テキトーに考えたから色々おかしいとは思うけど生温い目で見てやってください。
時系列考えたら6時間以前なんだよね。
〜〜直江Side〜〜
「はぁーーーーーー!!!」
ガッ ガッ ゴッ !!
気合いのこもった一声と共に、ノミ一本で木の塊をガツガツと削っていくナツル。
つい何週間前にも見た光景だ。
ただあの時と違い、今回はきちんと意味のある物を作ってもらっている。
文化祭で使う食事用の卓と椅子だ。
といっても、相談したときは正直、あまり期待はしていなかった。
いくら人間離れした特技を持ってるといっても、清涼祭当日までに使用に問題のない家具が作れる筈がない。
ではなぜ依頼したかというと、ただの冗談だ。
…いや、悪意じゃないよ?最近ナツルは、生徒会の業務でてんてこ舞いみたいだったし、そんな中無理言って3年生から教室の使用権をもぎ取ってもらったし。(情報からなにまで全部ナツル任せだったな)
だからせめて少しでもストレスを和らげようと頼んだんだけど…
「あかん、沸かへん!」
ちょっと、逆効果だったみたいだ。
「…別に沸かなくていいんだけど」
完成した木彫りの…ウサギ?の人形をドンッと卓の上に置くナツルに話しかける。
「テメー俺に手抜き工事をやれってのか!!?」
「いや、怒鳴るならせめて注文通りにやってくれ」
あと一卓作ってくれればそれで完了なのに、どうして関係ないものばかり作るんだ。
「もう少し…もう少しでなにか、大作が出来そうな予感がするんだ!」
「暇な時にやってくれよ」頼むから。
いやまあ、超ハイスピード仕事で時間は余ってるんだけどさ。
まさか30分そこらで出来るとは思わなかった。(しかも全部ハイクオリティ)
こいつなにかしらの加護でも持ってるんじゃないか?
「というかわき道に逸れて工作をするから、もう材料がないんだけど」またどこかしらから調達してこなきゃ。
「あぁ?んだよ、それなら」
ナツルは喋りながら、ヒョイヒョイと周りに落ちている木屑群を拾い上げる。
ある程度集め終わると、突然それらの木が姿を消し―――
チーン!
次の瞬間には、ナツルの手に長さ1cm程の木材が握られていた。
「ほら、これでいいだろ」
「お前今なにしたの?」
すぐ側で見てたけど全く分からなかった。
あとあの『チーン!』ってトースターが焼けるみたいな音なに?どこから出たの?
俺の疑問を無視して、ナツルはどんどん木屑を拾い上げては木材を生み出していく。
どうしよう、余りに堂々と非現実的なことをやられるから逆にツッコめない。
「はぁーーーーーーーーー!」
ある程度の材料が揃うと、再びノミを握りガツガツとそれらを削っていく。
「天啓が…天啓が………あかん、沸かへん!」
そしてまた失敗したらしい。
ドンッと、またしても出来上がった人形を自分が作った卓の上に置く。
今度のは…ぐらぶるのビィか?
再現度高いけどマンガ読んでるの?
「ダメだ…こんな…こんなのじゃ駄目だ!!」
「完璧に見えるけどなにが不満なんだよ」
「魂がぜんっっぜんこもってない!」
なにを目指してるんだお前。
「チクショーー!!笑神さまー!オラに元気を分けてくれーーーーーーーー!!」
本当になにを目指してるの?
『むっ、呼んだか!?』
呼んでねえよ。さっさと自分の世界帰れパン神。
「(ブツブツ…)闇の中から蘇りし者リンプ・ビズキット…我とともに来たれ…」
マズイな。だんだんおかしなこと呟き出した。
生徒会の業務という慣れないことを押し付けられて、しかも半ば
異界とも交信し始めたし…ここは無理やりにでも休ませた方がいいだろう。卓はもういいや。
「ナツル!!」
「…あ?」
名前を呼んで注目を集める。
ナツルがこっちを見たところで、すかさずポケットに入ってた
「ファイトーーー!!」
「…勃発!」
取り出したビンを勢いよく突き出すと、すぐさまガシッ!とそれを奪い取り、
「リボンナポリ、D!!」大きくあおり、一気に飲み干す。
そして音もなく倒れ伏した。
「許せ…友よ」
お前のためだ、これ以上は持たないよ。キャラとか。
自分に言い訳しながら、足下に転がってきたビンを拾い上げる。
中身はクリス特性のいなりドリンクだったんだが…まさか倒れるとは思わなかった。材料になに使ったんだあいつ。
Dは
「さて…ガクト呼ぼうかな」
倒れたナツル運んで貰おう。
☆ ★ ☆
〜〜〜〜
明久「ていうかこれ、クラスの設備とかもナツルに作ってもらった方がいいんじゃ…」
ナツル「それはダメだろ流石に…疲れるだけで俺にメリットないし」
ナツル(それだけじゃなくて自作の椅子と卓見てると吐き気がしてくるんだけど、なんでなんだろう…)
ぐらぶるのビィ君がどんなのかは某無料マンガアプリにてゼヒご確認ください。
■パン神
マテリアルパズルに登場する神さま。パンの神のくせになんか強い。
■闇の中から蘇りし者リンプ・ビズキット…我とともに来たれ…
ジョジョ6部の敵、スポーツマックスの台詞。
ゾンビを操る、ネクロマンサー的な奴なんだけど…ナツル君キミホント、なにを目指してるの?
■「ファイトー!」「勃発!」
ボーボボ。これが分かる奴はまずいないと思う。
ちなみに描写はないけどこの台詞言った時の直江君、羞恥で頬が赤いです。
以上、どうでもいい一幕。次回はあの人が等々、あの物体の餌食に…!