2025年最後の投稿は呂布ちゃんのペルソナチェック。
ホントはもっと長くやるはずだったけどぐだぐだとしそうだったからさらっと。うーんてぬき
=あらすじ=
なんか他のペルソナ使いと顔合わせした。
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「で、お前らなんて名前なんだ?」
プレゼントを渡してきた三人に話しかける。
渡された物?仕舞ったよ。イベントリに。いつまでも持ちっぱなしでいるわけにもいかないからな。
「私は汐見琴音だよ」
「僕は有里奏」
「そして俺が鳴上
白銀頭が急に鼻を摘んで裏声を出しながらピースをしてきた。
「相棒!?なんだよいきなり!?」
茶髪でヘッドホン首にかけてる男子がツッコむ。
「いやつい、ノリで」
「つい!?ノリで!?」
「鳴上君そういうことする人だったっけ?」
「急におかしくなりましたね…」
そんな中俺は―――
「………………(負けた――)」
敗北感を味わっていた…
「……?主、どうかした…?」
「勝てねェ…」
汚ねえよアイツこんな自己紹介でぶっ込んできやがって…俺なんかすでに顔と名前知られてるからネタぶりできないだぞ…!
いや、まだだ、まだ呂布ちゃんの紹介が―――!
「彼女は2年Sクラスの呂布奉先だ」
「…………」
「ああああああ!?」流れるように美鶴先輩が言ったぁぁーーーーー!!
「九鬼財閥の技術で生み出された過去の偉人のクローンだ」
「ほう…!ということは彼女は同じ名前って訳じゃなく、本当に三国志の呂布なのか」
「えっマジで!?むちゃくちゃナイスバディじゃないっすか!」
「全部言ったーーーーーー!!!」
もうなんも言えねえ!
酷いやパイセン!俺の見せ場潰すなんて!
「…………」
ペルソナ使いの集団から注目を一身に浴びる呂布ちゃんが俺の背後に移動して服を摘んでくる。
背丈が俺より高いから全く隠れてないんだが…こんな事されるとネタがどうとか言えなくなるな。
しょうがない。諦めよう。
☆ ★ ☆
その後集団全員の名前を聞き終わり、質問タイムに入る流れになった。
手抜きとか言うな、数が多いんだ。自己紹介で無駄な尺使えるか。
「つっても質問ってなに聞きゃいいんすかね」
何人か顔見た覚えがあるやつがいないこともないこともないこともないこともないんだが、基本は初対面だから興味とかないんだけど。
「質問するのは私たちだ。お前の戦いぶりを見て疑問が尽きないからな」
「そっすか。でも答えられるか分かりませんよ?」
俺自身ペルソナ覚醒したばっかの初心者だからな。
散々ゼウスボコって撃退させたけど、まだまだ若葉マーク付きだからなっ。
「かまわないさ。ちなみにここでの会話等はリアルタイムで録画している」
美鶴先輩はそう言って部屋の壁に目をやる。
その方向にはカメラが…ってよく見りゃ部屋のあちこちに付いてんじゃねーか。
「きみの知識はペルソナ研究の材料になるだろう。…すまない」
「なんで謝るんすか」
無関係…て訳でもないが、責任はないだろ。
ケージに入れられたモルモットよりは自由に過ごしてるだろうしな。
ていうか腕のデバイスで常に経過観察されてるんじゃないの?知らんけど。
こないだの
「別に気にしてねぇすよ。それで、何が聞きたいんか?」
「そうだな…いや、まずは呂布の方だろう。ペルソナに覚醒したと聞いたが本当か?」
「ええまあ。呂布ちゃん頼む」
後ろに向かって話しかける。
「…………」
呼ばれた彼女はゆっくりと前に出て、全員が注目する中ゆっくりと両腕を前に出し
カッ―――
一瞬青い光が耀くと共に、穂先の根元に月牙のような斧頭と突起が付いた槍がその手に握られていた。
「……ヴァルキュリア」
「……ブリュンヒルデ…」
「そうだったな」
全長が2.5mほどはあるバカデカい武器だが、彼女はそれを軽々と持ち上げる。
そのまま頭上でヴォンッ一度振り回してから石突を床に下ろすと、ドンッ!と鈍い音がして小さく床が陥没した。
ってそんな簡単に傷つけるなよ。見なかったことにしよう。
「ご覧の通りまんま武器で、本体である呂布ちゃん自身が扱うペルソナっす。北欧神話の戦乙女軍団の名の通り、他にも色々な武器があります」
「武器は全部で13種類。一つにつき一つ能力があるって感じすね」
一つ一つ確認したから間違ってはない。はず。
…最後の13個目の武器は大分ヤバい奴だったな……出した瞬間俺に襲いかかってきて、3回死んだぞ。いやマジで。
あれは永久封印だな。呂布ちゃんにも釘刺したから大丈夫だと思うけど。
ちなみにブリュンヒルデの能力は重量操作。攻撃なりなんなりで、触れた物体の『重さ』を一時的に加えたり減らしたり出来る。
ぶっちゃけその能力で画戟の重さを減らしてるみたいだ。試しに俺が持ったら肩外れそうな程重かった。
「それでスキルに関しては―――」
「…ちょっと待て、新たな疑問が出てきた」
美鶴先輩が額を押さえながら待ったをかける。
「ペルソナの召喚が出来たのか?その、学園以外で?」
「当たり前でしょう」
召喚したから覚醒したって言えるんだろうに。何言ってんだこの人。
「みなっち、ことっち、お前ら他のとこでペルソナ出せる?」
「無理だよ」
「無理だね」
「普通、ペルソナは特殊な空間でしか呼び出せないんだけどな」
「えマジで?」
こないだ自宅でダークオルフェウス召喚してチャーハン作ったけど。
「俺も呂布ちゃんも簡単に出せたぞ」
「……(こくり)」
よく考えたらなんで呂布ちゃん通報されなかったんだろう。側から見たら真っ白で豪華な武器持った不審者だぞ。
「お前は……ハァ…もういい。騒ぎになるからそう簡単にペルソナを召喚するな」
「は〜い」
「……デバイスでの監視をするか」
まるっきり信用してねえ。
まぁしょうがないよね。だって俺だし!
「…くっ……簡単に…か……俺も負ける訳には…!」
なんかこっそりと一人対抗心燃やしてる奴がいる。
あれは確か…ボクシング部の奴だったような…まぁ面倒だからほっといていいか。
〜おまけ〜
「(カッ)
ゴォァァァァァァッッ!!!
「うーん中華は火力!」
『…………(オレの意義って…)』
普通のペルソナ使い→限られた空間でしかペルソナを召喚出来ず、ペルソナも限られた者にしか見えないし触れない。
ナツル・呂布ちゃん→どこでも召喚可能。誰にでも見えるし触れる。
神秘を秘匿する気がない設定。
今年一年ありがとうございました。来年も我が作品をよろしくお願いします!!