元一般人、妖術師達の戦争で敵側ヒロインを襲い犯し奪い、褒美としてヒロインを抱きまくる、略奪ハーレム、現代バトル、主人公最強、現代ファンタジー 作:三流木青二斎
三十分程前。
屍人骸と別れた直後の事。
妖術師や妖を順序良く倒し、移動を開始しようとしていた最中。
「ふぅぅ……ぐふっ、儂の家を此処まで……此処まで壊すとは」
龍桜尾が白い着物を着込んだ、肥えた男が呑気に歩く様を見ると警戒する。
他の妖術師は、その男の登場と共に委縮し歩みを止めない様に道を開けていた。
「許さぬ……ふぐぅ、絶対に、許さんぞぉ……」
肉体に蓄積する怒りを彷彿とさせながら、大きく目を見開き充血させる。
「ふぅ、ぐふぅ……生意気な顔を歪ませてやる、尻の穴が機能せぬくらいに、……おしおきしてやるぅ、ぐふぁッ」
そして、下半身も充血させながら、その男は興奮していた。
自らの財産とも呼べる屋敷を敵組織に破壊され尽くされた。
多くの犠牲を費やし、その結果が敗戦に近い状態。
だが……その男は、蟲翅彪は一種のプレイの様に興奮が冷めぬ様子だった。
彼は待ち侘びていたのだろう、如何に生意気な姪っ子を屈辱の末に伴侶として股を開かせるか。
恥辱を噛み締めた状態で自らの身体を差し出す、最適な状況下を待ち侘びていた。
それが、自らの妖術師としての家系が崩壊し得る状態であろうとも……それも仕方なしと、蟲翅彪は思っていた。
何故ならば……如何に多くの犠牲を出そうとも、己一人が生き残れば蟲家は滅びない。
それ程の自信と慢心、他者を歯牙にすら掛けない強者としての自信。
「……蟲家棟梁で、宜しいか?」
龍桜尾は相手の姿に話掛けると、蟲翅彪は妄想の世界から現実世界へ引き戻される。
「ふぅ……ぐはぁ……ま、一先ずは、……斥けてやろう」
そして、視線が周囲の有象無象に向けられたと同時。
……蟲翅彪の肉体が妖力によって強化され、膨張していく。
「戦闘を続行する、踏ん張り時だ、斃すぞ」
龍桜尾が周囲に命令を告げると共に妖術を使役。
『鱗紋・滄溟群』による妖力を魚群に生成。
連戦に次ぐ連戦で龍桜尾の妖力は三分の一にまで減少している。
生成される『滄溟群』は約300体程だが、贅沢を言える状況ではない。
自らの残された手札で戦う、それが妖術師としての矜持である。
「『蠱胞』―――『
同時に、蟲翅彪の妖術が発動。
その妖術は、昔ならではの意味合いを持つ蟲としての力。
ある種の先祖返りであり、その肉体は獣の姿へと変貌する。
蟲家は醜く蠢く蟲が主流となる妖術師が多い。
唯一蟲翅彪は「蟲」本来の由来である「動物性」の妖術に開花した男である。
蟲家で随一の醜さを誇る彼が変化する妖術『蠱胞・毛蟲』。
別名『黒毛白虎』は水墨画から飛び出たかの様な単調な色彩故の美しさを誇る妖術として一番の芸術性がある力である。
肉体を獣と同様の能力に変え、白と黒が混ざる巨大な虎と化す妖術。
俊敏性、殺傷性、獣としての本能、それらが合わさる蟲翅彪の躍動。
戦禍が勃発する。
「『
龍桜尾の妖術『滄溟群』を攻撃用に転じた技を使用。
『鱗紋』によって生成された『幽魚』は『咬威』と『竜鎧』の二種類の妖術を扱える。
