気が付けばゼットだった件   作:ノイラーテム

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原作との乖離開始

『ゼット式KAIZEN』

 

 原作始動前にゼット・ライトは『機械の館』の組織運営を改めた。

 

ショット・ウェポンが立ち上げて徐々に大きくしていった工房であるが、それを受け継いだ後に複数の責任者に分けた部門式とし、手工業とそれを統括する大物工程に分けたのである。これは専門化による技術向上であると共に、諜報やテロとして送り込まれたガロウ・ランや、一部のミ・フェラリオや『協力者』への対策である。この時期に改革を行ったのは、原作においてこの時期までは協力者たちが好きに動けたのが大きい。

 

ゼットはこの事で上意下達的な指導力を失っているが、代わりに研究の為に費やす時間を得ている。ある意味でショットの後追いとも言えなくはないが、現場で働いていたゼットと研究者であるショットでは理解力と応用力が違った。少なくともこれより機械の館の生産力が増え、ゼット独自のオーラマシンが登場することになるのである。

 

『オーラマシン関連』

 

「メギンギョルズ」

 

 いわゆる作業用パワードスーツ・軽環境スーツである。

 

とはいえ力の増幅率は大したものではなく、オーラバトラーが5の力を100まで拡大するものとすれば、あくまで5を10とするもの。その後の研究で11・12と強化出来ればよいと言う程度であった。重要なのは工場で他者とすれ違う事が出来る事、オーラバトラーの組み立てが簡単になる事であった。

 

「作業用ピグシー」

 

 原作で登場したピグシーの派生機、いわゆるフォークリフト。

 

ピグシーは馬のような運用でバッタのような形であるが、これは地に足を付けて爪を上げ下げしたり、クレーンをその場に立ち上げるタイプである。上記のメギンギョルズでは難しい、オーラシップ用のパーツを持ち運ぶために数台のみ用意された。

 

「ビランビー改/ギ・トール」

 

 ビランビーの重装甲型派生機。スーパー仕様とも。

 

プレイステーション版の記憶を基に構成されているが、両腕に付ける装備が変更可能な点が異なる。甲殻系・甲魚系の装甲を増やしたために本来は高速で移動できるはずのビランビーが鈍くなり、重装甲仕様の試験用機となり訓練生が白兵戦や防御を身に着けるための機体として、ドレイク城の護衛用も兼ねて少数のみが保存されることになる。

 

「ビランビー改/バス・トール」

 

 ビランビーの軽装甲型派生機。リアル仕様とも。

 

原作のバストールに相当する機体。軽量な蜂系のパーツのみで構成され、甲殻系・甲魚系の装甲を追加していないことから華奢な姿をしている。武装はビランビーのオーラショットやオーラランチャーと共通となるはずであったが、片方をドラムロ用の試作型三連機銃へ変更することになっている。基本フレームから変更していないため、重量からくる推力比以外(役に2トン違う)は原作のバストールほどではなく、カスタム性はないがデータ共有しているために後の改良・量産が容易になっている。

 

折りたたまれし魔法の船(スキーズブラズニル)

 

 構想段階の工房艦でナムワンの龍骨を使用予定。

 

最大の特徴はゼットが機械の館で培った経験を活かし、必要な機能を拡張して盛り込んだことである。後にドレイク軍は撤退するフォイゾン王を追い掛けたり、『浮上』によって総旗艦ウィル・ウィプス内部へとなし崩し的に工房を移すことになる。本艦はそれを踏まえて、内部工房に関する技術を集めるための試験艦でもある。なお、この船は装甲を展開して内部構造を外に出せる為、飛行甲板の様に作業台を用意したり、オーラバトラーやウイングキャリバーを持ち上げて修理・改装を行える計画である。

 

『共通武装』

 

 9メット前後の機体の為に用意された共通武装。

 

「五連装オーラランチャー」

 

 使い切り型の火力が高い射撃兵器で、いわゆるロケットランチャー。単発撃ちで五回使用する事も出来るが、たいていの騎士は同時射撃で使用する事から、攻撃力は非常に高いが乱射出来ないので射撃戦を好む者からは不満に思われることもある。

 

「四連装オーラショット」

 

 弾倉型の詰め替えが可能な射撃兵器。最も安定した武器。7mであるダンバインの物とはサイズが違い、鹵獲して用いれないようになっている。

 

「三連装オーラバルカン」

 

 弾数重視の連射兵器で、いわゆるマシンガン。牽制用と継戦用を兼ねており、ドラムロ後期型の腕部に搭載されている物と口径を共通化している。ビランビー系の射撃兵器に継続力の不安を感じた者が多い事から、本武装の採用となった。

 

「試作型二連装オーラバルカン」

 

 火力と弾数を兼ねているが、二か所の装備位置を使う大型マシンガン。試作型は両腕に装備して同時使用するが、後継機に盛り込む際は両肩・両足など本体設置用で、一門ずつ二か所装備する計画になっている。弾の共通化と威力の確認を行う為の存在以上ではない。

 

「試作型単装オーラキャノン」

 

 火力と射程を兼ねた、単発撃ちの対艦兵器。盾を持たずに使用するか、邪魔になったら投棄する前提で製造されている。これも後継機に盛り込む際の試作用で、弾の共通化と威力の確認を行う為の存在以上ではない。

 

「計画段階の品」

 

 追加装備には出来ない大型オーラショットクローや連装ショットクローに、弾の構成が全く不明なオーラライフルなど。企画書に載っている以上の存在ではない。なお、ゼットの中の人はシールドに武器を仕込む事に否定的である。




 今回のオマケコーナーは、原作と乖離し始めた部分になります。
機械の館が整理されて、一見しただけでは分かり難く、情報の持ち出しがやり難い。
ビランビーの派生機が出たり、武装の共通化で整備とか補給がし易いようにする話ですね。
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