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「凄いな。先ほどから全て命中していないかね?」
「狙い通りかは別にして、意図した場所の付近に当てておりますな」
ラースワウ近郊の演習場に貴賓席が設けられていた。
ドレイク・ルフトが閲兵する事もあるのでおかしなくことはないが、今日は服装がアの国の人々とは少し変わっている。彼らはオーラバトラーが直進しながら炎を吐き出し、左右に動きながらバルカンで標的を破壊していく姿を見物していたのだ。
「これは素晴らしい機体だね。本当にビランビーと同じなのかい?」
「正確には筋肉にあたるオーラマルスなどを最新の物に入れ替えた物です」
ゼット・ライトはクの国から来たゲスト達に二号機を見せていた。
そのうちの一人、贈り物であるビランビーに乗って来た貴公子は二号機の性能に笑顔を向けた。本当にオーラマルスだけが違うものなのか、それとも完全に別物なのかを考えているのだろう。
「アの国は本当に素晴らしい物を作るのだね。ガラミティ、君たちの物になる機体だ。良く見せてもらいなさい」
「御厚情ありがとうございます。閣下」
(ビショットの代役……従弟ってとこか)
その貴公子は名目上のトップだからか実質的なトップに実利の話を譲った。
そして格好良く装甲を変えた儀仗用のビランビーに乗る事も無く、馬車に乗り換えてエルフ城へと向かうための準備を始めたのだった。
「見た目は
「生まれながらの貴族って風格ですね。読み合いじゃ勝てそうにありません」
色々と察したというか背景を理解しているガラミティは肩をすくめていた。
これからドレイクが謀反を起こそうというのに、『新型を沢山製造していますね。我が国も買いますよ』なんて馬鹿正直に言われたら大変なことになる。もう数カ月もすれば要らぬ心配になるが、だからこそこのタイミングはマズイ。クの国は秘密を黙っているというだけで、最新鋭の機体をドレイクから得られるのだから笑いが止まらないだろう。もちろんドレイクの方でも、国王であるフラオン・エルフに遠慮している姿をクの国や他の数か国に見せているので、お互い様なのだろうけれど。
「実在的な話としてどうなのだ?」
「良い素材で作れば更に強くなります。お急ぎならこのままお譲りしますが」
「では一番良い素材で頼む。ビランビーも良い機体なのだがな、ドラムロに比べて使い勝手が悪いのだ。もっとも、お陰であの方に機体を御譲り出来て居る」
どうやらガラミティたち赤い三騎士はあえてドラムロに乗って居るようだ。
なんでもクの国では硬い強獣が多く、ビランビーで挑むよりもドラムロで焼いた方が早かったというのもあるらしい。大型強獣相手にはオーラショットとオーラランチャーでは物足りず、オーラソードで斬りつけると時間が掛かる。そこでドラムロ三機で焼き払ってから、一気に切り込む戦い方をするのだそうだ。
「フレイボムとオーラバルカンを持つビランビーと思って問題ありません」
「それは夢のような事だ。まさか半年もせずに最新の機体が変わるなど」
「オーラバトラーは日進月歩ですからね。それにあちらの機体はこの機体よりも早く出来上がりました。それなのに調整は遅れていますので、運不運もあったのでしょう」
感心するガラミティにゼットは渋面を作って見せた。
騎士であるガラミティからみれば、僅かな間に最新鋭機がガラっと入れ替わるのは凄い事だ。しかし技術者であるゼットにしてみれば、先に完成した機体が火力不足でお流れになり、再修正した機体もメイン武装が未完成で遅延しているというのは褒められた話ではない。もし開発者のショット・ウェポンの目論見通りなら、とっくの昔に次世代機であるレプラカーンが完成していた筈なのだから。
「確認するがあちらはどのような機体なのだ?」
「こちらが強化したビランビーにドラムロの武装に『換えた』機体なのに対して、あちらは普通のビランビーにドラムロの武装を『追加した』ような機体にしておりました。残念ながら思った通りの戦闘力が出ず、修正したあの機体は予定に達したものの武装は使い捨ても同然なのです」
質問するガラミティにゼエットは端的な答えを出した。
二号機は単純に本体を出来るだけ強化し、武装を入れ替えただけの存在である。強化を可能範囲で留めた為に躓く要因は殆ど存在しない。だが一号機は目標を意欲的に盛りまくった結果、大した結果が出なかったという形になる。
「噂のゼラーナ一味で例えるとどの様な塩梅になるのだろうか?」
