IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園   作:麒麟

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1ヶ月ぶりの更新ですね。
え?何してたかって?
艦これとかBBCPEXとかアニメ見たりとか艦これとかです、はい。
今季は結構面白いのありますからね。
・・・D×DのタンニーンがBSのジークヴルムにしか見えないのって俺だけ?


第55話 「また増えた・・・」

翌日。

 

「・・・転校生?」

 

「うん!」

 

いつも通り登校するとクラスが盛り上がっていたので、何で盛り上がっているのかを谷本さんに聞いてみるとそう答えが返ってきた。

 

「転校してくるのは2組なんだけどね。なんでも中国の代表候補生らしいよ?」

 

「ふーん」

 

やたら詳しいな。どこでそんな情報仕入れてくんだろ?

 

「あれ?あんまり興味なさそうだね」

 

「関わることがなさそうだからなー。違うクラスなら尚更だろ」

 

同じクラスでも4人しか関わりないやつが他クラスと関わりなんて持てる訳無いだろ。

 

「それはそうと天道君の専用機について何か聞いてないの?まだ来てないよね?」

 

「まったく。実は俺の専用機なんて作ってないんじゃないかと思い始めてる」

 

普通どういうことをしてて完成が遅れてるとか教えてくれそうだしな。作ってないって言われても「ああ、やっぱり?」と多少のショックで済みそうだ。

 

「そんなことないと思うけど。まあ遅くても今学期中には届くんじゃないかな?」

 

「だといいけどな」

 

「あ、そうそう。訓練の調子はどう?強くなった?」

 

「サイヤ人じゃねーんだからんな急に強くなるわけねーだろ。ぼちぼちってとこだな」

 

「えー、天道君には織斑君が出られなかった時のために頑張ってもらわないと困るんだけど」

 

「そうだよ!絶対にフリーパスとってもらわないと!」

 

知らない女子が会話に入ってくる。

 

いや、知らなくはない、うん。クラスメイトなのは知ってる。ただ名前が出てこないだけだ。・・・誰に言い訳してんだ、俺は。

 

「はあ・・・、うん、そうですか・・・」

 

「あれ?なんか引かれてる・・・?」

 

俺の反応に女子が困惑する。

 

「あー、もしかして2人って天道君とあんまり話したことない?」

 

「うん」

 

「挨拶くらいならするけど」

 

「だからじゃないかな?私達と初めて話した時もそうだったし」

 

「あー、確かに昨日のパーティーでそんなこと言ってたね」

 

鷹月さんが俺をフォローしてくれたおかげで女子が納得してくれる。

 

「要するにコミュ障なんだよ~。察してあげて~」

 

「お前は目の前でそう言われるやつの気持ちを察しろ!!」

 

こいつ相変わらず俺に対して毒舌過ぎんよ・・・。

 

 

 

「その情報、古いよ!!」

 

 

 

声のした方を見ると中学生くらいの身長の女子がドアの前で腕を組んで立っていた。俺の記憶にないことから他クラスの女子であることがわかる。

 

え?どちら様?てかその身長でカッコつけてると中学生が背伸びしてるみたいでなんか微笑ましいな。まあ俺もつい最近までその中学生だったんだけどな?

 

「鈴・・・?お前、鈴か?」

 

「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たってわけ」

 

へー、織斑の知り合いなのか。しかも代表候補生か。でも宣戦布告ってどういうことだ?

 

「あの子が転校生みたいだね~」

 

「だな」

 

「感想は~?」

 

「織斑の知り合いって時点でめんどくさそう」

 

今もギャーギャー騒いでるし。あ、後ろに鬼神が。

 

「おい」

 

「なによ!?」

 

あ、その返しはダメだって。

 

バシンッ

 

織斑先生に凰がそう返すと予想通り出席簿が火を噴いた。

 

「もうSHRの時間だ、さっさと戻れ。そして入口を塞ぐな、邪魔だ。」

 

「す、すみません・・・。また後で来るから逃げないでよ、一夏!!あともう一人の男性操縦者もね!!」

 

ちょ、何で俺まで入ってんの!?

 

「さっさと戻れ」

 

「は、はい!!」

 

織斑先生に怒られると凰は慌てて教室に戻って行った。

 

「・・・ねえ、鷹月さん。俺あの子に何かしたっけ?」

 

「いや、してないと思うけど・・・。めんどくさそうって言ったのが聞こえたんじゃないかな?」

 

「お前達も早く席に着け。SHRが始められないだろう」

 

こうして若干憂鬱になりながらも1日がスタートした。

 

 

 

その後は篠ノ之とオルコットがやたら注意されること以外はいつも通りに授業が進んだ。休み時間に凰が教室に来ることがなかったことを考えると、朝の彼女の発言は気にしなくていいだろうと俺は考えていた。そして昼休み。

 