『幽魚』は妖力で構築された妖である為、妖術を使用した後に消滅する。
龍桜尾は黒毛白虎に指を向ける。
それに合わせて『幽魚』が肉体を『咬威』に変換させながら射出。
肉体を容易に抉る穿孔が放たれると同時、着地点である黒毛白虎は地面を蹴り上げると共にその場からしなやかに移動し回避する。
廊下の壁を破壊し、別の部屋へと移動する黒毛白虎。
姿が一瞬でも視界から消え失せると、生物が発する微かな音さえも聞こえなくなる。
「……全員、班になって散らばれ、『竜鎧』を使える者は前に出て展開しろ」
廊下を占領していた妖術師達はその言葉と共に横一列に散らばり出す。
廊下が一方通行である為、そうしなければならず、龍桜尾は兵力を分散した後、『幽魚』に『竜鎧』の使用を命じる。
瞬間、龍桜尾の目の前の壁が破壊されると、其処から飛び出て来る黒毛白虎。
細長い牙を剥き出しにしながら龍桜尾を噛み付こうとするが、『幽魚』の『竜鎧』を展開し、黒毛白虎の攻撃を防いだ。
「さぁぁかなっ、ごときがッ」
黒毛白虎が憤りを浮かべながら叫び出す。
現状、将の首をいち早く取れば兵の指揮力の低下が伺える。
故に、早々と龍桜尾の命を狙ったのだろうが、その予想出来る動きに龍桜尾は一手先を行っていた。
「『鱗紋・滄溟群弾咬威』」
廊下の左右に待機させて置いた滄溟群を蟲翅彪の両脇に向けて射出。
「なぁめるなッ!!」
巨体が瞬時に縮小する。
黒毛白虎を解いた蟲翅彪は脚部と腕部のみを獣化。
脚部を使い龍桜尾の腹部を強く蹴り上げると共に勢いに乗じて先程自らが空けた壁の穴から弾咬威を回避する。
再び音が消え、壁の奥へと姿を晦ます蟲翅彪。
周囲に散らばっていた妖術師達が龍桜尾に声を掛ける。
「大丈夫ですか!?桜尾さまッ」
その言葉に、龍桜尾は首を左右に振る。
当然、腹部に強い衝撃と圧迫を受けたのだ、無事では無い。
だが龍桜尾は目を凝らした状態で壁の先へと視線を向ける。
「『幽魚』の散布された微かな妖力が、かの敵将に付着している、何処にいるか姿は見える、『咬威』を使えるもの……構えろ」
その言葉と共に、相手が先に此方へ来るよりも早く。
『咬威』の妖術を扱う術師達が、壁の奥から助走を着ける蟲翅彪に向けて、流動する『咬威』を打ち放った。
龍家の妖術による龍の残影が、蟲翅彪の肉体を抉り穿った。
「死、ぬ、儂、が……こんな、馬鹿なッ」
自らの死が間近に迫り妖術師の傲慢さが瓦解していく。
絶対的な強者故の矜持は跡形も無く崩れ去り、残るのは生と未来に対する悔恨である。
死に瀕する最中、それでも尚、肉体が種を残そうと血液が集中する。
「ふ、うぐぅう……はぁっ、て、天吏ィ……儂の女ァ」
悶え苦しむ中、自身の限界を悟る男は股間を硬直させながら彼女の元へ向かう。
榊天吏が己を嫌悪しているのは分かっている。
この想いが成就する事は無い事も承知の上。
しかし、真に欲するのは姪では無く、姉そのもの。
妖術師の労いの為に傀儡の様に盛大に性に狂う姉の淫らな姿。
代わる代わる男の欲を発散させ白濁に染まる紅潮とした表情。
