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「見事だ。ビアレスを完成させた事もだが、機械の館を守り抜いたこともな」
「いえ。取り逃がしました。それに戦死者が居ないわけでもありません」
「戦いとはそういうものだ。だが戦死者の忠義は忘れまい」
「そうしてやってください」
ダンバインの機械の館襲撃事件は失敗に終わった。
機体は損傷して撤退、本命だったフォウは目標の遥か手前で爆散。対空砲を操っていた少数の兵を巻き込んで終わった。ドレイク・ルフトはビアレス完成にかこつけて機械の館で過ごす時間を延長し、館を守り抜いたゼット・ライトだけではなく他の者たちにも声をかけていったという。
「ミュージィ。お前の弟は残念であった」
「……ピピは私の陰に隠れることを良しとしませんでした。それが全てです」
「すまねえな。俺が対空砲なんぞ改良しなければよ」
「それを選んだあの子の責任ですもの」
ミュージィ・ポウの弟ピピは、ニーの爆撃に巻き込まれた。
三連オーラバルカンを連ねた対空砲、ビルケナウ・ユニットを持ちだし、何時までも姉の縁故で引き立てられるわけにはいかないと砲撃を試みたのだ。その結果、特攻状態にあったフォウの爆発に巻き込まれたということである。ポー家の者は組み上げ中のビアレスを輸送する役目を与えられていた。それが終わった後で、ワザワザ戦うために戻って来たのだからミュージィの言う通り自業自得であろう。
「そうだな。だが無駄ではないぞ。ギブン家の所業は知れ渡る。ダンバインを……仮にゼラーナが無事であったとしても、エルフ城の援軍として呼ぶことはあるまい」
「ありがとうございます、御屋形様。あの子も浮かばれるでしょう」
(これでフラオン・エルフは終りだな。ラウの国も二の足を踏む)
ギブン家の策謀が知られた後で、間髪入れずにラース・ワウを襲撃。
そこで小さな砦や貴族の館程度なら大炎上する様な爆撃を仕掛けたのだ。実際の背景は別として、その悪逆非道はフラオン・エルフや他国の人々に伝わってしまっているだろう。『次はおそらくエルフ城だぞ』と焚きつけたフォイゾン王が見捨てることは無いにせよ、このタイミングで十機ものボゾンを送って来ることはありえまい。それこそ宣戦布告ないしの奇襲であり、しかもその国の貴族を操って大火災を引き起こそうとしたなどと言われてしまうからだ。
「ゼット。お前の献策通り先王陛下の墓所を訪れるとしよう」
「覚えておられたんですか? 忘れられて構いませんのに」
「有効な策ではある。それにあの方に世話になったのは確かだ」
ドレイクは手を上げてミュージィを下がらせると難しい話を始めた。
ゼットは小ネタとして言ったものだが、人の心だとか尊厳を利用するものであり、騎士道的にはあまり褒められたものではない。だが確かに有効な策なのだ、勝利を目指すと同時に大義名分を重視するドレイクにとってはうってつけなのだろう。
「ラウの国のボゾンとやらをお前はどう思った?」
「ドラムロを簡略化した上で、覚えている者も多いガッシュで補強。実に大国向きの機体だと思いますね。『フォイゾン王が満足するまで作らせた』、最初の生産命令で終わらせるべきだと思います。雑兵でも大軍相手に長引かせると、精鋭すら何もできずに負けるって歴史が地上でも山ほどありますから」
ドレイクの質問にゼットはまず性能面を重視して答えた。
ドラムロよりは弱い、しかしガッシュという
「ビアレス程の機体でも難しいのか?」
「最初は連戦連勝。しかし撃ちまくられたら近寄れない。終わりですね」
「それは旨くないな。戦うならば最初の段階で終わらせるべきか……」
「おそらくですが前線にある砦への配備、本城を固めるための配備、うちのアレと同じ物をどこかで建造。その作業量を考えれば、最初だけならそれほど多くはないんじゃないかと思いますね」
