうのか?」

 

「じ、実践では近接の間合いに入らせません!ですから問題ありませんわ!」

 

いやいや、小学生でも思いつきそうな言い訳するなし。しかも俺接近して勝ちましたよ?他でもないあなたに。

 

「ほう。選抜戦で織斑と天道に簡単に接近を許しているように見えたが?しかもそれが原因で天道に負けたと私は記憶しているのだがな?」

 

「あ、あれは、その・・・」

 

織斑先生も同じことを思ったらしい。まあ選抜戦を見ていたのなら思いついて当然だが。するとプライベートチャンネルにオルコットから通信が入る。

 

『あ、あなたがたのせいですわよ!!』

 

「自分の無力さを人のせいにするな」

 

俺はそう言ってチャンネルを切る。オルコットが俺をすごい形相で睨みつけてくるが俺の知ったことではない。

 

「時間だな。今日の授業はここまでだ」

 

織斑先生がそう言ったので時間を確認すると授業終了の時間になっていた。

 

もうそんな時間か。てかこれ俺ら3人以外退屈だったんじゃね?ISスーツに着替えさせられたのにISいじれないとか着替え損じゃねーか。かわいそうに。

 

「織斑、グラウンドを片付けておけよ」

 

織斑先生が去り際にそう言った。本当にかわいそうなのは織斑だった。

 

まあオルコットやら篠ノ之やらが手伝うか。こういうところでポイント稼ごうとするだろうし。

 

そう思って見ると2人も他のクラスメイトもいそいそと教室に戻っていった。

 

・・・あれ?他のクラスメイトはともかく、お2人さんは織斑に惚れてるんだよな?あれ?俺の勘違い?

 

そんなことを考えながら俺も教室に戻ろうとすると肩を掴まれた。

 

「勝、手伝ってくれ」

 

「やだ。めんどくさい」

 

俺は即答する。

 

「そこをなんとか・・・な?」

 

「・・・1週間飯奢りな」

 

「ちょ、それは流石に長すぎないか!?」

 

「そうか。それじゃ俺は戻る」

 

「せめて5日にしてくれ!」

 

「頑張れよ。じゃあな」

 

「わかった!1週奢る!だから手伝ってくれ!!」

 

「・・・しょーがねーなー」

 

そんなこんなで俺はグラウンド修理を手伝った。次の授業に遅れて先生にお叱りを受けたのは言うまでもない。




はい、セシリアが変わったよーって話でした。
最後の飯奢り1週間承諾はちょっとやり過ぎた感あるけど反省はしてない(笑)
まあそんなこんな次の次くらいにはあの子が登場するかも!
てかそのために結構長めに書いたんだからしてくれないと困る!
・・・するかしないかは結局作者次第なんですけどね(笑)
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