自分も同じ様に、愛しい姉に凝縮した愛の迸りを受け止めて貰おうとしたが。
『ああ……気持ち悪い』
蟲翅彪は拒絶された。
同じ血を持つ同胞であると言うのに、拒まれたと言う事実。
裏切られたと言う気持ち、胸元が強く狭心される感覚。
涙を流して一人静かに醜悪を磨き続けた男の執念は重い。
せめて姉の娘だけは……その処女は前も後ろも全て奪う。
そうでなければ、この人生、割に合わないとすら思い続けた。
死を迎える寸前に、姪を凌辱し孕ませる。
ただそれだけを生きる糧とし、蟲翅彪は彼女の元へ向かうのだが。
「敗ける、なんて……」
か細い声が耳元に聞こえて来る。
蟲翅彪が部屋の中に掠れた視線を向けた時。
其処に二人の男女が居るのを確認した。
屍人骸、そして後退りをする榊天吏。
衣服を強制的に剥かれた彼女は胸元を覆いながら……その表情は淫靡に満ちていた。
「……あ、ぁ?」
高潔な人間であると信じて疑わず、母親の様な人間を嫌悪し続けた純潔の潔癖主義者。
淫らによがり続けた母親の姿を見続けた彼女は、それを反面教師に成長した筈だった。
そんな彼女が、敵からの侵略に対して向ける本来の感情は憤慨と恐怖、加えて妖術師としてのプライドだろうが……彼女の表情はどれも違う。
「な。んで……そんなぁッ」
荒く息を漏らし、涙目を浮かべながら敵に対し媚を売る様に紅潮する表情。
胸元を隠す腕には力が入らず、微かに見える薄桃色の肌が煽情を湧き立てさせる。
最期まで抵抗出来る筈なのに、敗北を脳裏に刻み込んで屈服する準備すら出来ていた。
恐らく……それは無意識によるものなのだろう。
(儂のものだ、儂が全てを教え、儂が淫靡に変える、なのに、なのにッ、貴様は……最初からッ)
高潔な人間である筈の榊天吏。
だが、その裏は何とも醜いものだ。
一見綺麗に見える丸石も、裏を見返せば大量の蟲の住処である様に。
榊天吏は、姉と同じく……淫靡な女であったと言う事実。
「が、あぁあああッ!!わ、しの……女ァあああ!!」
最期に、蟲翅彪は渾身の力を振り絞り変化する。
黒毛白虎の甲高い咆哮と共に疾走し、榊天吏を襲うのだが。
その男は単純な力との勝負ならば右に出る者は居ない。
「うるせぇよ」
無慈悲な言葉と共に、屍人骸の拳が巨獣の骨を砕いた。
「さァて」
にじり寄ると共に、榊天吏は最早、成す術は無い事を悟る。
蟲家の当主の敗北は、現時点では屍人骸を斃す事は出来ないと言う事実。
これ以上の戦闘は、榊家も蟲家も尊大な被害が被る……最早、これ以上の傷を広げる事は無能の行う自傷行為でしかない。
「……ま、待って下さい」
手を挙げて静止を呼び掛ける榊天吏に屍人骸は足を止める。
胸元を抑えながら、必死に思考を巡らせて、如何に敗戦処理を進めるかを考える。
「蟲樹天同盟は今実を以て龍家に降伏します、財産も妖術の研究成果も全て献上します」
当主代理による事実上の敗北宣言。
その言葉を受けた屍人骸は首筋を指先で強く掻き毟りながら眉を顰める。
「……で?」
その疑問符を浮かべた言葉に、榊天吏は声を殺す。
(私の言葉一つで敗けを決定したとは思ってないと言う事ですか?)
