結局、その後は仕事どころではなかった。
旅の話になったり、子供たちの話になったり、ルイジェルドとの暮らしを聞いたりと、他愛もないどうでもいい話ばかり。けれど、そのどうでもいい時間が、今のアイシャには何よりも心地よかった。
何度笑っただろう。何度呆れただろう。
(……姉妹って、こういうものなのかな。)
そんな穏やかで愛おしい時間が流れていた。
「そういえばさ。」
ノルンがふと思い出したように笑う。
「兄さんはどう?」
アイシャは苦笑した。
「……ぎこちなかった。」
「ぎこちない?」
「うん。私の視界に入るように、ずっとうろうろしてるの。」
「え?」
「意味もなく通りかかったり、咳払いしたり、『今日は天気がいいね』って言ってみたり……仕事があるはずなのに、また戻ってきたり。三回も。」
「ぶっ!」
ノルンは思わず吹き出した。
「何それ! 兄さんらしいね!」
「本人は自然にしてるつもりなんだろうけど、全然自然じゃないの。わざとらしすぎ。」
「ふふっ。」
「私も流石に笑いそうになっちゃって……話しかけたいなら普通に話しかければいいのに。遠回しすぎるんだよ、お兄ちゃんは。」
「兄さんは昔からそういうところあるよね。」
「ある。」
二人は顔を見合わせて可笑しそうに笑った。
「でも。」
ノルンが少しだけ優しい顔になる。
「心配だったんだろうね。」
「……うん。」
その一言には素直に頷けた。
心配してくれていた。怒っているだけじゃない。どう接していいか分からなくて、それでも放っておけなくて、何度も足を運んでくれたのだ。
そんな兄らしい、不器用でまっすぐな優しさ。
(……嬉しかったな。)
その気持ちだけは胸の奥にしまっておく。わざわざ口にするのは照れくさかったから。
「でも、ちょっと鬱陶しかった。」
「ふふっ! そこは言うんだ。」
「言う。だって本当にうろうろしてたんだもん。『仕事しなよ』って思った。」
「兄さんに今度言っておくね。」
「やめて。絶対気まずくなるから。」
また二人で笑い合う。
笑って、笑い終える頃には——胸の奥にあった重たいしこりが、少しだけ軽くなっていた。
◇
他愛もない話をしていると、時間は驚くほど早く過ぎていく。
窓から差し込む陽の色が、ゆっくりと温かな橙色へと溶けていく。
「あっ。」
アイシャは時計代わりに窓の外を見て、小さく声を漏らした。
「もうこんな時間……夕食の支度をしないと。」
名残惜しそうに立ち上がる。
もう少し話していたいと思う反面、長年の習慣で身体は自然と動いていた。
「じゃあ、私も手伝う!」
ノルンが勢いよく立ち上がる。
「今日はお姉ちゃんだからね!」
「……何それ。」
「いいじゃん。久しぶりに一緒にご飯作ろうよ。」
そう言われると、悪い気はしない。
けれど、アイシャは確認するようにリーリャへ視線を向けた。
(……どうしましょう?)
