ポケットモンスター EXCEEDS gun flame vengeance   作:テツノカシラ

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どうも!テツノカシラです!

風邪だいぶ良くなってきました!


自分は今、ケアマネジャーと言う仕事をしてるんですが、明日には復帰かな?


では、どうぞ!


高町なのは

 

 

フェリーにて

 

 

シイナは海の景色を眺めながら島からどんどん遠ざかっていくのを感じていた。

 

 

ハイドラはフェリーの席にふんぞりかえって座っている。

 

 

 

「そういえば…ドラさん。」

 

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

 

「ドラさんはさ。爺ちゃんが亡くなってからすぐに島に来たよね?どうして?」

 

 

シイナは大きな魚のフライを齧りながらハイドラに聞く。

 

 

 

 

「あぁ…島にいる知り合いから訃報が来たんだ…ゲンゾウさんが亡くなったって。だから瑞穂に戻ったんだよ。」

 

 

 

 

「え…瑞穂に戻ったって事はドラさん、海外にいたの?」

 

 

 

 

ハイドラはシイナの魚のフライを一つもらい、食べる。

 

 

 

「ああ。海外で侵略種相手に色々仕事してた。」

 

 

シイナはすご…と驚く。

 

 

「ゲンゾウさんの訃報を知ってお前が天涯孤独になったって言うから島に来たんだよ。」

 

 

と魚の尻尾までバリバリ食べながら話す。

 

 

「ドラさん…」

 

 

シイナはハイドラに対してより複雑な感情を抱く。

 

確かに彼は自分の事を本当に助けてくれようとしているし実際これまでも助けられたそのあたりは信頼できる。

 

しかし、その一方でポケモン人である事を隠していたり愛する妹であるセツナの事を異形として警戒していた…

 

 

 

 

確かに前者は言っても混乱させるだけで後者もわからなくもない…

 

 

 

だが、シイナは嘘が嫌いでセツナをそんな風に見ていたのは正直ショックだ。

 

しかし、ハイドラは5年もの間自分を見守ってくれていた上に今も本土まで一緒に来てくれている…

 

 

 

シイナはハイドラを全面的にまだ許す事は正直できない。だが、信用はできる。

 

 

 

「(今はまだそんな関係でいよう…)」

 

 

シイナはフェリーからだんだん見えてきた本土に目線を移す。

 

 

 

これからあの場所での生活が始まる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2ヶ月後…

 

 

 

シイナはハイドラに紹介してもらった侵略種駆除のバイトをしながら生活していた。

 

 

今は自身の希望でハイドラと離れて仕事のため立ち入り禁止区域にキャンプを設営し、其処を拠点にしている。

 

 

 

 

 

 

廃墟に夕闇が迫る。崩れかけたコンクリート建築の陰で小さな焚火が揺れていた。周囲には土嚢と簡易テント。シイナは慣れた手つきで銃を構える。

 

「そろそろか……」

 

視界の先、廃墟の谷間を黒い影が蠢いている。昆虫型侵略種の群れだ。数千匹が餌場へと移動している。

 

「リザードンの力を使うにはちょうどいい標的だね!」

 

シイナが背中のライフルを構える。銃床を肩に当て、ゆっくりと狙いを定める。ライフルの銃身が微かに赤く輝き始めた。体内の炎エネルギーが流れ込み、銃弾に熱量を纏わせていく。

 

「火炎放射……ではないけど」

 

トリガーを引く。発射された弾丸が空中で分裂し、炎の雨となって群れに降り注いだ。黒い虫たちが火に包まれていく。悲鳴のような羽音が砂塵に消える。

 

「ふぅ……」

 

依頼完了報告を送信しながら空を見上げる。星が瞬いていた。

 

---

 

テントの中で報酬確認のメールを開く。数字を見て思わず唸る。

 

「ヤバ!島より倍はいいじゃん!!」

 

シイナは端末で「魔人」「ポケモン人」と検索する。しかし出てくるのは一般的な都市伝説サイトばかり。

 

「一般人には開示されてないんだよね……」

 

公共資料の閲覧権限を超えたページはブロック表示されている。軍事機密や高度技術区分に該当するらしい。

 

 

「やっぱり詳しい事はドラさんに聞くしかないか……」

 

 

呟いた声が闇に溶ける。焚火の炎がぱちりと音を立てた。テントの外では夜風が砂埃を運んでくる。

 

 