「最初の状態では便利なのでどのような戦場でも戦える反面、煮え切らず何処かで倒しきれず逃げられます。修正した後では終始圧倒できる代わりに早々に武装を使い切るので、どちらかに後詰めが存在するか次第と成りますね。可能性だけならあちらの方が高いので、改良が今後の課題となります」
どんな感じで負けたとは言えないが、必要な事なので答える事にした。
原作でもレプラカーンは豊富な武器を元に戦うタイプで、登場当初は新鋭の機体とあって圧倒していた。だが武装の多さに対して個々の火力は低く、優勢以上の結果は出せていない。おそらく転生後の世界で戦ったとしても同じような流れになったはずだ。そしてライネックの方は試したものの、トッドの語る通りならば圧倒できるが途中で弾薬が尽きて追いきれなくなるそうだ(なお、ビアレスは原作でもダンバインに勝っている)。
「なるほど。言い難い事を聞いて申し訳なかった。真摯に応えてくれて感謝する。今回はクの国を代表しているが、ゼット殿は聖戦士でもあると聞く。次にあったら気さくに語られていただきたい」
「御用に立てたならば幸いです。次の機会を愉しみにいたしましょう」
ガラミティは原作よりも丁寧な話し方でそれはゼットも同様であった。
お互いに国同士の会合、その一端で話し合っているのだから仕方が無い。実際にはドレイクとビショット、あるいはそこにショットが挟まっているとしても、ガラミティやゼットが関わっているのも間違いないからである。
(ようやく面倒が終わったか。まあ予定通りに一号機も二号機も手元に残せた。実際にダンバインが攻めて来るかは別にして、備えておいて悪くはねえよな)
二機ともクの国なりバーンの元へ送れと言う可能性もあった筈だ。
それに対して手元に残して戦力として扱えたし、改良を続ける許可も得ている。首脳陣やショットからみれば、大戦艦建造の件で忙しいのかもしれない。そんな背景を思いながらもゼットは次の行動の為に計画を練り始めた。
(ゲームだと『機械の館襲撃』はフリー系イベントみたいなもんだからなあ。ゼラーナ隊の都合で入れ替わる事もあるからな。いつ起きても活かしくはねえ。そろそろ注意しねぇとな)
ゼットはそんな事を思いながら、一号機の調整に入ったのである。
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「ビアレスの製造並びに供与許可。ズロンも同様……で」
(グルビデンスの製造延期。散弾と並んで供与不可……か。こいつは念のために秘匿しておけってことだよな。ならカスタム可能な事だけは教えておくか。でないと整合性が取れねえ)
その日、第三世代級オ-ラバトラーについての指示が出た。
二号機を元にビアレスを大々的に製造して、ドレイク軍の主力に据えつつクの国へ供与する。しかし発展型で精鋭用にカスタマイズしたグルビデンスの製造は許可が下りず、様子見しておけと釘を刺されたのだ。ダンバインだけなら現状でも勝てるし、仮にクの国と戦争になった時に備えてのことだろう。散弾の製造・供与も禁止されているのは、ミサイル構成に対する戦術として書類を提出した為だろう。裏が読めたことでゼットは納得しながらも、将来にツッコミを受けた時の為に、精鋭用にカスタマイズできるという事実は伝えておくことにした。アの国は製造段階から組み込み、クの国は一々それを行う。それで十分に差が出来るし、万が一知られた時にマイナスとはならないのだ。
(ということは第三世代の後半からライネックに切り替える案も通ったってことだよな。だからこそ散弾の供与を禁止している。まあ、ミサイルだけならそのうち何とかなるだろう。仮にダメでも地上に出たら、一発撃ちで十分に何とかなるからな。問題は……ズワァースの目論見が立ってないことか。ショットから見ればビアレスの段階で十分ってことなんだろうが)
原作知識があり指示書を見ればおおよその流れは理解できる。
このままいけばクの国が参戦してくるころにはビアレスを主力として、ドラムロの大軍団で戦う様式が出来上がっているだろう。ドラムロ乗りが強く成ればビアレスに乗り換え、それが当たり前になった頃にライネックへ切り替える。他国はというとボゾンの量産が当たり前になり、穴埋めとして高速機動のボチューン生産に踏み切るタイミングである。相手方に技術の変動が無ければ、その時点で圧倒的優位に立てるだろう。
(ズワァースの設計が上手くいってない理由ってコンセプトの欠如なんだよな。ライネックの完成と真逆なのはそのせいだ。ショットは三号機に夢中でこっちも任されちまったしどうしたもんかね)