リーリャは娘の困り顔を受け止めると、小さく微笑んだ。
「今日は三人でやりましょうか。旅に出れば、しばらくこういう時間もありませんから。」
「わぁ!」
ノルンは子供のように喜んだ。
「やった! リーリャさんも公認!」
「公認って……。」
アイシャは思わず苦笑する。
「別に反対なんていたしませんよ。」
リーリャもくすりと笑った。
「ただ、一つだけ。」
「はい?」
「ノルン様。今日は味見とつまみ食いは『禁止』です。」
「うっ……。」
完全に見抜かれていた。
「……一回だけなら。」
「駄目です。」
「アイシャぁ……。」
「私を見ても駄目。」
「リーリャさん厳しい……っ。」
「当然です。」
三人の間に楽しげな笑い声が広がる。
そんな何気ないやり取りの全てが、アイシャにはたまらなく愛おしかった。
これまで毎日のように立っていた厨房。同じ場所、同じ人々、同じ作業。
それなのに、今日は初めて——『家族と一緒に夕食を作る』感覚だった。
三人で立つ厨房は、いつもよりずっと賑やかだ。
「お姉ちゃん、そこ違う。」
「えっ?」
「野菜はもう少し大きめ。」
「これくらい?」
「うん、それくらい。」
「よし!」
「お母さん、お鍋お願いします。」
「はいはい。」
リーリャはふたりの様子を見守りながら、手際よく火加減を調整していく。
母と娘ふたり。そんな光景は、この家ではほとんど見られなかったものだ。
楽しげな笑い声が廊下まで響く。すると——。
「……楽しそう。」
ひょこっと厨房を覗き込んだのは、シルフィだった。
「あっ、シルフィさん。」
「ごめんね、邪魔しちゃった?」
「いいえ。」
アイシャは首を振る。
「少し賑やかになっちゃって。」
その飾らない笑顔を見て、シルフィは少し目を丸くした。昨日までの重苦しい空気が嘘のようだった。
もちろん、全てが解決したわけではない。それでも、こうして笑えるようになった。それだけで十分だった。
「ねぇ。」
シルフィは穏やかに笑いかける。
「明日、旅立つんだよね。」
「はい。」
「だったらさ——今日くらいは、家族みんなでご飯を作らない?」
「え?」
「旅立つ前くらい、賑やかな思い出があってもいいと思うんだ。きっと子どもたちも喜ぶし。」
その温かな提案に、アイシャは思わずリーリャを見る。リーリャも優しく頷いた。
「素敵ですね。賛成です。」
「ですよね!」
シルフィは嬉しそうに笑う。
「じゃあ、私も手伝う!」
その声を聞きつけて、今度は廊下の向こうから別の声が響いた。
「……お料理ですか?」
ロキシーだった。
「皆さんで作るのでしたら、私も少しお手伝いしましょうか。」
少し遠慮がちにそう申し出る。
「もちろんです。」
リーリャが柔らかく応じた。
「ロキシー様のお力をお借りできれば助かります。」
「よ、よかった……。」
ロキシーはホッと胸を撫で下ろした。
その直後——。
「料理なら、アタシもやるわ!」
勢いよく厨房へ飛び込んできたのはエリスだった。
「エリス様。」
「アイシャ!」
エリスは腕を組み、ふんっと鼻を鳴らす。
「アンタが旅に出る前なんだから! 最後くらい皆で騒がしく飯作った方がいいに決まってるでしょ!」
そして、少しだけ照れくさそうに視線を逸らした。
「……元気そうで安心したわ。」
ぶっきらぼうな言い方だったけれど、そこに込められたまっすぐな優しさは痛いほど伝わってきた。
「……ありがとうございます。」
アイシャが微笑むと、エリスは照れ隠しのようにゴホンと咳払いをした。
「よ、よし! 何作るの!? 力仕事なら任せなさい!」
「エリス様。」
リーリャが苦笑する。
「まずは包丁を持つ前に、手を洗ってください。」
「あ! 忘れてたわ!」
勢いよく手を洗いに行くエリスを見て、厨房全体がドッと笑いに包まれた。
いつものグレイラット家。
けれど今日は——『旅立つ娘を送り出すための、家族全員の夕飯作り』。
そんな特別な時間が、静かに始まろうとしていた。
◇
厨房から聞こえてくる賑やかな笑い声に、ルーデウスの足は自然と止まった。
何事だろうと顔を覗かせる。
