The youth of the ruler of the DbD world 作:シェイプストーリー
「死にたくない、生きたいとあがいた」ー『サイレントヒル2』
第1夜 もしかして、この世界は・・・
そうして、細い糸が出ている世界へと向かった転生エンティティは
しばらくした末にその糸が出ていた世界に到着した。
そうして、まず転生エンティティがした事は、その糸を出していた人物を探すことだ。
そうして、探してみると・・・。
「ん?」
その糸を出していた人物がいる場所へ来たものの、これといってその人物の姿が見えなかった。
「あれ?・・・おっかしいな~確かにここのはずだけどな。」
そうして、実体を顕現し歩いて探していると・・・
ガコン
「どわぁ!!」
足元の何かに引っかかってその場に倒れこんだ。
「いててて~。・・・もう何だ? 何に引っかかったんだ?」
と足元の砂を払うと砂の下から出てきたのはアタッシュケースだった。砂汚れこそ酷いが損傷はそんなにないように見える。
「これは・・・まさか!!」
とその近くの砂を払うと砂嵐で飛ばされたであろう鞄の中身が散乱していた。何かの書類に、スマホに、空のペットボトル……それにハンドガンの弾に、アビドス高等学校と書かれた生徒手帳に一つ仮説が出た。
「まさかこの世界は!! しかも、この場面!! とすると!」
周囲を注意深く観察しているとある物に気付いた。
黄色い輪のような物の中心に太陽が浮かんでいる。それが点滅するように現れては消えている。まさかと思い駆け寄ると砂に埋もれている細い手が見えた。
「これはヘイロー!! しかもこのヘイローは!!」
と砂を払うと砂の下からその少女の顔が見えた。酷く消耗し、肌もカサカサに乾いている。
その少女の様子を確認しながら砂を払い、ほぼ全身が砂に埋まっている少女を慎重に砂の下から引っ張り出す。
???「ホシノ・・ちゃ・・・ごめ・・ね・・こん」
その少女は極度の脱水症状による衰弱状態と体のあちこちに痣があることからどこかで怪我したとうかがえった。
普通ならこの状態にまでなればまず助からないが……。
皆さん、お忘れだろう方もいるかもしれないが、彼はエンティティだ。
つまり・・・・・。
「このエンティティ(私)に不可能な事なっいぃぃ!!」
と言い、彼は懐からスティムパックを出し、それをその少女に注射した。
それと何故、彼がスティムパックを持っていたかと言うと、それは前回の下りを見れば分かる。
???「うっ……」
小さな呻き声と共にカサカサだった肌に張りが戻り、血の気も良くなったように見える。
「よし! これで・・・ん? おいおいあれは!!」
遠くに見える砂の塊――砂嵐が発生し、迫ってくるのを見て思わず絶叫したかに見えたがこれでも長い年月を生きている為あまり驚かない。
(私は大丈夫としても、この子が大丈夫じゃない、しかもこの状態だとなおさらだ。)
そうして、エンティティが出した決断は・・・
「仕方ない・・・シェイプ!! この子を抱いて、"マーケットルーム"の家具エリアまで連れていけ!!」
そう言うとエンティティの影から潜水艦が水面に浮上するような静かさで男が現れた。
大柄だ。顔に白いマスクを被り表情は見えない。無表情なマスクのせいなのか男に無機質さを覚える。
シェイプ「・・・・・」
シェイプはエンティティになにも告げず、その少女を抱き上げて、またエンティティの影に潜った。
「よし! 行ったな、私も戻るか。」
と言うとエンティティもまた自身の影に潜り、そこにあったのは砂嵐で千切れた鞄と鞄の中身だけしかなく、まるで最初から誰もいなかった感じになった。
DM(場面)マーケットルーム
そこはエンティティがSCP-3008「完全に普通の、ありきたりな古いイケヤ」の空間を再現しようとして創った世界。
ちなみに何故エンティティはその空間を創ろうと思ったと言うと・・・
「だって、秘密基地みたいで!! しかも!! そこに寿司やピザ、ステーキなどの料理が
食べてなくなったしても1日立てば、またある・・・最高じゃないか♪」
とのことである。
さて、場面はそんなマーケットルームに移る。
マーケットルームの家具エリアの中のベットルームに二人の姿が見えた。
一人は180cmもある高身長で服装は黒のフーデッドコートとジャケットズボン、髪色は少し黒ずんでいて、髪は頭の後ろに紐でまとめている。
もう一人は白い無表情マスクを被っており、服装は青黒ツナギを着ている。
そして、その二人の近くにそのベットルームにあったベットで寝かせてる少女がいた。
「さてと、連れて来たとしてだ・・・」
そう、ここで問題が一つある、それは・・・
(この子、ぜっったいに梔子ユメじゃん!?)
(と言うことは、あそこの世界は確実にブルーアーカイブと言うことになるぞ!?)
そう、エンティティが来た世界はブルーアーカイブと言う、銃を持った女の子たちが暮らす大きな学園都市を舞台にした、学園と青春の物語を描くRPGゲームである
そのブルーアーカイブのメインストーリーVol.1「対策委員会」編で出てくる小鳥遊ホシノの先輩である梔子ユメはかつてアビドス高等学校で生徒会長を務めていた人物である。
当時副会長だったホシノと2人で、アビドス再建のために様々な活動をしていた。
包容力に溢れた非常に大らかかつお人好しな性分で、「幾ら利用されようと人助けを止めるべきじゃない」「どんな理不尽を受けようと争いに慣れるべきじゃない」と言い切る程な善性の持ち主。
一方、本人の頭や要領はお世辞にも良くなく、しょっちゅう失敗したり悪党に襲われては半べそをかき、その都度ホシノに助けられていた等、戦闘力も頭脳も混迷のアビドスを導くに足る能力があったとは言い難い人物でもあった。
生徒会長の肩書きも、彼女以外は学園を見限り立候補せずに彼女に職責を押し付けたが故に過ぎない。
この様な経緯から、ホシノは「とても頼りない人」とノノミに語っていた他、後に自分の口からユメのことを「無鉄砲で校内随一のバカ」だったと説明している。またカイザーPMC理事からも「全くもってバカ」と言われている。
過去にはかつて開催されていた「アビドス砂祭り」の昔のポスターを入手した際に、ホシノにそれをプレゼントして「もし何か奇跡が起きたら、またこの頃みたいに人がたっくさん集まって…」という願望を語るも、「(悪く言うなら)現実を無視した夢物語」を語ったことでホシノを怒らせ、目の前でポスターを破り捨てられて
翌日にユメが全然登校してないを心配になったホシノはアビドス砂漠へ、探しに行ったもののそこにはユメが使っていた盾とユメの死体があり、それにより、ホシノは後悔した後にユメの死体を回収した。
だが、私は死ぬはずだったユメを救った。
(もしや、ユメから出ていた糸が何か関係あるのか?)
そうだとしたら、糸が私を導き、そしてユメと見つけ救った、これではまるで・・・
(なるほど・・・これが"運命"と言うものか。)
(まぁ、こうゆうのものいいか)
そして、エンティティが考えていると・・・
???→ユメ「あ……な、無い!? 利用権の書類がないッ!」
「ん?」
ベットで寝ていた少女・・・梔子ユメが意識を取り戻した。
「君は「引力」を信じるか?」-『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のDIO
次回は前半がユメ視点で後半がエンティティ視点です。