ゼットの予想に対してドレイクは渋面を浮かべた。
ラウは大国であり、ドレイクはアの国を掌握している途中。つまりどう考えても初期戦力は敵の方が上なのだ、そして長期戦に突入してしまうと国力と生産設備の差で圧倒されてしまう。ドレイクは全ての領民から慕われているわけではないが、フォイゾン王はラウの国を治めて久しいのだから。
「ぬ……ラウもアレを建造すると……」
「こちらが思いついたんです。同じことを考えると見るべきでしょう」
「それもそうか。儂が考えることはフォイゾンも考える……何か手は?」
「いっそナの国に国書でも送られたらどうですか? どうせラウも送って同盟を持ち掛けてます。ナの国好みの政策で、ラウには絶対できない提案をこっちから持ち掛けるんですよ。向こうの王様がドレイク閣下の提案に好意的であると、フォイゾン王やラウの重臣にちらつかせるだけでもいい。それで長期戦を諦めると思います」
大戦艦をラウの国でも建造する可能性が高い。
その予想を聞いた時、ドレイクは実に嫌な顔をした。自分が切り札に思っていることを看破されたり、そっくり同じことをされていると思えばこうもなろう。先ほども言ったがラウの方が国力が上、何をやっても苦しいとなれば苦笑どころではない。
「ナの? シーラに、あの女に這いつくばれと?」
「こっちが有利な政策を、あっち好みに話すだけですよ」
「そんなに都合が良い話が……数を抑えよというのか?」
「ええ。ニー・ギブンにカ・オスの如き所業を見た。これ以上は悪しきオーラ力を拡散させてはならぬ。今後は何年かに一度、それぞれの国が持つ少数精鋭で、死んだとしても騎士だけが死ぬ戦争をしよう。騎士たちが聖戦士を目指し、己の魂を磨くような戦いで決着を付けよう。そのためには多くのオーラマシンですら捨て、強獣やカ・オスの輩から民を守るための数だけに絞っても良い。と提案するんでさあ」
それはある種の詐術であった。大嘘吐きの所業と言ってもよい。
性能重視で次々にオーラバトラーを生産しているドレイク軍が、『少数精鋭で決着を付けよう』とか『それを戦争のルールにしよう』と言っているのだ。そしてラウの国は数を重視するオーラバトラーを作っている。今から切り替えて間に合うとは到底思えない。そして何より、どこにも戦争行為そのものを否定はしていないし、オーラバトラー全てを捨てるなどとは口にしていないのである。
「はっはっは! ラウの主力はドラムロ以下、こちらはそれを上回る新型! それで少数精鋭の勝負を要請するのか」
「ナの国の王様……この場合は女王様は乗るでしょうよ」
「そうだな。しょせんは海の向こうの出来事ゆえな」
「それをラウの重臣が聞いてしまうわけです」
もしこの話が現実になった場合、ラウとの勝負は逆転する。
性能差で圧倒するドレイク軍が数を揃えるための機体に負けるはずがない。もちろんラウがこの話に乗って来るとは思えないが、同盟相手にと恃んだナの国が変節していると聞けば方針を悩むだろう。ナの国から見れば海の国の戦争が小さくまとまってくれるならば別に構わないのだ。ドレイクの事を信じるかは別にして、その話を好意的に受け止めるのは確かであろう。
「となれば手土産が必要だな。ドラムロでは足りまい」
「ラウもボゾンを提供してるでしょうからね。ビランビーとセットにして、大戦艦の建造合戦になってしまっているという話でよいかと。ナも必要と考えるなら構わないのでお持ちください、フォイゾン王を戦争から翻意させるにはそのくらいの戦力が必要でしょう。というところですかね」
誠意を見せることで戦犯をフォイゾン王に押しつける作戦だった。
戦火を拡大させるのは彼であり、ラウの国が今回の一件を企んだ張本人というわけだ。実際に大戦争が出来るだけの準備を整えているし、それが国王としての才覚ゆえだったとしても、釈明の使者と戦争回避の調停を行っているのはドレイクの方なのだ。どちらが怪しいかは火を見るよりも明らかであり、どこにドレイクの野心があったとしても、フォイゾン王の方が大きな影を落としているという訳である。
