IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園   作:麒麟

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第7話 「ウゾダドンドコドーン」

部屋に戻ってきた俺はゲリラを回し終えて一息ついた。

 

「あー、終わった終わった」

 

そして集まったプラスを合成しながら考える。

 

さっきの先輩には悪いことしたな。てかこれが原因でいじめが始まるとかねーよな?相手生徒会長だし・・・。やべ、俺相当まずいことしたんじゃね?

 

今更になって自分がやらかしてしまったことに気付く。食事の間も視線が止まなかったとこを踏まえると俺が生徒会長から逃げたことも当然見られているということだ。しかも生徒会長とは文字通り生徒の中の頂点、つまりある程度信頼され慕われているということになる。

 

いや、でもあんなに見られてる中にずっといるのも嫌だしな・・・。ゲリラ回したかったってのもあるけど半分以上はこっちが本音だし・・・。

 

そう、俺はゲリラを回したいがためだけに食堂から抜け出した(逃げた)のではない。常に監視されているかのようなあの空間から逃げ出したかったのだ。そんな中でゲリラのことを思い出してしまったのですぐに食堂から抜け出したいという思いが強くなり、あんな形で食堂を出たのである。

 

あー、これ以上考えると鬱になりそう。やめやめ。風呂入って気分直そ。

 

俺は風呂を沸かして入る。

 

 

 

野郎の入浴シーンなんて需要ないのでご想像にお任せします。

 

 

 

「あら、もう上がったの?」

 

「は?」

 

風呂を上がると更識先輩がいた。他にも何やら俺の荷物ではないものもあるが、更識先輩が持って来たのだろう。

 

え?何でいるの?俺部屋の鍵かけたよな?てか普通鍵開いてても勝手に人の部屋なんて入らないだろ。てか何で俺の部屋?自分の部屋と間違えたってことはないだろうし、他の人の部屋と間違えた?いや、でもそれだと鍵はどうやって開けたんだ?

 

俺の頭の中に様々な疑問が浮かんでくる。

 

「いろいろと聞きたいことがあるのはわかるけどさ、まず服を着たら?」

 

更識先輩に言われて自分の格好を思い出す。風呂上りは暑いので基本パンツ1枚なのだ。IS学園でもそれは変わらない。何故なら相部屋の相手はまだいないし、仮にいたとしても同性であるはずだからだ。さらに鍵を閉めていたので普通見られることはないはずなのだ。

 

「あ、すみません!!」

 

俺は慌てて服を着る。大事な部分は見えてないとはいえ恥ずかしいものは恥ずかしい。海やプールで海パン姿であるのとはまた別なのだ。服を着終わると更識先輩が話を始めた。

 

「改めて今日から君の護衛、兼教育係になった更識楯無です。よろしく」

 

「・・・は?」

 

「因みにこの部屋の鍵は私も持ってるからそれで開けたよ。それと私もこの部屋で暮らすからね。そうした方が護衛もしやすいし、いろいろとわからないところを教えたりできるし一石二鳥でしょ?」

 

いや、でしょ?じゃねーよ!は?何?この人もこの部屋で暮らすの?部屋の鍵をどうやって開けたかは納得できたけど、他のことは何一つ納得できねーよ!!

 

「それと君の食堂でのあれはいただけないなー。私じゃなかったら確実に反感買ってたよ?ただでさえ敵が多いんだからこれ以上増やさないようにしなきゃ。あ、あそこにいた子たちにはちゃんと言っておいたから今日の件については心配しなくていいよ」

 

いや、確かにそれも心配だったけどそれ以上に心配なことができたんだけど!!

 

「あは、面白い顔♪」

 

今の俺が顔がよほど面白いのか更識先輩はけらけらと笑う。

 

「いや、あの・・・」

 

「あ、因みに君に拒否権はないからね」

 

Oh、なんてこった。

 

こうして俺の唯一の平穏がガラガラと音を立てて崩れ去ったのだった。




ちゃんと刀奈らしくなってたかな?
自分じゃわからん。
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