そこには——ノルンとアイシャが並んで野菜を切り、リーリャが鍋を見守り、シルフィが味見をし、ロキシーが正確に調味料を量り、エリスが大鍋を軽々と持ち上げていた。
「エリス様、それはまだです。」
「まだなの?」
「まだです。」
「わかったわ!」
「だから味見もしちゃ駄目です。」
「シルフィさん!」
「えへへ。」
「ロキシー様、それ違います!」
「えぇ!? またですか!?」
「あはは!」
笑い声が途絶えない。
誰かが失敗して、誰かが笑って、誰かが助ける。ただそれだけの光景。
それなのに、どうしてこれほどまでに眩しいのだろう。
(……綺麗だ。)
思わずそう思ってしまう。
厨房へ入ろうとしていた足が止まった。このあたたかな空間は、今は外から見守っていた方がいい。そんな気がした。
(俺も、もう三十か……。)
前世で三十四年。ここで三十年。合わせれば六十年以上生きてきたことになる。
そう思うと、ふと不思議な心地がした。
(前世でも……こんな光景、あったのかな。)
父さんがいて、母さんがいて、兄貴も、姉貴も、弟もいた。
自分だけが部屋に閉じこもって、扉の向こうで何があったのかを知ろうともしなかった。
もし、あの扉を開けて外に出ていたら。
もし、もう少しだけ勇気を出せていたら。
あの家でも、こんな風に笑い合って夕飯を作る日が、一日くらいはあったのかもしれない。
……もう分からない。確かめる術はない。あの人生は終わったのだから。
だからこそ、これは今の俺の人生だ。
俺が築いた家族。俺が出会った大切な人々。俺が命を懸けて守りたいと思えた居場所。
その真ん中で、アイシャが笑っている。
昨日まで泣いていた妹が、今はノルンと声を合わせて笑い合っている。
それだけで、胸がいっぱいになった。
(……よかった。)
心の底からそう思えた。
まだ何も解決したわけではない。旅はこれからだし、アルスの問題だって残っている。
けれど——この笑顔があるなら、きっと歩いていける。そう信じられた。
今、この場所には、前世で失ってしまったかもしれないかけがえのない日常が、確かに存在していた。
◇
その日の夕食は、いつも以上に賑やかだった。
そのまま料理を作り上げた女性陣は、その勢いのまま食卓でも笑い合っている。
シルフィが子どもたちへ料理を取り分け、ロキシーが照れながら皆に勧め、エリスが豪快に笑う。
そして、その輪の中心にはゼニスがいた。
話すことはできない。感情を言葉で伝えることもできない。
それでも皆は自然とゼニスを囲み、何かあるたびに話しかけ、笑いかけている。
ゼニスの表情が変わることはない。けれど——ほんの一瞬だけ、一緒に笑ったように見えた。
気のせいかもしれない。けれど、そう思いたかった。
子どもたちも大人につられるように、普段より騒がしい。行儀だって少し悪い。
いつもなら誰かが注意するところだが、今日だけは誰も咎めなかった。
ルーデウスはその光景を少し離れた場所から眺め、小さく微笑む。
(こんな日も、悪くないな。)
正しいことだけを積み重ねた毎日に、どれほどの価値があるのだろう。
人は失敗する。間違える。後悔する。それでも前を向いて生きていく。
俺の人生なんて、その繰り返しだった。前世でも、この世界でも、取り返しのつかない失敗を何度も重ねてきた。
だからこそ思う。毎日を「正しさ」だけで縛る必要はないのだと。
こんな風に笑って、少しくらい羽目を外して騒ぐ。そんな一日があってもいい。
いや、きっとそんな日があるからこそ、人はまた明日を頑張れるのだ。
夕食が終わり、子どもたちが眠そうに目を擦り始める。大人たちも片付けを済ませ、それぞれの部屋へ戻っていった。
そして最後の夜も——アイシャはリーリャの部屋を訪れた。
「……一緒に寝よ…お母さん。」
照れくさそうにそう言う娘へ、リーリャは何も言わず微笑み、布団をめくった。
ふたりだけの最後の夜。
布団へ潜り込みながら、アイシャは今日見た光景を静かに思い返していた。
ゼニスとリーリャ。
ふたりは今でも、深く深く互いを信頼しているように見えた。言葉は交わせなくとも、心で通じ合っている。
昔、話に聞いたことがあった。