「それは認めよう。だが本当に仇と成らぬか?」
「どうせ向こうもボゾンを元に新型を研究しているでしょう。オーラマルスや増幅器の研究に限界があるならば、どこも性能の到達点は同じです。ラウに関しては時間が我々の味方。ナの国に関しては『ナの国を守るための海』がむしろこちらの味方になるでしょう。まあ戦わないのが一番ですがね」
ドレイクの質問にゼットはビアレスやライネックを基準に答えた。
もはやドラムロやビランビーを提供しても相手にとって技術が上がる事は無い。どうせそのくらいの水準には達しているだろうと告げる。そして今の新型を見せる事は好意であり、戦乱が大規模化しないように調整を頼むのはナの国の国益に叶うのだ。ラウが『ドレイクは野心家で攻めて来る。ボゾンを提供するから大量生産してくれ』と主張する事と、どちらに正義があるかは比べるまでもない。重要なのはその事を『ラウの重臣』が聞いてしまう事であり、彼らの意見でフォイゾン王が短期決戦に切り替える事なのだ。後はナの国と戦う事を避けても良いし、広い国土の『何処を攻める=守るか』を悩ませても良いのである。
「良かろう。あくまで一案としてだが覚えておこう」
「そうしてください。他の案と比べて一番良いと思ったらどうぞ」
「他の者の意見を差し置くなどありえまい。お前から聞くのは性能くらいだな」
「それもそうですね。ではトッドが乗っているのは第三世代後半用、短期決戦用の攻撃機を研究する為のものです。ガラリアが乗っているのはバス・トールをビアレスで作り直した、目的地を制圧するための強襲機……海賊退治に船を落とし、海賊砦を直接落すビアレス・マリーネってとこですな」
最後にここで相談した事実の代わりに、ビアレスの件を終わらせる。
性格には比較しながら製造していた残り二機分を元にした二機の試験型である。肩にミサイルを持つライネック仕様と、身を軽くして多様な装備を付けたズワァース仕様に関して話をするゼットであった。
(ミサイルは完成してねえから作ってねえが、三号機で得られたオーラ操作もビアレスで確認できた。ライネックもズワァースもやろうと思えば作れなくはねえ。ガラバは大枠だけ作って、ズワァースでオーラを使ったノズル操作を試してから作るべきかな)
ゼットはドレイクに説明しながらこの後の計画について思案を馳せた。
ビアレスではクローを操ったり防御用に集中させるくらいであったが、第三世代に後半になれば剣に集めて斬りつけるほか、ノズルを操って機動性を上げることも可能だろう。その上でドレイク向けの情報のみを話し、今は秘匿しておくべき情報は後回しにして伝えておくのであった。
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「ゼット様。次の戦いは私も挑みたいと思います」
「エルフ城攻めに? おめえの思うような戦いには成んねえぞ」
「分かっております。ですがピピの為にも、いえ、私自身の為に!」
「俺にそれを止める権利はねえな。ショットがいいっていうならいいぜ。……オーラ操作の最終段階、超過駆動の実験の為と言えばショットなら食いついてくるはずだ」
ドレイクが去った後でミュージィが話しかけて来た。
思いつめておりゼットはそれを止めるべきか悩んだが、彼女の弟が死んだ理由が自分の楽観にあったことを思い出した。その上でショットが駄目だというなら諦めろと言ったのに、ショットを説得するための方法も同時に教えてしまう。
「超過駆動……ですか?」
「死にかけた奴が限界を超える事があるだろ。俺はハイパー化って呼んでる」
「死にかけた者が行う超越能力。それをオーラマシンで行うのがハイパー化」
