まぁそんな単調な話にしたらすぐに終わるし書きたい事書けないのでオリ主の記憶力を常人にしてます。
あと、登場するキャラや設定等ははリ・イマジネーションとして本家や原作の設定とは異なる場合がございます。
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あれから数日経過。思いのほか上手くいった…まぁ殆どは呼んできた原発元作業員や石化復活液で復活させた電力系の作業員、あとは天然繊維や石油の関係者、牛豚鶏等をひっくるめた家畜の生産者達や知力兼石化復活液生産を兼ねている千空の助けがあってだが。
僅か5日、長いようで短いタイムリミットで生活インフラを一部地域のみだが修復する事が出来た。
問題は山積みな上、石化復活液を生産スピードを上げるべく、石化復活液を作れる人材を増やす事になった。
というかもう既に2人作れるようになっている。
まず1人目は千空。その次に千空の手伝いをしまくってく内に石化復活液を作れるようになろうという事で作らされる事になったけど比率調整を失敗を重ねて遂に作れるようになった大樹と杠と呼ばれる元縫製をやってたらしい千空と大樹と同級生らしい少女。
これで一気に生産量爆上げ!これから石化復活液を全世界の主要都市に!と言った所で問題が1つ発生した。
復活させた人が裏切ったとかそういう話じゃなく、
人によるけど人の手に渡ったら人を殺しうるかもしれないレベルの話だ。
それが何なのか、それは……エモルギア、
それも5体もポケットから居なくなっていたのだ。
ここ数日全世界を飛び回って腐るよりも早く食べてしまおう理論で食料品を石化復活者に届けたり石化復活液で人を復活させたりと色々あって忙しく、居なくなっていた事に全くと言って良い程気が付かなかった。
これまたオリジナルのエモルギアであるイサマシーというエモルギアを使おうとしてそこでようやく事態が発覚し、
心当たりのある次元に飛び回っている所である。
この前渡った荒廃地球のある宇宙とか電子生命体となった人が作り替えた地球のある宇宙とか色々回ったが、見つかったのは2つのみ。
自分の地球にはいないことは確認済みだし…
と、悩んでいた所、異常なエネルギーの波─ネガティブ波動─がある並行宇宙で確認された。
ネガティブ波動というのは今手にしているエモルギアが持つエモルギーと反応すると最悪の最悪、複数の宇宙が崩壊するかもしれない危険性を孕んだ波動、人々の負の感情から出来るものだ。
そのネガティブ波動というのはそうそう現れるものでは無いが、人為的の場合、それは簡単に起こせる。
エモルギアにネガティブ波動を浴びせ続けたりすると、それはネガエモルギアと呼ばれる存在に変わる。
ネガエモルギアは通常エモルギアより何倍もネガティブ波動を吸収し、更にはそのネガティブ波動を周囲に撒き散らす害悪道具へと変貌するのだ。
しかもそれが悪化すると世界を崩壊に招いたりするのだから笑えない。
という事で急遽ネガティブ波動が確認された次元に旅立つ事に。何度も予定がコロコロ変わりまくって頭がパンクしそうだが、想定外とはそういうものだと割り切る事にしてその地球に。
そこは自分のいた世界と3700年の
時を得て石化から復活した別の千空の世界とはまた別のドクターストーンワールドだった。
建造物が植物に覆われ、幾つかの建物は倒壊し、
石化した人類からどんな世界なのかは容易に想像出来た。
ただ1つ、その2つの世界と違う点を挙げるとするなら……
『ギャルルルルルッ!!』
『アオーーーンッ!』
『ディアッ!!』
ウルトラ星人…今はウルトラマンか。
ウルトラマンが同じ宇宙からやって来たと思われる怪獣と戦う戦場と化している点だろうか。
ウルトラマン達が戦っている場所は東京スクランブル、特に人が行き交う場所にはそれはそれは沢山の石像があった。
自分の地球がそうだったのだから、類似した世界であるここもスクランブル交差点には沢山の人がいただろう。
だが、ウルトラマン達の足元には無惨にも踏み荒らされたアスファルトと崩れた瓦礫…それと、沢山の石片。