父を誘惑し、自分を身籠ったリーリャ。全ての責任を背負い、一人で家を去る覚悟を決めていたこと。そしてゼニスは怒りながらも、リーリャが出ていくことを心から案じていたこと。
あの時、幼かったお兄ちゃんが間に入り、「悪いのはお父さんだ」と言って空気を変えた。
今なら分かる。あれは子どもゆえの無邪気さなどではない。誰も壊さないために、誰も失わないために、あえて『子ども』として振る舞ってくれたのだと。
だからこそ、お母さんはルーデウスへ絶対の忠誠を誓った。
けれど、そんな複雑な感情がすぐに消えるはずもないのだ。
今の私がそうだ。
アルスを好きだという気持ちは、旅に出ると決めても消えはしなかった。
苦しい。迷う。それでも歩いていく。
きっとリーリャも、ゼニスも、そうやって長い時間を積み重ねてきたのだろう。だからこそ、今のふたりがある。
(……あれは、何なんだろう。)
許しなのか、信頼なのか、家族なのか——それとも『愛』と呼ぶべきものなのか。
まだ分からない。私はまだ、その答えを持っていない。
けれど今日、初めて思ったのだ。
目に見えないものでも、言葉にならないものでも、確かにそこにある想いがあるのだと。
それは今までの私が、見ようとさえしなかったものだった。
もしゼニス様が話せたなら、どんな顔で笑っていたのだろう。
明るく元気だったというゼニス様と、静かなお母さん。ふたりで笑い合う姿を、少しだけ想像してしまう。
そして、その想像の中心には——幸せそうに笑う母・リーリャの顔があった。
その笑顔を胸に浮かべながら、アイシャは母の温もりに身を寄せ、最後の夜を静かに迎えた。
◇
静かな夜だった。
話したいことは山ほどあった。話し始めれば、きっと朝まで止まらない。
けれど今は、何も話さなくてよかった。
髪を梳く優しい手。胸へ顔を埋めれば、あたたかい母の匂いがする。
ドク、ドク、と規則正しい鼓動が聞こえる。生まれた時から知っていたはずの音。
その全てを失くしてしまわないように、アイシャはもう一度深く身を寄せ、小さく腕に力を込めた。
リーリャも何も言わない。ただ娘の髪を愛おしそうに撫で続ける。
言葉はいらなかった。ふたりとも、明日からはしばらく会えなくなることを分かっているから。
(……別れの日。)
その言葉が頭を過ぎっただけで、胸がキュッと締め付けられる。
明日はどんな顔をするのだろう。笑って送り出せるのだろうか。それとも泣いてしまうのだろうか。
そう考えた途端——。
「……行きたくない。」
そんな弱音が、喉元まで込み上げてきた。
約束した。自分で決めたのだ。答えを探す旅に出ると。
なのに、その決意がこんなにも簡単に揺らいでしまう。
(私って……弱かったんだ。)
今になって、ようやく気付く。
人より少し器用で、勉強も仕事も大抵のことはやればできた。だからそれが当たり前で、できない人を見ては「どうしてだろう」と不思議に思っていた。そんな自分を、どこか誇らしくも思っていた。
でも——本当に欲しかったものは、もっと当たり前のことだったのかもしれない。
母と笑い合って、家族と食卓を囲んで、「行ってきます」「いってらっしゃい」と言い合うありふれた毎日。
失うと分かって初めて、そのかけがえのなさを知る。
たった数日前まで、アルスを連れて逃げるつもりだった。家族を捨てる覚悟も本気だった。
お兄ちゃんにも、お母さんにも、もう二度と会えなくなっても構わない——あの時は本気でそう思っていた。
けれど、落ち着いて考えてしまえば、怖くてたまらない。
一生会えないなんて、そんな覚悟は最初からなかったのだ。
アルスだけを見ていればいい、他には何もいらないと思った気持ちも嘘ではない。
けれど一度家族へ目を向けてしまえば、もう見えないフリなんてできなかった。
もし、あのまま逃げていたら——お母さんはどんな顔をしただろう。
きっと、また自分を責めるはずだ。私が悪いのに、「私の育て方が悪かった」と言って、たった一人で抱え込んでしまう。二度と笑えなくなってしまうかもしれない。
考えたくもないことがある。
『生まなければよかった』