「筋肉やハラワタには制限があって普通の奴が無理してやると、限界を超えて死んでしまう。だから死にかけた奴は無意識のうちに最後の最後で試す訳だな。だが技術者として俺はそれを制御したいと思った。ただし味方を爆発させて殺す気は無いからな。そして三号機ではそれを複数のコンバーターで代用し、制御する装置を作ったってわけだ」
ゼットの説明に対してミュージィは何となく頷いた。
生命の活動を例えに出されればそれなりに理解できるし、それらを取り入れたのがオーラマシンだとショットからも聞いていたのだろう。だからゼットは順を追って、危険でよければ誰もが使えるが、技術者として制御したいのだと説明していく。
「三号機の制御装置……音ですのね」
「正確には違う。それを理解して、コンバーターの個性を理解できる者だ」
「私……。ゼット様。もしかして、わたくしのことでしょうか? 私が……」
「そうだ。お前さんが最後の鍵だ。人間には足は早い奴、頑丈な奴、歌が上手い奴、軽業が得意な奴とかみんな違っている。そいつらの力を『少しずつ』借りてるのが三号機なのさ。だけどそれぞれのコンバーターが最大の力をいつも発揮してるわけじゃない。楽器のように波がある。そして複数のコンバーターが奏でる音が音楽を奏で、その全ての最大が一致する僅かな時間ってのが存在してるわけよ。普通の人間にはこれを理解できない、だがお前さんは理解できる」
ミュージィは音楽家であり、オーラマシンのパーツの音を聞かされていた。
それぞれが強くなった時の音、低くなった時の音を聞かされて、どうしたら強くできるか制御できるかを尋ねられていた。そこで終わったと思っていたのだが、まだ『先』があるらしい。つまり今までの仕事は序章であり、これから第二章、第三章へと続くのだろう。
「それぞれの最大の力を理解する……」
「最大の時間が重なる僅かな時間、その時に攻撃する」
「最大のオーラで、私にしか使えないオーラマシンの力」
「それが最大稼働、超過駆動の一歩手前。理解できるだけで、てめえは聖戦士でも強い奴の力と同じだけ能力を引き出せる。そして機械を自ら操って、壊れない力で補強し、届かせる力で導き、倒すための力を最大級に高めてぶつけるのが超過駆動……ハイパー化だ。ただし機体が危険なので、実験ではオーラキャノンを使う。アレは武器じゃない、聖戦士の中の聖戦士の力に達する。そのための安全弁になる」
ゼットは言いながら地面に簡単な絵を描いて行った。
波長を示す山成りの線をその場に描き、その上下に別の波長を示す山の違う線を引く。二つの線の最大が重なる僅かな期間。この時に攻撃すれば、聖戦士の中でも最大の力を持つであろうショウと同じ力を得られるという。そして自ら調整することで、壊れないようにして最大の力を更に押し上げ、命中や威力の補正を上に修正して攻撃するのが超過駆動。そんな力を放っても壊れないように、死なないようにするためにオーラキャノンに載せて放つのだと言い切ったのである。
「そ、そのような力を私が御せるでしょうか?」
「出来るかじゃねえ。やるんだよ。てめえにはできる。三号機が付けてるのも、専用のウイングキャリバーが付けてるのも対空砲だ。それは普段、ショットを守るために使いな。そして『相手を倒したい』とか『ショットや弟の名前をバイストンウェルに響かせたい』、そう思った時に少しずつ機械を弄っていく。その時に音を漠然と聞くんじゃねえぞ、音楽を作れ。複数のコンバーターで音無しの曲を奏でるんだ」
生態パーツの駆動を音として捉え、曲として編み上げろ。
それこそがミュージィを専属パイロットとして選んだ理由であった。原作では才能があったからショットは戦士に仕立て上げた。だが音楽性を持っていたメカデザイナーを知るゼットは、音を操る機体として三号機を用意。この世界で優位何時の音楽家という特性を持つミュージィを選んだのである。