「なあ、勝。たまには一緒に飯食わないか?今日はお前、鈴にも呼ばれてるし」

 

「やだ」

 

織斑に誘われるがいつも通り断る。

 

「・・・お前いつも一緒に飯食うの嫌がるよな」

 

「誰だって睨まれながら飯なんて食いたくないだろ」

 

「誰が睨むんだよ?」

 

「お前のお供2人」

 

「な!?わ、私は別に睨んでなどいない!!」

 

「わ、わたくしも睨んでなどおりませんわ!!」

 

「やってる奴はみんな『私やってない』って言うんだよなー」

 

因みにその後に『やったという証拠をみせろ!!』って言うのがテンプレな。

 

「じ、じゃあ2人が勝を睨まなければ行くのか?」

 

「いつもならな。今回はそれに加えてめんどくさそうなのがいるんだろ?」

 

「めんどくさそうなのって、もしかして鈴のことか?」

 

「うん。初めて合うやつに『逃げるな!!』って言われたら誰でも会いたくないだろ」

 

人見知りの激しい人に初対面でそういうこと言っちゃダメ、絶対!

 

「まあそう言わずに行こうぜ。何かあったら俺が止めるから、な?」

 

そう言われて俺は少し考える。

 

まあ織斑が言えばお供2人は睨まなくなるだろうし、凰は何か織斑が止めに入るって言ってるしいいか。

 

「わかったよ。その代わり何かあったら絶対止めろよ?」

 

「おう、任せとけ!」

 

うん、頼りにはなりそう・・・なのか?

 

そんなこんなでいつも一緒に飯を食っている本音達に事情を話し断りを入れると、俺は織斑達と食堂に向かった。

 

 

 

道中。

 

「そういえば勝さんにちゃんと謝っておりませんでしたわね。先日は色々と無礼なことを言ってすみませんでした」

 

オルコットが俺に謝ってきた。

 

「・・・いや、いいよ。俺も言いすぎた部分はあったし。俺も必要以上に言って悪かったな」

 

俺にも落ち度はあったので謝る。間違った事を言ったつもりがないにせよ、言い方が喧嘩腰だったのはこちらの落ち度だ。謝るべきところは謝らなければならない。

 

「・・・意外ですわ。てっきり無視されると思ってましたのに」

 

俺が謝るとオルコットは意外そうな顔をして言った。

 

「お前は俺をなんだと思ってんだよ。俺は謝られたら素直に受け取るし、自分が悪いと思ったことはちゃんと謝るぞ?」

 

そりゃ確かに今まで嫌悪感隠さずに接してたけどさ。その認識はあんまりじゃない?

 

「いえ、新聞部の記事を拝見したらそのような感じのことが書いてありましたので」

 

「ああ、なるほどな」

 

確かに取材の時に「俺は絶対に謝らないし、相手が謝ってきても許さない!」みたいなこと言った気がする。

 

「それで、その・・・、今でもわたくしのことは嫌い、ですか?」

 

「は?」

 

何言ってんのこいつ?

 

「いえ、その、一夏さんと一緒にお食事をするのが嫌なのはわたくしがいるからなんじゃないかと思いまして・・・」

 

「ああ、そういうことな」

 

要は自分が織斑に迷惑かけてるかもしれないってことな。こいつやっぱり織斑に惚れて変わったな。

 

「前ほど嫌悪感はねーよ?まあ好きか嫌いかで言われたら嫌いだけど、好きな部分が無いからどちらかといえば嫌いってだけだし」

 

「そう、ですか・・・。それはそれでそうなんでしょう?」

 

「前に比べれば好感度が上がってるんだからいいんじゃねーの?知らないけど」

 

ぶっちゃけどうでもいいしな。

 

そんなこんなで話しているうちに食堂に着いた。

 

「待ってたわよ、一夏!」

 

食堂に入ると、お盆にラーメンを乗っけた凰がいた。

 

何、織斑のこと待ってたの?ラーメン持って?のびるぞ?

 

「まあ、とりあえずそこをどいてくれ。食券出せないし、普通に通行の邪魔になる」

 

「う、うるさいわね。わかってるわよ」

 

あー、こりゃめんどくさそうって俺の予想当たってそうですわ。

 

凰がどくと、俺たちはそれぞれ食券を交換して席に着く。因みに俺が頼んだのはタレカツ丼だ。

 

「それにしても久しぶりだな。ちょうど丸1年ぶりになるのか。元気にしてたか?」

 

「げ、元気にしてたわよ。アンタこそ、たまには怪我病気しなさいよ」

 

「どういう希望だよ、そりゃ・・・」

 

食事を始めるなり織斑と凰は久しぶりの再会で会話に花を咲かせている。俺と篠ノ之、オルコットは完全に蚊帳の外だ。

 

ま、いいけどな。俺に害がなきゃそれで。お、このカツうめえ!いい感じにタレが染みてんな!

