あの後の顛末…まとめってほどじゃないけど…
穿彗はあの後オラリオの有志が探したが見つからなかった。けど、俺のもうアイツは誰にも危害を加えるつもりは無い、って一言で解決した。
まさか俺の意見がこんなに簡単に取り入れられるなんて…って思ったけど、アンタほどの人間が言うなら…って感じだったらしい。
その後は復興する前に、オラリオを上げて宴が催された。
皆で仲良く飲んでる時に、急にフレイヤ様がすっと俺の横に座った時なんか、あのフレイヤ様が⁉って声とやっぱモテるよなぁ…みたいな感じだったね。
やたらとスキンシップ取りたがるから口移しで酒ねじ込んだら、やたらと自分のホームに引きずり込もうとしてきたっけ…
それを見たヘスティア、リュー、アイズはガチガチに怒って止めてきた…戦った後の昂りを抑えるのにちょうど良かったんだけどなぁ…なんてボソッと言ったら俺にまで飛び火してきたので、その場から逃げた。
逃げた先ではロキファミリアの面々が飲んでたので飲み比べした。全員ぶっ倒れたのでその場の支払いは押し付けてきた。
良い感じに酔いが回って来たのを感じながら歩いていると、なんかヘルメスって言う胡散臭いのが声かけてきた。
なんか新しい英雄に乾杯って酒勧めてきたので酔い潰したら、お付きの冒険者の娘が数発蹴り入れた後に引きずって帰ってった。
俺はあんなのにはならないでおこうと思ったね…
そんな感じで気持ちのいい戦いの終わりを感じられる、素晴らしい終わりだと思えた…
…筈だったのだが…
朝目が覚めると知らない部屋。横に寝ていたのはリュー…生まれたままの姿で眠る彼女が居た。
「…俺、もしかしてヤっちゃった?」
掛け布団をめくると赤いシミが…
「アァァァァァ⁉」
俺は叫んだ、彼女が目を覚ます。
「どうしたんですか、朝から…あっ…」
「弟子に手を出した弟子に手を出した弟子に手を出した…」
「あの…リョウスケさん…」
「はい。」
「責任取って下さいね…?」
「…俺、一人に縛られるつもり無いんですが…?ハーレム作って良きなら」
思いっきり殴られた。武の要訣をきっちり使ってて、スゴイ痛かった。
流石に躱す甲斐性無しでは無かったけど、目の前の急に湧いた責任からは逃げたい甲斐性なしの涼介君であった。
―――――
「酒は飲んでも飲まれるな…か…」
「ちょっと良い風に言ってるけど最低だからね?リョウスケ君、解ってる?」
「嫌じゃ、ワイはもっと遊んでからその後女の子沢山はべらかすんや‼」
「ロキみたいな事言わないでよ⁉君はそういう子じゃないだろう⁉」
「…」
言い合ってる最中もリューはただひたすらに顔を赤くして彼を睨み続けている。
「というかなんでリュー君とそんな関係になるんだい⁉︎昨日は色んなところ行ってたんじゃ…」
「なんか…こう、最終的に会ってその後復讐を忘れさせるためにって感じなんだけど…」
「雑⁉︎僕に対する説明責任果たしてよ‼︎それになんでボクには手を出さないんだい⁉︎」
「いや、お前処女神じゃん」
「肩書きが仇に⁉︎」
ツインテールをウニョウニョと触覚のように動かして怒る彼女に、彼は切り出す。
「さて、一つ頼みたい事がある、ヘスティア」
「む~…はぁ…どうしたんだい?」
「ステイタス更新して欲しい」
「「⁉」」
ヘスティア、そして涼介のステイタス事情を知っているリューも驚く。
「リョウスケ君、キミは経験値を得る事が出来ないハズじゃ?」
「そうです。何も…もしかして?」
「リュー君、何か分かったのかい?」
「ええ…私の予想が正しければ…ですが…」
リューの予想は、今までの相手…オラリオの戦った相手と違い、今回は実力が拮抗してる相手…それにより経験値は入ってるのではないのか?
「そう、その考えで合ってる。恐らく俺に経験値が入るとしたら、それしかないって思ってな」
「…そっか」
納得を見せるが、それでも不安そうな彼女の頭を撫でる涼介。
「安心しろ、今回ので入らなきゃスパっと諦めるさ」
「…うん、わかった‼今から更新しよう‼」
寝室に向かう二人を見送るリュー。彼女はその胸中に複雑な思いを抱えながらカップを傾けるのであった。
―――――
「ランクアップ…出来る…⁉」
彼女からは戸惑い、そして喜びの声が上がる。
「やっぱりか、発展アビリティは?」
「えっと…耐異常…武練の二つだよ」
「そっか…武練で頼む」
「⁉うん‼うん‼」
彼女は怖かった。ちゃんと出来ていても、どこかで心の底から自分が足を引っ張っている…そんな感情を振り払う事が出来ていなかった。
しかし、そうでは無かった…自分はちゃんと、涼介の力になれていたのだと、嬉しさで胸がいっぱいだった。
紙に書かれた新しきステイタスを涼介に嬉しそうに…本当に嬉しそうに満面の笑みで渡す彼女に、彼は一瞬見惚れ、それを振り払う為に紙に目を落とす。
鵲・涼介
レベル 2
力 I 0
耐久 I 0
器用 I 0
敏捷 I 0
魔力 I 0
武練 F
スキル
八皇断罪刃
武器での戦闘時時、全てに超高補正
一影九拳
素手での戦闘時、全てに超高補正
「…ありがとう、ヘスティア。お前のおかげで俺はまた強くなれた」
「キミから貰ったモノを考えたらボクは少しだけ返しただけさ‼」
「…そんなお前が主神で良かった。お前は俺の誇りだ。武とは違う…もう一つの誇りだよ」
「うん‼」
「んじゃ、三人でデートでも行くか。お祝い買いに行くついでにさ」
「行こう‼キミとならこれからもどんな事でも乗り切れる気がして来たよ、リョウスケ君‼」
「行こう」
そして月日は色鮮やかに巡る…
「ここがオラリオかぁ‼なるんだ、僕も英雄に‼」
そして始まる、新たな英雄と最後の少年の物語が。
四年前編、終わりです、次回から原作開始時期に入ります。
はい、涼介君は割と下半身だらしないです、でもヘスティアには手を出さないという中途半端な倫理観あるので多分周りはこれからも振り回されますね。
いつか会った日々PART3
「涼介、お主は優秀じゃが心が出来ておらぬ…何物にも揺らがぬ心を作る修行じゃ。」
「あの…美雲師匠…なんで修行を風呂場でマットとか置いてるんですか?」
「何物にも揺らがぬ心を作る修行じゃ。」
「いや、貰うもんは病気以外貰う主義の俺だけど…」
「嫌いかのう…?」←服を脱ぎしなだれかかる美雲
「大好きです‼」
この後メチャクチャ修行した。
「……」←そんな鍛え方があってたまるかと言いたいが涼介のモチベーションが爆上がりしてその後の修行が捗ったので文句が言えない人越拳神
楽しめてる?
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面白いよ、このまま進め。
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もうちょい精進しても良いんじゃよ?