IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園   作:麒麟

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今回多分今までで一番酷いかも・・・。
まあいつもそんな感じのこと言ってるけど。


第54話 「妄想力に自信ネキ多すぎだろ・・・」

夜。場所は夕食後の食堂。

 

「というわけで~、織斑君はクラス代表、天道君は副代表おめでとう!」

 

パンパンパンッ

 

誰かがそう言うとクラスメイトが一斉にクラッカーを鳴らす。

 

・・・ああ、うん、ありがとう。

 

壁にはでかでかと「織斑君はクラス代表、天道君は副代表祝任パーティー!」と書いてある紙が貼られている。

 

「いやー、これでクラス代表戦盛り上がるねー」

 

「ラッキーだったよね、同じクラスになれて」

 

女子たちがそんなことを言って談笑する。よく見ると他のクラスの女子も来ているようだ。正直俺にとってはおめでたくも何でもないが、決まったことなのでとりあえずこのパーティーを楽しもうと思っている。

 

お、ドクペあるじゃん。

 

俺はテーブルの上にあるドクペに手を伸ばした。

 

「天道君ってドクペ好きなの?」

 

見るといつもの3人がいた。

 

「うん、最高」

 

これ好き嫌い別れるけど好きな人はかなり好きだと思う。

 

「それはそうと副代表おめでとう」

 

「どうも。お、柿の種もある」

 

「あはは、夢中だね。お菓子好きなの?」

 

「割とな。このために夕食をいつもより少なめにしたくらいだし」

 

パーティーの内容はともかくお菓子と飲み物は結構楽しみにしてたりした。

 

「はいはーい、新聞部でーす。話題の男子2人に特別インタビューをしに来ましたー!」

 

そう言って黛先輩が食堂に入ってくる。そして黛先輩の言葉に盛り上がる女子一同。

 

うお、なんか来た。さっさと柿の種とドクペ持って退散した方が良さそうだ。って、あれ?何でこっちに歩いて来るんですかねえ?

 

「さて、じゃあ天道君から!」

 

黛先輩は俺の前に立つとペンをマイク代わりに突き出してそう言った。

 

「・・・何で俺からなんすか?」

 

「逃げそうだから」

 

「・・・なぜバレたし」

 

「いや、柿の種とドクペ持って立ち上があったらバレバレだよ?」

 

どうやら鷹月さんにもバレていたらしい。

 

「じゃあ質問するよ」

 

「織斑差し出すんで勘弁してくださいって言ったらダメですか?」

 

「ダメ。じゃあ始めるよ」

 

「じゃあせめて前回答えたもの以外でお願いします」

 

「うん、了解。じゃあまずは副代表になった感想を一言!」

 

「決まった以上は頑張ります」

 

「うん、本音は?」

 

「織斑に仕事丸投げしたい」

 

「おい!!」

 

俺がそう言うと織斑がつっこむ。

 

「あははは、仕事丸投げしたいっと」

 

え、そこそのまま使うの?いつもみたいに捏造は?てかそここそ捏造しなきゃあかんでしょ。

 

「じゃあ次は織斑君」

 

そう言って黛先輩は織斑の方に行った。

 

「天道君、あの先輩と知り合いなの?」

 

「うん、まあ。何で?」

 

「いや、いつもならテンパるのに普通に話してたから」

 

「ああ。まああの先輩とは食堂でよく話すからな。だからある程度冗談もきくし」

 

うん、今言われて気づいたけど俺よく冗談とか言うようになったな。1ヶ月前からは考えられないほどの成長だ。すごいぞ、俺!

 

「まあでも冗談が言えるってか普通に話せるのはごくごく一部だな」

 

「へー。誰々?」

 

「私も気になる~」

 

「私も!」

 

本音と谷本さんといつの間にか戻ってきた黛先輩が興味津々といった感じで聞いてくる。

 

なぜおまんらそんなに興味示すし。そして黛先輩はなぜこのタイミングで戻ってきたし。

 

「面白そうな話をしている気がしたから!」

 

「心を読まないでください。ニュータイプです・・・ね、あなたは」

 

「あれ?疑問形じゃなくて確定された?」

 

そりゃ人の心読んで、面白そうな話題を察知したって言われれば、ねえ?

