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──???視点──
俺達人類は、再び窮地に陥っていた。
約5年前に地球で起きた緑色の光。
それにより、宇宙ステーションにいた俺達6人を除いて人類は石化した。
5年前にこの無人島に辿り着いて、
俺はいつか来るであろうその日に向けて、様々な事を行ってきた。
千空は…息子は必ず起きてきてこの石化を解明して人類を救ってみせる。その思いだけで。
『ギャーーー!』
1年前からソレ等は現れた。いや、もしかしたら数年前から既に居たのかもしれない。
ソレ等はゴジラのように二足歩行で海を渡るのもいれば、
魚のように海に潜るものもいる。
翼を広げ、我が物顔で飛ぶのもいれば、
それを餌として襲うのも居た。
名前は決まっていないが、大雑把にソレを分かりやすく言うとするなら怪獣。石化の次に起きた超常現象は怪獣だった。
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コスモギャバリオンでやや高度高めに飛行しながら目的地に向かっていれば、ネガティブ波動が発せられたと思わしき場所を見つけた。
善救「島か。」
場所は小笠原諸島からやや南にある島か。
遠目から見てもかなり大きめの島だ。
ネガティブ波動はここから出たに違いないだろう。
着陸態勢を整え、ゆったりとしたスピードでコスモギャバリオンを島へと着陸させる。
降りて早々だが、ひとつ気付いた事というか、思い出した事がある。
島の形、それと小笠原諸島付近の島といえば、だ。
3700年後のストーンワールドにおいて宝島と呼ばれる物語に深く関わっていた島が小笠原諸島付近にあった。
ここが恐らくそうなのだろう。
と言うことはここには間違いなく人が居そうだ。
コスモギャバリオンに左手を翳しながら念じ、
光を放ちながら霧散し始めたコスモギャバリオンを背に、
俺は島の探索をする事にした。
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しばらく歩き始めた所で丘のような場所に到着。
ここまで徒歩だったので流石に疲れていたので休憩を挟む事に。
ダニとかいるかもしれないのでちゃんと足先まで肌が露出しない服を着用しているからとても暑い。
マスクを外し、フードを下ろせば比較的涼しい風が頬を撫でた。
善救「空から人がいる所を探した方が早かったかこれ…」
丘の上から見渡して見ているが、それらしき文明の後は見当たらない。もしかしたら森に隠れるように住居を構えているのかもしれない。
善救「一旦コスモギャバリオンに乗るか─なんだ?」
言い終えた頃、自身が乗っていた丘が揺れ始める。
いや、それどころかこの島全体、地面が揺れているようだ。
地震かと思った次の瞬間。
『ギャーーー!!』
遠くに見える海が割れ、
そこから水しぶきを大きく上げながら怪獣が姿を表した。
カジキのように鋭く伸びた鼻はドリルの形状をしている。
その姿は胴体こそ魚の様な形状をしているが、
4足歩行で常に赤子のようにハイハイをして移動している。
確か初代ウルトラマンに出てきた怪獣だった筈だ。
名前は確か…グビラか。
善救「何をしてるんだアイツは?─何かを追い掛けてるのか?」
遠目からだった為、怪獣の動きから察するしかないのだが、
その動きは何かを負っているような動きをしていた。
もしかしたらそこに探していたネガティブ波動を発したエモルギアを持っている存在がいるのかもしれない。
善救「行くか。来い!コスモギャバリオン!」
コスモギャバリオンを呼び出す。
光を放ち、流星のように降って現れたコスモギャバリオンに搭乗し、低空飛行で怪獣グビラの元へと突撃した─