IS-インフィニット・ストラトス- 自称コミュ障(笑)で思春期な俺 in IS学園 作:麒麟
小説の内容とまったく関係ないね、すみません。
「さて、ここまでで何か質問はあるかな?」
質問、ね。
「じ、じゃあ教育係って具体的には何をするんですか?」
「勝君にISの知識を教えるのはもちろん、トレーニングやISの操縦、戦い方のコーチだよ♪」
そう言って更識先輩が開いた扇子には達筆な文字で「心身強化」と書かれている。
ISの操縦と戦い方はわかるとしてトレーニングも?
「ISを操縦するのはあくまで人間だからね。ISで強くなるためには肉体的にも強くなくちゃいけないの。それと常に私が君の傍にいれるとは限らないから、私がいなくてもある程度のことには対処できるようにしてもらわないと困るからでもあるね」
心を読まれた!?
「勝君の顔を見れば何を考えているのかぐらいわかるよ。勝君顔に出やすいもん」
そうか、俺って考えてること顔に出やすいのか・・・。
「あと失礼ながら勝手に勝君の経歴を調べさせてもらったけど、武術の経験がなく部活も中学2年生の時にやめてるみたいだからね。1から鍛えなおさなきゃいけないのよ」
「なるほど・・・」
「因みにIS学園に進学してくる子たちは武術の経験があったり、運動部で好成績を残していたりしてるから運動神経はそこら辺の男の子より高いわよ」
だから武術の経験もなく1年以上体育の授業以外でスポーツをしていない俺はISの知識も含めて多大なハンデがあって、それを補うために更識先輩が教育係に選ばれたのか。しかも俺の護衛でもあるってことはこの学園でも上位に入るってことだから、コーチとしては最高だな。それは認めよう。でも・・・同じ部屋になることだけは断固阻止せねば!!
「他に何か聞きたいことはあるかしら?」
「え・・・と、その・・・ですね・・・」
「ん?なーに?」
言え俺!ここで言わなきゃ後悔するぞ!!
「あー・・・と、そのー・・・」
「どうしたの?遠慮しないで何でも聞いて?」
早く言え俺!!
「いや、だから・・・えー・・・と・・・」
「ん~?あ、もしかしておねーさんのスリーサイズが知りたいのかな?」
言・・・何言ってんだこの人!?
「残念ながらそれはちょっと教えられないかなー。ごめんね」
教えんでいいわ!!いや、興味ないのかって聞かれりゃそりゃあるけどさ!そうじゃねーんだよ!!
「あ、いえ・・・はい・・・」
はいじゃねぇぇぇええええ!!何やってんだ俺!!
「初対面なのにスリーサイズを教えて欲しいなんて、勝君は変態さんだね♪」
ああ、もう、いいや・・・。なんかどっと疲れた。昼間結構寝たはずなのによく寝れそうだわ・・・。
「その様子だともう聞きたいことはないみたいだね。じゃあ私お風呂に入ってくるけど・・・覗かないでね?」
覗かれるの嫌なら相部屋なんかするなよ!!
などと本人に向かって言えるはずもなく・・・
「はい・・・わかりました・・・」
と力なく応えた。今は覗くどころか声も出す元気もないのだ。俺の答えを聞いて満足したのか更識先輩は着替えをもってさっさと浴室に入っていった。更識先輩浴室に入ると俺はすぐにベッドに倒れこんだ。今はとにかく疲れているので早く寝たいのだ。
俺は、無力だ・・・。
己の無力さを恨みながら俺はそのまま眠ってしまった。
はい、結局何もできなかった主人公でした。
いや、でも実際あって間もない上に自分の護衛をしてくれて、かつ教育係まで引き受けてくれた異性に対して「部屋から出ていけ」なんて言えませんよね?