敗北を認めたと言う事実、その証明が無ければ単なる口約束でしかない。
それを理解しての発言だと受け取った榊天吏は懐から携帯端末を取り出すと、それを屍人骸に渡す。
「それが、結界を解除するコードが入力された携帯端末です、電源を起動した事で電波の類をジャミングする効果を消しました、お望みならば、結界を維持する榊家の当主……私のお父様の道まで案内します」
屍人骸は携帯端末に視線を向けた後、それを無視して更に、前へとにじり寄る。
その時点で、屍人骸は敗北宣言などしても意味など無いと、榊天吏は思った。
「ま、待って下さい、私は当主代理、それでも実質の権限は私にあります、無様に殺された蟲翅彪が死亡した以上、全ての権限は私にあるんですよ?!こ、これ以上の戦闘は無意味だと言っているんです、意味が分かりますか!?」
彼女の声が響き渡ると、数名の妖術師が部屋の中に入って来た。
それは、龍家の妖術師達であり、肩を担がれた龍桜尾の姿もあった。
「兄さん、そこに落ちてる携帯端末、結界を操作する奴だって」
そう言うと、妖術師が携帯端末を回収し、それを龍桜尾に渡す。
それを受け取った龍桜尾は確認した後、結界を解除する装置である事を本物であると認識していた。
「っ、そ、そこの方々、私は榊家の当主代理、榊天吏です、今回の戦闘では私達は敗北しました、その宣言を此処でします、私財も研究の結果、妖術師達の屈服を以て手打ちにしたく……」
媚を売る様な口調で龍桜尾に告げる。
屍人骸では話にならない、と言った選択なのだろうが。
「……人骸、貴様は優しいな。その娘をまだ殺していなかったのか」
その言葉に、喉が冷える感覚を覚える榊天吏。
凍て付く程に冷めた瞳を榊天吏に向ける龍桜尾を含めた妖術師達。
「貴様は龍家を舐めた、俺の母を舐めた。許せるものか、許しておけるものか。だが……今回の功労者の顔を立てておこう、人骸、我らは結界を解除しに行く、お前は……好きにしろ」
屍人骸と榊天吏のみを残し、部屋を後にした時。
静寂が静かに包まれ、榊天吏は首を左右に振る。
「ま、待って下さい、私の力を買いませんか?この知能を以てすればより龍家の力添えになる事は間違いない、むしろ、敗北した者に対する追い打ちなど、他の術師の家系に伝われば大義名分が出来て報復が始まりますよ、そ、それでも良いんですか?ですが、私なら……」
多くの言葉を向ける。
自分を魅せる為の多くの台詞。
それを自らの口から漏らした時、何故か彼女の脳裏に過る母親の顔。
(……なんで、私は今、母の顔を。……私は、何故、母と同じ様に、媚びて)
自らの本性がなんであるのか、その片鱗が垣間見えたと同時。
「お前が出来る事はよぉ……俺に奪われる事だけだ、バカ女がッ」
そして。
その言葉に恐怖を覚えた榊天吏はその場から逃げ出そうとする。
杖を捨て、拙い足取りで逃走するが……屍人骸の腕が、彼女の後ろ髪を強く掴み込んで引き摺り出す。
「ッ、やッあっ、お、お願いっ、ッ、痛く、いたくしないでッ」
必死の懇願を行う榊天吏。
涙目を浮かべながら屍人骸を見据える表情は、これから犯される少女の顔では無かった。
自らが屈服し、心の底から敗北を認め、それでも尚、尊厳を踏み躙られる事に快感を覚える。
彼女もまた、母親と同じ淫売な娘であったと言う訳だ。
彼女の精一杯の抵抗を込めた言葉に、屍人骸は鼻で笑う。
「知った事かよ、もっと別のモン、吐き出せやッ」
がっぁ~~やめっ、ぐっぐびっッぐるじっ、ぁッが……
っあ、~~~う、ぁっ、かみ、ひっぱらなっ ひぎぃっ!
む
むり、 そんなっ入るわけ っんうううっっ
っ ~~^っぁ っ、 ?! ちっ 噛ッ
っ取れ いっ づッ~~~ッ! ぅ、っ……!
いっ ッぐっ んっぁ イ~~~ッ
あ は はっ…… っ?
ま、まってぇ…… まって、くだっ~~~っ!?
まっでっで イッ だっ ~~のにっぁ?!
も むり
ゆる、して‥‥……ぇ?
な、……んで? ごめんなさい、 ゆるし、っ~~!!!
ゆるじでっ、ゆるじでぐだざいっっ!!
バガになりまず っ なるがら っぁッ!!
ごべんなっあッ ~~っ!!
ゆるじでっでッ いっでるの、にィ ッ??!