 

「そんなことより!誰なの!?」

 

「え?マジで聞く気なの?」

 

「え?むしろ言わないつもりなの?」

 

いや、確かに言わなきゃいけないような空気だけどさ。

 

「「「早く早く!」」」

 

いつの間にか周りの女子も興味津々といった感じでこっちを見ていた。

 

え!?何でそんな興味津々なの!?俺のことより織斑に興味示してほしいんだけど!?

 

「勝、それ俺も聞きたい!」

 

「聞きたいじゃねえよバカ!!」

 

織斑も便乗するし、本当にどういうことだってばよ!?

 

「さあ、諦めて全部ゲロッちゃお?」

 

黛先輩が俺の方に手を置いていい笑顔でそう言った。この笑顔に殺意を覚えたのは言うまでもない。まあ何はともあれ言わなければ開放してくれそうにない空気だ。なので俺は仕方なく口を開いた。

 

「え、と、まずさっきも言ったように黛先輩、あとはいつもクラスで話してる本音、谷本さん、鷹月さん、織斑、あとは生徒会関係で楯無先輩と虚先輩かな?」

 

「「「おおー」」」

 

恥ずかしい!!何で俺クラスメイトの前でこんなこと言わなきゃなんねーんだよ!!

 

おそらく俺の顔を真っ赤だろう。顔が暑いので見なくてもわかる。

 

「ふむふむ。今言った人たちが天道君の恋人候補っと」

 

「ちょっと待ってください!これそういう話だったんですか!?」

 

「ん?そうだよ?」

 

俺が聞くと黛先輩がさらっと答える。

 

だから女子が興味津々だったのか!!

 

「ねえ、今言った中に織斑君も入ってたよね?」

 

「てことは・・・」

 

「「きゃー♡」」

 

きゃーじゃねえよきゃーじゃ!!もうやだこの学園・・・。腐女子多すぎんよ・・・。

 

「い、意外だったな。俺もその中入ってるなんて・・・」

 

「黙れホモ野郎!お前と一緒にするな!!」

 

キモいことを言う織斑に俺はそう言った。

 

お前がそういう発言をするから腐女子が喜んで妄想を爆発させるんだ!!

 

「俺はホモじゃねえ!!そういうことじゃなくてさ。ほら、お前俺に対する扱いが酷かっただろ?だから俺嫌われてるんじゃないかと思ってたんだ」

 

「ああ、そういうことか」

 

織斑に言われて納得する。確かに言われてみれば織斑に対する扱いがかなり酷い。

 

「最近扱いが酷いのは慣れたからだな。コミュ障で人見知りのやつほど仲良くなると毒吐くようになるから。ソースは俺」

 

「そうなのか・・・」

 

「なるほど。だから最近私に対してもきついのね」

 

織斑と黛先輩が納得する。

 

「じ、じゃあ1週間飯奢りってもの冗談なのか?」

 

「ん?・・・ああ、うん、冗談だ」

 

「絶対忘れてただろ!!」

 

うん。割とどうでもいいことだったしな。

 

「それでそれで!?今言った中で誰が一番有力なの!?」

 

「だからそういう意味で言ったんじゃねーって!!」

 

結局この話はパーティーが終わるまで続いた。矛先を織斑に向けようと思ったが、既に織斑も女子の餌食になっていた、むしろ俺よりも酷い状況だったので諦めた。




イーケメンがひーとり イーケメンがふーたり
増えても増えても まーだまーだふーえる
ふーじょしーはよーろこーび ひーつはーしらーせて
もーでるーはそーれしーり ひーきこーもるー

うん、これ書いててぱっと思いついたけどこれは酷い。
因みに曲のリズムは「雪」です。
あ、そんな情報いらない?
すみません。

次話でやっと出せる気がする!!
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