エモいぜ、これは!   作:LEIKUN0227

12 / 13
一応ゲーム版基礎のリマジ世界設定です。
あと日付設定ミスって昨日投稿予定を2030年に設定してました。


エモーション

 

 

 

 

─────

 

その姿は見えはしなかったが、何も無い所から感じ取れる負の感情、憎しみや悲しみを感じ取る事は出来た。

と言ってもエモルギア達の手伝いあってのものだが。

 

その感情が載った何かが大元から離れていくのを感じた俺は攻撃だと仮定し、即座に撃って出た。

 

善救「ヒソオ、しっかり捉えててくれよ。」

 

『エモ!』

 

そうして今に至るという訳だ。

 

善救「誰だか分からないが、子供に手を出すとは感心しないな。」

 

何かの負の感情が更に強くなった。

何かとヒソオは親和性が高いのか、その何かの悲壮的な感情を上手く引き出せているおかげで何とかエモルギー反応から位置を割り出せている。

実態の無い"幽霊"と戦っているような気分だ。

 

「ギャバン…インフィニティ…」

 

善救「大丈夫か少年?」

 

「は、はい!大丈夫です!」

 

善救「とりあえず現状を把握したいんだが良いか?」

 

「は、はい─うわぁあ!!?」

 

善救「っと、その前に。」

 

『エモーショナルバースト!』

 

善救「そこに転がってる何か2つを回収してくれ。」

 

再び感情の乗った何かが飛んできたので、再びエモーショナルバーストで撃ち落とす。衝突した瞬間に再び起こる突風を受けながら、見えない何か2つを回収したであろう少年を抱き抱える。

 

善救「1時離脱する!来い!コスモギャバリオン!」

 

「え?えええええーーーーッ!!!?」

 

─────

 

そうして負の感情を放つ何かから逃走という名の1時離脱を果たした俺は少年の話を聞く事に。

 

善救「"ケータ"、"天野景太"か、良い名前だな。」

 

ケータ「あ、ありがとうございます?」

 

善救「早速本題に移るんだが…さっき対峙してたあの紫色のモヤ…まぁ多分そっちは"見えてる"であろうヤツは一体何だ?」

 

ケータ「見えてる…?って事は…お兄さんは"妖怪"が見えてないの!?」

 

善救「あぁ、全く…という訳では無いが"妖怪"は見えてないな。」

 

ケータ「けどなんで紫色のモヤ?として見えるの?」

 

善救「俺はこのエモルギア…まぁ自立行動出来る上に最悪1個でも世界を支配出来るようなコイツ「えええええーーー!!!」、驚くのも無理は無いな。」

 

善救「俺はコイツのエモルギー…分かりやすく言うとエネルギーだな。これを周辺に撒き散らし、そのエモルギーが影響を与えた所が丁度紫色のモヤに見えてた感じだな。ぶっちゃけるとぶっつけ本番だった。」

 

ケータ「って事は、このジバニャンとウィスパーも見えてないの?」

 

善救「まぁそうなる、さっきの紫色のモヤと違って、こっちは正の感情が強いのか、黄色に見えてるな。」

 

先程から少し時間が経っているからか、片方は地面に寝転び、もう片方はふよふよと空中を漂っている。

 

ケータ「それであのウバウネの攻撃を2回も防いだの!?」

 

善救「なんか奪いそうな名前してんなソイツ。というかさっきのやっぱ攻撃だったんだな。」

 

ケータ「攻撃かどうも分かってなかった…!」

 

善救「見えたらもっと楽に倒せるんだがな…」

 

ケータ「…!ならこの"ビー玉"でこれ見てみて!」

 

善救「ビー玉…?……お、見えた。」

 

ウィスパー『そんなあっさり!?』

 

真っ先に見えた紫唇の妖怪…推定ウィスパーを指差すと、

推定ウィスパーは『ドッカッコー!?』と変な声を出しながらムンクの叫びをする。

 

ケータ「お、驚かないんですね。」

 

言葉端に困惑を滲ませながら頬を掻くケータ。

怪人や怪獣と遭遇しまくってるのでもう慣れたというか、

それよりもマシだから驚かなかったというか。

 

善救「ほぼ毎日何かしら超常の類とか、怪人とかと遭遇してるからな、慣れた。」

 

ウィスパー『いや慣れたて…』

 

ジバニャン『既に歴戦の勇者感が漂ってるニャン。』

 

善救「んで、そっちの幽霊っぽいのがウィスパー、猫っぽいのがジバニャンで合ってるか?」

 

ウィスパー『大正解でウィス!!』

 