原作における最終段階のオーラバトラーがズワァースである。
しかし戦力不足というかオーラバトラーの限界に達してしまい、それ以上を見込めない事からショットは見切ってしまうのだ。ゼットに転生した男が見る限り、ズワァースの欠点とは目標地点が見えてない状態で製造した事である。ライネックが戦争用の高性能量産機という、戦況を優位に持ち込む為にミサイルで何とかする。後は補助で良い……という判り易いコンセプトであった。だがズワァースはそうではなくレプラカーンの失敗を手直しするとか、自分が製作していないバストールの長所を組み入れるとか、とにかく性能を上げて恐ろしいラスボス機として性能に関するなど……何をしようとするかの明示が存在しないのである。
(ズワァースの存在を無視するとか、グルビデンスで済ませるとかは無しにして……。何らかのコンセプトを与えるか、ライネックベースにこだわらずに俺オリジナルのズワウスにでもするくらいだな)
造らない選択肢はひとまず無いとして、ゼットはアイデアを模索した。
ズワァースが持つ能力の一つを追及して根幹に据えるか、あるいはライネックにするフレームとは別に、完全新規のラスボス級機体としてそれっぽい何かを仕立てるという事が考えられた。
(結局はコンバーターとミサイルをどうするかなんだよな。一つ目の案、コンバーターもライネックのままにして高速機体に仕上げる。二つ目の案、コンバーターを原作通りフレイボムにして肩からミサイルを外すか、ダーナーオーシーみたいな大型手持ち火器に変える。三つ目の案、ズワァースの高級機体化を推し進めて全体的に強化する)
考えてはみたものの、結論としては既存の能力のどれに絞るかになる。
ライネックベースの場合、目立つのは増幅器その他を詰め込み、ショットクロー以外に武装の存在しないコンバーター。次にミサイルランチャーの為に張り出して干渉する両肩。この二つを残すか、それとも削るか、あるいは別の機体にするかしかない。フレイボムにして長期戦を可能にするなら肩のミサイルは最大の長所なのに邪魔になってしまうのだ。となるとそれらを削るか、さもなければ高品質化を重ねて無理やり妥協範囲に収めるしかなかった。
(ミサイルを外すならライネックをベースにする意味がねえ。となると四本爪で正副分割コンバーターの高速機動型にするか、選ばれた聖戦士だけが乗る高級品にするしかねえ。それとも両肩のミサイルを四本に減らしてスマート化、予定通りに投擲剣は削って両腰に四本ずつ、更に手持ちで四本持ちにでもするか? でも高速機動型なら腰回りに何もつけないのは魅力的なんだよな)
ライネックベースにしないなら何でもできるので、一度削る。
その上で火器を仕込まない分割型で正副のコンバーター四基状態にするのが妥当だろう。高級品の小型ミサイルで中型ミサイル並みの火力を出すのは少々無茶が過ぎる。またバルカンやオーラショットの高級化も怪しく成って来るし、本体に詰め込み過ぎると原作のズワァース同様に微妙な性能になる可能性もあった。そこで登場した考え方が、六本束で二つの十二本で計算している肩のミサイルを四本束の複数構成にするという案だ。もっともこれは火力を調整出来る代わりに、高速化が難しくなる部分もあった。
(一度考えを整理しよう。一番重要なのは精鋭用に限界オーラ力を上げる事、その上でライネックを順当強化する事だ。ズワァースが無理やり詰め込んだサイズと、頭の火器・股間の火器・コンバーターの火器を削って……何とかなるか? それとも手持ちで満足して腰回りも減らすべきか……。火力UPだけなら数を揃えればいいんだ、ズワァースは高機動でナンボだしな)
ここで暗算を忠案して、メモに数字のみを書き込んでいった。
ライネックのミサイルは2(6+2)=16。仮に肩を減らす代わりに、腰を四本にして両手に四本ずつ持てば、2(4+4+4)=24と成る。弾数ならば以前より増えているし、コンバーターの改良分だけ高速化するだろう。原作のライネックの段階で限界オーラ力は高かったので、精鋭が使う分には問題が無くなる。あえて言うならばスリム化するために肩の構造を変えるかどうかだ。
(違うな、重要なのはそこじゃねえ。このオーラバトラーが何をするか、何のために生まれたかってことだ。高速機動で戦場をかき回す? 高速で突っ込んで戦艦を落す? それとも聖戦士の前に現れて戦況を個体化させる? その内のどれに絞れば実現出来る? あるいは可能な限り追及すんのか?)