「早く寝ようっと…」

シイナが目を閉じる。遠くで何かが動く気配がしたような気がしたが―それは単なる夜風だった。そう信じたかった。

 

 

 

翌日。

 

朝靄が立ち込める中、シイナは水没した高層ビル群へキャンプを移動させていた。かつての都市中心部だったエリアは現在、半分以上が海水に没している。水面から突き出した建物の頂点には野生化した植物が繁茂し、奇妙な景観を呈していた。

 

「ここのほうが見通しがいいな……」

 

双眼鏡を覗き込みながらシイナが呟く。侵略種の生態系は完全に水中に移行しており、陸地に現れるのは極めて珍しい。だからこそ今回の依頼料も高額なのだ。

 

昼食のチョコバーを齧りながら地図を確認していると―

 

突如として水面が沸騰するように泡立った。

 

「?」

 

水中から巨大な影が浮上してきた。シイナの体が反射的に硬直する。

 

「巨大ワーム型……!?」

 

水中から這い出た生物は全長30メートルを超え、胴回りは直径2メートル近くある。ぬめりのある表皮が太陽光を鈍く反射し、無数の牙が生えた口から濁った液体が滴り落ちていた。

 

「報酬額……桁違いになるな……」

 

興奮と恐怖が入り混じる。しかしシイナの視線がワームの進行方向を捉えた瞬間―血の気が引いた。

 

「待って……あのまま進めば……」

 

進行方向約200メートル先には、自分が苦労して設営したキャンプがある。テント、調理器具、そして何より貴重な記録媒体や通信機器一式が……

 

「ヤバ!?私のキャンプがある場所じゃん!!」

 

心臓が激しく鼓動する。キャンプを失うわけにはいかない。明日からの生活もかかっている!!

 

「仕方ない……ここで迎え撃つ!」

 

シイナがライフルを掴みながら後方に跳躍する。背中から蒼白い炎が迸り、リザードンの翼が展開された。両腕に纏った竜の爪が金属的な輝きを放つ。

 

 

 

 

すると自身のキャンプに人影が見えた。

 

 

栗色の髪をサイドテールにした少女だ。

 

 

 

 

 

「女の子!?なんで私のキャンプを!?」

 

叫びながら翼を広げ、急加速して接近するシイナ。しかし少女は背を向けたまま動じない。制服に身を包み、小さな肩にかかる栗色の髪が風になびいている。

 

「ちょっと!?そこの女の子ぉ!!後ろ後ろぉ!!」

 

シイナの警告が轟く寸前——

 

轟音と共に大地が揺れた。

 

巨大ワームが少女めがけて飛びかかり、巨体でキャンプ全体を押し潰そうとした瞬間—

 

「レイジングハート」

 

少女の囁きに呼応するよう光の粒子が集束していく。掌中に現れたのは赤い宝石を嵌め込んだ杖。

 

「セットアップ」

 

澄んだ機械音声が響き渡る。次の刹那、杖先から放たれたピンク色の光弾が閃光と共に炸裂した。

 

ドォォン!

 

爆発的な衝撃波が走り、巨大なワームが粉砕される。甲殻の破片が雨のように降り注ぐ。

 

「ええ!?!??」

 

シイナが着地しながら呆然と口を開ける。圧倒的な力の差—侵略種の討伐に必要な時間と火力の桁が違いすぎる

 

 

 

 

少女は優雅に振り返った。身に纏う制服の裾が風で翻る。

 

杖を元の赤い宝石に戻す。

 

「とりあえず…ありがとう…かな?キャンプを守ってくれて……」

 

シイナは思わず頭を下げた。翼を静かに畳みながら地面に降り立つ。

 

「いえいえ!これもお仕事ですから!」

 

少女はニコッと笑う。シイナは思わずあっ。可愛いと思ってしまう。

 

「ところで……どちら様?」

 

緊張した面持ちで尋ねるシイナに、少女は背筋を伸ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「国連災害対策本部危険生物対策機関『EXCEEDS』所属の調査員、高町なのはです!」

 

 

少女…高町なのはが頭を下げる。

 

 

 

シイナは一瞬フリーズしてしまう。

 

 

 

国連…? EXCEEDS?…調査員?

 

 

 

 

 

こんな小さい子が?