ジバニャン『まぁ名前から消去法的に分かるニャンね。』

 

諸々の自己紹介を終えた所で、本題を切り出す事にする。

 

善救「さて、本題に入るが、そのウバウネってヤツのせいでこの世界がこうなってるんだな?」

 

ケータ「うん…"60年前、過去に遡ってた"時に─」

 

善救「うん─うん?60年前に遡ってた????」

 

ケータ「うん、この世界に変わったのは、その60年前でウバウネが─」

 

善救「タイムマシーンみたいなのがこの世界にあんの???」

 

嘘だろドラえもんのタイムマシンなりタイムふろしきを当てにしてたら別のとこから急角度で出てきたんだが。

 

ケータ「タイムマシンとはまた違うんだけど…俺のトモダチに"うんがい三面鏡"って妖怪がいて、時空を越える事が出来るんだ…!過去にも未来にも!……けど」

 

少し間を置いた後、ケータは嫌な事を思い出したかのような、少し辛さを押し殺した様な表情をした後、続きを話し始める。

 

─────

 

──少し前、ケータサイド──

 

ケータ達は浮遊霊の猫妖怪、"フユニャン"が所持していた"マキモド石"により、60年前に訪れていた。

 

過去のフユニャンのトモダチを助ける為に訪れたケータ達は今現在古典妖怪と呼ばれる彼等の石化を解くために現代を行き来したり、"キン・ギン"と呼ばれるウバウネの部下的存在を倒したりと、トントン拍子に事は進んで行った。

 

ただ1つ誤算があったとするなら……

 

フユニャン『クッ…最後のマキモド石がッ!!』

 

ケータ「何あの纏ってるの!?」

 

ウィスパー『まるでスゥーパァーな人になってるでウィス!』

 

ジバニャン『どんどん大きくなってくニャン!!』

 

『エモォ…─』

 

この世界には本来存在しない、

感情で力が増幅されるネガエモルギアが流れ着いていた事だろう。

 

ネガエモルギアの力で増幅された力で"鳥の様な姿に変化したウバウネ"へと変貌を遂げたウバウネはケータ達と戦った。

 

ケータ「"ケイゾウ"!このままじゃ…!」

 

ケイゾウ「…少年ビート…!」

 

ケータ「え?わわっ!?」

 

ケータ「!これは…妖怪ウォッチ…?」

 

ケイゾウ「…完成させたウォッチだ。それを持って逃げろ。」

 

ケータ「!オレもまだ戦え「このままじゃ勝てない!」…!」

 

ケイゾウ「うんがい三面鏡、頼んだぞ。」

 

ケータ「待ってケイゾウ!ケイゾウおじいちゃん!!!」

 

当時、敗北を悟ったケイゾウは、ウバウネと対峙する少し前に完成させていたという"妖怪ウォッチ 零式"を少年ビートと呼び、唯一の仲間という関係だったケータに託し、

うんがい三面鏡によって未来に戻された…だがしかし、

過去が変わった事で現代の世界はウバウネによって支配された世界になっていたという。

 

自分達を未来へと送ってくれたうんがい三面鏡は、

あの後ケイゾウと共に戦ったのか定かではないが、

表面が苔に覆われ、殆ど原型を留めていない石像の姿へと変わっていたという。

 

─────

 

善救「─それでうんがい三面鏡は…ウバウネにやられて粉々の石像になってた……か。そんな都合良い展開は来なかったって事か。」

 

ケータ「うん……過去に戻れるマキモド石も無くなっちゃったし…」

 

善救「……そうか。」

 

どうやらうんがい三面鏡と呼ばれる存在は既に石化…ここでも石化か、して、マキモド石という同じく時空を越える事が出来る石(過去限定)も無い事で過去改変が出来ないという状況らしい。

うんがい三面鏡が石化している状況であった為、

元に戻す為のセキカナオールという掛けるだけで石化が解ける物を振りかけようとしたらしいが、殆ど砕けている以上、戻した瞬間、妖怪とて何が起きるか分からないらしく、

とりあえず欠片も合わせて全て持ってはいるらしいが解くかどうかで迷って四苦八苦していたらしい。

 

善救「なるほどな…そんな君達に提案なんだが…」

 

ウィスパー『提案ってなんでウィス?』

 

善救「俺は今、過去に戻れる方法、それと、壊れた物を完全に修復する方法、この2つの方法を探している。君達も来ないか?」

 

ケータ「え?」

 

─────

 




妖怪ウォッチ2覇道が発表されたのでと書いてる途中で過去未来行けるうんがい三面鏡いたの忘れてて仕方なく他古典妖怪と共に石化してもらう事になりました。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。