ゼットは計算式を途中で中断させ、メモを真横に矢印を描いた。
戦場を両断する流れ星、現れるや選んだ敵を蹂躙し、目的を果たして敵を尻目に去っていく魔王。そんな役どころに相応しいオーラバトラーに仕上げることが重要ではないかと思い至ったのだ。全てはオマケに過ぎないし、そんな機体が役目を無事に果たせば目的など勝手に達成できてしまうだろう。
(重視すべきは戦線突破できる機動力。次いで瞬間的に戦略目標を沈めるだけの火力。あるいは聖戦士を足止めし、心胆寒からしめる脅威度ってとこだ。ならライネックがズワァース並みの移動力で突っ込んで来れば十分問題ない)
その考えに行きついた時、何を基準にすべきかがピタリと嵌った気がする。
コンセプトに沿って設計するというのはまさにこのことだ。ライネックが持つミサイルの攻撃力ならば、戦略目標を叩くことは何の問題もないだろう。先の戦いでバス・トールを駆るガラリアはゼラーナを落とし損ねたが、仮にライネックが高速で飛び込んで居たらミサイルの集中攻撃で撃沈する成り大破させていたはずだ。そうしなかったのは単に、ビランビーベースの限界でありトッドが操った一号機は鈍足でも問題ない火力仕様であっただけである。
(両肩に六本ずつ、出来れば手持ちのランチャーをズロンに二丁ほど置く。代わりに腰は要らねえ、安定して回り込む為に機動力補助のパーツを付ければいい。量産機のビアレスやライネックはその辺省いて、必要なら予備兵装吊るさせることにしてるしな。この基準でフレームそのものは生産すればいいんだ)
原作と同じ部分と部分、ゼットの思考は段々と整理されていった。
原作におけるライネックとズワァースの良い所を合わせていき、自分で設計した第三世代機としてのビアレスやライネックに関する生産計画を合わせていく。
(量産機では持久戦用に大型オーラバルカンにしてるが……瞬間火力が重要なら原作通りのオーラショットか? 必要なら右手分……待てよ、備蓄を焼き払う作戦を考えたらレプラカーンのフレイムランチャー付きの腕もいいな。数が問題だが、数発でいいなら問題はねえ。頭はやっぱ要らねえな、誘導装置作れるならミサイル誘導レーザーって手もあるんだが)
最初、ショットに対する説明用とデータ検証用に一号機のパーツは作った。
だから右手と一体化したフレイ・ボムはあるし、シールドと一致化したオーラショットもある。その後にバルカンの方が良いのではないかと変更したので、バーンの元には持っていかれていない。ライネック仕様にしたトッド用の一号機に付けてもいいし、ガラリアが戻ってきたらバス・トールに付けても良いかもしれない。
(これで何とかズワァースも設計出来たな。実際に作るかどうかは別にしてスッキリしたぜ。後はダンバインがこっちに来ても迎撃できるようにするか、ミの国だったら援軍として送るかどうかの選択ってとこかな)
こうしてここ暫くゼットを悩ませていた問題が解決を見せた。
ミサイルの開発はまだだし、ビアレスの量産も計画にGOサインが出たばかりだ。しかし問題が一つずつ解決されていくことは、心を落ち着かせて前向きになった気がする。
(とはいえ、このまま計画を進めるだけってのも芸が無いよな。ほっとくと全部ショットの奴に功績を持っていかれちまうし、場合に寄っちゃ予備機はクの国へ送るとか言われかねねえ。俺の方でも計画書を出しとくか)
落ち着いたところでゼットは羊皮紙と下書きの板を取り出した。
内容はビアレスとズロンの量産に関するもので、関連する強獣狩り部隊へのドラムロ供給に始まり、今後にどんなペースで製造するのが良いか『複数案』と『推奨案』を載せておく。幾つかの候補は存在するが、開発元であるゼットとしてはこの案を推すという物である。