 

俺は織斑達を気にせず食事に集中した。

 

バンッ

 

「一夏、そろそろどういう関係か説明して欲しいのだが」

 

「そうですわ!一夏さん、まさかこの方と付き合ってらっしゃるの!?」

 

目の前で仲良さげな光景を見せられて、織斑大好きな2人がとうとう痺れを切らして聞いた。

 

どうでもいいけどテーブルを叩くな。マナーが悪いぞ。

 

「べ、べつに付き合ってるわけじゃ・・・」

 

「そうだぞ。ただの幼馴染だ」

 

「・・・」

 

「? 何睨んでるんだ?」

 

「何でもないわよっ!」

 

織斑のただの幼馴染発言で凰がキレる。

 

あー、こいつも織斑に惚れてんのね。てかこいつと関わってる奴ってみんなこいつに惚れてんな。やっぱイケメンはステータスだな、うん。

 

俺がそんなことを考えてる間に織斑が凰と篠ノ之をお互いに紹介する。

 

「初めまして。これからよろしくね」

 

「ああ。こちらこそ」

 

そう言って握手を交わす2人の間には火花が散っている。

 

恋する乙女っておっかねーなー。

 

「ンンンッ!わたくしの存在を忘れてもらっては困りますわ。中国代表候補生、凰鈴音さん?」

 

「・・・誰?」

 

「なっ!?わ、わたくしはイギリス代表候補生、セシリア・オルコットでしてよ!?まさかご存知ないの?

 

「うん、あたし他の国とか興味ないし」

 

「な、な、なっ・・・!?」

 

凰の発言にオルコットは信じられないといった感じで口をパクパクさせる。

 

おお、金魚みてーだな。てかオルコット、お前自意識過剰過ぎね?誰でもお前のこと知ってると思ったら大間違いだぞ?

 

「で?あんたが一夏の後に見つかったもうひとりの男性操縦者?」

 

「・・・まあ、うん」

 

俺に矛先が来ただと!?・・・まあ流れからして来るとは思ってたけどさ。

 

「ふーん。で、アンタ強いの!?」

 

「・・・さあ?」

 

「・・・何かアンタはっきりしないわね。男だったらもっとはっきりいいなさいよ」

 

「あー、鈴。勝は人見知りなんだ。だからその・・・な?」

 

「ふーん」

 

織斑が俺をフォローする。

 

何か情けねえな、俺。

 

「まあいいわ。アンタ、あたしと戦いなさいよ」

 

「やだ」

 

俺は間髪入れずに答えた。

 

「? 何でよ?」

 

「俺にメリットが無いから」

 

「何よそれ?そんなこと言って、本当は負けるのが怖いんじゃないの?」

 

「は?・・・あー、うん、怖い・・・です」

 

こうは言ったが別に怖いわけではない。オルコットに勝てたのが奇跡ってだけで俺が代表候補生と戦って負けるのは当然だと思ってる。更に代表候補生との試合なら学ぶものもあるだろう。ただそれで凰と戦うより楯無先輩と試合して学んだほうが効率いいし、何よりそんな時間があるなら自分の趣味や遊びに費やしたい。俺だって高校生だ。勉強や訓練ばっかりじゃなく友達とカラオケやゲーセンで遊びたい年頃なのだ。それができないならせめて趣味くらいはさせてほしい。

 

「なにそれ。バカにしてんの?」

 

「いや、別にそんなんじゃ・・・」

 

「ま、いいわ。腰抜けに興味ないし」

 

どうやら凰は俺の態度を見て興味をなくしたらしい。

 

「じゃあ、俺そろそろ教室に戻るわ」

 

興味をなくした凰を見た俺はここぞとばかりに食堂を去ろうとする。

 

「え、もう食ったのか!?」

 

「お前らが会話してる中ひとり黙々と食ってたからな」

 

下手に会話に入って火の粉が飛んできたらたまったもんじゃない。

 

「そ、そうか」

 

「んじゃな」

 

俺は織斑にそう言うと食器を片付けて食堂を後にした。

 

あー、しんど。あんな空気の中俺よーいたわ。でもまあ、これで今後凰に絡まれることはねーだろ。興味なくしてたみたいだし。

 

この時俺は知らなかった。まさかあんな形でまた凰と絡むことになるとは。




はい、てなわけでこんな形になりました。
いやー、長いこと書いてないと色々と崩壊してますね。
主に文章能力とか主人公の性格とか。
これからは更新が早くできるように善処します。

てなわけでセシリアとは仲直り?しました。
険悪な仲のまま進むと思っていた皆さんには残念だったかな?
まあちゃんと謝ってくる相手にいつまでもキレてるバカはいないだろうということでこうしました。
とりあえず鈴には軽くフラグを立てておいたけどどうしようかな。
なんも考えてないや(笑)
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