 

 

 

 

 

「ん?あのぉ…大丈夫ですかぁ?」

 

 

 

 

「どこの子か知らないけどさ…ここは危ないし一般人は立ち入り禁止だよ?」

 

 

 

 

「え?あ…あの!?」

 

 

 

 

シイナはなのはの肩を掴んで押していく。

 

 

なのははあた…あた…と言いながら背中を押される。

 

 

 

 

 

 

「お姉さんが送っていってあげるから帰ろうねー」

 

 

 

 

「いやいや!あのですね!私はこう見えても国連の…」

 

 

 

少女はグルっと振り返り、シイナに抗議するが、

 

 

 

「君、小6ぐらい?」

 

 

 

「惜しい!もう一つ上です!」

 

 

 

シイナは聞く耳を持たずに再び背中を押していく。

 

 

 

なのははうにゅ〜!!と可愛らしい声を出しながら押されていく。

 

 

 

「なら13歳の中1じゃん!そんな子供が国連職員とかあるわけないしー!変なこと言ってお姉さんを困らせちゃダメだよー?」

 

 

 

 

 

「あるんです!!EXCEEDSはそう言う特殊部隊的なあれで!」

 

 

するとなのはの隣を光の翼で飛んでいる赤い宝石が光る。

 

 

『マスター、身分証の提示をしては?』

 

 

 

「喋った!?」

 

 

 

突然喋り出した宝石に驚くシイナ。

 

 

 

 

「そうだ!レイジングハートお願い!!」

 

 

 

『alright』

 

 

なのはにレイジングハートと呼ばれた宝石は何もないところからモニターを表示した。

 

 

 

 

「わっ!?何これ!?すご!?」

 

 

そこにはなのはが国連の職員である証拠が記されていた。

 

 

ただ、署名の部分がアイドルのサインみたいになっている事に少しツッコミたくなるシイナだが、抑えた。

 

 

 

「国連所属になったのは最近ですが、これでも現場歴は結構長いんですよ?」

 

 

モニターが消えた。

 

 

 

 

「そんな人がなんでわざわざこんな所に?」

 

 

 

シイナが聞くとなのはがはい!と言う。

 

 

 

 

「久瀬シイナさん。一度私たちの本部にお越しいただきたくて。」

 

 

 

するとなのはの表情から笑みが消え、シイナを気遣うような表情に変わる。

 

 

 

 

「2ヶ月前の事件…勝手ながら調べさせていただいたんです。」

 

 

 

再びモニターが表示される。其処には2ヶ月前の…魔人の男が襲撃してきた事件の事が詳細に記録されていた。

 

 

シイナは事件のことを思い出し、表情が険しくなる。

 

 

最後に見た倒れていくセツナ…

 

 

 

 

「ご相談したいことがあるんです。それで本部でお話を…」

 

 

 

 

シイナは掌に炎を出す。

 

 

 

「それは何?私がZの力を持ってるから?それを手に入れたいから?」

 

 

なのはを睨みつけながら威嚇するように炎を出すシイナ。

 

 

「違います!違います!そんなわけないです!私たちは侵略性外来種の調査機関ですが、それ以上に災害対策を目的としたチームなんです!被害者のことを無碍に扱うようなことは決して!」

 

 

 

「ああ!ごめん!ごめん!言い過ぎたごめん。」

 

 

 

シイナは両手を目の前に出してなのはに謝る。

 

 

 

「今一緒に組んでる人からさ…私の持ってる力はいろんな人が狙うって聞いたからさ…それでついカッとなってね…」

 

 

 

シイナはハイドラが言った事を思い出す。

 

 

「いえ!こちらこそ。配慮が足りずに申し訳ありません。久瀬さんのその力…リザードンの力が特別なものと言う事は私たちも存じています。」

 

 

 

 

「うん…でも、お仕事頑張ってるんだもんね。」

 

 

 

 

「はい!では、あの少しお話を…久瀬さんは私達の…」

 

 

 

 

「あっ!それは無理!」

 

 

なのはが言いかけたところでシイナが止めてその場から立ち去ろうとする。

 

 

 

 

「えぇ!?」

 

 

 

 

「悪いけど私は国とか政府とかそう言う組織の人が苦手なの。

 

 

 

 

 

だから強制じゃないならお断り!じゃあね!」

 

 

 

 

「あ…あの!久瀬さん!」

 

 

 

 

なのはが止める声も聞かずシイナはリザードンの翼を展開し、靴底から炎をブースターのように扱い、飛び去っていく。

 

 

 

 

 

 

to be contiuned…

 

 




いかがでしたか?


なのはがシイナに子供扱いされてるシーン結構お気に入りだったりします笑笑


では、また!
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