(今回も三機構成で検査し合いながら生産するとして、一機目は相互比較が終わったらさっさと仕上げる。残り二機を試験用に回して、クの国に届けるのは次の生産分からにすべきってとこか。ビショットを警戒しているなら『一機ずつ丁寧に仕上げている』と思わせるのは効くだろうしな。その上で一号機を参考に第三世代の後半用にライネックを仕上げるための一機、これは装備を組み付けるだけだから直ぐに仕上がるので戦力にはなる。もう一機はバス・トールを参考にしたことにしてパーツを削って、本陣や補給拠点を叩く強襲用の機体としてズワァースを試すか)
板切れに主題として、今回思いついた案をメインに据える。
普通に三機仕上げて戦力化する案や、その内の一機をクの国へ贈り物兼練習機として輸送する案などを並べ、今後の技術発展とスムーズな戦力拡張のためには、試験機二機を用意するのが良いと自分の案を補強した。その場合は次期計画からクの国へ一機、オーラ試験の三号機がデータを残した場合に限り更に一機を試験用にして、前線には残る一機を送るという計画を連ねておく。その上で、ドレイクがこれまでと全く別の案を持つ場合に備える。
(その上で仮に聖戦士を召喚する場合は、三機全てをビアレスとして量産する可能性もあるからな。その場合はドラムロを使い潰させるつもりで訓練機にして、ビアレスに乗り換えるのはその後が正しいと思うって事にしとくか。いきなり最新鋭だとチヤホヤされて舞い上がるからな……仮に有望な奴が一人か二人だったらビランビーで良いわけだし、原作よりも有利な状況だったら召喚する理由も薄いしな)
ゼットはショウ・ザマたち三人の例を参考例とした。
彼らはいずれもコモンよりオーラ力が高いが、空中戦の得意なトッドより、格闘経験のあるショウの方が強い戦士に育った。しかしギブン家に寝返ったことを踏まえて、厚遇するとしてもジックリ段階を踏んで育てた方が良いと意見を添えたのだ。もちろん現段階でそんな案は出ていないので『仮に召喚するならば、ビアレス三機生産の順位が上がる』とした上での記載である。
(この案に補強をする意味で、後期型ドラムロの生産に合わせて、パイロットの保護機構でも組み込んどくかな。パラシュートみたいな働きを持つのがあれば、消耗戦に移行した場合にドレイク軍が有利になるって説明も加えときゃあ納得するだろうよ)
ゼットは傍証としてせっかくの地上人でありながら、早い段階で死んでしまったトカマク・ロブスキーの件を上げた。彼の事を参考に、せっかく召喚した地上人が死んでは元も子もないので、装甲が厚く中身を弄り易いドラムロに保護機構を組み込む事も合わせて提案したのであった。
という訳で、『アの国』における重要イベントが近づいています。
とりあえず有力領主であっても配下であるドレイクは此処が正念場。
ゼラーナ隊も序盤でも最も関与できるタイミングになるでしょう。
●クの国
友邦であり、スパイを送ってきたりと卒のない国。
ビショットの手腕を感じさせます。原作でも「なんか読み合い上手くない?」と政治手腕は凄いという感じでしたね。
というわけで新型を供給する約束はしてるけど、決定的な技術は渡さない感じです。
『本作におけるズワァース』
敵陣・補給拠点・戦艦などに強襲する機体。としてコンセプトを設定。
壁役を振り切ってポイントに到達して、全火力をばらまく機体になる予定です。火力不足になるのを、ダーナ・オーシーからパクったミサイルランチャーで補う予定。