もしこの言葉を本気にさせてしまったら、お母さんも私も、致命的な何かが終わってしまう気がする。それが何なのかは分からないけれど、言われたら悲しくて、苦しくて、怖くて、絶望してしまう。
私は、お母さんを楽にしてあげたかった。幸せにしてあげたかった。役に立ちたかった。
それなのに……たった一つの激しい感情で、全部を壊そうとしていたのだ。
考えれば考えるほど、恐ろしい。
だから私は、アルスの無垢な「愛してる」に溺れていたのだ。
そうしていれば考えなくて済むから。苦しまなくて済むから。答えを出さずに済むから。
胸が苦しくて、涙があふれそうになる。
その涙を隠すように、アイシャはもう一度母の胸へ深く顔を埋めた。
何も言わず、ただこの温もりだけは失いたくないと祈りながら。
◇
リーリャは何も言わなかった。
胸へ顔を埋め、小さく肩を震わせる娘の背中を、ただ優しく撫で続ける。
言葉など要らなかった。今のアイシャを見ていれば、何を恐れているのかくらい痛いほど分かるから。
(……私も、そうでした。)
あの日。「全ての責任は私にあります。だから家を出ます」と言った。
もちろん嘘ではなかった。申し訳なかった。奥様を裏切ってしまった。その謝罪の気持ちは本物だった。
けれど——それだけだったかと問われれば、今なら言い切れない。
責められたくなかったのだ。罰せられるのが怖かった。
だから自分から罰を受けるような顔をして、「家を出ます」と口にした。
そうすれば、責められる前に逃げ切れると思ったから。
もし本当に誠意だけだったなら、奥様に全てを叱られ、責められ、それを受け止めた上で去るべきだったのだ。
私は、逃げたのだ。
打算で動いたつもりはない。けれど結果だけを見れば、責任を取ると言いながら責任から逃げようとしていた。
実際、その言葉で奥様をどれほど苦しめただろう。身重の私を追い出すという残酷な選択を迫ってしまった。
自分がどういうつもりだったかではない。相手にどう受け取られたか——それもまた、私が背負うべき責任だった。
(この子は……私と同じです。)
悪いと思っている。申し訳ないと思っている。だからこそ、自分から全てを背負い込み、逃げ道を作ろうとしてしまう。
責められる前に、自分で自分を罰してしまう。
それが楽だからではない。怖いからだ。傷つくのが、怖いから。
……本当に、私の娘だ。
だからこそ。あの時、ルーデウス様や奥様が私へ手を差し伸べてくださったように、この子にも優しく声をかけてくれる人々が現れてくれた。
私は本来、その役目を果たすべき母であったはずだ。けれど私は、娘に「役目」ばかりを与えてきてしまった。
それでも——せめて今だけは、母として願わせてください。
どうか、この子の旅路が悲しみよりも笑顔の多いものでありますように。
帰ってくる時には、胸を張って。
『ただいま、お母さん』
そう笑ってくれますように、と。
ちょっと長くなりましたが旅立ち前夜、傭兵団等の別れは軽くにしようかなと家族との別れがアイシャにとって重要な重みだったのを理解させて、人との別れってこういうものだと人を軽んじなくなるみたいな。出会いがあれば別れもある軽くてもいいんですがそれは経験を積んだ人間だからできることなのかなと。経験なくやるのは軽んじてる軽くではなくて想ってない見てないとか、そういうニュアンスなのだと思ってますね
同じような気持ちの吐露があるように感じてくどいかもしれませんが所詮は人間綺麗に物事を進めることはそうないので、わざとらしく同じような気持ちのグルグル感をとやってみました。
特にアイシャは内面はただの子どもでリーリャは自分を責めたりこの程度と自分のことを蔑ろにする節があるのでくどい感じが似合うかなと母と娘だし。
今悩んでるのはナーグですね、彼を転移者にするのかそのままにするかです。どちらでもいいように記憶がないとしたように見えるかもしれませんが、記憶がないけど人の為に生きるのが役割、なんなのかわからないけど大事な事だからと彼もわからない気持ちを抱えながらアイシャと旅をするみたいな。
導かせ手がしっかりしすぎていたらアイシャを旅させる意味がなくなりますからね、ある程度雑な部分があるのが味かなと思ってます