「ピピとショット様の名前を轟かせる……やってみたいと思います」
(壊れない保険を掛けているとはいえ 無茶したら三号機はぶっ壊れるだろうな。ならいずれ完成するライネックをベースに作り直すとして、肩のミサイルの代わりに調整装置を入れとくか。そうすりゃミサイルの調整待つ必要はねえし、専用のウイングキャリバーの方も弄れるから完成度も上がるだろうよ)
ともあれミュージィは実験に納得したようだ。
機体のハイパー化ではなく、ショウがやった攻撃だけのハイパー化を目指す実験。とはいえ試すだけでも機械に負担が出ると分かっている為、ライネックを完成させつつそれをベースにキャノン機を作ろうと計画するゼットであった。
という訳でエルフ城はナレ死するでしょうけど、実験場になります。
重臣にも裏切られフラオンは半ば発狂して死ぬので、狂王の試験場という感じですね。
●機械の館襲撃
ニーがフォウに爆薬を満載して、ドラムロ用の油に突っ込んで大炎上。
ミュージィの弟のピピたち対空ユニットで戦おうとした者を巻き込んだ。
このことから、ピピ・ニー・デン事件と呼ばれたとか呼ばれなかったとか。
原作では父親がビランビーの下敷きに成ったり、兄弟は気がついたら撃墜されてた戦いと、Vガンダムからのインスパイアです。
>これ以上は悪しきオーラ力を拡散させてはならぬ
という訳で都合が良いので、この作品ではドレイクが口にします。
フォイゾン王が国力差を元にした量産計画立ててるから仕方ないね。
というかラウの国とナの国はどちらも大国だし、「浮上」が無ければシーラさまが勝って終わったんじゃないかと思わなくもありません(ドレイクとビショットが何もしない筈はないですが)。
●第三世代型オーラバトラー
各種パーツの研鑽が終わり、最新のパーツを組み付けたもの。
そこにオーラ力の制御を加えたものが第三世代と言える。
『ビアレス』
分割型コンバーターにフレイボム、腕に大型バルカンを装備。
アの国仕様は長剣装備、クの国仕様はトマホーク二丁という差がある。
本来ならばレプラカーンの登場時期であり、原作よりも発展速度が速い。
「グルビデンス」ビアレス騎士用
騎士など精鋭用で正副四つの分割コンバーターで限界オーラが高い。
腰に弾薬ラックがあり、腕の装備が変更可能。フレイボムの代わりにオーラキャノンを背負っているなど、癖の強い機体に仕上がっている。
「次世代試験型」一号機。ビアレス・アタッカー
いわゆるライネック仕様で、肩にオーラランチャーを搭載。
フレイボムの代わりに大型クローと攻撃機としての仕様になっている。
バランス型のビアレスでは戦線が膠着すると予想されているので、突破戦を仕掛けるために少数が量産。比較的安価な事も含めて後のライネックに繋がる事になる。
「次世代試験型」二号機。ビアレス・マリーネ
いわゆるズワァース仕様で、軽く作られ短期決戦用に調整されている。
右腕は選択装備で、左腕はシールド付きの三連オーラショット。コンバーターはフレイボムのままだが、横移動用の副コンバーターが付いているのはグルビデンスと同じ(後にオーラによる調整が可能になり、ノズルとなって小型軽量化する)。
『ビランビー試験型』三号機、ビーオーラ
正副の分割コンバーターで、専用のウイングキャリバーであるビーブロスにもコンバーター。とオーラに関する計測機器と調整装置を運用するための機体。腕には三連バルカンだけと火力は高くないが、専用ウイングキャリバーにも三連バルカンがあり対空性能が高い他、合体時専用のオーラキャノンでゼラーナを上回る砲撃が可能。
この機体での成果は第三世代機に活かされており、ハイパー化実験による超攻撃技(ハイパーオーラ斬りなど)の原型機となった。集大成として第三世代後半にライネックで作り直され、ライネック・キャノンとして戦場で畏れられる機体になる。