エモいぜ、これは!   作:LEIKUN0227

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再び現れる。

─────

 

「くっ!」

 

「こっちに走って!ヤコフ!」

 

『ギャーーーー!!』

 

怪獣、ウルトラマンにでも出てきそうなフォルムをした怪獣が海から現れた。

 

目的は俺達だろう。その証拠に、海に上がってきたヤコフが搭乗していたイカダを執念深く踏み壊している。

怪獣のドリルの様な角が散々踏み潰し、見る影もないイカダの残骸を突き、回転させてバラバラにしてしまった。

どうやらあの怪獣は海への行ける足を真っ先に潰しに掛かったようだ。

 

「リリアン!ヤコフを連れて森に走れ!」

 

リリアン「百夜はどうするの!?」

 

ヤコフは怪獣に不意に襲われたからか、

左足首を捻挫をしてしまっている。

幸いリリアンが肩を貸してこっちまで逃げてきたお陰でそれ以外の傷は無いようだ。

 

百夜「俺が奴の気を引く。その間に森の奥に逃げろ!」

 

ヤコフ「無茶だ!」

 

百夜「誰かが奴の気を引かなけりゃ共倒れだ!やるしかねぇ!」

 

ヤコフ「だったら俺がやる!」

 

百夜「お前こそ無茶するんじゃねぇ!」

 

『ギャー!!』

 

百夜「!来るぞ!皆逃げろ!」

 

鼻先のドリルを回転させ、此方に突進してくる怪獣。

ヤコフはリリアンに引き摺られ、何とか森の中に入っていく。

 

百夜「良かった。行ったみたいだな……さて…」

 

俺は踵を返して脱兎のごとく走り出した。

逃走に役立つ道具は周りには無い。

海に逃げようにもイカダは壊されたし、

そのイカダを使ったとしてもあの巨体の怪獣を振り切る事は無理だったろうしな。

 

怪獣は1歩1歩はそこまでだが、

巨体なおかげでその1歩の幅がデケェ!

時期に追いつかれるだろうな…

 

百夜「こんな時、怪獣ぶっ倒せる超兵器がありゃあなぁ!!」

 

そう泣き言を口走りながら逃げていた。その時。

 

『ジマンゲーダー、GC-R!』

 

『グギャーーーー!?』

 

後ろで突如として鳴り響いた謎の合成音声と衝突音、

そして怪獣の悲鳴に、俺は足を止めざるをえなかった。

 

百夜「なぁ…!?あれは…ロボット…?」

 

二つの足で地面に降り立ち、銃らしき部位を怪獣に向けている現代文明で未だに作れていない巨大ロボット。

それがアニメのようにガシャガシャと動き、

俺を守るようにして立っていた。

 

─────

 

善救「ふぅ間に合った。やっぱりいたか。千空の父親、石神百夜が。」

 

突然の乱入者(俺)に吹き飛ばされた怪獣グビラは派手に吹き飛ばされ、陸地で仰向けになったからか起き上がれずに藻掻いている。

 

善救「ドリルにはドリルだな。来い!ギャバリオンドリル!」

 

『ギャバリオンドリル!アクティベート!』

 

右手を翳す事で虚空からギャバリオンドリルが出現し、

コスモギャバリオンの隣に並ぶ。

 

善救「ドッキング開始!」

 

ギャバリオントリガーにエモルギアを装填し、

トリガーを引いて接続を開始する。

 

右腕にギャバリオンドリルが接続され、胸には追加装甲。

頭部を担っていた小型宇宙船が分離し、

代わりにギャバリオンドリルに接続されていたヘッドが装着される。

 

『シリタインダー!WK-Ⅱ!』

 

部位装着だが、先程のシンプルだった見た目に黄色が追加された事で一気に作業機のような印象を与える姿へと変わった。

 

『アクティベート!』

 

右腕のドリルを回転させ、グビラの元へ駆ける。

そしてそのまま……

 

─────

 

百夜「異世界から来ただって!?」

 

善救「あぁ、ここにネガティブ波動…あー分かりやすく言うと異常なエネルギーの波を観測してな、飛んできたんだ。」

 

百夜「なるほどなぁ。怪獣の次は異世界から来訪した異世界人かぁ。…どうなってんだよマジで…」

 

善救「ご愁傷さまです。代わりに本島まで送っていきますんで「本当か!?」は、はい。この逃げ場の無い島に滞在する理由がので多分不時着でもしたんでしょうこの感じは。」

 

百夜「ちょっ、ちょっと他の奴らを呼んでくる!」

 

─────

 

という訳で現在5年程経過しまくってる日本に向けて出発中である。

因みに自分の世界の情報として石化復活液について教えたりしたら思わず千空を重ねてしまうような目で作り方を教えてくれと言われたので教えた訳で。

 

百夜「7対3って事は比率調整が難しいな…こうすればイケるか?」

 

俺の背後で宇宙船内に置いていた石化復活液の成分表と睨めっこしながら比率調整について独り言を呟きながらメモを書き連ねていく百夜さん。

 

その姿は千空と似た雰囲気を纏っていて、

血は繋がって無くても子は親に似るものかと感慨深い気持ちに浸りながら飛行を続ける。

 

このギャバリオン自体、かなりの速度で動ける為、

数分もせずに本島に到着した…のだが。

 

日本が────焦土と化していた。

 

陸地は黒く染まり、おびただしい数の黒煙が上がり、

その凄惨さを物語っている。

そしてその中心にいるのは…─

 

左手に鎌を持ち、魚を真ん中から引き裂いたような歪な姿をした両膝に目を持つ単眼怪獣がいた。

 

 




最後に出てきたのはウルトラマンガイアに出てくるカイザードビシ(オリチャー入ってるver)です。既に地球に何体も飛来して全部の土地を焦土にしてます。
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