あぁそうだ。人間の石像だったものだ。
中には形が丸々残ってるものもある。
その殆どは一般人だろうから意識を手放しているだろうが、
元は人間だった石像。
それを怪獣は無惨にも踏み荒らし、ウルトラマンは知っていてかそれとも無自覚なのか、どうにか踏まないようにしながら怪獣と奮闘をしていた。
もしかしたら人を知ってて人の形をした石像を踏み砕くのに抵抗があるのかもしれないし、もしかしたら中身は人間であると見抜いてて壊さないように戦っているのもしれない。
そうだろうとそうでなかろうと、俺は次にどうするか決めていた。
『ゲキドー─チャージ!』
善救「蒸着!」
『蒸着、それはギャバンシステム発動のコマンドだ。では、蒸着プロセスを、もう一度見てみよう。』
『蒸着コマンドを受けて臨界点を越えたエモルギーがトリガー内に凝縮されたギャバリオン粒子と融合。僅か1ミリ秒でコンバットスーツへと投射形成され、蒸着を完了するのだ。』
『ゲキドー!』
『アクティベート!』
ギャバンインフィニティへと蒸着を果たした俺は即座にコスモギャバリオンを発進させる。
『コスモギャバリオン!発進!』
善救「強襲モード、変形!」
『ジマンゲーダー、GC-R!』
コスモギャバリオンは可変機構を備えた宇宙船、
宇宙船から人型モードに移行する事が可能だ。
変形し、人型モードへと姿を変えた俺は苦戦していたウルトラマンに襲いかかろうとしていた怪獣2体を纏めて足で蹴り飛ばし、出来る限り石像が少ない、あるいは既に踏み抜かれた地面へと降り立つ。
『デアッ!?』
ウルトラマンは突如として降って湧いてきた人型ロボットに驚いている。
が、1度頷き、怪獣に視線を戻し、左腕─コクピット兼エネルギー放出口…要は銃口がある。を構えて2度3度撃てばすぐに我に帰って腰を低くし戦闘態勢をとる。
先程からウルトラマンと言っているが、初期のウルトラマンでは無い。見た目からウルトラマン系の奴だからウルトラマンと大雑把に言っているだけだ。
だから戦法等はまるっきし違う。
『デアッ!』
右手を刃物のように見立て、というかエネルギーを局所的に放出して武器のようにしている。ウルトラマンは走り出す。
そして……たった今纏った刃状のエネルギーを投げナイフのように投擲し、片方の怪獣の頭に直撃させた。
怪獣の頭はそこからバックリと割れ、
緑色の血が、まるで水を含んだ雑巾を絞った時の様に身体を伝って地面に流れ落ちていく。
初代のウルトラマンの八つ裂き光線に引けを取らないそのグロさに思わず操作する手が止まる。
クトゥルフ神話TRPGとかだとSAN値減るよ?
そうじゃないから減らないけど気が滅入るわ。
とにかく自分も追撃だ。
ギャバリオントリガーを使用して放つ必殺技を放つ。
通常はそのままギャバリオントリガーから発射するのだが、
コスモギャバリオン搭乗時に限り、
コスモギャバリオンの銃口から発射される。
『エモーショナルバースト!』
善救「喰らえッ!」
トリガーを引き、残った怪獣を撃ち抜き、爆散。
爆炎と爆風により周囲の石片や瓦礫が巻き上げられ、
爆風と共に飛び散る事になった。
あのレベルまで散らかってしまった石片を石像にするのは殆ど不可能だろう。今は生きてはいないとはいえ、人間である事に変わりない。
手を合わせ、名も知らない石化した人達に黙祷を捧げるのであった。
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少しして、ウルトラマンは空に帰って行った。
カラータイマーが途中でなり始めていたから薄々察していたが、やっぱり帰って行った。
辺りは爆炎の残りカスとしてスクランブル交差点を侵食していた植物がパチパチと音を鳴らして燃える場所へと変わり果てた。
左腕を操縦して下ろし、人型から宇宙船へと再度変形し、その場から飛び立つ事にした。
あのウルトラマンに気を取られていたが、実はと言うと、
ネガティブ波動が発せられたのはこの日本からでは無い。
ここから約2500kmほど離れた地点…小笠原諸島周辺から発せられた。
次回千空の父親白夜達登場!?